浦島太郎の話を作ったやつって凄いよね、時間の流れが違う空間って発想よく出てきたな

1：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:23:43.96 ID:0
時間の流れが違う空間って発想よく出てきたな

【悲報】 なかやまきんに君、3.5億円とマネージャーが消える

2：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:24:21.68 ID:0
実話だからな



9：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:27:06.41 ID:0
開けてはいけない玉手箱なら土産で渡すなよ



11：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:27:34.67 ID:0
ウィキペディアによると日本書紀からあるらしい



12：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:28:03.30 ID:0
亀を助けていい事した浦島に酷い仕打ち



19：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:30:53.45 ID:0
木曾の山奥の川に浦島太郎が目覚めた場所ってのがあるのが不思議



21：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:31:15.05 ID:0
UFOで宇宙を旅したんだろうか



24：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:35:42.01 ID:0
日本書紀だと冒頭部分だけで万葉集の時点でほぼ固まってるな

日本書紀の浦島太郎

　「西暦４７８年雄略天皇２２年の秋七月，丹波国与謝郡（よさのこおり）の筒川（つつかわ）の水江浦嶋子（みずのえのうらしまこ）が舟に乗って釣りをしていら大亀が釣れた。
するとたちまちに乙女に化身した。浦嶋子と海に入って，蓬莱山（とこよのくに）にたどり着いた。この後は別巻で。」・・・・とあるが，「別巻」とは何？風土記を指すとも言われています。

万葉集の浦島太郎

高橋虫麻呂の歌
「春，霞がかかる日に住吉の海で釣り船を見ていると，はるか昔のことが思い出される。水江の浦の嶋子が鰹や鯛を釣って７日，
この世と常世の境を越えてしまいました。そこで，海の神の娘である亀姫と会いました。二人は常世で結婚し，暮らしました。３年ほど経って，
嶋子が「しばらく故郷に帰って，父母に今の生活を話してきたい。」と妻に言ったところ，
「またここで暮らしたいのなら，決してこれを開けてはいけません」と櫛笥（くしげ：玉手箱）を渡された。こうして水江にもどった浦嶋の子だったが，
３年の間に故郷はなくなり見る影もなくなっていた。箱を開ければ元に戻るかもしれないと思って開けたところ，常世の国に向かって白い雲が立ちのぼり，
浦島の子は白髪の老人になってしまいました。そして，息絶えて死んでしまいました。」



35：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:46:33.73 ID:0
>>24
なんだよその続きはwebでみたいなのは



179：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:13:00.73 ID:0
>>24が初出みたいだけど
鶴になったとかはなくて一気に老けて死んだって書いてるな



367：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 23:15:31.44 ID:0
>>24
え？「釣りをしていら大亀が釣れた。するとたちまちに乙女に化身した。」？？？
だったら亀＝乙姫様じゃん

ずっと亀と乙姫様は別キャラだと思ってたわ



25：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:37:05.91 ID:i
リップヴァンウィンクルというのもあるよ



27：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:38:56.39 ID:0
>>25
浦島と比べたら最近過ぎるねそれ

『リップ・ヴァン・ウィンクル』（Rip van Winkle）は、19世紀アメリカの小説家ワシントン・アーヴィングによる短編小説。
また、主人公の名前でもある。これはオランダからの移住者の伝説をもとにして、『スケッチ・ブック』（1820年発表）の中の一話として書き上げられたものである。

いつもやかましい妻にガミガミどなられながらも、まわりのハドソン川とキャッツキル山地の自然を愛する呑気者の木樵リップ・ヴァン・ウィンクルは、ある日、愛犬と共に猟へと出て行くが、深い森の奥の方に入り込んでしまった。すると、リップの名を呼ぶ声が聞こえてきた。リップの名を呼んでいたのは、見知らぬ年老いた男であった。その男についていくと、山の奥の広場のような場所にたどり着いた。そこでは、不思議な男たちが九柱戯（ボウリングの原型のような玉転がしの遊び）に興じていた。ウィンクルは彼らにまじって愉快に酒盛りするが、酔っ払ってぐっすり眠り込んでしまう。

ウィンクルが目覚めると、町の様子はすっかり変っており、親友はすべて年を取ってしまいアメリカは独立していた。そして妻は既に死去しており、恐妻から解放されたことを知る。彼が一眠りしているうちに世間では20年もの年が過ぎ去ってしまったのである……

リップ・ヴァン・ウィンクルは、アメリカにおいては伝説的な人物とされており、「時代遅れの人」の代名詞にもなっている。

この物語はまさに「アメリカ版浦島太郎」と言うべきもので、「主人公にとってはいくらも経っていないのに、世間ではいつの間にか長い時が過ぎ去っていた」という基本的な筋の類似性から、「西洋浦島」とも呼ばれている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/リップ・ヴァン・ウィンクル

31：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:43:04.78 ID:0
浦島とは漁の最中に海に転落して昏睡状態に陥り長い夢を見続けた末に
目覚めた頃にはすっかり衰弱して実年齢よりずっと老けた姿になっていたというお話



32：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:43:13.27 ID:0
横井庄一や小野さんとか正に浦島状態だった



37：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:48:51.73 ID:0
この世と神の国では時間の流れが違うっていう発想なんだな
なぜ玉手箱を渡したのかは意味わかんないけど



39：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:51:18.99 ID:0
カメを助けたお礼って部分は後付で他のおとぎ話に寄せたんでしょ
万葉集にはないし



44：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:52:54.71 ID:0
昔話って欲張りは損するとか教訓めいたものあるよな
この話は何が言いたいのかよく分からん



48：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:54:06.28 ID:0
教訓があるとは限らない
たんなるエンタメって事もある



49：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:56:06.41 ID:0
玉手箱ってのは一般人である浦島を通常の時間の流れと隔離するためのアイテムなんだよ
ただし対象となる人物の近くに置いておかないと効果を発揮しないから
乙姫は浦島にそれを渡さざるを得なかった



54：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:57:43.22 ID:0
>>49
じゃあ「開けんな」じゃなくて「開けたら老けるぞ」ってはっきり言えよｗ



50：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:56:35.83 ID:0
猿の惑星も見知らぬ惑星（実際には地球）に不時着したら
かなりの年月が経っていてカプセルに入っていた隊員の一人がミイラ化してた
って描写があるな
あれと同じ発想なんだよな浦島太郎も



55：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:57:51.66 ID:0
浦島太郎の親族の心痛を思うと気の毒でなりません



58：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 14:59:21.23 ID:0
ある文明の飛躍力はその文明に属する芸術家の想像力に比例するって言うよな
ラフカディオ・ハーンが浦島太郎が日本民族の想像力を示してるとか言ってたような希ガス



67：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 15:19:11.59 ID:0
まんが日本昔話見てたら似たような話あったな
神が住む山に狩りに行って帰ってきたら妻がとっくに死んでて墓に苔まで生えてた



75：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 15:25:17.16 ID:0
桃太郎の鬼は難破して流れ着いた白人だと思う
日焼けで赤くなった肌に日本人からしたら見たこともない外国の積み荷
命からがら流れ着いたのにそこの村人に殺されそうになったら死ぬ気で抵抗すると思う



88：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 15:31:56.89 ID:0
>>75
漂流者は何を食うと思う？
当時の農民にとっては自分の命の次に大事な牛じゃね



81：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 15:28:39.22 ID:0
玉手箱開けなかったらどんな人生だったろう



85：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 15:30:13.30 ID:0
話の内容が変遷していったんじゃね
お前らだって話盛るだろ

A.亀を助けたらお礼に竜宮城に連れて行ってもらった
↓
B.A＋帰ったら何十年もたってた
↓
C.B＋玉手箱を開くと太郎も年食った



89：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 15:32:44.30 ID:0
語り部の性格によってどんどん内容変化するだろうね
話が面白い人って多少オーバーに話す傾向あるし



93：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 15:36:03.53 ID:0
話聞かされたガキが浦島太郎は里に帰らないのって聞かれたから帰ったって答えたんだろう
話し手と聞き手のやり取りで少しずつ加増されたんだと思う



