後悔

64: 本当にあった怖い名無し 2018/07/14(土) 15:08:04.91 ID:UeWPZfF60
飯島早恵『渚のバッドエンド』

平凡なサラリーマンだった主人公は、まるで「最初から存在しなかった」かのように会社をクビになり、絶望する
そして傷心から「海を見に行こう」という凡庸でつまらない発想をし、車に乗って海へ向かって走り出した

道中、主人公が赤信号で一時停止していると、ヒッチハイクをしていた女子高生が勝手に主人公の車に乗り込んでくる
この底抜けに明るくお調子者の超可愛い(自称)女子高生、家では父親から虐待され、学校ではいじめられ、家出をして万引きを繰り返しているらしく、「この世界のどこにも居場所が無い」と語る
主人公は女子高生に強引に言いくるめられ、なし崩し的に二人で海へ向かうことになる

その後も主人公は一癖も二癖も有る薄幸の道連れ達を次々と拾っていく
ボッタクリの結婚相談所に全財産を貢いだ上に、結婚詐欺師に騙されてオンライン詐欺に手を染めてしまい、自殺未遂を繰り返す女性行員
借金を重ねて豪遊し、その責任を夫に押し付けて借金取りから逃げた主婦と、その幼い息子
そして極め付けは、目下逃亡中の凶暴な無差別大量殺人鬼
奇遇なことに、彼等の誰もが「自分の存在」に関する心の葛藤を抱え、そして「海が見たい」と感じていた
この不快な仲間達と共に、主人公は珍道中を繰り広げながら海を目指すことになる



65: 本当にあった怖い名無し 2018/07/14(土) 15:12:49.00 ID:UeWPZfF60
主人公一行の話と同時進行で、数々の怪事件を追う刑事サイドの視点も語られていく
万引き、オンライン詐欺、借金取りの殺人、そして無差別大量殺人
事件を追って行くうちに、刑事は海の方角へと向かっていく……

とうとう主人公一行は海岸へとたどり着き、それぞれが思い思いに海を満喫する
殺人鬼と幼い息子は銃でカモメを撃って遊んでいた
その光景をただぼーっと眺める、疲れ果てた主人公
すると主人公の隣で膝を抱えて座っていた女子高生が、主人公に語りかける

「あんた凄いね。こんなとんでもない連中を引き連れて、本当に海までたどり着いちゃうんだから」
「私、皆と同じで、自分がこの世界に存在してるのか、してないのか、分からなかったんだ」
「でも、ここまで来て分かった。私、存在したい、この世界に」

その後、女子高生が「付き合ってみる?」などと冗談を言って主人公をからかったり、互いに憎まれ口を言い合ったりして、最終的に「二人は似た者同士でお似合いだ」ということがわかって、なんだかんだで良い雰囲気になる



66: 本当にあった怖い名無し 2018/07/14(土) 15:14:32.55 ID:UeWPZfF60
そこへ、サイレンを鳴らしながらパトカーが大挙してやって来る
「逃げろ、警察だ!」
殺人鬼に命じられるままに、主人公達は車に乗り込んで逃走した
警察とのカーチェイスの末に、主人公達の乗った車は崖から転落してしまう

気が付くと、主人公は警察に保護されていた
しかし女子高生たちの姿は無く、刑事の話によると、転落した車の中には主人公しかいなかったらしい
女子高生たちは海に投げ出されたのか、それとも逃げたのか
主人公は仲間達を見付けてくれるよう刑事に懇願する

刑事は怪訝そうな顔をしながら奇妙な尋問を行う

刑事「失礼ですが、あなたの性別は?」



67: 本当にあった怖い名無し 2018/07/14(土) 15:17:14.79 ID:UeWPZfF60
主人公「は……? どう見たって僕は男じゃないですか!?」

取り調べが終わっても、主人公は取調室に監禁され続けた
仲間達がどうなったのか、これから自分はどうなるのか
主人公はストレスで気が狂いそうだった
すると、どこからともなく仲間達の声が聴こえ始めた
主人公は周囲を見回すが、仲間達の姿は見えない
仲間達の声は主人公の頭の中から響いているのだ

『あなたはね、多重人格なんだよ』

女子高生も女性行員も、主婦も、その息子も、殺人鬼も、本当はこの世界には存在せず、主人公の頭の中に存在する人格だった
万引きをしたのも、オンライン詐欺をしたのも、借金取りを殺したのも、無差別連続殺人をしたのも、全て……

主人公は取調室内にあった鏡を目にし、自分の本当の姿を知って愕然とする

主人公の本当の姿は、ヨボヨボに年老いた老婆だった
「主人公」という人物も最初からこの世界に存在せず、「一人の老婆の中に生まれた複数の人格の内の1つ」に過ぎなかった

頭の中で、女子高生が主人公に語りかける
「お婆ちゃん、末期ガンなんだ。あと3か月ももたないと思うよ」
「あんたの人格が一番長く表に出ていられたのはね、あんたがお婆ちゃんの初恋の相手にソックリだったからなんだ」
「お婆ちゃんと初恋の人のたった1度のデートの場所はね、あの海岸だったんだよ……」



71: 本当にあった怖い名無し 2018/07/15(日) 03:25:27.15 ID:PTcYuhlU0
さいとう・たかを「ゴルゴ13/善人の死」
老保安官、連続放火事件の犯人をわずかな違和感から突き止める。
TVのインタビューで、老保安官は語る。

「私はヒーローでも善人でもありません。私は殺人事件の兆候を見逃したことがあります…あれは警察署長時代、クリスマスの夜でした」
「夫婦が殺され、幼い一人娘が重傷を負いました。その子は犯人に隠れて、必死にSOSを送っていました…私はおかしいと思いましたが、無視しました。早く帰宅したかったのです」
「犯人は妻の浮気相手でした。私は夫から、妻の浮気疑惑を聞かされたことがありました」
「あの夜、夫婦の家に見慣れない車が(小さな町で、住人みんなが知り合いでした)乱暴に停めてありました…夫婦は几帳面な性格だったのに」
「私が思い切って踏み込んでいれば、あるいは…。あんな思いは二度と御免です、だから私は」

重傷を負って助かった一人娘は今、やさぐれた中年女になっていた。
TVのインタビューを偶然見た女は激高して金庫を開けた。
中には札束の山。老保安官の長年の仕送りだった。

「あいつ、気付いていたんだ!ちきしょう、なんだい!こんな金!馬鹿にしやがって!」

(仕送りは罪滅ぼしではない…願わくば、あの子供の気の済むように使ってくれたら…)
過去の過ちを告白して気が晴れた老保安官を、ゴルゴは撃った。

「ざまあみろ!今頃あいつは、あいつの金で…いい気味だ!」
老保安官の仕送りでゴルゴを雇った女は高笑いした。



74: 本当にあった怖い名無し 2018/07/15(日) 09:57:51.46 ID:azO/Db950
>>71
仕送り凄い無駄やったやん・・・
しかしゴルゴ雇える金額を溜め込むとは



77: 本当にあった怖い名無し 2018/07/15(日) 23:09:07.53 ID:IL8JrmdO0
>>71
気が晴れちゃいかんだろ



75: 本当にあった怖い名無し 2018/07/15(日) 10:00:03.58 ID:azO/Db950
メタルギアソリッド2に登場するスティルマンの話

スティルマンはかつて爆発物処理のスペシャリストで、一部の業界ではその名を知らぬ者はいない英雄的な人物
でも、あるテロ事件で仕掛けられた爆弾を解除出来なくて、爆発によって多くの死者(人質にされていた子供達)が出てしまって、彼自身も片足を失った
スティルマンはそのまま引退して前線を退いて、爆発物処理の学校で教官を勤めることになった
そこでスティルマンは一人の天才少年と出会い、爆発物の全てを教え込んで育て上げた
やがて少年は10才にして核爆弾を解体するまでに成長した

