12:本当にあった怖い名無し:2007/07/21(土) 09:28:21 ID:H8x7IPVC0
プチ後味悪話で、郷里の昔話。

江戸時代になかなか強い相撲取りがいて、殿様がパトロンになっていた。
ある夏の日、その相撲取りがパトロンである殿様が乗った駕籠を担いでいると、
殿様が「暑い暑い」とぼやく。
相撲取りはひょいと駕籠を橋の欄干から川に突き出し
「これで涼しくなったでしょう」と言った。

相撲取りは打ち首になったが、死の間際に
「今後この国に強い相撲取りが出ないよう呪ってやる」と叫んだ。

何が後味悪いって、今でも幕内にほとんど郷土出身力士がいないんだ…
kらう

25: 本当にあった怖い名無し:2007/07/21(土) 17:15:14 ID:XocCNorY0
>>12
郷土がどこか気になるなw
俺の地元出身力士も幕内に一人しかいないんだが



13:
本当にあった怖い名無し:2007/07/21(土) 11:11:08 ID:VdjGXYr50
なんで突然殿様をうっちゃったんだw
そして何故呪う?

なんか、巨体で純朴なバカをイメージしてしまう



15:
本当にあった怖い名無し:2007/07/21(土) 11:21:20 ID:FIKyw+Yy0
>>13
川に投げ込んだんじゃなくて、
「落とすぞーほれほれ」って感じで宙ぶらりんにしたんでは。
「(肝が冷えて)涼しくなったでしょ」という、冗談。
当然やった相手が間違ってる。



14:
本当にあった怖い名無し:2007/07/21(土) 11:18:30 ID:4KCGExM10
小学生の頃、よく友達と一緒に近くの海で遊んでいた。
小4の夏、近所に軽い知的障害のある兄ちゃんが引っ越してきた。
兄ちゃんは中学生だったけど、体は大人なみに大きくて強そうで、
でも頭のほうは僕らと大して違わなくて、ときどき一緒に遊んでいた。

高学年や中学生は兄ちゃんをいじめたりからかったりしていたけど、僕らは兄ちゃんが好きだった。
優しかったし、力が強いからダイナミックな遊びができておもしろかったから。
ある日友達と僕と兄ちゃんで、遠泳勝負をすることにした。

もちろん何度やっても兄ちゃんが圧倒的に勝ってしまう。兄ちゃんがあんまり
得意げに何度も勝負をもちかけてくるものだから、僕らも少しうんざりした。
それで、いつもは遠くに行くと危ないから海辺をまわるように泳いでいたけど、
ちょっとしたいたずら心で「夕日に向かって泳ごう」と誘った。

それで、僕らだけすぐに引き返して、兄ちゃんが気づいたら笑ってやろうと思った。
そのとおりにして、僕らは途中で止まり、兄ちゃんが泳いでいくのを見ていた。
でも思っていたのと違って、兄ちゃんは全然こっちを振り向きもしなかった。
どこまでもどこまでも泳いでいく兄ちゃん。あんまり速くてあっというまに
黒い影になってしまった。

大声で呼んで、追いつこうと泳いだけど全然無理だった。
あきらめて浜に戻って、兄ちゃんが帰ってくるのを待ったけど、いつまでたっても戻ってこなかった。
僕らだったら、疲れたら途中で引き返すだろう。でも兄ちゃんは、いつだって
疲れるってことを知らない人だった。

僕らは親達に血が出るほどぶん殴られ、大人たちは兄ちゃんを捜して船を出した。
何日たっても兄ちゃんはみつからず、兄ちゃんの親は翌年引っ越していってしまった。
今も兄ちゃんはみつかっていない。
故郷に帰りその海を見ていると、今でも夕日に向かっていつまでもいつまでも
泳ぎ続けている兄ちゃんの姿が目に浮かぶ。



16:
本当にあった怖い名無し:2007/07/21(土) 11:58:02 ID:p64JZQKh0
>>14
朝日の方角から泳いできたらビックリするだろうな



22:
本当にあった怖い名無し:2007/07/21(土) 15:37:05 ID:SpgJHcwM0
>>16
いまだに風船おじさんの生存を期待している俺
さらっと帰ってきて、「めぐまれない人たちのために飛んでいた」なんて美化している
妻らの勝手な設定を「飛びたいから飛んでたんだよー」と一蹴してほしい



54:
本当にあった怖い名無し:2007/07/22(日) 01:05:57 ID:rw76kU0I0
星新一の未発表作品集が新しく出版されたんだ。
そこに、ある作品の元ネタと言うか、改良前みたいなssが載ってて
後味が悪かったので書いてみる。


天使があまりに怠けるので、神様はある提案をした。
天使をミカエルをリーダーとしたグループとガブリエルをリーダーとしたグループに分けて
どっちが沢山人間の魂を天に連れてこられるかを競争させたのだ。
そして神様は数百年ほど眠ってしまった。

天使達は相手より一人でも多く魂を天に連れていくために様々な工夫をこらした。
まず地上から天までの道を造り、ミカエル側は虹や花、ガブリエル側は星で飾った。
そして死にそうな人の上に張り込み、魂が出てくると
「天までのご旅行はぜひミカエル社に!」「ガブリエル社に!」と奪い合った。

競争は激化し、ついに天使達が人間の社会に直接干渉を始めた。
天使得意の愛の矢を使った結婚相談所が出来た。
さらに良い夢が見られる枕だの、美味しい食事を作ってくれる機械だのを提供し始めた。
人間の生活に、天使達が徐々に介入していった・・・

神様は目を覚ましてまず地上を見た。
人間は子孫を残して天使に魂を供給するだけとなり、
地上は天使のための魂製造器になり果てていた。


この後神様が「次に世界を作るときはこうならないようにしないと」みたいな事を言って
これからの世界の滅亡を暗示させて終わる。
発表された作品は、オチは覚えてないけどこんなじゃなかった。
星新一は若いころの方がエグいのを書いてたよね



61:
本当にあった怖い名無し:2007/07/22(日) 02:13:26 ID:8ywJ6vra0
502 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/07/17(火) 20:44:46 ID:HxMc3RNoO
すみません、私は看護師をしているんですが、最近他スレでも話題になっている真っ黒人間を
院内で見るんです。同僚や先生方は見えないらしいんですが、私だけ見えるようです。
あれは一体なんなのでしょうか?

503 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/07/17(火) 20:49:31 ID:sby2FfhhO
昔なんかで見たが、黒い人間は人の形はしてるけど悪霊の類らしいよ。
死神みたいなもんで下手すると黄泉の国へ引き込まれる。見かけたら逃げたほうがいい。

504 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/07/17(火) 20:52:04 ID:XgV7WODu0
>>502
真っ黒人間に憑かれたらかなり危険だよ!!然るべき所で御払いしてもらったほうがいいよ!

505 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/07/18(火) 21:07:40 ID:J6AsW7eaO
そんなのいるかw相変わらず脳に蟲が沸いてるやつらだなw

506 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/07/18(火) 21:10:42 ID:9K8qsbka0>>502
>>502
コナンに出てくる犯人じゃね?

507 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/07/18(火) 21:13:25 ID:8XpKm/pD0
>>506
それだ!!!!

508 名前:本当にあった怖い名無し[] 投稿日:2007/07/19(木) 13:47:11 ID:JsAtW7jaO
あれ!? 結局>502はどうなったんだ?