98：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 15:40:31.24 ID:0
>>93
玉手箱で老人なった設定は
散々天国気分味わっておいてこのまま無事に帰れると思うなよ
という語り手の嫉妬によるものだなｗ



96：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 15:39:34.82 ID:0
深い意味がある
教訓が込められている
実話が元になっている
ってのは「そういう場合もある」って事であって昔話全てにあてはまるものじゃない
特に意味のない話だって普通にあるだろう



97：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 15:40:16.81 ID:0
漁師の話だし漁から帰ったら津波で村壊滅の方がありえるかな
津波なら村が綺麗さっぱりなくなるし



101：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 15:44:22.49 ID:0
>>97
そっちの方がありえるね
渡鹿野島みたいに漁に出て海が荒れた時に待避する島とか昔は他にもあっただろうし



110：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 15:49:56.12 ID:0
昔の人が書いた津波の歴史
→昔の人は大げさだから・・・こんなところまで波が来る訳ない

→実話でした



142：名無し募集中。｡ 。：2013/11/17(日) 16:00:27.16 ID:0
>>110
あれ恐いよね
俺らがネタだと思ってることでも実際にあった話ってあるんろうね



111：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 15:50:25.59 ID:0
津波なら自分たちの生き死に係わることだから変えないと思う



133：名無し募集中。｡ 。：2013/11/17(日) 15:57:41.64 ID:0
あれはジジイ化したんじゃなくて仙人化したんだよ
話のバージョンによっては浦島が仙人化して鶴にトランスフォームw
竜宮（蓬莱）に飛んでいって鶴（浦島）は千年 亀（姫）は万年ふたりならんで夫婦長寿万歳みたいなオチ



137：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 15:59:01.28 ID:0
実話が元になってるって事もあるだろうがそもそも人間が作る物語りには幾つかのパターンしか無いって事もあるだろうな



138：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 15:59:06.05 ID:0
金太郎って熊と相撲して勝ったとこまでしかわからない
その後なんかあるの？



144：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:00:50.66 ID:0
>>138
都に行って源頼光の四天王の一人になった



146：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:01:34.50 ID:0
>>138
偉い人（渡辺綱？）の四天王の一人になって鬼（酒呑童子）退治した



141：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:00:14.95 ID:0
狼少年は元は大人に対して子供は無意味に嘘をつくものだし目くじらを立てずに余裕を持ちなさい
子供の言葉を馬鹿にせず本当か嘘か聞き分けなさい
余裕のない人生は自身の不幸に繋がりますよと言う話だったのに
今は子供に対して嘘つくなって説教になってる



150：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:03:24.79 ID:0
記憶喪失者が記憶を取り戻した事例は昔も稀にあったはず
そういう実話が噂として流布し、
合理的な原因を付与したくなる心理で尾鰭がついていって、
浦島説話やらリップヴァンウィンクル説話の形になったんだと思う



156：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:05:01.99 ID:0
開けるなって言われたら絶対開けるじゃん
分かってやってるよね



157：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:05:37.17 ID:0
押すなよ！
絶対押すなよ！



158：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:06:10.88 ID:0
人間は愚かな生き物ですっていうお話かな
近代だと、笑ゥせぇるすまんが有名？



166：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:08:27.41 ID:0
浦島太郎の話での疑問点はオチの他に竜宮城で出される料理食べながら魚の踊り見てるけど
刺身とか出てくるけどそれは踊ってる魚の仲間の肉なんじゃないのか？
仲間の死体喰ってる人間の前でよく踊れるなと



172：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:10:04.68 ID:0
>>166
そこら辺は後付けだからなあ
最初は亀姫と結婚して一緒に神の世界で暮らしてただけだし



174：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:10:57.80 ID:0
>>166
何言ってんだ
魚だって魚食うだろ



203：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:23:55.12 ID:0
>>174
それはまあそうだな



180：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:13:00.95 ID:0
ただ今はキチガイクレーマーのせいで物語の結末がどんどん変えられていくのが残念だね
ディズニーも酷いけど日本の話も子供が悲しい思いしないように変えさせてる



235：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:32:23.63 ID:0
>>180
ちびくろサンボは改変どころか消滅



241：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:33:35.45 ID:0
>>235
今は普通に売ってるだろ



268：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:43:38.91 ID:0
>>241
どこか改変されてるの？



272：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:46:32.32 ID:0
>>268
いや全然



274：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:47:15.53 ID:0
>>272
クレーマーが破れたのか



280：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:49:04.30 ID:0
>>274
つーか再販したのって2005年の話だぞ
当時ニュースにもなったと思うが



184：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:14:17.57 ID:0
今では暴力で鬼ヶ島を戦滅してないってマジ？



193：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:19:36.84 ID:0
>>184
乱暴な子をみんなで懲らしめてしまえって話は教育上よくないからね
仲良くすればみんな幸せ



188：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:17:32.32 ID:0
マッチ売りの少女は世の中には報われない子供達が沢山居るから
そういう子には是非手を差し伸べて助けてあげてねというメッセージ



240：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:33:27.97 ID:0
>>188
アンデルセンがそういう話を好きなだけだろ

ハンス・クリスチャン・アンデルセンの創作童話の一つ。彼の5番目の作品として1848年に発表された。アンデルセンは、経済的に全く恵まれない少女時代を送った母親をモデルにして、この作品を作ったといわれている
http://ja.wikipedia.org/wiki/マッチ売りの少女

197：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:21:50.67 ID:0
カテゴリーとしては神隠し説話の中の一変種ということになる

神隠しって多くの場合は犯罪事件だったんじゃないか
娘が誘拐されて遊郭に売られたら神隠しにあったことになる
何年後かに逃げ出して里に戻ったときも、
真実を語るより神隠しにした方が嫁入りしやすいだろうから、
周囲は真相に気づきながら話を合わせてやったんだろう



202：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:22:59.33 ID:0
マッチ売りの少女を読んで「なんで可哀想な女の子が可哀想な結末を迎えなきゃならないんだ！」と思って作られたのがうしおととら




205：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:24:41.21 ID:0
>>202
前々から気にはなってたけどいつか絶対読むわ



232：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:31:56.58 ID:0
「玉手箱の中身は鏡だった」とすれば筋が通る
主人公は肉体的にも老いた姿になっているが気づいてない
玉手箱の中の鏡を見たとき初めて自分の老化を知るわけ



239：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:33:09.31 ID:0
>>232
初めて自分が禿げてるの気付いた時を思い出したわ



267：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:42:57.93 ID:0
これニートの末路を表した話なんだよ
引き篭もって家で2chとネットばかりやってるニート
あっというまに何十年もたって気がついたらおじいさんになってた
そういう話



277：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:48:06.40 ID:0
物語に教訓やメッセージが必ずあるなんていうのは社会制度が確立された時代以降のもので
昔話はそもそも教訓もメッセージもないものだって町山が言ってたような



279：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:49:04.08 ID:0
>>277
教訓ありげに改変していくってことか



296：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 16:58:49.61 ID:0
福島県二本松市（旧塩沢村）に伝わる竜宮城の伝承

ある人が川で鍬を洗っていて、誤って水中に落とし、
水底を探し回っていたら龍宮まで辿りついてしまった。
その龍宮では、ただ1人、美しい姫がいて、機織りをしていた。3日目に村へ帰るが、
村では25年ほどの時が過ぎていた（龍宮では外の3041分の1以下の時間の流れとなる）。
その記念として、機織御前の御社を建てた。



298：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 17:03:55.06 ID:0
「亀なんか助けるもんじゃないと思いました」←俺小５のときの読書感想文
秀逸じゃね？W



328：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 18:18:30.50 ID:0
かぐや姫も不思議
空に浮かぶお月様に人が住んでるとか想像するなんて



330：名無し募集中。。。：2013/11/17(日) 18:20:22.48 ID:0
>>328
確かに自分らが地球という球体に住んでるって自覚もない頃なのにな

転載元：http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1384665823/

日本人「塩分摂取量ヤバいです」←こいつが長寿国な理由

Comments

[1. 名も無き哲学者]

エルダー帝国ガガーン少将、「ハンペン・ボーズの峰」よろしくな！

[2. 名も無き哲学者]

つーか、浦島太郎ってただ海の中の
竜宮城に行っただけなのに

こいつの水属性感は異常

[3. 名も無き哲学者]

玉手箱で老けるのは周りの時間経過に対して浦島自身の年齢を合わせさせるためのものだったと思ってたらんだけど？

[4. 名も無き哲学者]

>>亀を助けていい事した浦島に酷い仕打ち

竜宮城で素敵な日々を過ごしたじゃないの

[5. 名も無き哲学者]

大元は海彦？

[6. 名も無き哲学者]

５年ぶりに地元帰ると、小学校に中国人が住んでて空ーらーパネルで埋まってた

[7.]