物語の舞台となる海洋プラントがテロ組織に占拠されて、居合わせた政府の要人達が人質となってしまう
アメリカ特殊部隊工作員である主人公・雷電がプラントに潜入して、人質を救出し、テロ組織と戦うことになる
テロリストの一人である「ファットマン」という名の爆弾魔は、芸術家気取りで爆破テロを行う凶悪犯であり、かつてのスティルマンの教え子である天才少年
プラントのあちこちにファットマンの爆弾が仕掛けられていたので、雷電は人質のスティルマンに接触して協力を扇いで、スティルマンの助言に従って爆弾を探し出しては解除していくことになる



76: 本当にあった怖い名無し 2018/07/15(日) 10:06:18.22 ID:azO/Db950
しかし中盤で急展開
なんと今まで雷電が解除してきた爆弾は全て解除されても何の問題も無い囮に過ぎなくて、本命の爆弾は別の場所に隠されていた
雷電の今いる位置からではもう間に合わない・・・!
ってところで、スティルマンが「ワイが爆弾を解除しに行く!」と名乗りを上げる
「いや、その足(片足が義足)じゃ無理でしょ」って雷電が止めるんだけど
スティルマンは「いや、実はワイは歩けるねん。それどころか、走ることすら出来るんや・・・」と言い出す
訳がわからない様子の雷電
スティルマンは「実は片足が無いというのは仮病だったんや」と衝撃のカミングアウト

実は、かつてスティルマンが片足を失ったとされるテロ事件の際、スティルマンは爆弾解除に失敗したと言うよりは、
「解除出来へん!」と諦めて、人質の子供達を置き去りにして自分だけ退避しようとしていたのだ
そして恐ろしい爆発が起きた後、地面に伏したスティルマンが恐る恐る顔を上げると、心に訪れたのは後悔や悲しみなどてはなく、「安堵」爆発で無惨に飛び散った子供達の亡骸を見て、「自分ではなくて良かった」と思ってしまったのだ
そして生還したスティルマンは、卑怯にも自分だけ逃げ仰せて生き延びた負い目から、世間の批判を恐れ、「自分も片足を失った」と嘘を吐き、これまで偽りの生活を送ってきたのだ

「それももう終わりや。ワイも、君のように戦いたいんや」
スティルマンはかつての情熱を取り戻したらしく、プラントを守るため、爆弾を解除すべく駆け出した

しかし、暫く経った後
「あかん。やっぱ解除出来へん、すまんな。ファットマンの技術は完全にワイを越えとるわ。しかし、弟子に越えられるというのは、不思議と嬉しくもある・・・」
「ほな、さいなら・・・」

ドッカーン!

スティルマン、プラントの一角と共に海の藻屑と化して無事死亡



81: 本当にあった怖い名無し 2018/07/16(月) 20:52:58.52 ID:vAz0mgt/0
行き付けのラーメン屋に漫画を寄付したんだけどさ、次行った時には捨てられてた
本棚に無かったから「もしかして処分したんですか?」って聞いたら、笑顔で「うん」と答えられた
特別に値引きされたり、おまけのサービスされたり、注文する前に「いつものですね?」って言われたりするような常連だったのに、これはショックだった
「捨てるなら返してほしかった」って言ったら、またまた変わらぬ笑顔で「そうだよね」って返された



83: 本当にあった怖い名無し 2018/07/17(火) 01:47:32.77 ID:OsTP8fQC0
まあ、週刊誌しか置いてない店だったから単行本は迷惑だったのかもしれない
そして俺の渡し方も悪かったかもしれない
「この漫画寄付します。1、2巻は面白かったんですけど、3巻はつまらなかったので」
って言って1、2巻をすっ飛ばしていきなり3巻だけを渡したから
後日1、2巻を持ってそのラーメン屋に行ったら3巻捨てられてた・・・
新品で買ってから1日しかたってない代物だったのに・・・
ラーメン食べた余韻も吹き飛んだわ



84: 本当にあった怖い名無し 2018/07/17(火) 03:35:44.94 ID:5/83SzLk0
>>83
ごめん、それなら俺も3巻だけ渡されてたら捨てるかもしれん



87: 本当にあった怖い名無し 2018/07/17(火) 12:21:28.71 ID:S+IB/NAw0
>>83
アスペのラーメン屋さんかとおもったらアスペのお客さんの話かよ
ワロタわ



111: 本当にあった怖い名無し 2018/07/21(土) 08:13:02.13 ID:YbFyvP480
それから暫く経ったある日
相変わらず浮浪者同然の生活を送っていた主人公の前に、あの外套の男が現れる
男は今では景気が良いらしく、奢ってやると言って主人公を食事へと誘った
食事をとりながら、主人公は泥棒呼ばわりしたことを改めて男に謝罪した
すると男は「泥棒呼ばわりされたことには感謝している」と奇妙なことを言う
男は語り始める
かつて男は自らを「善意の人」と信じて生きていた。だからこそ、彼は自分と似た境遇の主人公に出会った時、外套を譲渡したのだ
しかし主人公から泥棒呼ばわりされた時、男は「開放感」を味わった
戦後、多くの者が不正を働いて生きていく中で、自分だけが品正しく生きていくことの何と愚かで虚しいことよ
男はそのまま犯罪者へと身を落とし、人を殺め、闇市を仕切るようにまでなり、今ではちょっとした小金持ちになったのだ
「今度、この外套も売り払うつもりだ。その時には、またお前に御馳走してやろう」
そう言うと男は去って行った
主人公は食事を続けたが、味を感じなかった



112: 本当にあった怖い名無し 2018/07/21(土) 08:15:39.60 ID:YbFyvP480
>>111順番間違えた。こっちが先

梅崎春生「しじみ」

戦後間もない日本
主人公は職も家も失い、飢えと寒さに苦しむ日々を送っていた
そこで外套を着た一人の男が主人公とぶつかり、言い争いになる
しかし男は主人公の境遇を知ると態度を変え、ぶっきらぼうにではあるが自分の着ていた外套を脱いで主人公に譲り渡すと、去って行った

主人公はその後何日かは外套のお陰で寒さをしのぐ事が出来たが、外套の高価さを実感するうちに着心地が悪くなっていき、あの男に返却することを望むようになっていった

ある夜、主人公が外套にくるまって路上で寝ていると、何者かが外套を剥ぎ取ろうとしてくるではないか
「泥棒!」
主人公が顔を上げると、そこに居たのはあの男だった
男は主人公の「泥棒」という言葉に呆気にとられた様子で、奇妙な表情を浮かべて呆然としていた
実は男も主人公と全く同じような境遇であり、それにも関わらず一度は主人公に外套を譲渡したものの、やはり寒さに耐えかねて取り返しに来てしまったのだ
主人公は、泥棒呼ばわりしてしまったことを男に謝罪し、外套を返す
男は外套を受けとるが、「確かに俺の行為は泥棒以外の何者でもない。この外套は一度はお前に譲った物だった」と自らの比を認め、神妙な面持ちのまま外套を持って帰って行った



135: 本当にあった怖い名無し 2018/07/24(火) 00:29:18.61 ID:LMENSnrC0
奇跡体験アンビリバボーが後味悪かった
その回は動物特集で序盤は可愛い動物の短い動画集から始まり
ひたすらかわいい映像を流した後
狂暴化したツキノワグマが人間を襲った実際の事件を再現VTRで紹介
前半と後半の温度差に俺が付いていけなくなりながらも
ツキノワグマは猟友会に射殺されVTRが終了し
映像がスタジオに戻った時の芸人の感想が