509 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2007/07/19(木) 13:50:03 ID:J8AtW7ea0
>>508
おまえニュース見なかったのかよ。。
○○病院勤務の女性がお寺の参拝帰りにメッタ刺しだってよ。



62:
携帯からスマソ:2007/07/22(日) 02:24:38 ID:C8HbNesIO
中三のときに初めて彼女ができた。
浮かれてばかりいて手も繋げず、3ヶ月が過ぎるころ彼女は妊娠したことを俺に告げた。
どうやら父親は元カレらしい。

それからのことは今でもあまり思い出せないが、どうやら俺の言い分は聞き入れられず、
彼女の父親にボコボコにされて、子どもは彼女の両親がお金を出して中絶したらしい。


それから何年かして成人式で彼女と再会した。
隣には3歳くらいの子どもと旦那らしき人がいた。あれからすぐ復縁して結婚したそうだ。
これが俺の初恋です。



63:
本当にあった怖い名無し:2007/07/22(日) 02:36:47 ID:o8fzAo6wO
>>62
コピペ?自分が馬鹿だっただけじゃん



66:
本当にあった怖い名無し:2007/07/22(日) 02:47:37 ID:C8HbNesIO
>>63 
もちろんそれはわかってるけど、中3のときだからそこは勘弁して。
初めて付き合った彼女に浮気されてたのが笑えなかった。



67:
本当にあった怖い名無し:2007/07/22(日) 02:52:02 ID:AVoucqkeO
なんで
>父親は元カレらしい
ってわかってるのに、>62が相手側の両親にボコられたの?



68:
本当にあった怖い名無し:2007/07/22(日) 03:04:33 ID:LJ7FNZ9s0
>>67
>らしい
だからじゃね。彼女と元カレが上手だっただけだろ。



69:
本当にあった怖い名無し:2007/07/22(日) 03:10:09 ID:C8HbNesIO
>>67
俺には元カレだと言った。俺とは何もなかったわけだし。
真相は分からないけど、それから両親に俺が父親だと言ったんだと思う。
俺は元カレが父親だと言うと、他人のせいにするとはとんでもないやつだとさらに怒らせちゃう。
やっぱり親なら自分の娘を信じるでしょ?



74:
本当にあった怖い名無し:2007/07/22(日) 03:35:28 ID:VZ1SznJMO
俺だったら逆に父親ボコボコにしてる



86:
本当にあった怖い名無し:2007/07/22(日) 05:46:20 ID:Mj3gTIS60
少女は霊能力者タレントをしているが、もうこれ以上インチキを続けていられないと内心思っていた。
彼女に霊能力などなかった。ただ、赤ん坊の頃に火事が起こる前にたまたま大泣きしただけで
「この子は火事を予知したんだ」などと騒がれ、霊能力者として祭り上げられただけだった。

でも本当は今更身内に逆らえないだけで、少女は霊など見聞きできなかった。
今ではテレビに引っ張り出される事も少なくなったし、そんな事は視聴者だってとっくに気づいている。
今回の番組の収録が終わったらもうインチキはやめたいと訴えよう、少女はそう思った。

収録場所は霊が出るという古い屋敷。大勢のスタッフの他、同じく霊能力タレントの老人も二人いる。
あの人たちには力があるのだろうか、私のようなインチキと違って……
そんな事を思いながら少女は落ちこむ。集団の中で一人だけ若いのもあって浮いている。

屋敷の中を歩いていたら、スタッフであるわけがないどう見ても10歳前後程度の
女の子が歩いていた。この屋敷に出るという霊は女の子だと聞いている。
悲鳴を上げて幽霊が出たと叫ぶが、スタッフ曰く、見学に来たいと近所の子供が来ているだけらしい。
幽霊と人間の区別もつかないなんて本当に霊能力者?と老人に笑われる。
恥ずかしさで気まずいまま、その夜風呂に入ったところ、風呂のドアが開かなくなった。
霊に閉じ込められたのかと危惧し、助けてと叫んだところ、単に鍵が閉まっていただけだった。

翌朝、老人とスタッフが言い合いをしていた。老人の部屋の棚から妙な薬が見つかったという。
もしかして幻覚剤の類では、それらしい収録をするために変な物を使っていたのでは……
そういうスタッフに対し老女は、自分は知らない馬鹿にするな、前からあった物だろうと憤怒。
少女は、老人にも能力はないのだ、そんな物ありはしないのだと少し安心する。
どうせ全てインチキなのだから早くこの屋敷から出たい、ここは何故か怖い、と少女は不安に思う。



87: 本当にあった怖い名無し:2007/07/22(日) 05:47:26 ID:Mj3gTIS60
昨晩からの少女の態度はインチキに乗り気解釈したスタッフは、
インチキで全て通そうと決意。どうせ霊などいないのだから。

インタビューをすると真面目な顔で少女は言った「力をこめすぎて指に刺さってしまって、それが痛かったんです」。
少女は自分で何を言っているかわからなかったが、何故かそうすらすらとつぶやいた。

閉じ込められたと昨晩騒いでしまった風呂場に行かされる。
あそこには行きたくないと少女は嫌がるが、
インチキの前振りだろうとスタッフは判断し、無理矢理少女を連行する。
そして風呂場についた少女が見たのは、前に廊下で見かけた女の子の後ろ姿。
女の子は両手を左右に広げてベルトを引っ張っている。

女の子の前には母親らしき女がいて……女の子は母親の首をベルトで締めているようだった。
力を入れるのに懸命で、女の子はバックルが指に突き刺さるのもかまわない。
指からは血が流れ、やがて女の子は締めるのをやめた。
そして少女の方を振り向き、女の子は「お前は私だ」と言った。
その女の子は、体こそ幼児の物だったが、顔はどう見ても30代ぐらいのものだった。

少女は助けてと悲鳴を上げ逃げる事すらできないが、
インチキもここまでくればすごい、とスタッフは喜ぶだけで何もしない。
そうこうするうちに少女はその場で倒れ、そして、そのまま息絶えた。

後日収録したカメラを見たところ、なんて事のないシーンで妙な地鳴りのような音声が入っていたり、
隅っこに見学者ではない謎の女の子が映っていたりした。その女の子に見覚えのある者がいた。
今でこそ芸能界に関わる者ですら忘れてしまっているが、女の子はかつて一世を風靡した子役タレントだった。
しかし、何時の間にか忽然と姿を消し、誰も「子役」以外の彼女を知らなかった。
「私、噂を聞いた事あるの。女の子の母親が熱心で、子役を続けさせるために薬で??小人?≠ノしたって…」
あの屋敷こそ、その??小人?≠ノされた女の子が住んでいた場所だった。
死人が出たのだから、この件は内密にするようスタッフ内で厳しく言われた。

少女は一人、長い長い廊下を歩きつづける。
後ろからは、中年女性の顔を持つ女の子が追ってきている。
お前は私だと女の子は言いつづけ、少女はただ一人逃げ道を探し続けるのだった。



88:
本当にあった怖い名無し:2007/07/22(日) 06:05:08 ID:Vb4xVRdv0
似たような漫画があったな。
アイドルの女の子が古い屋敷に収録に行って、
お化けが見えると騒ぐけど誰も本気にしない。
最後に女の子は死んでしまうが、
幽霊になって屋敷に捕らわれたまま怯え続ける。



112:
本当にあった怖い名無し:2007/07/22(日) 15:31:20 ID:DJXXdUXR0
ガード下の出来事

ある夜、ガード下の屋台へ立ち寄る一人の男。
他の客達が笑い話や怪談話で盛り上がっている。
男はそれを聞いているが、
いつも肝心なオチを聞き逃してしまう。

OL風の若い女性が話し始める。
「朝会社に出勤途中、みんなに笑われてて、
 でも理由がわからなくて……」
みたいな話をしている。
興味津々の男。
女性の話が進み
「で、課長が私に言った一言で理由がわかったの」
気になって聞き耳を立てる男。

その瞬間、屋台にトラックが突っ込み、大破する屋台。
瀕死の女性に男は声をかける。
「課長さんは何て言ったんだね?」
「か、課長は……」
こときれる女性。結局オチが聞けずじまいの男。



115:
本当にあった怖い名無し:2007/07/22(日) 16:48:41 ID:bWJEQUlj0
>>112
ぐわ~、続きを!続きをぉぉぉぉ!