このコメントは削除されました。

[8. 名も無き哲学者]

まあ実話だからね

[9. 名も無き哲学者]

金太郎さんはおめぇ、あれだよ

足柄山にすむ山姥の子どもの金太郎、怪力の持ち主で子どもながらに熊でさえ簡単に投げ飛ばすほどの強さを持つため噂となり、その噂を聞いた都の源頼光がスカウトに来て、頼光の家来となった。

金太郎はそこで大人になり坂田公時という名をもらい、頭角を現し頼光四天王の一人とまで言われるほどになり、その後都を暴れまわる鬼たちのリーダーの酒呑童子を源頼光や頼光四天王たちと力を合わせて対峙しましたとさ、めでたしめでたし

だよ

[10. 名も無き哲学者]

そもそも中国には桃源郷伝説っていう時間の観念がない場所が山奥にあるお話しがある
山を海に変えたお話しだろうと思う

[11. 名も無き哲学者]

物語でリアリティというと、筋道がしっかりして破綻しないことだというのがおるが、現実は　デタラメで無駄で　不意に意味なく事件に出くわし　論理的な行動より　衝動で動く。

[12. 名も無き哲学者]

金太郎は藤原道長に仕えた源頼光の伝説のスピンオフなんだよ。
摂関政治の全盛期築いた道長すごい→それを支えた頼光すごい→その郎党の坂田金時すごいの流れ。

[13. 名も無き哲学者]

>>5
海彦説もあるし、中国からの渡ってきた話という説など諸説ある。何かの教訓だという話もあったよね。

「タイムスリップ」という発想が最初からだったのか、途中で加筆されたのかわからないけども、鎌倉の頃には物語として確立されていた事を考えると凄いよね。

[14. 名も無き哲学者]

乙姫様のご馳走に～♪　と歌にはあるがあれってどんな料理だったんだろう　なにか手料理作るにしても魚介類を食材として使うのは乙姫様としては立場上まずいだろ

[15. 名も無き哲学者]

>>7
ギリシャ神話よんだことある？

[16. 名も無き哲学者]

小説　物語は作り話　創作レベルが高い程　評価が高いのだろう。

[17. 名も無き哲学者]

>>14
さらってきた人間の肉だから安心しろ

[18. 名も無き哲学者]

>>15
触るなよ！
信じがたいだろうがロクな文化のない民族ってのも世界にはあるんだ

[19. 名も無き哲学者]

ドラゴンボールに「精神と時の部屋」というのが出てくるけど
元ネタは竜宮城か？発想を逆にして時間の進み方を
現実より遅くしたとか？

[20. 名も無き哲学者]

確か幾つか説があって、有名なのは地球の地下に住むレプティリアン系の宇宙人との混血種の子、河童とかそれ系を助け、その地下世界に行ってって話と、竜宮は琉球って事で沖縄に行ってたって話に中国の七夕をモデルにしたって話。

けれど正統竹内文書の竹内睦泰の話だと、出雲の巫女が浜辺で大和系に凌辱されてたところを浦野氏の皇子が助け、怒り狂った大和系が出雲の村を襲撃し、浦野氏が戻った時に家族同然の者らが一人残らず全滅させられてたからショックで白髪になってしまった。などなど…。

色んな考察や異伝、伝記もあるけど多いのは土地柄因幡の白兎伝説と近い出雲系の神話の頃のお話が元だという説が濃厚かつ、うらのしまこという人物も高確率で居た可能性も高いとかなんとか。

[21. 名も無き哲学者]

>>14
人間だって同じ哺乳類を食べるでしょ

[22. 名も無き哲学者]

竜宮城で過ごす間にズレた時間は浦島太郎のものだから忠告付きで返したんだよ
開けてはならない理由はあの時代の漁民で理解できなかったのかもしれない

[23. 名も無き哲学者]

浦島太郎が玉手箱開けなかったとしても、もう帰る家ないやろ。
竜宮城に行ってからもう50年以上は経ってるやろ。

[24. 名も無き哲学者]

思うに玉手箱の中に入ってたのは太郎の時間ではないか…つまり箱を開けなければ太郎は不老不死だったのでは？

[25. 名も無き哲学者]

太宰治の浦島太郎はすばらしい。

[26. 名も無き哲学者]

>>19
時間の進みが違うという発想に古今東西の人の思考で元ネタは無いかと思うけど、基本この世と呼ばれるこの世界とあの世と呼ばれる霊界、或いは宇宙、天国とか地獄とも云われたりする所は時間の経過が違うらしく、なので生まれ変わりという概念も地球軸で猫や赤ちゃんが亡くなって、数日から半年後とかにそっくりな生まれ変わりとしか思えない猫や赤ちゃんに再び出会うという話や、お盆の時期だけど49日というとあの世では数年は経ってるとかそういう話は臨死体験した人や仏教徒、蘇生した人などの口伝えなどから世界中に大昔から幾つかある。なので刷り込みのように物心ついた時にはそういう時間の経過が違う世界観もあるんだろうくらいの漠然とした潜在意識は人にはあると思う。

[27. 名も無き哲学者]

>>11
途中から読点を使わなくなってそれをスペースで代用するのはなんなの？

[28. 名も無き哲学者]

漂着した海賊を助けた事をきっかけに海賊船に乗せてもらって
ひと財産つくって爺になった頃村にもどった海賊伝説

[29. 名も有る哲学者]

２７＞＞
どっかの誰かから　感染したんじゃね
パソコンにも　ウィルス感染あるみてえだしな

[30. 名も無き哲学者]

月光条例でのマッチ売りの少女ってどうなってたっけ？
読んでいるはずだけど思い出せない

[31. 名も無き哲学者]

俺も1時間しか寝てないつもりだったが実際は1日以上寝てたって事あったからな
時間がぶっ飛ぶという概念自体は皆経験あったんじゃなかろうか。

[32. 名も無き哲学者]

>>14
亀料理出してないから大丈夫だよ！

たぶん、でてないよね？

[33. 名も無き哲学者]

「常世の国」は記紀からある概念だし

[34. 名も無き哲学者]

>>10
元は秦の始皇帝の暴政から逃散した人々の隠れ里で時間の流れは普通

[35. 名も無き哲学者]

>>27
「」　の省略じゃね？

[36. 名も無き哲学者]

>>31
彼女といちゃついてたら昼だったのに夜中になってたってあれか

[37. 名も無き哲学者]

玉手箱はソウルジェムや分霊箱

[38. 名も無き哲学者]

中国に行って持ち帰った玉手箱の中身は何か？
時間の経過を感じるもの、自分が爺になったとわかるもの。
鏡に映った老人の自分を見てあまりにも長く時がたった事を感じた。
私は 鏡 だと思うが、皆さんはどのようにお考えか？

[39. 名も無き哲学者]

これは実話　時間が一定でないことは相対性理論で証明された

[40. 名も無き哲学者]

>魚だって魚食うだろ

我々は哺乳類だから「魚類の括り→魚たちは皆仲間」って感じがするけど
魚同士から見たらほかの種類の魚は人間から見た豚とか牛とかみたいなもんだわな
宴会で哺乳類を切り刻んだ肉料理が出るのは別に何もおかしくない光景だったわ