「クマがかわいそう」
「麻酔銃にできなかったの?」



番組終了
クマかわいそう発言には特に何のフォローもなかった
クマに襲われた被害者の中にはクマパンチで眼球片方なくした人も居た
アンビリバボーな1時間だった



136: 本当にあった怖い名無し 2018/07/24(火) 01:42:16.26 ID:imhwf1j70
人間は侵略者で略奪者やからしゃーない



202: 本当にあった怖い名無し 2018/07/27(金) 13:00:14.12 ID:6oVvjGbq0
いしいひさいちのマンガ。

中世、二人の青年が古代の墓を盗掘。
たたりがあるんでねが、と弟分は怖がるが、兄貴分は気にしない。
二人がかりでやっと持ち上がる石棺のフタにつっかい棒をかませ、兄貴分が中に入って墓の主の邪魔な骨を捨てて副葬品のお宝を盗もうとすると、つっかい棒が折れた。
弟分はパニックを起こして逃げた。
墓荒らしがばれるのを恐れて助けを呼ばなかったのか二人が誰にもまともに取り合ってもらえないみそっかすだからかは不明だが、助けはなかった模様。

現代。墓が発掘され、兄貴分の骨が墓の主と誤解される。
見事な副葬品!さぞや高貴なお方が!と浮かれるニュースで終わり。



218: 本当にあった怖い名無し 2018/07/28(土) 12:38:56.81 ID:+yxLN0QD0
豊島与志雄『白血球』
わけわからん上に面白くないけど、どことなくキモくて後味悪かった

化け物屋敷と呼ばれる豪華な家に引っ越してきた一家。「本当に化け物屋敷なら家賃が安くなる」と気楽に構えていた
しかし怪奇現象が相次ぎ、恐ろしい日々を過ごすことになる
怪奇現象が発生する部屋の押し入れの板を外してみると、板には無数のカビのような白い斑点があった
板を警察に調べてもらうと、白い斑点には人間の白血球が含まれており、その正体は蚊の糞だということが分かった
かつてどこかで殺人事件があり、被害者は瀕死、または死体の状態であの板の上で、閉ざされた空間に放置されていた
そこで大量の蚊が湧き、被害者の死体を食い、板に糞を垂れ続けたのである
一家はすぐにまた引っ越した。今度の家は汚くて狭かったが、それでも安心して暮らせたという



255: 本当にあった怖い名無し 2018/08/01(水) 01:14:55.16 ID:WSAD7fLo0
最近売ってるサスペンス系漫画雑誌に載ってる漫画だけど


時田かける『悲しみは終わらない』

家庭内暴力が元で無理心中した家族の唯一の生き残りの主人公・香澄が自分の家族を侮辱した人間に復讐する話。
日頃から家で暴れていた主人公の兄の暴力に耐えかねた両親がその兄を殺害、直後に両親が自殺。
遺族となった香澄は偶然TVでコメンテーターの洋子が無理心中の話題を持ち出す形で「両親の努力が足りない」と被害者をバッシングするような発言をしている様子を観たのをキッカケに復讐を決意。
洋子は世間ではかなり有名な人物であるが、その反面負けず嫌いなエゴイストでもあり、公で香澄の両親を侮辱した事に関しては反省どころか罪悪感すら無く、彼女の両親からも苦言を呈されていた。
復讐を決意した香澄はメディアに対して「洋子をナイフで殺す」と予告して世間を騒がせ、当然洋子からは警察に通報すると反論されたが、香澄は「本当に実行するかわからない予告殺人で警察がすぐに動くとは思えない」と逆に一蹴。
そして、言論の自由を盾に自分の発言を正当化させようとするも、「意味をはき違えた無責任」などとまたしても論破され、その場しのぎの謝罪も本心を見透かされて拒絶されてしまう。



256: 本当にあった怖い名無し 2018/08/01(水) 01:16:41.55 ID:WSAD7fLo0
>>255の続き

中盤では香澄と洋子の対立が世間を更に熱狂させ、その頃には洋子は何かに怯えるようになり、ある日偶然ナイフを持った別人に襲われたのをキッカケに番組を干されて築きあげた地位を失ってしまった。
その頃、香澄は取材に訪れた作家の男に事件の苦しみを語っていたが、香澄の自宅の前にはカメラマン達が待機しており、作家の男が帰った後に洋子が香澄のところへと現れてナイフで襲撃。
カメラマン達は洋子を止めるどころかその一部始終を撮影して結果的に香澄を見殺しにしてしまい、香澄を殺した洋子は全てを失って疲れ果てた末に香澄の後を追うかのごとく自殺。
香澄と洋子の死後、カメラマン達は世間から激しい非難を浴びたが、罪に問われることなく有耶無耶に終わってしまった。
家族を失った香澄には身寄りがいなかったが、大勢の警備員と参列した有志達に見守られながら葬式が行われた。
一方、洋子の方は「人を殺して自殺した」という理由で葬式に参列した者は少数であり、訪れた関係者はどこか乗り気ではなく、洋子の両親は悲しみが癒えない状況で海外の記者達にインタビューを強いられる等、
香澄とは対照的に規模や演出において見る影もなく、皮肉にも世間にもてはやされた人生とは程遠いみすぼらしいものになってしまった。
更に皮肉だったのは洋子の両親がカメラマン達の名前と住所を調べ上げ、記者達の前で復讐を決意するという結末を迎えてしまった事である。
香澄と洋子の顛末を知った作家の男は香澄の死を無駄にしないための行動を起こすことを決意。そこで物語が終了。



257: 本当にあった怖い名無し 2018/08/01(水) 01:48:00.48 ID:BWf0sj5MO
現実でもありそうな感じ
まあ迂闊な事は言うなって教訓なのかは知らんが



266: 本当にあった怖い名無し 2018/08/01(水) 13:48:44.71 ID:Pnj1xOuv0
よくある話。
小学校5年生の二学期のこと。
夏休み明け最初の学級会で学級委員を決める投票があった。
候補者はなくクラスに紙が配られて男女それぞれ一人の名前を書いて提出する無記名方式だった。
私は一番足が速く声の大きいSくんと背が高く大人びたやはり声の大きいAさんの名前を書いた。
いざ開票。
男子はいつも女子の鉛筆を折ってまわるKくん、
女子はいつも薬草みたいな独特の匂いがするCちゃんに
それぞれ40人クラス中で35票も入り、二人が二学期の学級委員となった。
Sくんは2票、Aさんは3票だった。
Kくんはサッカーはうまいし、Cちゃんも声が大きいからそんなものかなと思ったし、
じゃあきっと三学期はSくんとAさんが学級委員になるんだなと思った。



267: 本当にあった怖い名無し 2018/08/01(水) 13:57:49.42 ID:Pnj1xOuv0
>>266
12月の初め、クラスで行うクリスマス会について話し合う学級会の日。
担任が突然「今日の議題を変えます」と言った。
議題は「いじめについて」

このクラスで陰湿ないじめがある。
それは夏休み前から始まっていて、組織票でKくんとCちゃんを二学期の学級委員に祭り上げた。
学級委員が決まった日の放課後に二人が泣きながら先生に「やりたくない」と訴えてきた。
二人に学級委員をやれる能力なんてないし人望も人気もないし友達もいない。勉強も出来ない。
先生は二人に「やらなくていいよ。もう一度投票をしよう」と言ったけれど、二人とも「悔しいからがんばる」と言ってくれた。
学級委員をやれるような能力も人望もないのに。
人気もないからクラスをまとめるのは大変だったと思うし、実際まとめられていなかった。
君たちはこの状況を見てどう思う?心が痛まないか?
君たちは友達もいなくて人気もないのに学級委員が出来るか?