119:
本当にあった怖い名無し:2007/07/22(日) 18:44:43 ID:DJXXdUXR0
>>115
このあとタモリが出てきて、
「課長さんはこう言ったんですよ・・・・・・
と、ここで電車の音が。肝心なところは聞き取れない。



137:
本当にあった怖い名無し:2007/07/22(日) 23:57:04 ID:NacNjk07O
今インドネシアの女の子専門クラブでホールスタッフをしているけどお国柄なのか明るくていい子が多い
女の子たちは自分からは絶対言わないけど、お客さんたちから聞いた話によると
お店への通勤以外は基本的にスタッフの監視下じゃないと自由に外出できないらしい

確かに終礼のときに店長が「明日は食べ物(着る物)の買い物に行くから来たい人手を挙げて」とか一々聞いてて変だと思っていた

店休日にはお客さんとデートできるらしいけど、
それもお客さんに免許証とか身分を証明できるものを提出させるそう

話を聞いて少し可哀想になったけど、そのくらい厳しく管理しないと
不法滞在犯罪者が増えるんだろうなとも思った

なにが言いたいのかというと、日本はもっと中国韓国に厳しくしろよビザ取得条件緩和とかやめろよ



140:
本当にあった怖い名無し:2007/07/23(月) 01:18:05 ID:xMaZ6MjR0
微妙に作り入っちゃってるかもしれないが

登校途中の少年は橋の上から、同級生のAが川に潜っているのを目撃した。
Aは賢くて人当たりもいい優等生なのだが、なにやら一心不乱に物探しをしている様子。
聞いてみたところ、Aは無愛想に生徒手帳を探しているのだと答え、また川に潜る。

生徒手帳なんて安価で売っているのにと思いながら見ていたところ、同じクラスの少女が現れた。
探し物は川じゃないところに落ちていたようで、少女が拾っていた。だが少女は生徒手帳を渡そうとしない。

「この生徒手帳を手にしてどうするつもり?ここに書かれている事を実行でもする気なの?」
生徒手帳のメモの部分には、殺人計画が書き連ねられていた。
冗談みたいなものだから実行などしないとAは言うが、明らかに挙動不審。
Aが少女に何かやらかすと困るので、少年が生徒手帳を預かる事となった。

手帳には、稚拙だが成功すれば事故に見せかけて人を殺せるであろう方法が幾つも書かれていた。
所々乱れてはいるが元は整っていると思われる字を見ていると少年の胸はひどく痛んだ。
調べてみたところ、Aは母と義父と共に暮らしていて、義父とはそりがあっていないらしい。

殺そうとしている相手は義父か、そう思っていたところ、一人の生徒が言った。
Aは以前、ブレーキを踏み忘れて自転車ごと橋から川に落ちて、そのせいで遅刻した事があるのだという。
優等生のわりに間抜けな事だと笑い話としてされたが、少年は凍りついた。
ブレーキを壊して橋から落下させて殺す、それは手帳に書かれた殺人方法の一つだった。

あのメモはAが考えた物ではなく、Aの義父のメモを書き写したものだと、Aは話した。
メモをはじめて見た時は何かのお話かと思っていた。だが身近にメモで記されていたような事が起きはじめた。
ただの偶然かもしれない、でももしかしたら…Aは用心のために義父のメモを書き写し、持ち歩くようになった。

その矢先に、自転車のブレーキが細工された。こうなったらもう手帳を持ち歩かない事には不安で生活できない。
少年は義父に対して憤るが、Aは笑う。
あんな稚拙なメモなんかで死んだりしない、生きぬいたら何もなかった事にできる。

「だから、憶測で俺の家庭を壊さないでくれよ」



141: 本当にあった怖い名無し:2007/07/23(月) 01:19:49 ID:xMaZ6MjR0
少年はしかしこのままには出来ず、Aの家に直接赴き、義父に手帳をつきつけた。
そこに、母と共にスイカを持ってAが帰宅してきた。
顔面蒼白な義父の姿に事情を把握したAはスイカを放り投げ、少年に殴りかかった。

Aが本気で殴りかかってくるものだから、思わず少年も本気で殴り返してしまった。
満身の力を込めて人を殴ってしまったのははじめてで、
呆然としながら少年は地面に落ちて割れたスイカを目にした。
「俺はAの家庭を壊してしまった」

殴られて意識を失ったAは夢を見る。
家に来た頃の義父が、不器用ながらも優しい言葉をかけながらAを連れだし、共に星を見た時の事。
義父が家にくる直前に「これでもうさびしくないわね」と笑った母の顔。
「俺と二人だけではさびしかったの」と、とうとう口には出せなかった事。

それから、Aは家を出てバイトをしながら学校に通うようになった。
そうなる止めをさしてしまった事を少年は謝った。
「家族はなくなっても、友達ができたから」
とAは少年に対してどこか寂しそうに笑いかけた。



212:
本当にあった怖い名無し:2007/07/23(月) 21:43:37 ID:c9v1A/83O
>>141遅レスだけど、あれは「後味悪い話」では無いよ…
あれは「切ない話」

トン切りごめん



150:
本当にあった怖い名無し:2007/07/23(月) 03:00:18 ID:q83jpTNCO
幼稚園の時に、1番の仲良しだった男の子(学くん)の母親が癌で亡くなった。

そしたらすぐに、学くんのお父さんには若くて綺麗な後妻さんが出来た。

小さいながらも、 学くんは知らないお姉さんと一緒に暮らさなければいけない意味もわからず
ただ自分は邪魔ものな気がする毎日を感じたのか
近所の私の家に毎日泊まりに来て泣いてた。

うちの親は男の子が欲しくてどうしようもなかったんだけど出来なかったから、
男の子の学くんの事をまるで自分の子供のように凄く凄く可愛いがって面倒を見てて
私達姉妹も学くんと毎日一緒にお風呂に入り、毎日同じ布団で寝てたんだ。

でもある日、学くんのお父さんが

『今までお世話になりました。仕事で海外に転勤する事になり、家族で行こうと思ってるので
これからは私達がきちんと面倒を見ますから、学は連れて帰ります』

と 無理矢理連れ帰ってしまった。
それからは、学くんは毎日夜になるとこっそり家を抜け出して 私の家に来て泣きながら寝る
→朝 怒った学くんの父親に連れ戻される

って毎日を続けてた、

いい加減頭に来た学くんのお父さんが家に乗り込んで来て、学には一切関わらないでとお願いされた



153: 本当にあった怖い名無し:2007/07/23(月) 03:15:34 ID:q83jpTNCO
>>150の続き

うちの家族全員で泣きながら話し合いをして、
もう学くんと仲良くしない。学くんのために辛くあたるって事になったんだ。

その夜、またこっそり抜け出してきた学くんが玄関のドアを叩いて
『おばちゃーん 〇〇ちゃーん開けてー!一緒にねんこしてー!』って来たんだ

でもうちの家族皆は心を鬼にして開けなかった。
それでも、家中の窓を叩いて 開けてー!開けてー!って泣くんだよ…

うちの家族皆号泣。そのうち諦めた学くんはいなくなった。もう皆辛くて辛くて…


次の日、幼稚園に行ったら学くんが嬉しそうに私の所に来たんだけど無視。
ずっと無視してるうちに 引っ越してどっか行っちゃった。

成人式で何十年かぶりに海外から帰ってかっこよくなった学くんと再会した。
おもいっきりガン飛ばされたよ…

私も小さすぎて記憶曖昧になってたんだけど
最近この話を親から聞いてなんとなく思い出した。 モヤモヤするよ…



160:
本当にあった怖い名無し:2007/07/23(月) 10:19:34 ID:l5cMthyoO
昔、世にも奇妙な物語でやってた話で、原作は確か「愛のショーゲキ」って小説。
うろ覚えなんで脚色入ってたらごめん。
主人公の青年は、とある資産家一家宅に下宿する。その家には、資産家の娘である美しい少女がいた。

なぜか少女を奴隷のように扱い、虐待する資産家一家。
少女の美しさもあり哀れに思った青年は、優しく接しようとするが、いつも避けられてしまう。

だがある日チャンスが訪れ、青年が少女に優しい言葉をかけた瞬間、
少女は謎の発作を起こして倒れてしまう。




162: 本当にあった怖い名無し:2007/07/23(月) 10:22:36 ID:l5cMthyoO
なぜ発作を起こしたのか、そもそもなぜいつも皆少女に冷たくあたるのか、一家に問い詰める青年。
そこで少女の母が重い口を開き語ったのは、少女が「愛情アレルギー」であるという事実だった。