[41. 名も無き哲学者]

とは言え、あの頃の中国大陸は超進んでたし、時も忘れるほど楽しかったろう

[42. 名も無き哲学者]

目に見える世界と見えない世界がある

[43. 名も無き哲学者]

>>31
睡眠こそまだ研究が進んでない未解明の分野で、現状の科学では表面的な肉体及び脳の作用という一部でしか捉えてないけど、凡そ生物とは睡眠こそ本質で、今起きてる状態の方が副産物的現象という考え方もあって、それは植物が成長する時は所謂睡眠してる間に根が張り茎が伸び蕾が付き、日中の光合成してる間は仮死状態に近いとか。
人間でも同じく成長ホルモンは睡眠後の三時間後とか夜中の1時前後に分泌し、など分かってる部分もあるけど、基本は寝てる間に細胞が生まれ変わりして、日中の活動期は意識も脳も事象に左右されるからという観点もあるけど、人によりその何時間も寝たつもりなのにたった30分だけだったとか、ほんの1時間の睡眠なのにスッキリした、或いは君のように丸2日寝てたとか多種多様の経験は誰でもあるけど、人は寝てる間の夢に本質があるかもしれないという研究もあり、その夢も慣れてくると自分で筋道を誘導したり見たい夢を見れたり、願望通りに見れたりという人の顕在意識の夢、風邪やインフルなどで高熱でうなされた時に見る異様な恐ろしく鮮明な夢、まったく未知の物を見てしまう潜在意識みたいな夢の二面性があり、魂という概念を信じない人には眉唾ものだけど人は寝てる間に意識が飛び、身体から魂が抜け出て別の世界、並行パラレルともあの世、霊界とも云われる所を旅したり、宇宙の高次元とコンタクト取ったり、アカシックレコードに繋がるという人や霊的予知夢、ご先祖に逢うという不思議体験なども寝てる間に魂が別のところで活動し、そちらが本質でこの現実といわれる物質世界ではある種自分で立てたシナリオとその役を演じる役者として生きてるとかなんとか。

[44. 名も無き哲学者]

>>40
でも、宴会で豚肉や牛肉はウマイウマイ言って喜ぶが、犬や猫の肉はいかんだろう？
せいぜいが、鹿羊馬くらいが限界だろう

アルパカの肉とか出されても困るしなぁ

[45. 名も無き哲学者]

>>35
あり得ない話ではないけれど、そうするとこの場合今度はその位置がおかしくなる。
「デタラメで無駄」「論理的な行動」と区切られていればまだわからない話ではないのだが。

[46. 名も無き哲学者]

>>18
いやいや、南米やアフリカの神話にすら神界や冥界の時間の流れが違う話あるのにさぁ
まさかそんな文化のない民族なんてあるわけ...

えっ！そんな民族あるの？

[47. 名も無き哲学者]

日本神話が記された古事記と日本書紀は面白いぞ

[48. 名も無き哲学者]

それ、本当に亀でしたか？亀に似た何かじゃありませんでした？円盤状の乗り込める何か

[49. 名も無き哲学者]

>>43
睡眠こそ……zzzzzz

[50. 名も無き哲学者]

>>18
信じがたいが、そんな民族がいたら、他国の文化を妬んだり、自国の伝統文化を捏造したりするかもしれんな・・

[51. 名も無き哲学者]

死というお話としてオチまであって、おそらく当人は帰った村で村八分か変人扱いされただろうにそれが仔細残ってるのも謎
竹取物語が日本最古の物語なんて言われてるが浦島太郎はそれより前の時代なんやろ
どこかで何か解釈違いかねつ造があるんだろうと思うがSFなんて無い時代に創作として考えても確かに発想が凄い

[52. 名も無き哲学者]

>>6
都心でも似たようなものだよw。例えば、赤坂なんかは20年前は廃れはじめてはいたがテナントの大半が高級クラブだったけど、いつの間にか韓国料理屋ばかりになり今は中華と一発当ててやろうという入れ替わりの激しいカフェ系。街もかなり汚くなった。昔のムーディーな雰囲気が一切ない。

住む人種によって街って変わるのだなとしみじみしちゃったよ。

[53. 名も無き哲学者]

荒木先生のスタンドの設定作りも凄いよね
特に４部のマイナス効果の有る
チープトリックとかスーパーフライを
よく思いついたな～と感心してしまう

[54. 名も無き哲学者]

人間界と天上界の寿命が全く異なるという話は仏典に書かれていて、日本書紀が編纂された８世紀前半には日本でも知られていたとみてよい

[55. 名も無き哲学者]

古代の人でも楽しい時は時間が過ぎるのが早かったってだけ
イッチみたいなのって最初から古代人を無知だと思って馬鹿にしてんだよな
少なくともイッチよりはよっぽど賢いよ

[56. 名も無き哲学者]

ちなみに古代ギリシャが発祥とされる原子論も仏典に説かれていて、日本では飛鳥時代から原子論に似た概念は知られていたと思われる
三千大千世界といわれる階層的宇宙論の発想もそうである

[57. 名も無き哲学者]

>>13
離れていた故郷に戻ったら自分は変わっていないつもりなのに故郷はしらない間にいろいろなことが起こり変わってしまった、みたいな記述は昔から結構出てくるので、それを飛躍させたものなのかと思った。
日本書紀の頃からあるというのは今日初めて知ったが。

[58. 名も無き哲学者]

お前がのん気に遊んでるうちにもう夕方になっとるぞ、の延長や仲間かな

[59. 名も無き哲学者]

古代にも結構宇宙人や未来人が来てた証拠でしょ
桃から生まれた桃太郎も最近の考古学では桃ではなく尻型の人工子宮だったことがわかっているし

[60. 名も無き哲学者]

昔閣下がオールナイトニッポンで浦島太郎の教訓について
お前らが見てる小説なり漫画なりドラマなり映画は全て教訓が入ってるのか？
エンターテイメント舐めんなよ！
みたいな事言ってたの聞いてハッとした

[61. 名も無き哲学者]

>>34
そうなのか。でも中国には壺中天って時間の流れが違う世界に迷いこむ話もあるね。後漢書の頃にはあったとかなんとか・・

[62. 名も無き哲学者]

アインシュタインも読んだ？

[63. 名も無き哲学者]

>>60
教訓と取るかどうかは自分次第じゃない？
物語に作者なりが教えや戒めとして折り込んだとしても捉える方次第で、人によっては例えば足し算引き算で三次元的思考の枷と教訓に捉える人もいる。

[64. 名も無き哲学者]

>>24
でも、宴の引き出物のていで渡されてるから、太郎に開けさせる気満々だよね。この流れで玉手箱を開けない選択肢は限りなくゼロに近いかと・・

[65. 名も無き哲学者]

＞浦島太郎の発想すげえな！
・・・どこが？あれをタイムリープ的に見るから、敵が大きく見える。高いおねーちゃんの店と思えば、ガッテン！だろ？
加えてカメを助けて詐欺施設なんだぜ、あのカメ相当wいじめも寸劇だろうなw
総じてあれの教訓は、詐欺るカメには気をつけろ！だろ・
ニャ・

[66. 名も無き哲学者]

>>61
社会の変化を避けて古式床しい暮らしの村があれば時間の流れの止まった村と呼ばれそうではある

[67. 名も無き哲学者]

桃太郎は桃が何らかの回春のメタファーであり、それ食って若返った爺さん婆さんが
子供こさえたんだっけか。

[68. 名も無き哲学者]

>>47
何が面白いかってそれらに出てくる挿話はまったくの空想や創作ではなく、時に言い伝えや伝承であったとしても何かしらの事象や事実を織り交ぜてる話って側面かと。
だからこそ古事記、日本書紀は編纂した時代背景、権力により多少変容したり置き換えたり或いは暗号めいた書き方であったり、真実のヒントであったりしても、同様に伝わる似たような各地の古史古伝や口伝でそれらと違った伝承になるのを合わせ、より深みを持って楽しめるのかなと。