先生は涙ぐみながら語った。
教壇にいたKくんとCちゃんも泣いていた。



269: 本当にあった怖い名無し 2018/08/01(水) 14:07:16.59 ID:Pnj1xOuv0
>>267
先生は一頻り語ったあと、前から順番に「KくんとCちゃんに学級委員に投票してごめんなさい」と謝れと言った。
みんな順番に席を立って「投票してごめんなさい」と謝っていく。
SくんもAさんもだ。
そして私の番。

「私はSくんとAさんに入れてしまいましたごめんなさい」

クラスのイケてる女子グループの人たちが笑ったのが分かった。
そうしたら先生がブチキレて、女子たちが殴られた。

「お前らは人の過ちをそうやって笑う生き物なんだ!Cに蟯虫がいたことも虱がいたのも漏らしたのも1年生のときの話だろ!」
「先生は一生お前らを笑ってやる!」

私、4年生の三学期に転入してきたので1年生のときの話は知らなかった。
そもそも組織票の話も知らなかった。



270: 本当にあった怖い名無し 2018/08/01(水) 14:09:42.07 ID:Pnj1xOuv0
>>269
結局その年のクラスでのクリスマス会は無かったし
残りの学級会の時間と休み時間は千羽鶴を折らされた。
完成した千羽鶴はみんなの謝罪の証としてKくんとCちゃんに贈られた。

30年以上前の話。



275: 本当にあった怖い名無し 2018/08/01(水) 20:20:44.09 ID:XUI7EYnX0
>>ほんと陰湿だよな日本の社会は



268: 本当にあった怖い名無し 2018/08/01(水) 14:04:42.98 ID:oKZXtOLd0
学級委員決定の学級会
担任「ということで学級委員を決めるが、投票はやらない。
なんでかと言うと、お前らはできない人にわざと委員を押しつけたりするからな。
だから先生が指名する。委員長はA、副は男子がBで女子がC。
さあ、みんな拍手!」

中学校のときの担任はこんな感じだった。
また、学級会で変なことが決まったときも
「そんなのダメに決まってるだろ!」の一言で却下。
でも、そのほうが結果的にはよかった。



306: 本当にあった怖い名無し 2018/08/05(日) 08:04:24.15 ID:rf9anvg10
俺の兄は甲子園常連校の野球部だった。部室で殴る蹴るは当たり前。
寮でも何の落ち度もないのに、上級生の機嫌が悪いだけで
馬乗りになって30数発殴られた。
もちろん何もできやしない。ひたすら耐えるだけだ。
2年生の夏、県大会決勝戦は1点差で甲子園を逃した。
スタンドの後輩は全員泣いて抱き合って喜んだ。
「あんな奴らに甲子園なんて行かせてたまるか」と。
青春でもなんでもない。高校野球なんて昔も今もそんなものだ。
二度と戻らない高校時代。覚悟があるなら入ればいい。
止めやしないが地獄を見るだけだ。



307: 本当にあった怖い名無し 2018/08/05(日) 09:32:27.57 ID:hudAA+zt0
オレの母校が明日の甲子園で戦うんだが全く応援する気が起きなくてクソワロタ
オレも山梨学院なんだが
はっきり言ってスポーツ特待生で入ってきた野球部のレギュラーのやつらとは同じ高校だとは思ってない
あいつらは入学金と設備費を合わせた30万円が無料だし月額4万3千円の授業料も全て無料
そのほかもろもろの費用も免除されててその上毎月4万円の奨学金が支給される
こっちは生徒会費とかPTA費とかアホみたいなものまで払ってるのにやってられんよ
しかもやつらは一日中野球やってるだけ
一方オレは毎日7時間授業だった
これでどうして応援できる?



320: 本当にあった怖い名無し 2018/08/06(月) 16:39:31.47 ID:rgHeMTDc0
手塚治虫「ブラック・ジャック」から

ヨーロッパ東部を思わせる、共産圏との国境地帯で道に迷って行き倒れたBJを、「狼女」が助けた。
狼女は重度の口唇口蓋裂の少女で、障害を理由に怖れられたった一人で山奥に隠れ住んでいた。
一宿一飯の恩義で障害を整形してやったBJ、隠者のお前さんは知るまいが国境が近いからやたらと出歩くな、と言い置いて去る。
美しくなったのが嬉しくてたまらない少女、一人で歌いおどるうちに国境へ。
警備兵、少女を亡命者か逃亡犯かスパイか、とにかくろくなもんじゃないと判断し射殺する。終



359: 本当にあった怖い名無し 2018/08/12(日) 04:44:47.85 ID:URNGId7t0
昔どっかのスレで観た動画でこんなのがあった
公道で行われていた自転車(ロードバイク)レースの動画なんだけど、自転車に乗ったレーサー達の後方から一台の車がけっこうな勢いで突っ込んで来て、レーサー達を薙ぎ倒しながら突き抜けて走り去って行った。当然死者が出た

スレ住民による解説によると、逮捕されたドライバーは「レーサー達に襲われた」と証言したのだそうだ
でも実際にレーサー達がとっていた行動というのが、「車を追い抜く際に、車の車体をタッチ感覚で軽く叩いた」という程度の些細な事だったらしい
それをドライバーは「自転車の集団に襲われた」と勘違いし、パニックを起こしてアクセルを踏み込んで大惨事を引き起こした、というわけである
ちなみに車の助手席にはドライバーの幼い息子が乗っていたんだそうだ



369: 本当にあった怖い名無し 2018/08/13(月) 15:48:51.97 ID:K1L8jrKo0
だいぶ前のNHKみんなの歌で、『ベートーベンのおばあちゃん』という曲。

要約すると、子供のころベートーベンは音楽なんか大嫌いでサッカー選手(!?)になりたかった、
でも孫の才能を見抜いたおばあちゃんはボールを針でパンクさせ、ベートーベンをピアノに縛り付けて泣きながら特訓させた、
遊びたくても一日中室内でピアノ、友達はゼロ、いつしか笑顔も消えて無口な暗い性格に…
「なんて悲しい運命なんだ」鍵盤に落ちた涙が鳴らしたメロディーで出来上がった名曲『運命』、
ありがとうおばあちゃん♪ 貴女がしごいてくれたから僕たちは今も素晴しい彼の曲を聴くことができるのです、バンザイ!

…みたいな感じ。
あまりの搾取子肯定な歌詞にドン引きした。


なお、最初にサッカー選手とか出てきた時点で分かると思うけど、この歌詞は史実とはかなりかけ離れたフィクション。
(祖母はベートーベンの幼児期にアル中で修道院に入れられていて、物心ついて以降ほぼ会う機会は無かったっぽい。
ただし、宮廷歌手の家柄で、呑んだくれの落ちこぼれ親父に才能をアテにされて虐待まがいのスパルタ教育を受けたのは事実。)

なんでこんな時代錯誤の教育ママや過干渉虐待を推奨するような歌をNHKが喜々として流すんだ…と思ったら、
一応、日本のオリジナルではなく、外国語の元ネタ曲があるらしい。
イタリアの児童合唱コンクール的な音楽祭の入賞曲で、審査員も子供らがやっている。
この音楽祭の入賞曲は、『黒ネコのタンゴ』『トレロ・カモミロ』『ちびっこカウボーイ』など
日本の児童曲へもカバーされているものが多い、みんなのうた御用達の元ネタ供給源。
元ネタ(La nonna di Beethoven)だと更に、おばあちゃんは耳を引っぱって怒鳴りつけ
ベートーベンはツ○ボになっちゃった♪みたいな歌詞もあって、
さすがにそこまで酷い部分は日本語版へは翻訳されず、あれでもだいぶマイルドになっているんだなぁと思った。



373: 本当にあった怖い名無し 2018/08/13(月) 19:30:52.95 ID:cqhGhD9E0
>>369
文章書くの上手だね
アンビリバボー2時間SPくらい情報量があるのにスラスラ読めたよ
でも後味悪いのは歌うんぬんより父親のくだりだったわ



370: 本当にあった怖い名無し 2018/08/13(月) 15:50:42.57 ID:K1L8jrKo0
ちなみに、イタリア語版では、間奏やバックコーラスに挿入される
『運命』の「ダダダダーン」というメロディーに、「nonna nonna~♪」の歌詞が付いているけれど、
ひょっとして、むしろここの部分こそ作詞者が「恐いおばあちゃん」イメージの着想を得た発端の本体じゃないんだろうか?