少女は生まれつき愛情を与えられると、体が激しい拒否反応を起こし、
場合によっては死に至る危険性がある。それ故一家は皆涙をのんで少女に冷たくあたってきたのだった。




163: 本当にあった怖い名無し:2007/07/23(月) 10:24:42 ID:l5cMthyoO
事実を知り愕然とする青年。だがその時には少女に対して恋をしている自分がいた。
青年は決意して、資産家に少女との結婚を申し込む。
本当は少女を愛している資産家一家は、青年の優しさに歓喜して結婚を受け入れた。


そうして二人は結婚し、触れ合いは無いながらも生活がスタートした。
だがある日、少女への愛を抑えきれず、青年は思いのたけを込めて少女を抱きしめてしまう。
少女も「私もあなたを愛しています」と、本当に幸せそうに青年の愛にこたえるが、
やはりすぐに彼女は大発作を起こす。




164: 本当にあった怖い名無し:2007/07/23(月) 10:27:21 ID:l5cMthyoO
少女の発作は生死の境をさ迷うほど深刻だった。
なんとか一命はとりとめたが、それ以降青年は決して少女に優しく接することはなかった。

時は立ち、場面は年老いて亡くなった少女の葬式。
列席者は皆「あの夫は奥さんを死ぬまで虐待し続け、葬式にも出ない」と青年の悪口を言っていた。

ラストは少女の写真を見つめ名前を呼び続ける、年老いた青年の姿で終了。
何も知らない列席者達が青年の悪口を言っているのが後味悪かった。



165:
本当にあった怖い名無し:2007/07/23(月) 10:34:03 ID:e9dYgqID0
愛情アレルギーだからといって
別に虐待しなくてもいいじゃん?



166:
本当にあった怖い名無し:2007/07/23(月) 10:43:57 ID:UHs4MD/g0
>>165
愛は深いものなんだよ。



168:
本当にあった怖い名無し:2007/07/23(月) 11:05:17 ID:e9dYgqID0
>>166
そうか、俺は愛を知らなかったのか・・・



167:
本当にあった怖い名無し:2007/07/23(月) 11:03:02 ID:ij/BtYAt0
何だっけな、松本清張の短編を思い出した。
かなり記憶が曖昧で途中改変してる可能性があるが。

快活で有能で仕事は順調、美人の妻に一戸建て、誰からも好かれる好人物の男性が自殺する。
実は男性は極度のコンプレックスの持ち主で小心者だった。
毎日必死で好人物の仮面を取り繕い、ストレスが溜まると自分を罵倒する
テープを繰り返し聞いて精神の安定を図る変人だった。

が、友人が自然体で暮らしてるのを見て壊滅的な打撃を受ける。
自分で罵倒するテープを聴いても立ち直れなくなった彼は、妻に頼み込んで自分を罵倒させる。
しかし最愛の妻からの罵倒は弱っていた男の精神を押しつぶしてしまい、男は自殺する。
才能もなく恋人もなく平々凡々に暮らす地味な友人は、
自分の存在が友人を死に追いつめるきっかけだと死って呆然とするのだった。




180:
本当にあった怖い名無し:2007/07/23(月) 13:30:49 ID:j1g10BN/O
既出かもしれんが、中学の教科書に載ってた話

小学生の女の子が森でおばあさんに出会うんだけど、
そのおばあさんは近くの病院に暮らしてて体が少し不自由な為リハビリがてら森で編み物をしていた。


初めは魔女みたいだとびっくりしてたけどだんだん仲良くなって
学校帰りはいつもそのおばあさんの所に行くようになった女の子。
でもある日その女の子の血の繋がったおばあさんが死んでしまい
それが原因で森のおばあさんの所へ行くことをやめてしまった。


それから暫くして風邪をひいた女の子がお父さんとたまたま
そのおばあさんのいる病院に行く事になり森のおばあさんのことを看護婦に尋ねる。

すると看護婦は思いつめた顔で話始めた。

おばあさんはもう大分ボケてしまい誰の事もわからない、でもボケる前はずっと女の子の事を話していたと。
そして看護婦から差し出された紙袋に小さな手袋が入っていた。
女の子が来たら渡そうと思っていた物でおばあさんが不自由な体で必死に編んだらしい。

それを聞いた女の子は今の自分には小さい手袋をはめて涙を流すのだった。


わかりづらくてスマン



195:
本当にあった怖い名無し:2007/07/23(月) 17:32:21 ID:14PWiZgf0
>>180
切ないな…



283:
本当にあった怖い名無し:2007/07/24(火) 17:02:01 ID:k7OcUXwhO
亀だが>>180その話覚えてる 読みながら泣いた



227:
本当にあった怖い名無し:2007/07/24(火) 00:54:04 ID:chfFM0OQ0
流れを変えるべく投下。J.R.R.トールキン教授の「シルマリルの物語」。
「指輪物語(ロード・オブ・ザ・リング)」の数千年ほど前の時代の話。
この世界でのエルフは殺されない限り基本的に不老不死で、
大雑把に3種類くらいの種族に分かれている。

西の神々の国で暮らしていたエルフの王の息子が、「シルマリル」と言う宝石を作る。
光っててきれいでなんか力があって、不浄のものが触れると手が焼けるとかそんなの。
その宝石(三つセット)を、もとは神々の一人だった冥王(「指輪」の冥王の上司)が
エルフの王様を殺して奪い取り、中つ国(多分ヨーロッパがモデル)に逃げ込む。
王様を殺されたエルフの部族(A族とする)は、仇討ちとシルマリルの奪還のために中つ国へ赴く。

しかしその過程でA族の王家内で仲間割れがあったり、別のエルフの部族(B族)と
険悪になったり、エルフと人間とみんなで手を組んで冥王に喧嘩を吹っかけたら
一部の人間が裏切ってほとんど壊滅状態になったりと色々悲惨な事に。
途中でB族の王様から「娘を嫁に欲しけりゃシルマリルとって来い」と言われた
人間の勇者が本当に冥王からシルマリルの一つを奪還したりして、
さらにごたごたした挙句A族の王子たちがB族の国を襲撃したりもする。

しかし終盤でいきなり西の国から神様軍団がやってきて、冥王一派をあっさり駆逐。
シルマリルの残り二つは一旦神様軍団に管理されるが、A族王子の生き残り2人が
神様軍団を襲撃してシルマリルを強奪。
しかしやっと取り戻したシルマリルは、「今まで散々同族を殺してきた」ということで
王子たちを不浄の者認定、王子たちは手を焼かれてしまう。
王子の片方はシルマリルを持ったまま火口に投身自殺、もう一人はシルマリルを海に捨てて
行方不明に。

うまくまとめられなくてごめん。
とことん救われない上に、神様軍団できるならさっさと出て来いと…



242:
本当にあった怖い名無し:2007/07/24(火) 05:32:08 ID:R1EfbAaF0
>>227
そんなこと言ったら指輪物語だって、神様の内輪もめな上に、
ガンダルフが本気出せば一瞬で解決なお話だからなあ。
結局、大きな力に振り回される中で、人がどう動くかを描くわけだから、ある程度は、
理不尽な部分があってもしょうがない。
シルマリルの場合は物語詩の形式だから読みにくいのが難点。



245:
本当にあった怖い名無し:2007/07/24(火) 07:28:34 ID:iGn1dw0g0
ジョージ・オーウェル「1984年」

1940年代に書かれた小説でスターリン独裁と管理社会を批判する長編

主人公は社会主義体制下のイギリスで情報と世論操作に関わる部門に勤める公務員。
世界は3つの巨大な独裁国家に分割され、3国は同盟を組んだり裏切ったり常に戦争状態にある。
主人公の所属する国家では、国民全体を全て「党」が監視するシステムがしかれていて
独裁者「ビックブラザー」が長年にわたり支配している。

主人公は内心「党」の方針に疑問を抱いているが、隠し切って暮らしていた。
ところが、別の方法で党に反抗する同僚の女性と親しくなったことで、次第に党への批判を口にするようになるが
信頼していた人間に密告され、逮捕される。

主人公は陰惨な拷問を受け、心から「党」を愛するよう完全に洗脳され、釈放される。
そして、本心から洗脳が完了したと確認されてから、本人が満足したまま処刑されて終了。