[69. 名も無き哲学者]

>>50
うわぁ！もう終わりだ よこの国

[70. 名も無き哲学者]

>>38
亀をイジメから助けたくらいで竜宮城での歓待はあり得ない。なので、太郎が楽しんだ対価は、彼の寿命だったんじゃないかと思うわ。

[71. 名も無き哲学者]

>>67
浦島太郎にしても竹取物語にしてもその桃太郎にしても、一側面で創ってないんだよね。
桃太郎なら実際岡山に巣食ってた素戔嗚の子孫の話や鬼と呼ばれた集落とその人達の話、他にも色々あるけど物語の根底はその伝承を伝える話にし、桃太郎の誕生部分に古来の日本では当たり前に宇宙との関わりがあった部分を織り交ぜたり、また別の物語の部分を接続して主人公を際立たせたりと、どの物語もひとつの時代、ひとつの話を伝える物語ではない事を前提に見ないと本質が見えてこなかったり、矛盾や齟齬が生まれるように見えてしまうと思う。

[72. 名も無き哲学者]

玉手箱の中身は実は鏡説
楽しくて華やかな都会で遊び続けていつまでも若いつもりだったけど、田舎に帰って玉手箱の中の鏡に映った自分の姿を見て老いと実感したのだろう

[73. 名も無き哲学者]

>>67
別伝では回春の桃と若い女性(桃尻)が流れてきて若返ったお爺さんと子供を作ったのもある

[74. 名も無き哲学者]

>>69
だよな。もしそんな情けない国があるとしたら、もう終わってるよな・・

[75. 名も無き哲学者]

発想じゃなくて実話だもの

[76. 名も無き哲学者]

>>75
正しくは実話をもとに、じゃないかな。

[77. 名も無き哲学者]

龍宮は琉球で本州では失われた古式の暮らしと大陸文化の合わさった暖かで色彩豊かな長寿地域での暮らしがあったとか
他所の地域がどれだけ素晴らしくとも地元が一番という思いが感じられたりして

[78. 名も無き哲学者]

ダメだぞって言われると気になってやってしまうという人間の性を上手く表現してるんじゃないの？玉手箱って
大昔から人間はそうだった好奇心ってのがあるから

[79. 名も無き哲学者]

実話原型だとして、久しぶりに人里に帰って来た自分視点だと
何十年も経過してた事に初めて気づくってだけでは？
人と関わらないで暮らしてたら体感あっと言う間だったみたいな

[80. 名も無き哲学者]

太宰治の「御伽草子」がファイナルアンサーでいいと思う
救われているんだ

[81. 名も無き哲学者]

神話も伝説もなぜか世界中に似たようなものが太古から存在する
誰がどうやって伝達したのだろう
集合的無意識説となえるひともいるが

[82. 名も無き哲学者]

浦島は海に落ちて仮死状態となり、蓬莱に行く夢を見ていたんだよね。海底でコールドスリープをしていた実在する人物

[83. 名も無き哲学者]

>>19
ドラゴンボールが描かれた頃ならまさにスレに出てきた猿の惑星みたいに時間の流れが違うって話はいくらでもあるだろうから、何々が元ネタって言いきるには本人に聞くしか・・・

[84. 名も無き哲学者]

>>81
洪水伝説とか実際に起きたことも多いだろうけど、人間の想像力が行き着く先が同じなんだろうよ
猿の芋洗いの話は創作な

[85. 名も無き哲学者]

単純に当時の「世にも奇妙な物語」だった感
竹を切ったら女の子がいて後に月から宇宙人が来たとかもそんな感じ

[86. 名も無き哲学者]

>>48
もともとは亀の姿で現れた異郷の女性
浦島はその女性と結婚し、船で彼女と一緒にその故郷に渡る。江戸時代に初めて「亀に乗る浦島」が描かれ、そこから亀と女性が別個の存在として別れはじめる。

[87.]

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[88. 名も無き哲学者]

初代天皇のお祖父さん

[89. 名も無き哲学者]

おまいらだって外出したのが５０年ぶりってのが
結構いそうじゃん。

[90. 名も無き哲学者]

最近多い　理屈を付けて解説しようとしたり、子供に説教かますような作品は　本当に嫌になる。

[91. 名も無き哲学者]

ときめく心～もしも忘れたら～♪

[92. 名も無き哲学者]

>>64
天恵とその代償を可視化したものじゃない？

[93. 名も無き哲学者]

>>89
60年ぶりに刑務所から出所っていう記事は最近見たな

[94. 名も無き哲学者]

浦島太郎伝説は全国に１６０か所くらいあったはず

日本書紀に書かれていたから、それはウチが発祥だとホラを吹いたのか？

それともインチキ占い師みたいのが食つなぐために日本中を旅してウソ話をばらまいたのか？

[95. 名も無き哲学者]

日本人のほぼ全員が
浦島太郎という話を知っているにも関わらず
ほとんどの人間が
それがどういう話なのか理解していない。

まずはっきりしているのは、浦島太郎とは
中国に多くみられる神仙譚の一種であるという事だ。
浦島太郎の元になった話は漢文で書かれ
神仙思想が色濃く見られる。

だから浦島太郎を知るには、
まず「仙人」とは何かを知らなければならない。

[96. 名も無き哲学者]

「仙人」とは「僊人」ともいう。

晋の葛洪が317年に書いた『抱朴子』によると
仙人には3種類いる。
地上で修行している「地仙」、天上に昇った「天仙」、
体道者が肉体の死を迎えた時、
蛇の脱皮のように魂魄が死骸から脱け出し
後に肉体も消え、昇仙する「尸解仙」だ。

地仙になるものは300の善行を、
天仙になるためにはは1200の善行を積む必要があり、
1回でも悪事をすれば、御破算になるとされる。

だがこれらは仙人に憧れ、登仙したい者たちが
後世作った後付け設定にすぎない。

[97. 名も無き哲学者]

蓬莱が日本で、浦島は日本に来て一旦帰国したが日本を忘れられず鶴のように渡来し、日本の王となったとか

[98. 名も無き哲学者]

道教では神仙の世界にはヒエラルキーがあり
仙人たちの上に立つのが「神」ないし「神仙」で
元始天尊、太上道君、太上老君、
玉皇大帝、黄帝、九天玄女、媽祖、西王母、嫦娥、
関羽、鍾馗、雷公、北斗星君、南斗星君などなどがいる。

だがこれらについては
太古に崇拝されていた本物の神仙ではない。

自然や概念の象徴として作られたキャラクターや
神格化された人間が、
元々の思想から続々とつけ足されたものにすぎない。

中国神話はヒンドゥー教・仏教やエジプト神話などと同じく
多くの伝説や民間信仰が混ざりこんで
ゴチャゴチャしてわかり辛いものになってしまった。

だが昔に遡れば遡るほどシンプルだ。
それは天上界や遥か遠くの世界に住まう
超越者の姿になっていき、その姿は
ユダヤ教やキリスト教とも共通するからだ。

[99. 名も無き哲学者]

>>94
元々が日本書紀や古事記はそういう各地の伝承とかを編纂してるって観点から、後発しての創作話は少ないかなと。

[100. 名も無き哲学者]

ヒンドゥー教や仏教では
神々の住まう高次元世界に至れば至るほど
時の流れが人間界と異なり
異常なほどにゆっくりになっていく設定だ。

仏教では宇宙は3つの層からなっており
高次元から順に無色界・色界・欲界という。

このうち最下層の欲界は
八大地獄から人間界、その上の六欲天までの世界をいう。

六欲天とは神々の住まう世界のうち、
いまだ慾望に捕らわれた低次元世界の事だ。

六欲天の最下層である第一天・
四大王衆天は下天ともいい、
須弥山の四方を守護する四天王がいる世界で
ここでの1日は人間界での50年に相当する。

これは幸若舞の「敦盛」の一節
「人間(じんかん)50年　下天のうちをくらぶれば
夢まぼろしのごとくなり」というくだりで有名だ。

人間の一生などしょせんは神々の中でも最下層の存在の
わずか一日に過ぎないという事だ。

[101. 名も無き哲学者]