だとしたら、そこが反映されていない日本語版は、ギャグのニュアンスが上手く伝わらず ただひたすらベートーベン少年が可哀想なだけの、
“作詞者が何考えて作ったんだか意図不明で気持ち悪い歌”になってしまったんじゃないだろうか。



372: 本当にあった怖い名無し 2018/08/13(月) 17:55:08.68 ID:kZ37y6TC0
ベートーベン「徹夜で作曲したからコンサートの舞台でぶっ倒れて演奏は出来ませ~ん」

これが許されたことが後味悪いわ



374: 本当にあった怖い名無し 2018/08/14(火) 04:58:56.06 ID:gKQ58kZU0
なんかマイケルジャクソンも父親がひどい奴だったらしいね



378: 本当にあった怖い名無し 2018/08/15(水) 14:31:11.72 ID:WrgjyEjH0
昔読んだホラー漫画の短編
小学校で予防接種が行われる日。子供達はある噂話をしていた
それは「注射の針が注射器から外れて血管に入り混んでしまい、心臓に針が到達すると死ぬ」という噂
それを聞いた主人公の少女



379: 本当にあった怖い名無し 2018/08/15(水) 14:44:26.48 ID:WrgjyEjH0
書きかけで送信してしまいました。申し訳ございません

その噂を耳にした主人公の少女は、異常なほどに怯える
いよいよ少女が注射を受ける番が来て、無事に注射を終えた
かに思われたが、少女は一瞬だけ見てしまう
自分に使用された注射器から針が無くなっていたのを
一瞬のことだったので、疑心暗鬼にかられながらも保健室を後にする少女

少女が立ち去った後、予防接種を行っていた医者と看護婦は、先程使用した注射器から針が無くなっていることに気付いて大慌て

教室に戻った少女は「自分の血管に針が入ったかもしれない」と泣きわめいて錯乱
子供たちも少女を取り囲んで大騒ぎ

一方、医者と看護婦は、床の上に落ちていた針を発見して安堵していた

教室では相変わらず大パニックが続いていた
そして少女の腕の血管の中に針の形がクッキリと現れ・・・

というところで終わり
恐らく本当は少女の体内に針なんて無いのに、最後に現れた針の形がとにかく不気味だった



413: 消えたドロテア 2018/08/19(日) 23:24:36.54 ID:OVIHJWeY0
パーヴェル・ヴェージノフ『消えたドロテア』

孤独な作曲家マネフは、いつもと同じように独りで夜を過ごしていると、ドロテアという名の不思議な若い娘と出会った
ドロテアは心を病んでおり、普段は精神病院で暮らしているらしいのだが、時おり無性に人恋しくなり、こうして病院を抜け出して街に出てしまうらしい
マネフはドロテアにシンパシーを感じた。そして、若い娘に一人で夜道を帰らせる歩ことを快く思わず、「あなたの部屋に行きたい」と彼女からせがまれたのもあって、彼女を自分の部屋へと連れ帰った
決して誘惑されたのではない。孤独に耐えられなかったのだ

そこでマネフは、ドロテアが不思議な力を持っていることを知る。彼女はまるでテレパシーのように他人の心を読み取ることが出来るのだ
マネフが作曲したばかりの新曲を演奏して披露すると、ドロテアは「カスティリアの夜」という未発表の曲名を言い当てたのである
マネフはドロテアに興味を持ち、ドロテアの世話を焼き、やがて後見人のような立場になっていくことになる

マネフはドロテアの担当医と話し合い、ドロテアに音楽の仕事を手伝わせることにした
担当医によると、「ドロテアは感受性が豊かで、芸術に向いているかもしれない。それが彼女の心の治療に繋がるかもしれない」とのことだった
やがてドロテアは音楽に興味を持ち始め、マネフに教えを乞うようになる
マネフが音楽の教鞭を振るうと、ドロテアは本当に音楽の才能を開花させて急激に成長し始める
マネフはそんなドロテアにますます夢中になっていく



423: 本当にあった怖い名無し 2018/08/21(火) 01:09:04.27 ID:pAmsLORJ0
>>413
長っ!と思ったけど読みやすくて面白かったよ
マネフはどうして怖くなったんだろう?
私は空をとべるなら狂人になってたって良しとするよ



414: 消えたドロテア 2018/08/19(日) 23:26:11.32 ID:OVIHJWeY0
いつしか二人は同じ部屋で暮らすようになった
プラトニックな関係であったが、世間からは「心を病んでいて子供のように小柄な若い娘を、都合の良い愛人にしている」と後ろ指をさされた
それでもマネフはまるで意に介さなかった

時には二人は遠出をして、自然豊かな池の畔で戯れ、様々なことを語り合った
ドロテアは身の上を少しずつ語り始める
ドロテアは母から全く愛されず、冷遇された末に、幼くして叔父の所に養子に出されてしまった
ドロテア「そんな寂しい日々の中で、私は空を飛べるようになったの」
マネフは、空を飛ぶなど流石に妄想だ、と内心で思いながら話を聞いていた
それでもドロテアは「空を飛ぶことこそが人間の本当の幸福だ」と熱く語った

そしてある日、いつものようにマネフがドロテアに音楽のレッスンしていると、ドロテアがふと叔父のことを語り始める
ドロテアの里親となった叔父は優しい人だった
だが、ドロテアは叔父のことが苦手だった
叔父はまるで子犬を扱うかのようにドロテアを撫で、名を呼んだ
ドロテアはそんな叔父に対していつも言い知れない嫌悪感を感じていたのだが、まだ幼かった彼女にはそれがなんなのかわからなかった
そしてある日、ドロテアは叔父によって人気の無い物陰に連れ込まれると、そこで抱き締められて・・・

そこでマネフは「もう語らなくていい」と言って話を遮り、ドロテアを抱き締めた
いつの間にかマネフの目からは涙が溢れていた
そんなマネフを見て、ドロテアは「やっぱりあなたは良い人だった」「あなたには、幸せになる資格がある」と言った
そしてドロテアは窓辺に立つと、「私を信じて」と言ってマネフに手を差し伸べた
マネフの部屋は15階建ての高層マンションであり、窓の外は奈落だ
マネフが彼女の手を握ると、ドロテアは窓の外へと躍り出た

そしてマネフは本当に空を飛んだ



415: 消えたドロテア 2018/08/19(日) 23:29:57.90 ID:OVIHJWeY0
ドロテアはマネフを連れて自由に大空を飛び回った
二人で地上を眺めた。大きく静かで美しい山脈を、黒く帯のように流れる川を
マネフはこれまでの人生で感じたことの無いような興奮を覚えた
「幸せ?」と問うドロテア。マネフは「幸せだ」と答えた
しかし、やがてマネフの手を握るドロテアの手は冷たくなり始め、ドロテアの顔は青ざめていく
どうやらドロテアは長時間は空を飛び続けることは出来ないらしい
二人は元の部屋へと戻った

そしてマネフは興奮が冷めると急に怖くなり、ドロテアの担当医に会いに行き、空を飛んだことをありのまま報告する
ドロテアの読心能力については認めている担当医ですら、空を飛ぶことについては流石に眉唾といった様子で信じてくれず、
「彼女は人の心を読み取る能力がある。それなら逆に、彼女の方から他人の心に干渉する能力があるのではないか?」
「彼女はあなたに幻を見せたのかもしれない」とまで言った
マネフはドロテアに恐怖した。「このまま彼女と一緒にいたら、私はおかしくなってしまうかもしれない。もしかして、私は既にこの病院の患者達と同じように・・・」
担当医はマネフを落ち着かせると、「今後、ドロテアから空を飛ぼうと誘われても断るように」と忠告した