この小説はストーリーより、構成している理論がすばらしくて
あ、こりゃ絶対この独裁体制破壊できないって納得させてくれる。

情報も操作されていて、かつ他の地域と交流することもなくて、国民は階級ごとに分断されていて
本当に戦争があるのか、本当に敵国があるのか、本当に「ビッグブラザー」は実在するのかもわからない。
主人公が逮捕後元上司にそう問い詰めるんだが、「どちらでもいい」らしい。

大部分の無知な労働者層は無条件に「党」と「ビックブラザー」を支持
中間の下級公務員は主人公のように、疑問をもっても「党」に十分に監視されている
上級公務員は現状に満足していて「党」を崇拝している。
さらに常に戦争状態で愛国心鼓舞、政府の(嘘かもしれない)戦勝報告にみんなわくわく。

国民監視体制は完璧で、次第に歴史も操作される。洗脳もばっちり。
これが3大国とも同じと思われる。「永遠に続ける」(上司)だそうだ。

翻訳だからか、作者が小説に向かないのか(もともとジャーナリスト)すごく読みにくいけど、面白いし感心する。
後味悪すぎてすっきり。



256:
本当にあった怖い名無し:2007/07/24(火) 11:41:18 ID:Sdio8CSZ0
>>245
映画 未来世紀ブラジルの原作が1984年だと思っていたんだが
Wiki見たらインスパイアされただけだって
確か公開当初のCMでは原作って謳ってたような



248:
本当にあった怖い名無し:2007/07/24(火) 08:23:57 ID:SwxPcSXFO
中学生だった十数年前、某大手通信教育『進○ゼミ』を受講していた。
あるとき受講者の描いた漫画を募集する企画があり、
しばらくして入賞発表&作品が掲載されていた。

その中の作品に、広島の原爆を題材にしたものがあった。
被爆し折り鶴を折り続けながら亡くなった少女(平和公園にある、乙女像のモデル)の実話をもとにしたもの。
『平和の尊さについて考えさせられる』みたいな選評つきで掲載されていたと思う。
ストレートなメッセージ性があり、私は素直に感動した。
同じく受講していた親友も読み、『いい話だよね!感動した』と語っていた。

が、3才上の姉(漫研所属・今で言う腐女子)が作品を見るなり
『何やコレ!全ページ全コマ、高河ゆんのパクりやん!!』。
そして姉は自分の所蔵本を持ち出すと、
『な?このカットは“源氏”の何ページのシーン。で、このページは丸々“アーシアン”で…』
と検証してくれ、その結果全ページトレースだと判明した。

ショックを受けた私は、親友にもこの事実を伝えたのだが、
『でも話が良かったやろ!絵は関係ないよ。
あんた、描いた子のこと、悪く言わんとき!
題材になった子のことも悪く言ってるのと一緒だよ?!』
と言われ、そんなもんか…と思ってしまった。
当然、編集サイドに通報などしなかった。

いまにして思えば、他にも気付いた読者がいただろう。
だが、その後とくに『編集部からお詫び』なども無かった。



249:
本当にあった怖い名無し:2007/07/24(火) 08:33:06 ID:Ay+5W47y0
>>248
うp・・・は無理でも、あなたが何年生まれで中学何年生のときの進○ゼミだったか
教えてくれたまい。



250:
本当にあった怖い名無し:2007/07/24(火) 08:49:04 ID:SwxPcSXFO
>>249
中一の時の話で、今年大台にのりますw
なお、漫画募集は『進〇ゼミ中学講座』全体の企画でした。
当時中一~中三の受講者には件の入賞作品集が配られているはずです。



252:
本当にあった怖い名無し:2007/07/24(火) 10:58:59 ID:ZRg3zYMo0
盗作といえば
「ホラーM]の新人賞入選作が伊藤潤二「なめくじ少女」丸パクリっていう事件があったな

ホラー雑誌のくせに選考委員も編集部も伊藤潤二読んだことがないのがバレバレ
おまけに読者が抗議したら
「盗作じゃない」となぜか編集長が開き直り
頭にきた読者が電凸して「伊藤先生に伝えて正式に抗議してもらう」と伝えたら
「それは勘弁してください」と泣きつく編集者
頭も後味も悪い雑誌だなと思った



253:
本当にあった怖い名無し:2007/07/24(火) 10:59:22 ID:UPcL6gZR0
今だったらきっとネットで祭なんだろうなー



282:
本当にあった怖い名無し:2007/07/24(火) 16:59:34 ID:31/47T2C0
>>253
遅レスだけど、なめくじ少女盗作騒動が起こった時期は
最近って訳じゃないけどそんな大昔じゃなく、2chが既に存在してた頃だから
2chでも結構祭りになったよ



284:
本当にあった怖い名無し:2007/07/24(火) 17:14:16 ID:31/47T2C0
>>282だけど、気になって調べてみたら一年ちょい前か
思ったより最近だった
ぐぐったら検証画像あったんで貼っとく
なめくじ

いくら有名ホラー雑誌の編集とはいえ、大御所のホラー漫画を
全部読んで知っておかなければならないってのはきついから
たまたま元ネタ知らないのを載せてしまったのかもしれないけど
(それでも編集全員がパクり元知らなかったってのはアレだが)
ここまで丸パクしてんのが分かった後ですら
「自由の範疇」といってシラ切り通そうとしたのが後味悪い




275:
1/2:2007/07/24(火) 15:40:36 ID:+SIIze84O
三原ミツカズのDOLLって漫画。
どの話にしようか迷ったけど、3巻のDOLLHOUSE。
舞台は近未来日本、生活様式はあまり代わらないけど、メイドロボのドールが発明されている。
高価だけど有能で美人、持ってるとセレブで憧れの対象って感じ。
このドールと人間にまつわる話がオムニバスで描かれています。そのうちの一話。


主人公は父母息子の三人家族。
息子の願いは「パパとママが仲良くしてくれること」
息子は毎朝泣きながら算数のプリントをやっている。
母は「パパのようにならないように、将来のため」という典型的教育ママ。

近所のスクラップ工場で見つけた人形の首が唯一の相談相手。
なぜか土曜は特に母の機嫌が悪く、よく叩かれるが、
ある土曜、塾の帰りに父の車に乗り込む女性を見て、その女性がすべての元凶なのだと思う。

母の生き甲斐は息子を立派に育てること。
夫のシャツに残る香水の匂いや口紅の跡から浮気を疑っている。
隣の家の主人が昇進が早くて、ドールを買ったり自慢するのが気に食わない。
唯一の自慢は、隣の家の息子と同じ塾に通うが、もっと成績の良い自分の息子。
 

ある日、寝室から挙動不審に出てくる夫を見つける。土曜出勤だというがあやしい。
化粧道具を見ると口紅が無くなっていた。
夫が浮気相手にプレゼントするために盗んだのか?
そんな夫が情けなく、ますます教育に力を入れる。



276: 2/2:2007/07/24(火) 15:42:11 ID:+SIIze84O
父は、ささやかだが温かい家庭とそれを守る力があれば良いと思っていた。
ある飲み会で同僚にむりやり口紅を塗られたのが似合うと言われるが、その時はそんなことはないと突っぱねる。

家庭では息子の教育に熱心で自分を邪険にする妻、会社では空気で、平凡で味気ない日々。
だがある日隣の家のドールを見てから、その美しさにとりつかれる。
妻と息子が出掛ける日、魔がさして化粧をして見ると、鏡に写ったのはまるで別人だった。
女装して出掛けると、みなが自分をドールだと思い羨望の眼で見る。
そして毎週土曜、ドールの振りをして徘徊するのが楽しみになっていた。

家族の誰もが「幸せな家庭が欲しかっただけ」
息子のドールの首はついに動かなくなってしまった。
相談相手を失った息子は、「すべての悪いもとはあの女の人」と包丁を持ち出す。
プリントと同じ、落ち着いてやれば間違えない。
父の車に乗ろうとした乗ろうとした女性を指すと、彼女は息子の名前をつぶやいて倒れた。
「私たちはただ平凡で幸せな――」でエンド。