その上の第二天・忉利天は
帝釈天や三十三天が住む須弥山の山頂であり、
ここでの1日は人間界の100年に相当する。

第四天・兜卒天は
やがて降臨して衆生を救うという誓いを立てた
弥勒菩薩が修行している世界であり、
ここでの1日は人間界の400年に相当する。

第六天・他化自在天は
欲界の支配者である第六天魔王波旬が君臨する世界で
ここでの1日は人間界の1600年に相当する。

以降、上層の高次元世界に至るに従って
どんどん時間の流れがゆるやかになっていき
無色界の頂点の非想非非想処に住まう者たちは
362兆8800億年生きるという。

こうした世界観はユダヤ・キリスト教でも同じで
神々の住まう天界の一日は
人間界の1000年以上にも相当するという。

「主にあっては一日は千年のようであり、
千年は一日のようである」
──新約聖書『ペテロの第二の手紙』

[102. 名も無き哲学者]

>>95
悪いんだけど、後に続くコメを遮って言わせて貰うとそれは君の受け取り方で、どういう話なのか理解してないは語弊を超えた暴言かと。書き方として浦島太郎の話はこれこれをもとにと1つの側面から見た解釈と書くべきかと。何故ならそれすら現実は真実を証明出来るものはなく、あくまで物語として浦島太郎は皆の知る物語がすべてでありそれで完結してる。

[103. 名も無き哲学者]

>>97
温羅の渡来か

[104. 名も無き哲学者]

あるきっかけでこうした神仙や
神仏の住まう高次元世界に
人間界に住む普通の人間が迷い込んでしまう。

そして非常に優れた文明を持つ
向こうの人々の暮らしに驚愕の連続になる。

やがて無事元の世界に戻ってきたところ
何と数十年から数百年経過していた…
という話は、それこそ昔から世界中にある。

西洋では妖精の世界や巨人の世界に迷い込み
元の世界に戻ると、すっかり時代が流れ
村の様子が一変しており、誰も自分の事を知らず、
昔自分と同じ名前の行方不明になった人間がいた…
という話を聞かされるというものだ。

浦島太郎という話は日本独自の物語ではなく
こうした物語の一バリエーションにすぎないのだ。

[105. 名も無き哲学者]

道教にもこういった話は多々みられる。
例えば始皇帝はある時から
異常に不老不死に拘泥するようになった。

不老不死など現実的に考えてありえない話だ。
だがそれを彼が本気で信じるようなったのは
この世ならぬ場所からやってきた
「超越者」に出会ったからだという。

後秦（384年－417年）時代の王嘉が撰した
『拾遺記』という書物には
上古の時代、星からやってきたという
不思議な船が観測された記録が書かれている。

同じ『拾遺記』には、
始皇帝が遥か彼方にある国からやってきた
不思議な人物と語り合う話が掲載されている。

[106. 名も無き哲学者]

>>97
それ徐福

[107. 名も無き哲学者]

『宛渠 (えんきょ)というところから不思議な人がやってきた。
　この者は螺旋状の舟に乗っており、
　その螺(マキガイ)のような形状の舟は、
　海の底を航行しても水が船内に侵入しない。
　舟の名は『淪波舟(りんぱしゅう)』という。
　
　始皇帝が彼と天地開闢時のことを論じると、
　彼はその時のことを
　まるで見てきたかのように詳しく語った。

　この人曰く、
　「私は小さい時から空を往来し、
　一日に万里も移動できる。
　遠い場所で起きている出来事が
　ここに座ったままで分かる。
　私の国は咸池の日没のところにあり、
　向こうの一日はこちらの一万年に当たる。

[108. 名も無き哲学者]

　そこでは晴れた日には黒い龍と鳳凰が飛び回る。
　夜は石を燃やして暗闇を照らす。
　この石は燃山から取ってきたもので、
　よく光り、米粒ぐらいの大きさの石一つで
　大きな部屋を明るく照らすことができる。

　この石をほんの少し河の中に投げ入れると、
　たくさんの泡が湧き出て数十里先まで流れていく」

　始皇帝はこの話を聞いて
　「この人は神人に違いない」と言った。
　この経験によって始皇帝は仙人の存在を本気で信じるようになり、
　以降本腰を入れて仙薬を探し求めるようになったという。

[109. 名も無き哲学者]

異次元とか異世界に行ったり何かに巻き込まれても何も出来ない　理解出来ない、　楽な方へ流されるだけというのは普通の人だろう。何も理解出来ないのに乙姫の与えた安全弁と取説を無視して愚かな選択をする　こういう大人も結構多い。

[110. 名も無き哲学者]

>>13
タイムスリップというか異界と現界は時間の流れが違うってのは、仏教の天国地獄あるいは老荘思想の壺中天や邯鄲夢やその他にもあるから特筆するようなことではないと思う。

[111. 名も無き哲学者]

一見して作り話のように思われるが、おそらくは実話だろう。

当時の人間の知識ではは全くわからない事だが
現代科学に照らし合わせてみれば
ここに書かれた描写が
宇宙船やインターネット、飛行機や潜水艇、
核融合発電ないし対消滅炉、
水中での核実験の事をさしている事だとわかるからだ。

ここではこの超越者の住まう世界の一日は
人間界の1万年にあたると書かれている。
これは彼らの住まう世界が、時間の流れの異なる
高次元世界をさして言っている事は明らかだ。

もし始皇帝が彼らの世界に半日遊びに行って
帰って来てみれば、地球は5000年の歳月がすぎさっており
驚く事になっただろう。

[112. 名も無き哲学者]

浦島太郎が行った竜宮という世界は
仙人の住まう世界である蓬莱山の事である。

これは浦島太郎について最も古く書かれた書物である
『丹後風土記』に明記されている。

すなわち乙姫という存在は仙女である。
仙人といえば何やら神秘的で古臭く感じるが
何のことはない、星の彼方からやってきた存在の事だ。
彼らの使う「仙術」とはただの超科学の事なのだ。

[113. 名も無き哲学者]

古来から『一炊の夢』みたいな格言が存在したわけだから、科学的数学的な根拠はなくとも、時間経過の概念については現代人のそれと大差なく持っていたのでは？

[114. 名も無き哲学者]

浦島太郎の話って、疫病かなにかでどこか一ヵ所に隔離されていた人物の話ではないかと思うわ。
隔離された医療施設みたいなところでそれなりの看護を受け、回復後故郷に戻ってみると、そこは疫病で壊滅、あるいは避難して誰もいなくなっていた。
本人も病気により痩せぼそり老衰したような容姿になっていた。

[115. 名も無き哲学者]

『丹後国風土記』は和銅6年(713年)に
編纂が命じられて作られた丹後国の歴史記録だ。

それによると古墳時代、雄略天皇の時代に
筒川村に水江浦嶼子という
非常にハンサムで知識のある風流人が住んでいたという。
いわゆる浦島太郎の事だ。

彼はある時3日3晩海上で漁をしていたが、全く釣れなかった。
ここで勘違いされがちだが、
漁をしていたとは書かれているが、
彼が漁師だったという証拠は何ひとつない。
むしろ支配者階層の子弟であったと考えられる。

[116. 名も無き哲学者]

そこへ"五色の亀"と表現された
光り輝く扁平な丸い乗り物が現れた。
おそらくは円盤の事であろう。

そこから美しい神女が現れて浦嶼子は驚く。
(原文：乃得五色龜　心思奇異
置于船中即寐、忽爲婦人」)

神女は「私は天上にある仙人の世界から来た」と語った。
(原文：「女娘答曰天上仙家之人也」)

そしていくらか語った後
彼女は「これから天地の果て、
時間の極点の彼方へ行きましょう」
と浦嶼子を誘う。

(原文：共(二)天地畢 倶(二)日月極。
但君奈何、早先許不之意」)

とたん浦嶼子は意識を失ってしまう。

[117. 名も無き哲学者]