マネフは部屋へ戻ると、ドロテアに「遠方でのコンサートに一人で行く」と言って出掛けようとする
ドロテアは何かを感じ取ったらしく、「私と一緒に空を飛んだことを後悔しているの?」と必死にマネフに問う



416: 本当にあった怖い名無し 2018/08/19(日) 23:34:11.61 ID:OVIHJWeY0
マネフはそんなドロテアを宥めると、「すぐに帰る」と約束して出掛けた

マネフはそのまま宛もなく車を走らせ、見知らぬ田舎の町へと辿り着いた
そこで宿を借り、朝から晩まで酒場で酒を飲むという日々を送り、そのまま何週間も経った

ある日、酒場の演奏で「カスティリアの夜」が流れ始めた
マネフはドロテアのことを思い出した。そして、彼女と共に過ごした幸福な日々、彼女の示してくれた信頼と愛情を思い出した
「ドロテア!」
いてもたってもいられなくなったマネフは、荷物も持たずにドロテアのもとへと駆け出した

マネフが自室に戻ると、そこにドロテアの姿は無かった
室内に彼女の靴は有るのだが、窓が開いているだけだった
マネフは、ただ呆然と窓から空を眺め続けた。まるで、そうしていればドロテアが小鳥のように帰ってきてくると信じているかのように

そこへ緊急の知らせが入る
街から離れた野原で若い娘の死体が発見され、その姿がドロテアに似ているとのことだった

マネフは現場へと駆け付けた
広大な野原の中心に、無惨に変わり果てたドロテアの亡骸が有った

警察がやって来て、マネフを連行していく
警察は「彼女は誰かに殺された」と主張する。彼女の骨は折れ、内臓はめちゃくちゃだったのだ
マネフはドロテア殺害の容疑者として尋問を受け、アリバイは無かったが、最終的に証拠不十分として解放された

再び自室へと戻ったマネフは、また呆然と窓から空を眺めた
きっとドロテアは、帰ってこないマネフを探し求めて空を飛び続けたのだろう
そしてマネフの心の闇、裏切りを知った時、彼女は自ら翼を閉じ、あの野原へと落ちていったのかもしれない・・・
マネフは静かに涙を流した
もうそんなことを考えたって仕方がない。もう彼女は戻ってこないのだ
そして、自分には翼が無い。もう二度と、あの空を飛ぶことは無いのだ・・・



443: 本当にあった怖い名無し 2018/08/23(木) 07:00:42.00 ID:ufzakimd0
知人から聞いた話
知人の近所に、水道代を自慢する奥様がいたらしい
その奥様は自宅の水道のメーターを他の奥様方に見せびらかして「うちの水道のメーターが一番回ってるわー!」と大はしゃぎしていたのだそうだ
ある日、知人は何を思ったのか、ふとした隙を突いて半ば強引に奥様宅に上がり込んだ
すると家の中はやたらに暗く、一切の電化製品が動いていなかった
そして聴こえる音は水の流れる音だけ。キッチンやお風呂場を見てみると、水が無意味に出しっぱなしにされていた
見られた奥様は「てへっ」って感じだったらしいけど・・・
なんだか変に情けない話だった



445: 本当にあった怖い名無し 2018/08/23(木) 07:44:32.76 ID:WTLCS/12O
>>443
今で言う「マウンティング」なのだろうが
水道料金で見栄を張る行動が意味不明で後味悪い



490: 本当にあった怖い名無し 2018/08/28(火) 06:19:45.43 ID:9Igq686n0
ネットで読んだ体験談。(フィクションかどうかは不明)

報告者は友人達と供に心霊スポットの古い。トンネルに肝試しに行った
そこは暗くて不気味で、どことなく生臭かった。
トンネル内は真っ暗で何も見えず、来たはいいが何も無く、虫が多いわですぐに嫌気が差した。
せっかく来たけど、やっぱり帰るか。
そう思った矢先、投稿者は、
「トンネルの向こうから『何か』がこっちに近付いて来るような気配」を感じた。
呆気に取られていると、友人達から名を呼ばれ、我に帰った投稿者は帰路に付いた。
結局その『気配』が何だったのか分からないまま、何事も無く帰還した。

その翌朝。
件のトンネルの付近で人間の惨殺死体が発見されたとニュースで報じられた。
死体には数十ヶ所の刺し傷があり、犯人は不明。
被害者の死亡推定時刻は、投稿者がトンネルに肝試しに行った時間とほぼ同じだった。

それでは、投稿者があの時感じた気配の正体。
あの血生臭いトンネルの、闇の中では、刃物を持った何者かが、投稿者へと接近していたのだ。



512: 本当にあった怖い名無し 2018/08/30(木) 22:35:01.76 ID:n9lH2MH20
ニュースでアクティブな車イスの男性みたいな特集が組まれてた
その人はもともと脚が悪かったんだけど、¨障害者¨になる不安から車イスには乗らなかったんだって
でもいよいよどうにもならなくなって車イスに乗ってみたら松葉杖をついていた時よりも色々な場所にも行けるようになったそうな
彼がやったのは積極的にコミュニケーションをとって行きたい場所に連れていってもらうって方法なんだけと、無理なくお願いして協力できる人が手伝うっていう自然なやり方だった
それで車イスでは行けない観光地の崖の下とかにも行っててこれは良いなぁと思いながら見てたら、最後に
「やっぱり人は助け合いの生き物ですよね!」みたいに言って終わった
助け合いか?と思ったらもやっとした
他の番組でよくある「障害者を助けましょう」みたいな感じが一切なくて各々がやりたいことをやってるだけっていう感じに好感が持てたのに、最後の最後でひっかかった
頭を下げろって言いたい訳じゃないんだけど、なんか違う気がした



514: 本当にあった怖い名無し 2018/08/31(金) 09:33:28.64 ID:zAf0LJ4b0
>>512
助け合う子とが当たり前、みたいな雰囲気を作ろうとしてる、と感じたということ?



515: 本当にあった怖い名無し 2018/08/31(金) 11:18:36.47 ID:dSu+jZYT0
>>514
そんな感じ
そもそも一方的に介助されてるから"助け合い"じゃないのに
あくまでこの男性がコミュニケーションをとって"お願い"する姿勢に好感を持ってたから、何となくもやっとした
批判したいとかじゃないフワッとした嫌な感じだったから尚更後味が悪かったんだ



521: 本当にあった怖い名無し 2018/08/31(金) 18:37:23.15 ID:7Bw3F6uJ0
イベントでニュージーランド人に会った時の話。
母国で日本語を勉強したそうで、日本へは4度目だとか。
色々とお国事情を話して盛り上がっていたが、ふと「貴方は、鯨を食べたことありますか?」と言われた。
あ?反捕鯨国だったっけ…と思いながら「食べたことはないなぁ。あまり一般家庭によく並ぶものではないと思う」と言うと
「もったいない!あんな美味しいもの!僕はあれを食べてわかったよ。あいつらが捕鯨に反対するのは、食べたことがないからだ!」
と力強く言われた。
見たことはあるんだけど真っ赤で食欲が湧かなかった…と言うと「牛より美味しいよ!海の魚の中で一番美味しい」と言われた。
いや魚じゃないし。外国人がこんなに鯨を気にいるとは思わなかった。ちょっと食べたくなった。