うまくまとめられなくてすまん。短い話なんだけどなー
オムニバスだからこの話に着いては一切この後触れられない。
息子どーなるの、母親は?父死んだの?とか何もわからなくてますます後味悪い。
この漫画、6巻まであるけど全体に後味悪いのと後味スッキリが混ざっててオススメ。



300:
本当にあった怖い名無し:2007/07/24(火) 19:23:25 ID:zZ2e0wuz0
いじめをなくしましょうみたいな集会で教育委員会から来た講師がした話。

中学で担任を受け持っていたクラスにいつも遅刻する女の子が居た。
5分くらいなんだけど何度注意しても直らない。
その学校では班ごとかクラスかで無遅刻を競っていたのにその子のせいで
いつもビリだった。(ほとんど毎日遅刻だったらしい)

で、ある日いじめがはじまった。先生から注意してもなくならない。
やがて家庭訪問の時期になり女の子の家に行った先生は両親から
「我が家はこの子なしでは成り立たないんですよ」と打ち明けられた。
詳しく聞くと家はスナックを経営していて両親共に帰宅は明け方。
その子が早起きして家の用事をして弟の朝ごはんまで用意してる。

先生は(女の子から許可を貰って)その事情をクラスで話した。
「みんなは親に起こして貰って親の作ったご飯食べて来てる。
○○はこんなに大変なんだ!5分の遅刻くらい多めにみてもいいだろ。」
この言葉に生徒は納得していじめも無くなった。

……結果的にいじめはなくなってるし間違っては無いんだろうけど
決してハッピーエンドの話とは思えない。
それこそたった5分なんだから親なり弟なりが協力すればいい。

その子は言葉で苛められなくなっただろうけどクラス中から
「かわいそうな家の子だから遅刻してもしょがない」と思われた。
しかも担任が手柄気分で何十年後もその話披露してるし。

自分に当てはめて想像したらかなり複雑な気分になる。



334:
電話がなっている 1/2:2007/07/25(水) 11:54:39 ID:J4H/Q+E5O
既出だったらスマソ。川島誠の「電話がなっている」という小説。

この世界では、中学三年の期末テストの結果によって、
すべての人が15段階のランクに分けられ、将来が決まる。
主人公は上から4番目のA-4ランクに入ることができた。
超エリートではないにせよ、一般地方公務員くらいは保証されているランク。
その合格発表がされた夜、主人公の家の電話がなる。
主人公は、その電話が「君」からだとわかって、
布団をかぶってベルの音をやりすごそうとする。

主人公と「君」は幼なじみで恋人どうしだった。
平凡な主人公に対して、「君」は頭もよく、人目をひく美少女。
成績のいまいちだった主人公がそこそこのランクに入れたのも、「君」が指導してくれたおかげ。
主人公は「君」と幸せな家庭を築くことを心に誓っていた。
ただし「君」には少し変わったところがある。
初潮が来たとたん、「早く一度に大人になってしまいたいから」と、
恋人である主人公ではなく嫌われ者の音楽教師と寝て、その次の日に主人公と寝る。
それを主人公に責められても、「音楽教師とはもう口もきいてないんだし、
1日の差なんだから何が問題なのかわからない」と言ってのけたりする。



335: 電話がなっている 2/2:2007/07/25(水) 11:55:28 ID:J4H/Q+E5O
そんな「君」は、期末テストの2ヶ月前に事故にあい、足を切断してしまう。
身体障害者はテストを受けられず、自動的に高校進学不可のEランクに入ることになっている。
テストを白紙で出して、「君」と同じEランクに入ると言い張る主人公を、「君」は泣いて止める。
結局、主人公はテストを白紙で出すことはできなかった。
親や「君」から説得されたからではなく、自分が楽な人生を歩みたいがために。

「君」からの電話は止むことなく鳴り続ける。
「君」が主人公の合格を心から喜んでくれていることをわかっていながら、
主人公はどうしてもその電話に出ることができない。

高校進学不可のEランクに分けられた子供は、
200億を超える人類の貴重な食料となるために、
加工工場へ送られて、合格発表日のごちそうには欠かせない肉になる。
「君」からのお祝いとさよならの電話を、主人公は必死でやりすごそうとする。
本当はテストを白紙で出すべきだった、そしてEランクに入り、
肉屋の冷蔵庫のフックに釣られて、「君」と二人で揺れているべきだった、と思いながら。
電話のベルは、いつまでも鳴り続ける…


何が後味悪いかって、これが児童文学だってことが一番後味悪い。


358:
1/2:2007/07/25(水) 18:50:36 ID:e/nIu6v20
深谷忠紀『蒔いた種』

日本は完全に老人国となり、同時に、十年ほど前から酷い食糧難にあった。
北半球全域を襲った四年つづきの大異常気象によって、アメリカを
はじめとする世界の国々が自国民の食料を確保するために穀物の輸出を制限し、
同時に三百海里宣言を行って、日本を世界の海から締め出してしまったからだ。

そんな中、日本では七年前から食料は配給制となり、それと並行して、
東北のX県とZ県に老人だけの県―福祉県が建設された。
福祉県の上空には強力な磁器バリアが張っており、飛行機などは飛行できない。
マスコミの報道によって人々の不安が煽られ、混乱が起きないようにするため。
と言うのが政府の説明である。

また、福祉県では満六十歳以上の老人全員に全国共通の試験を課し、その成績によって
待遇がA,B,Cと三段階にランク付けされる。主人公のQ氏は、Aクラスに入れるように、
老人用の予備校に通い、必死で勉強している。
自殺もせず、自棄にもならず、あらゆる困難と誘惑を乗り越えてきた。



359: 2/2:2007/07/25(水) 18:51:17 ID:e/nIu6v20
試験も無事に済み、その一週間後―。
すでに三年後の試験準備に入っている妻と福祉県での再会を約束し、
合格発表を見に行ったQ氏は、なんとかAクラス入りを果たす。

クラス別の高速トレーラーバスに乗り、福祉県へ向かう。
バスの中では特級酒がふるまわれ、まわりの老人達と
喋り、歌い、踊り、笑った。
そして、高い塀に囲まれた福祉県の門をくぐる頃には、すっかりはしゃぎ疲れ、
ぐっすりと眠り込んでいた。まるで子供のように幸せな夢をみながら・・・・・・。

だから、トレーラーから切り離されたバスの前に、
もっとも頑健なA級労働者用の荒野が昇り始めた朝日を浴びて広がっていることなど、
知るよしも無かった。



360:
本当にあった怖い名無し:2007/07/25(水) 19:42:48 ID:d7Oekw4z0
>強力な磁気バリア

そんなもん張る金とエネルギーあるなら、金に物言わせて食料買ってこれるだろうに……。



365:
本当にあった怖い名無し:2007/07/25(水) 20:30:19 ID:e/nIu6v20
>>360
たしかにそうなんだよね。
冒頭にも通勤超快リニアモーターカーがでてくる。
多分技術が発達して低コストでそういうことが出来る時代設定なんだろうね。
ちなみに、今で言うシルバーシートは廃止されていて、
労働者用優先席『ゴールデンシート』がある。



362:
本当にあった怖い名無し:2007/07/25(水) 20:04:43 ID:qarlRIYM0
試験の成績がいいのと、頑健っていうのがどうも結びつかないな。



365:
本当にあった怖い名無し:2007/07/25(水) 20:30:19 ID:e/nIu6v20
>>362
試験って言うのは主に体力・運動能力を中心に見るものなんだ。
ちなみに、主人公はハードルと水泳を受けた。




397:
本当にあった怖い名無し:2007/07/26(木) 01:22:54 ID:8EWuSY+K0
ちょっと前に上で出たフジリューのミルクジャンキー
うろ覚えなとこあるんだけどそこは許して


無法地帯をひとりの少年があるものを探してさまよっていた。
その少年は背が低いのをとても気にしていて、探しているものとは背が高くなる薬だった。
ほどなくして少年は「暗黒薬局」と書かれたマンホールに辿り着いた。
その蓋を開けて中を降りていくと、そこには一人の女がいた。女は自分を薬剤師のバレンタインと名乗った