気がついた時浦嶼子は
見た事もない輝く物質で舗装された未知の世界にいた。
おそらくは海の中の島と思われたが
まったく知らない世界だった。

(原文：「女娘教令眠目　即不意之間
至海中博大之嶋　其地如玉敷
闕臺晻映　樓堂玲瓏
目所不見　耳所不聞」)

二人は手をとりあって
巨大な門の中に入った。
するとそこに７人の竪子
(小さな子供のような生物)が複数現れ
また８人の竪子が現れた。

(原文：「携手徐行　到一太宅之門
　開門入内　即七竪子來　亦八竪子來)

七竪子とは道教における天の七つ星である
昴 (おうし座プレアデス星団)の事。
八竪子とは天の八つ星である
畢 (おうし座イプシロン星系)の事だ。

これはそこから来た者たちが
竜宮に住んでいた事を意味するか、
あるいは竜宮がそのあたりの宙域に
位置していた事を意味している。

[118. 名も無き哲学者]

いかにも異形の小型の人間を見て
浦嶼子は大いに驚いたが
神女は七人の童子は昴星、
八人の童子は畢星。
怪しむ必要など全くないですよと語った。

(原文：「嶼子語竪子等事　女娘曰
　其七竪子者昴星也　其八竪子者畢星也
　君莫恠焉」

そして神女の両親が現れ、
人の世と仙界(高次元世界)との違いについて説明し、
人と神とがたまたま出会えた喜びを語り合った。

(原文：「女娘父母共相迎　揖而定坐
　于斯稱説人間仙都之別
　談議人神偶曾之嘉」)

[119. 名も無き哲学者]

ゼウスやで
動物に化けて地上でイチャイチャしてパンドラの箱渡して帰っていく

[120. 名も無き哲学者]

その後浦嶼子は「玉」(輝く金属の事か)で覆われた
蓬莱と呼ばれる未知なる世界で
見た事もない歓待を受け、夢見心地で過ごした。

彼はしばらくその世界にとどまっていたが、
一度故郷の様子を見てきたい。
その後すぐに戻ってくると言いだす。

神女は悲しんだ。
「私たちの心は石や金属のごとく永久不変だと思っていた。
　このままともに数万年生きると思っていた。
　しかし一時の心変わりでそれを捨てて
　郷里に帰ってしまうのか」

(原文：「女娘拭涙 歎曰
意等金石　共期萬歳
何眷郷里　棄遺一時
即相携徘徊　相談慟哀」)

[121. 名も無き哲学者]

神女は彼が不老不死の世界に
迎えるに相応しい者かどうかを試すため、
"玉匣"を渡し、
もし貴方がまた私と会いたいと願っているのなら
この箱を何があっても決して開いてはいけませんと言って
浦嶼子をテストする事にした。

そして神女と浦嶼子はそれぞれ別の船に乗った。

(原文：「女娘取玉匣　授嶼子
　謂曰　君終不遺賎妾
　有眷尋者堅握匣　慎莫開見
　即相分乗船」)

「別の船」と書かれている事から
実は蓬莱島と呼ばれている浦島のとどまっていた世界は
実は巨大な"船"であった事がわかる。

[122. 名も無き哲学者]

>>16
桃太郎って桃をキーアイテムっぽく匂わせてるのに実際のキーアイテムとなる食い物がきびだんごっていうチグハグさは大分創作レベル低いと思う

[123. 名も無き哲学者]

浦嶼子はふたたび眠らされて意識を失い、
目が覚めると故郷の筒川村にいた。

すると村の様相が全く一変しており
くまなく探して回ったが、
どこにも家族がいなかった。

原文：「仍教令眠目忽到本土筒川郷
　即瞻眺村邑　人物遷易　更無所由」

[124. 名も無き哲学者]

浦嶼子は村人のひとりをつかまえて訊ねた。
村人は言った。

「あんたは一体どこの奴だ。
　は？　ひょっとして大昔の人間のことを聞いているのか。

　聞いた事があるわな。
　村の古老たちが言うには、
　ずっと昔、水江浦嶼子という男がいた。
　その男は一人で海に出たものの、
　その後再び帰ってくることはなかった。

　もう三百年余りも前のことだ。
　で、なんで突然そんな事を聞くんだ」

(原文：「爰問郷人曰　水江浦嶼子之家人今在何処
　郷人答曰　君何處人　問舊遠人乎
　吾聞　古老等郷人答曰
　先世有水江浦嶼子　独遊蒼海　復不還來
　今経三百餘歳者　何忽問此乎」)

[125. 名も無き哲学者]

>>94
今と違って、いつ誰が伝播させたのか記録をつけたり、元になる本を持っているわけじゃない
それを口づてで伝えているうちに、どんどん変化していき、地元の風景や別の伝承と混じり合ってしまい、あたかも昔からこの土地に伝わってきた話のようになってしまう
意図的にインチキしようとしたわけではなく、説話の伝播では非常によくある話だ
桃太郎なんかも、膨大な地域バリエーションがある

[126. 名も無き哲学者]

竜宮城で歓待する前に時間経過について警告しないの悪意あるやろ
浦島が亀を助けたと言ってもそれ以前に漁師だから実は憎んでいたのか？

[127. 名も無き哲学者]

神女との約束を反故にした事により、
浦嶼子は二度と神仙界に
戻る事はできなくなった。

そして振り返ってみて失われたものの大きさを知り
泣きながら徘徊して回った。

(原文：「嶼子　即乖違期要　還知復難会
廻首踟蹰　咽涙徘徊」

離れ離れになった浦嶼子と神女は
遠く離れた場所にいながら
最後の言葉を合わし合う。

浦嶼子は「常世に向かって雲がたなびいていく。
水江浦嶼子の言葉を添えてなびいていく」と詠う。

原文は「于斯拭涙　歌曰
　等許余蔽尓　久母多智和多留
　美頭能睿能　宇良志麻能古賀
　許等母知和多留」だが
漢文で書かれている文歌の部分だけ
突然万葉仮名になっている。

[128. 名も無き哲学者]

神女はそれに対し
「大和辺に風が吹き上げて、もはや雲は離れ離れになった。
せいぜい私との思い出を忘れない事だ」と伝える。

浦嶼子が不老不死の世界で暮らすための
テストに失敗したために、
もはや彼の事は切り捨てる事にしたようだ。

(原文：「神女遥飛　芳音歌曰
　夜麻等蔽尓　加是布企阿義天
　久母婆奈禮　所企遠理等母与和遠和須良須奈」)

そして裏嶼子は嘆き悲しみ、
未練がましく常世国(永遠の生命の世界)
への思いを謡って物語が終わる。

[129. 名も無き哲学者]

後世の人はこれについて語った。
「もし水江浦嶼子が玉匣を開けなかったならば、
神女と再会して永遠の生命を得られただろうに。
実に惜しい事をした。
常世の方に向かって、
雲が大空に吸い込まれるように流れていく──
私は哀しい」

(原文：「後時人追加歌曰
美頭能睿能　宇良志麻能古賀　多麻久志義　阿気受阿理世波
麻多母阿波麻志遠　等許余蔽尓　久母多智和多留
多由女久母波都賀米等　和礼曾加奈志企」)

[130. 名も無き哲学者]

700年代に書かれた『丹後国風土記』の
オリジナルの物語は
我々の知る、室町時代に成立した
御伽噺の『浦島太郎』とは
大きく異なる話である事がわかるだろう。

まるで宇宙人とのコンタクトを書いた話であるからだ。

そもそも『丹後国風土記』の浦島の名前である
「水江浦嶼子」とは
「島嶼のごとく宇宙に散らばる無数の星々の中でも
水の豊かな惑星に住む人間」を意味する名前であるからだ。

最後に離れた場所にいる浦島と神女は
互いに言葉を交わし合っている。
これは昔の人間は、神秘的な仙人の力ゆえの
ものと考えたのだろう。

だが何の事はない。
おそらくは神女が渡した"玉匣"(玉手箱)とは
浦島の監視装置を兼ねた通信機だったという事である。
今でいうスマホのようなものだったのだ。

[131. 名も無き哲学者]