522: 本当にあった怖い名無し 2018/08/31(金) 18:43:00.78 ID:G8zsVByO0
まあ実際こういうことあったけどね。俺の周りで。
俺がフランスに留学してた頃(3年ほど前)、仲良くなった白人と一緒に田舎町へ旅行に出かけたんだ。
で、その町で何やら韓国人?(ハングルのシャツ着てたから多分そう)が大勢から殴られてた。さすがにまずいんじゃないかと思ったから止めに入ったんだ。
皆が「このグックが盗みを働いたんだ。」「お前日本人か?俺たち白人と仲間だろ?このグックを殴るのをやめさせないでくれ。」って言うんだよ。
でも俺が頑張って説得すると上手く和解したよ。フランスでは日本は凄く好かれてるから「日本人がそこまで言うならそうか」って納得してくれるって聞いたのはあとの話。



534: 本当にあった怖い名無し 2018/09/01(土) 00:54:08.05 ID:GPzydSG20
中学生男子2人がペットボトルにドライアイスと水を詰めて
爆発しないか見てたけどなかなか爆発しないもんだからほったらかしに
たまたま通りかかった5歳の男の子が拾おうとすると爆発して男の子が大怪我

って事件があったな。
男の子が失明した、と思ってたけど失明は別のペットボトルドライアイスの事例だった。



537: 本当にあった怖い名無し 2018/09/01(土) 04:02:02.41 ID:4vNqYjA80
呪いと言えば、学問の神として崇められる菅原道真
学問の神とは聞こえは良いが、実はそれは菅原道真が「日本三大怨霊」の一人だから
道真を処刑した後で様々な不幸が起こったため、「これは道真の呪いだー!」ってことで、彼の怨霊の怒りを静めるために神として祭り上げて崇めた、というのが真相
これを知った時はショックだった



555: 本当にあった怖い名無し 2018/09/02(日) 13:10:38.87 ID:98b6Laza0
J・L・ボルヘス、A・B・カサーレス編著「ボルヘス怪奇譚集」から

四千デナリーで女奴隷を買った男、ある日女の顔をつくづくと見て泣き崩れる。女がわけを訊ねると、
「おまえの目が美しすぎて、神への祈りを忘れてしまうのじゃ」
女は両目を抉り取った。
なぜ美貌を損なうようなまねを、と男が悲しむと、
「あなた様の信仰を邪魔するものは持ちたくありません」
男は夢で声を聞いた。
『女はおまえにとって値打ちが下がったが我等にとって値打ちが上がった。女はもらい受けるぞ』
枕の下には四千デナリーがあり、女は息絶えていた。



612: 本当にあった怖い名無し 2018/09/07(金) 08:09:20.80 ID:bof02cgJO
人によってはスカッとするかもしれない後味の悪い話
会社で一番慕われていた上司
部下の中には上司がいるからやめないとか社会人やっている人すらいた
だけどその上司は気にかけた部下には自分の価値観を押し付ける悪癖があり、新しく入った女性社員に価値観を押し付けまくった
挙げ句、かなりひどいことを強要し始めた上に反論されたら掴みかかったり、罵倒するようになった
女性社員は上司の横暴に嫌気が指して上司と離れたいと会社に相談すると案の定会社はパワハラとして処理
だけど何を考えてか会社がこの案件を内密にしたせいか上司は勝手にパワハラ扱いされたと被害者意識を抱き、それを信頼していた部下に愚痴ってしまう
ところがその中にも上司に価値観を押し付けられ、ひどいことをされた部下がいて、被害者意識丸出しな上司をパワハラを理解していないバカだと判断、複数で上司を訴えた
しかも被害届まで出され、社会的に死亡
上司に依存気味の部下複数が退職し会社の経営は傾き気味に



618: 本当にあった怖い名無し 2018/09/07(金) 18:29:49.30 ID:Ax0Jb7CF0
昔見た火サスのお話だったと思う。

親からの愛情を受けられず育った女性が殺人事件を起こす
女性の親はすでに死亡していて、唯一の形見は駅のコインロッカーのカギ。

主人公はトリックを暴き、犯人の女性を説得する。
そして処分されていたと思っていたコインロッカーの中身は真珠のネックレスだった。
とある国では毎年、親は娘の誕生日にプレゼントに真珠を一つプレゼントする。
成人するころには結婚式に身に着けるための真珠のネックレスが完成するという仕組み。

主人公は犯人に真珠のネックレスを手渡し
「あなたの親はあなたを愛していたんですよ」と語りかける。
犯人は涙を流し、大人しく警察に連行されていく。

実は真珠のネックレスは主人公が買ったもの。
結局ロッカーの中身は分からず、保管期間も過ぎていてとっくに処分されている。
当時の駅員に聞いてもいちいち中身を覚えている者はいなかった。

ただ親の愛情不足を利用した、犯人を説得するための作り話だったというヲチ。


コインロッカーの中身が最後まで謎だから余計気になるし
親が子供を愛していたかも分からなくて、当時は後味が悪かった。



619: 本当にあった怖い名無し 2018/09/07(金) 23:02:21.40 ID:3OWic+Eu0
事件解決のために真珠のネックレスを買って犯人にプレゼントする主人公・・・?
たぶんそのドラマ、深田恭子が主演でしょ



623: 本当にあった怖い名無し 2018/09/08(土) 12:30:40.84 ID:Qw4gz+ng0
富豪刑事は火サスじゃないだろ



624: 本当にあった怖い名無し 2018/09/08(土) 13:04:41.35 ID:Qw4gz+ng0
しかし富豪刑事と言えばちょっとモヤモヤする話があったな。深キョン主演のドラマ版だけど

売れないお笑い芸人(たしかバナナマンの日村が演じてた)が容疑者の一人になる
富豪刑事(深キョン)が金にものを言わせてドッキリ企画みたいな事をして真犯人を突き止めようとする
民衆を買収して、売れないお笑い芸人のつまらないギャグを馬鹿ウケさせて、社会現象まで偽装する
そうすれば有頂天になった真犯人がボロを出すだろうって計算だった
結局その売れないお笑い芸人は犯人ではなかったんだけど、容疑者になったってだけでこんな「上げて落とす」みたいなことされるのも可哀想な気がした



664: 本当にあった怖い名無し 2018/09/13(木) 13:28:42.78 ID:dr2ZVpgT0
セネカ「予見について」から

叔母、姪が結婚できるかどうかを気にして、お告げを求め姪を連れて神殿へ。
(その地域では当時、お告げを求めて神殿で祈ることはごく一般的に行われていた)
神殿で叔母は座り、姪は立っていた。
お告げがなかなか降りてこないので、姪は言った。
「疲れちゃった。叔母様、座ってもよくて?」
「よくってよ、あたしと替わるといいわ」
その言葉がお告げとなった。
叔母は死に、姪は叔母の夫に嫁いだ。



666: 本当にあった怖い名無し 2018/09/13(木) 15:43:19.14 ID:1IcODnJD0
>>664
お告げってそういうもんなの????



668: 本当にあった怖い名無し 2018/09/13(木) 20:05:04.27 ID:A1ULYy1e0
>>666
通りすがりの人の言葉で占う「辻占」もあるんだし、何気なく発したり耳にした言葉が予言になってしまう事はあるかもな。



670: 本当にあった怖い名無し 2018/09/13(木) 21:42:56.94 ID:/UO8dHdz0
そういや細木数子が占い外れた時に「運命とは命が動くと書くんだ!」とか逆ギレしてたな

細木数子は○○の母とか呼ばれていたらしいけど、聞いた話では実は細木数子より先に○○の母と呼ばれていた占い師がいたらしい
細木数子はその占い師の占いに感銘を受けて、占い師の持っていた占い術が記された本を借りパクし、今の地位を得たらしい



671: 本当にあった怖い名無し 2018/09/13(木) 21:52:00.55 ID:tWcEveYc0
本人は普通にしていたつもりのようだったが
出演者によって露骨に態度変えたりで後味悪い番組だったな



691: 本当にあった怖い名無し 2018/09/15(土) 19:23:38.14 ID:bTa0vE/L0
20年ちょっと前の学年誌(小学4年生だか5年生だか)に
オムニバスのホラー漫画の付録(冊子)が付いてきて
その中のひとつが後味悪かった(まあ、ホラーなんて大概後味悪いんだけどw)