「ここに来れば背の高くなる薬を買えるんだって」

少年は聞いた。
するとバレンタインは少年に歩みよってきた。
近くに来ると、バレンタインはとんでもなく大きな女性で、
その身長はゆうに2m半はあることがわかり、少年はギョッとした。

しかし少年は物怖じせずに自分の想いをバレンタインにぶつけると、バレンタインは

「秘薬を処方しましょう」

そう言って一瓶の牛乳を少年に差し出した。



398: 本当にあった怖い名無し:2007/07/26(木) 01:24:02 ID:8EWuSY+K0
その翌日、その牛乳を飲んだ少年は身長が元の130cmから160cmにまで伸びていた。
少年はその効き目に驚くと共に、身長が伸びたことの喜びでいっぱいだった。
再びその薬を手に入れようと、少年はもう一度バレンタインの元を訪れた。
しかしバレンタインは後は普通の牛乳でも同様の効果が現れると言った。
少年は家に戻ると、身長180cmを目指して、パックの牛乳を飲み干し、寝床についた。

翌日、目を覚ました少年は部屋一杯の巨人にまで成長していた。
その異常な変貌に愕然とする少年だったが、何故か身体は牛乳を欲することをやめようとしない。
とにかく牛乳を飲むことをやめられない少年は、やがてビルほどの巨人にまで身長が伸びてしまった。
それでもまだ牛乳を飲むことをやめられない。
ついに少年は自分の住むその星と同じ大きさにまでなってしまった。

もうこの星に自分は住むことができない。
困り果てた少年の目の前に一人の女性が現れた。
その女性は少年はもう元の姿に戻ることはできない、
しかしこの宇宙の遠いある場所に、少年と同じ大きさの人々が住む巨人の星があると言った。
少年は藁にすがる思いでその女性の提案を受け入れ、自分と同じ大きさの巨大な箱に入り、その星へと旅立った。


数ヵ月後、地球のとある街
川沿いの道を歩いていた少女は、ふと川岸にある箱に目が留まった。
気になった少女がその箱を開けると、中には衰弱しきった少年が入っていた。
驚いた少女はすぐに何か食べさせなければと、自分の鞄の中を探る。

「はい、どうぞ」

少女は一瓶の牛乳を差し出した。



455:
本当にあった怖い名無し:2007/07/26(木) 15:43:28 ID:Wl8AbYds0
漫画でもあったな。

ある日、地球に巨人の宇宙人が現れる。
その巨人の協力で、第二次世界大戦は日本軍の大勝利!
巨人は一躍英雄となり、チヤホヤされる。
ところが、戦争に勝ってしばらくすると
「食費が掛かる」「裏切られるかも」等の理由で疎ましがられるようになる。

軍は、巨人を毒殺することにする。
しかし、毒を盛る係りは巨人と仲が良かったのでどうしても殺せない。
巨人に全てを打ち明け、「自分の星に帰るんだ!逃げろ!」と進める。
しかし、巨人は「嫌だ、自分を敬ってくれた、この国で死ぬ!」と帰ろうとしない。

するとその時、UFOが飛来。
中から、さらに大きな宇宙人が現れ
「おお、無事だったかチビ。さあ帰るぞ、チビ!」



456:
本当にあった怖い名無し:2007/07/26(木) 15:49:28 ID:DdLxOSqFO
>>455
いい話じゃないか



458:
本当にあった怖い名無し:2007/07/26(木) 15:53:15 ID:EaS5Qjka0
>>455
藤子・F・不二雄の「超兵器ガ壱号」ね



463:
本当にあった怖い名無し:2007/07/26(木) 17:09:49 ID:jqYAEfnt0
>>458
小人たちの星で戦うドラえもん映画「のび太のリトル・スターウォーズ」でも、
小人たちに巨人って言われたスネ夫(身長にコンプレックスあり)が、「僕のこと
巨人って言ってる!」と喜んでたな、そういや。



464:
本当にあった怖い名無し:2007/07/26(木) 17:33:08 ID:BkAvA8GY0
>>463
懐かしいな…リトルスターウォーズ。

あれのコミック版を持っていたんだけど、
途中でしずかちゃんがスモールライト浴びて、
リカちゃん人形のおうちセットの風呂で、牛乳風呂に入るってシーンあるんだ。
んで、その途中でスモールライトともども敵側に拉致られてしまうんだけど。

牛乳を洗い流さずに(拭き取ったとはいえ)そのままか?
牛乳を拭いた雑巾がどういうことになるかは小学生でも知っているだろう。
しかもしずかちゃんは髪が長いから、全て拭き取ることはまず不可能。

想像しては「あがががががががっ」ってなる。おそろしや牛乳風呂。



634:
映画ねたばれ1/2:2007/07/28(土) 22:39:16 ID:srOV+dcp0
ついさっきレンタルDVDで見た映画、「JIGSAW デッドオアアライブ」というのが後味悪かった。
まだレンタル屋で新作扱いだと思うから、これから見ようと思ってる人は読みとばしてください。


変な邦題が付いてるけど、原題は「BROKEN」というらしい。

主人公はまだ幼いひとり娘のいる中年女性。
ある日、目を覚ますと顔やいたるところ傷だらけの状態で柩のような箱に閉じ込められていた。
その状態で丸一日ほど放置されるが、何とか箱から出ることが出来る(犯人の意思で出されたっぽい。
とにかく娘が心配で、名前を呼びながらどことも知れない森のなかをさ迷うが、その後突然に殴られ気絶。

目が覚めると首にはロープ、木に縛り付けられ不安定な足場の上に立たされていた。
足場が崩れると首が絞まってしまう…逃げるためにはロープを切るしかなかった。
実は主人公の腹部にはカミソリが埋め込まれていた。犯人はそのカミソリを取り出してロープを切れというのだ。

恐ろしい行為だが、主人公は娘を思う一心でそれをやり遂げる。
その後戻って来た犯人は主人公の傷を手当してやり、そこから深い森のなかで共同生活が始まる。
主人公は鎖で繋がれていて、犯人に対して決して心を開かないのだが…

何度か逃げられるチャンスがあるもののことごとく失敗。
しかし、犯人が連れてきた新たな被害者女性が連れて来られたことで生活が少し変化してくる。
そんなある日、新被害者女性が犯人を油断した隙をついて襲い、逃げ出そうとしたことがきっかけで
主人公も自由になれるチャンスが巡って来る。ここでやっと犯人に逆襲!犯人あぼーん!
一ヶ月以上にもわたる最悪の生活に終止符を打ち、晴々とした表情で立ち去る主人公なのだった。


と、ここで終わっても、ところで娘は無事なんか?とかいろいろ気になるんだけど
物語はここで終わらなかったよ…



640: 映画ねたばれ2/2:2007/07/28(土) 23:26:12 ID:P8ETBpoE0
続き。


森を歩いているうちに一件の廃屋を見つけた主人公は、何故かその小屋が気になる。
窓も見当たらずドアも開かないが、わずかなすき間から中を覗くとそこには愛娘の姿が!
自分とともに犯人に拉致され、もう殺されているのではないかと思っていた娘が生きている!
涙ながらに喜び「すぐに出してあげるからね!」とドアに体当たりするが、開かない。
何度も何度も体当たりを繰り返し、ようやくドアが開いた…が、同時に何かが飛び出した。

…ドアを開けると凶器が飛び出すトラップが仕掛けられていたわけ。
命に別状はないものの、顔面にひどい怪我を負い、目も潰れてしまった(ように見える。
ただでさえ深い森の中で視力を失い、娘はまだ幼く(4~5歳くらい?)体力もなさそう。
しかも主人公は一度犯人に足を折られていて、完治していない。
なんつう絶望的な状況なんだ!と思ったところでジ・エンド。

これ、実話を元にしてるらしい…
映画用にいろいろ脚色してあるんだろうけど、この状況はキツすぎる。
最初の「SAW」を地で行くような過酷なゲーム?をクリアしたのにあまりにも救われないよ。



637:
本当にあった怖い名無し:2007/07/28(土) 23:01:07 ID:ulP2+dSl0
JIGSAWってジグソウだからSAWのスピンオフじゃないかな