主人公の少年(小学校低学年)は避暑で家族と田舎の祖母の家にやってくる
祖母の家を探検していると部屋に1人の古い服を着た少年が
その少年は所謂座敷わらしで(よくいるかわいいのとは違い、目つきが悪い)
少年は昔の遊びを教えてもらい座敷わらしと仲良くなる
しかし座敷わらしの姿は大人には見えず、母親は気味が悪くて仕方がない
母は予定を早めて都会に帰る事になるが、少年はまだ遊び足りない
少年はまだここにいたいと漏らすと、座敷わらしは自分の隣に座るようにと言う
すると少年と座敷わらしの立場が入れ替わり少年は家から離れることができなくなり
わらしは両親と共に家を出て行く(わらしは田舎にはもうんざりしてたらしい)
泣き叫ぶ少年だったが、もう両親にも祖母にも彼の姿は見えない…(完)

良くない事をしてバチが当たったとかならまだしも、これは…



698: 本当にあった怖い名無し 2018/09/16(日) 09:10:39.35 ID:2CvKgN/M0
>>691
主人公の少年もいつか他の子供を身代わりにする日が来るんだろうなと想像するとなお後味悪いね



699: 691 2018/09/16(日) 09:55:51.39 ID:uY3nWUPa0
>>698
蛇足かと思ってカットしたんだけど、
最後のコマで少子高齢化による過疎化のニュースがテレビから流れてくるというね…



703: 本当にあった怖い名無し 2018/09/16(日) 16:46:05.06 ID:SrTl6fiS0
>>691
楠圭先生のトワイライトチャンネルだね。トラウマ作品として結構有名で覚えてる。
「わらしの友達」ってタイトルで「鬼切丸」という単行本のどれかに収録されてたと思う。



732: 本当にあった怖い名無し 2018/09/19(水) 07:17:32.06 ID:zqJX2ZPJ0
俺、宝くじで高額当選したことあるんだけど、その後も趣味で宝くじを買い続けてた
そしたらある日、販売所で隣に立っていた老人がいきなり「当たったー!!!」とか絶叫した
あんまりでかい声だったから俺はビックリして思わず老人の方を向いた
そしたら老人は「・・・って言ってくれんか? 兄ちゃん」とか言ってニヤニヤしながら俺を見てきた
全く意味不明だった(当時は)
だから俺は「高額当選したこと有りますよ、○○○○円」って正直に答えた
そしたら老人の顔から笑みが消えて、なんか変な様子になった
当時はけっこう舞い上がってたからその老人のことをそんなに気にも止めてなかったけど、今思い返すと、様子が変わった後のあの老人ってどことなく気持ち悪かった気がするし、けっこうヤバイ人だったんじゃないかなー・・・と
そもそも「当たったー!!!・・・って言ってくれんか?兄ちゃん」って発言からしておかしいしウザい



734: 本当にあった怖い名無し 2018/09/19(水) 07:55:16.07 ID:1zpVUgfTO
>>732
叫んだら運気を持っていかれたかもよ



758: 本当にあった怖い名無し 2018/09/21(金) 10:05:28.85 ID:/T4E1YAz0
兵庫県三田市のニュースを見て思い出した。
うちは約20年前にバブルの頃に出来た新興住宅地に引っ越したんだけど、お隣さんがとんでもない豪邸だった。


魔女の宅急便に出てくるニシンのパイを作るおばあさんわかるかな?本当にあんな感じの白髪の上品でいかにもお金持ちのマダムが一人で住んでて、うちら家族はこんな広いのに勿体無いね~なんて話してた。
いつもニコニコ庭で植木の手入れをしていたのが印象に残ってる。県外に嫁いだ娘さんが一人いるそうだが、殆ど見た事がなかった。



そして約5年前にマダムが倒れた。すぐに救急車で運ばれたがそのまま病院で亡くなられたらしい。



776: 本当にあった怖い名無し 2018/09/22(土) 14:08:05.99 ID:E4e4vyjG0
>>758
ニシンのパイを想像したら後味悪くなった



759: 本当にあった怖い名無し 2018/09/21(金) 10:06:15.10 ID:/T4E1YAz0
そこから発覚したのが、実はあの豪邸にはもう一人娘さんが住んでいたこと。
実はマダムには娘が二人いて、その片方は生まれつき重度の障害があったらしくほぼ寝たきりだったらしい。その後、娘さんは施設に引き取られたと聞いた。
しかし娘さんが2人いたこと、そして一緒に住んでいたこと、うちは勿論近所の住民は誰一人知らなかったので本当に驚いた。

しかし、母には思い当たる節があるそうだ。
お隣さんが布団を二枚干していた時があって、「お布団を二枚干してますが、どなたか帰省されてるんですか?」って何気なく挨拶のついでに聞いたところ、いつもは愛想よく穏やかなマダムが急に真顔になり「私の他に誰も家にはいません」とキツイ口調で言った事があったと。
また、たまに唸り声の様なものが聞こえる事もあったそうだが、お隣とはいえなんせ豪邸で敷地も広いのでハッキリとは分からなかったそうだ。

実は知らないだけで、その娘さんや三田市の男性の様な状況にある人はたくさんいるのかもしれない。



839: 本当にあった怖い名無し 2018/09/28(金) 23:46:13.21 ID:E/PgZ0Mt0
アメリカのテレビ番組で大企業の社長が自分の会社で正体を隠してバイトとなり
社員の素行を見るというのがあって大変面白かった
会社のトップだけど社長室でふんぞり返ってる期間が長かったせいで仕事ができなくなってたり
真面目に頑張ってるけど評価されてこなかった外国人出稼ぎバイトを昇給させたり
教育係のバイトが社長と知らず「バレなきゃいい」と手抜きを教えてしまったり
当然教育係のバイトは厳重注意からの減給ざまあ

ただ一緒に働くバイトの視点から考えた場合手抜きを教えてくれる先輩ってそんなに悪いか
運が悪かったのは間違いないが



841: 本当にあった怖い名無し 2018/09/29(土) 00:18:28.41 ID:gy0xLh2Z0
見たけど、あれって本当か
社員から訴訟を受けるんじゃないか



886: 本当にあった怖い名無し 2018/10/02(火) 01:04:18.34 ID:N7xgueRs0
ポール・アンダースンのSF「過去へ来た男」
アイスランド駐留の米軍兵士が千年前のバイキング時代にタイムスリップ。
アイスランドは何百年も孤立していたおかげで言葉がほとんど変わってなかったため意思疎通はできたものの
未来の有用な道具も持たず、当時のバイキングの日常生活や必須技能について全く知らない兵士は役立たず扱いされてしまう。
こんなとこにいても仕方ないと兵士が去ろうとすると、一度は仲間となっていながら逃げ出すのは
バイキングのタブーに触れる行為であったため、兵士はバイキングに殺されてしまった。



890: 本当にあった怖い名無し 2018/10/02(火) 08:16:26.65 ID:AHYGEjGI0
>>886
悲しいなあ



899: 本当にあった怖い名無し 2018/10/03(水) 00:27:25.87 ID:SpkZU/BK0
>>886
読んだことあるかも。
オレの時代にはこーんな便利グッズがあるんだ!
→じゃあ量産してみろ
→オレにはできない
→役立たずめ
てな展開だったような


転載元:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1530562274/
「途中で作者が狂った」←という作品

思わず保存した最高の画像スレ『鎖が腕に同化した少年』

お前らがグッっと来た画像を貼るスレ『都道府県のワーストを描いた地図 』

これ伏線だったの?!っての教えて

ケロケロケロッピって何で消えたの?


「正直ここは泣いてしまった」ってアニメのシーン