>>637
スピンオフじゃないんだ。
全く関係なくて、でも冒頭の腹にカミソリ~ってくだりが確かにSAWを髣髴とさせるね。



642:
本当にあった怖い名無し:2007/07/28(土) 23:53:21 ID:8sESkeHp0
すげえ・・・キューブ系の不条理ホラーか?
実話ってなんだ・・・(((;゚Д゚)))



680:
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 04:14:29 ID:SCSZ1zjS0
題名忘れたけど、以前読んだ時代小説。
----------------------------------------------------
舞台は江戸時代。やや頭が弱く不器用だが気立てのよい女がいた。
夫と幼い子供と3人で幸せに暮らしていたが、夫が事故死してしまう。
女は子供を抱えて必死に働こうとするが、内職は不器用でさっぱりうまくいかない。
やむを得ずこっそりと夜鷹(街娼)をして子供を養っている。
ある晩、子供が病気で寝込んでおり、薬代を稼ぐために女は夜の街に出る。
今晩はなんとしても客をとらねばならない。

一方、同じ街を大店の若旦那が歩いていた。
許嫁が決まり、放蕩を叱られ馴染の芸者だかを親の手回しで隠されてしまい、
遊ぶ金も押えられて憤懣やるかたない。

そんな若旦那の袖を、一人の夜鷹の女が引く。
「金がないから」と振り払おうとする若旦那だが、冗談だと思ったのか
なおも誘ってくる夜鷹の女が案外美人なのに気を惹かれ、了承する。
しかし手持ちの金がないので事が終わるとそのままとんずら。
夜鷹が追いすがるが振り切って逃げてしまう。



681: 名無しさん@そうだ選挙に行こう:2007/07/29(日) 04:15:54 ID:SCSZ1zjS0
(続き)
女が長屋に戻ると、近所の人々が「遅かったじゃないか」と口々にとがめるように言う。
部屋の中にはぐったりした子供の姿。既に手遅れなことが一目瞭然だった。
立ち尽くす女。

数ヵ月後、若旦那は上機嫌で街を歩いていた。
覚え始めた商売が楽しくて仕方がなく、また親の目を盗んでものにしたばかりの
許嫁のことを考えてニヤニヤしながら歩いている。
雑踏の中でこちらを見てはっと立ち止まった女に、多分店の客だろうと
にこやかに愛想笑いしてすれ違う。

突然、若旦那は首に鋭い痛みを感じて振り返る。
触ってみた手には血がべっとりついている。
目の前にはかんざしを手に立つ無表情の女。
女の連れが女の名前を呼んで「あんた、何してるんだい!」と言う声を聞きながら、
「そんな女は知らない、一体何なんだ」と泣き叫ぶ若旦那。
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何と言うか、ひたすら欝になった。



787:
本当にあった怖い名無し:2007/07/30(月) 12:28:10 ID:0XasPcga0
そういえば高校生時代のときにあった話を投下。

文化祭シーズンになって、皆がそれぞれの意見や、したい出し物などを言い合って
盛り上がっていたときに、担任のアホ教師が「売り上げは全額寄付します」とか言い出した。
他の学校がどうなのかは知らなかったけど、明らかにこれはヒドイということで、
その瞬間から皆の発言がストップして、異様に重苦しい雰囲気になった。

で、一応挙手制で出し物が決まった(クラスの半分ぐらいしか挙手してなかったけどw)
が、皆の念頭には「どれだけ頑張っても無駄」という考えがあったので、
テンションが全くあがらず、結局人もほとんどこなかったので寄付できたのは結局三千円程度ww

あの時あの担任が「何割かだけ寄付~」とでも言っておけば、こんな結果にならなかったと思うと後味悪



798:
本当にあった怖い名無し:2007/07/30(月) 13:58:16 ID:SUyoZiqi0
>>787
共産主義の構図だな(w
「いくら頑張っても給料が同じなら、僕は昼寝をして過ごします」
小学校で共産主義について教えて貰った時、クラスメイトの一人がこういった
ら、教えた教師はぶち切れて宿題を山ほど出した
すると、児童達はその宿題をやりながら
「なるほど、これが噂に高い強制収容所か……共産主義って怖いね」
と話し合い、資本主義って良い!と言う結論に達した



801:
本当にあった怖い名無し:2007/07/30(月) 14:42:28 ID:btl3kNX10
共産主義は人間の性善説に基づいたシステムだからね
人間が「自分だけ得をしたい」とか「他人よか損はしたくない」とか
思わない生き物だったら上手く行ってたんだろうな

ちなみに俺もそんな社会だったら昼寝して過ごすよw



845:
本当にあった怖い名無し:2007/07/30(月) 23:30:15 ID:8O7DlRkW0
作者は忘れたけど、確か「鳩」という小説。「愚かな鳩」だったかも。
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主人公のもとに、息子の婚約者が自殺したとの知らせが入る。
遺書には「何もかもが嫌になった」みたいなことが書いてあった(と思う)。
婚約者の部屋には金の入った封筒が置いてあったらしい。

落ち込む息子を慰めつつも、もともと水商売(バー勤めか何か)の婚約者を嫌っていた
主人公の妻が「可哀相だけど、あんな女はすぐに忘れていい人と結婚するといいわ」
みたいなことを言うのにちょっともやもやする。

自殺した婚約者には死の少し前に情交した痕跡があり、そのことで息子は警察の
取調べを受けるが、息子にはアリバイがありすぐに解放される。
しかし、息子でないなら誰と関係を持ったのか、何故自殺したのか疑問に思う主人公。

そんな時、自棄酒で酔っ払った息子から主人公をなじる電話が入る。
「あんたが彼女を追い詰めたんだろ?母さんにつつかれて。まるで愚かな鳩だ。
彼女いた店の人に聞いたよ、俺の父親と名乗る人間が来たって」
しかし、主人公は覚えがない。ますます謎が深まり、主人公は自分なりに推理をめぐらす。



846: 本当にあった怖い名無し:2007/07/30(月) 23:32:06 ID:8O7DlRkW0
(続き)
一つの推論に達した主人公は、息子を説き伏せて二人で婚約者が勤めていた店に赴く。
「店に来た父親ってこいつだろ?」という息子に対し、店の人間は
「冗談ばっかり。お父さんってこの間来たハンサムな人でしょ、あなたにそっくりだったし」と
否定する。どういうことかと驚く息子に、主人公は自分の推測を語る。

未来の義父を名乗る男に声をかけられた婚約者は、男の「住んでいる所を見てもいいか」
という言葉に張り切ってもてなそうと家に招いたのだろう。
しかし家に着くと男は豹変して彼女をレ○プし、金の入った封筒を置いていったのだろう。

売春としての金か、主人公の息子との手切れ金のつもりか。
どちらにしろ、未来の義父母がそんな手を使ってまで別れさせようとしている事に
絶望して、彼女は自殺したのだろう。
おそらくその男は、母親(主人公の妻)に依頼されてやったに違いないのだから。

呆然としながら、「しかし、その男は一体誰なんだ…」と言う息子に、主人公は心の中で
呟く。
その男がどこの誰かは分からない。しかし、妻がそんなことを頼むような間柄の相手。
そしてその男はお前とそっくりな容貌。想像はつくじゃないか。
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あらすじしか覚えてなくて作者名も題名もうろ覚えでごめん。
もし知ってる人がいたら教えてくれたら読み返しにいきます。



850:
本当にあった怖い名無し:2007/07/31(火) 00:01:09 ID:YpS6ujZF0
真正面から後味悪い。

でも真相が主人公&息子に知れたのは
少しはマシなのか。
知らないほうが良かったのかもしれないが。



859:
845:2007/07/31(火) 00:29:23 ID:BVXBHZHD0
何度もごめん、確か原文には「主人公(冴えない)と息子(イケメン)は
似てないけど、店にやってきた男は息子とよく似たハンサム中年だった」と
いう描写があったんだ。
分かりにくい書き方でごめん。



861:
本当にあった怖い名無し:2007/07/31(火) 00:40:56 ID:S5U1xe+50
>>859
いや、分かりやすかったし面白かったよ。
久々に直球で良かった。



転載元:http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/occult/1184952732/