『丹後風土記』には
大海の只中で釣りをしていた浦島が連れ去られたのは
「海中」にあるとみられる
「蓬山」(蓬莱山)と呼ばれる異世界であると書かれており、
「竜宮」の名はどこにもない。

はじめに「竜宮」なるものが登場したのは
司馬遷が編纂した『史記』の
『准南衡山列伝』に記された徐福伝説だ。

そこには不老不死の妙薬を得るために「入海」し
神仙界の蓬莱山に渡った徐福は、
そこで霊芝でできた豪奢な宮殿を見る。

そこに上陸すると銅のような光沢を放つ
龍の姿をした神仙の使者(ロボットか？)がおり、
宮殿の発する光は天上にまで届いていたと書かれている。

この話が『丹後風土記』と結びついて生まれたのが
室町時代の浦島太郎の「竜宮」だ。

竜宮は一般に思われているように
海の底にあるわけではない。
「入海」とは陸地を離れて海域に乗り出す事を意味し、
「海中」も「海の底」を意味するものではないからだ。

[132. 名も無き哲学者]

この竜宮と呼ばれる異世界の正体については
中国の様々な古い文献にある。

中国だけでなく世界中の様々な文献に竜宮の話や
そこを訪れた者たちの体験談がある。

これらに深く切り込まなければ
「竜宮」や「人魚の肉」の伝説の正体がわかる事はない。

浦島太郎の話は
我々の知るバージョンと異なる
元々のバージョンの「桃太郎」とも繋がっており、
「竜宮」の正体を知れば我々の知る「桃太郎」伝説とは
全く異なる裏の真実も見えてくる。

「竜宮」はまた徳川幕府にも関わっており
慶長14年(1609年)旧暦4月4日の朝、
家康が在城していた駿府城内に
眼も鼻もない肉塊のようなものが
厳重な警護をくぐりぬけて突然出現している。
神仙界から届けられた不老不死の食材だ。

竜宮と人魚の肉の謎について切り込んでいくと
非常に長く深い話になるのでここまでしか書かないが
調べれば調べるほど面白い事実が浮かび上がってくる。

[133. 名も無き哲学者]

時間の流れが違う空間の民間伝承は中国やヨーロッパにもあるぞ

[134. 名も無き哲学者]

浦島太郎伝説に色んなバージョンがあるのは聖書や風土記や神話に色んなバージョンがあるのと一緒。人気漫画にスピンオフ作品や同人誌があるのと一緒。そーゆーもの

[135. 名も無き哲学者]

生きながらにして「向こう側の世界」に行った人の話だわさ

[136. 名も無き哲学者]

大昔に書かれたパラレルワールドスレ

[137. 名も無き哲学者]

時間の流れが違う世界にいったのではなくて、浦島太郎は竜宮城で長い時を過ごしたんだ

でも、浦島太郎が老化しないように、浦島太郎の「老化」そのものを玉手箱に封印していったんだ。
本人と引き離せるものじゃないから、本人に渡すしかなかった。

開けなければよかったのに、・・。

[138. 名も無き哲学者]

8世紀に書かれた日本書紀や丹後国風土記の浦島伝説よりかなり前(5世紀以前)の中国の民間伝承「竜女説話」と「仙郷淹留譚」が物語そっくりなんだよな
浦島が亀に乗って竜宮に行き乙姫に会う話は元禄時代に成立したともされてる

[139. 名も無き哲学者]

日本書紀の浦島の話の続きは続日本紀だったか続日本後紀に載ってる。
日本書紀で行方不明になった浦島が三百年後に戻って来た内容になってるから、多分、浦島太郎の元ネタになる事件は現実にあった可能性が高い。

[140. 名も無き哲学者]

>>113
まあ体感出来ることは同じ感覚を持ってただろうね。寝て起きたら夕方だったとか、病気で寝込んで今何日経ったのか分からなくなるとか、時間感覚の異常は体験しうる

[141. 名も無き哲学者]

明晰夢スレに夢の中で1年間過ごしてこっちに戻ってきたら30分しか経ってなかったってのがあるから、時間軸の違う世界に行き来する能力は人間の脳に元々備わっているものなのかもしれないね。その能力が発現するかしないかは人によるんだろうけど

[142. 名も無き哲学者]

>>137
開けたらどうなるかを乙姫様は説明しなかったんだからそれはしゃーないよ

[143. 名も無き哲学者]

複数ある浦島太郎の物語の中には竜宮城には女しか居ないというお話もある。どんなときめきメモリアルだよ。俺なら人間界に帰らないでずーっとそこに留まるな

[144. 名も無き哲学者]

>>131
海の底にあるバージョンと山の上にあるバージョンの2つがあるってだけじゃね？どっちが本家本元なんかは分かりようが無いよ

[145. 名も無き哲学者]

山に入った男が山腹で二人の老人が囲碁を指している現場に遭遇して彼らが1局打つのを見てから下山したら数年が経っていたという話が確か中国にあったと思う

[146. 名も無き哲学者]

記憶が2つあるんだがニキは現代の浦島太郎。浦島とはちょっと違うか。世界分岐ニキも凄かったな

[147. 名も無き哲学者]

>>126
警告しないというより出来なかったんだと思う

[148. 名も無き哲学者]

>>120
ここ、ここが浦島太郎が日本の失楽園と呼ばれている由縁なんだよ。まあそう呼んでるのは俺だけなんだが。ここで浦島太郎が犯した痛恨のミスはアダムとイブが犯した痛恨のミスと質はまったく同じなんだよ。

[149. 名も無き哲学者]

>>107
これは仏教も同じで天界に住む天人の一日は人間界に住む人間の数百年に当たると言われているんだよ。これらの物語や概念は集合的無意識の世界から上って来たものなんだろうな

[150. 名も無き哲学者]

俺が思うに浦島太郎は漁師で、単にフィリピンに流されただけで、さんざん若いねーちゃん達と遊んで帰ってきただけだと思う。ただ漁師が流されたのも恥ずかしいから亀を助けたのは後付けで、玉手箱に至っては、帰ってきてから現実に戻り、ネーちゃん達との豪遊を恋しく思うあまり老け込んでしまい、周りの人達が玉手箱話を後付けし、急に老け込んだ理由にしたんだと思う。

[151. 名も無き哲学者]

長文妄想は自分のブログに書いとけ

日本で最古は日本書記
ただ、これが原典というわけでもなく似たような話はくらげの骨なしという話が東南アジアにある
これが越人と共に日本に渡って来て改変されたわけだが
玉手箱の元ネタは結納箱で嫁いで捨てられた時に持ってた物からの改変
竜宮城は沖縄の民話からと地域や時代と共に様々な改変がされている

[152. 名も無き哲学者]

>>102
同感。俺もあんたに一票

[153. 名も無き哲学者]

>>112
「ただの超科学」ってなんやねんw

[154. 名も無き哲学者]

浦島太郎の物語の教訓は至福の世界(竜宮)に入ったら絶対に人間界に戻るな、これに尽きる。

[155. 名も無き哲学者]

ケモナー（爬虫類）こじらせて変身願望までいってしまった変態作者が描いたのかと思ってた。

[156. 名も無き哲学者]

ただの現実の伝聞であって創作じゃないから定期。

[157. 名も無き哲学者]

「しかし、カメを助けたのが太郎一人でなく、村人全員だったら・・・村人全員が、竜宮城へ行ったのだとしたら、どうだったでしょうね。」

[158. 名も無き哲学者]

>>148
何言ってだ
こんなに説得力のない文章よう書けるな

[159. 名も無き哲学者]

>>131
よく恥ずかしげもなく書けるな
日常生活うまく行ってないだろうが気を付けて

[160. 名も無き哲学者]

浦島太郎とかぐや姫はマジよくわからんな
発想のすごさはわかるけど
なんかそういうファンタジーが流行ってたんかな

[161. 名も無き哲学者]

実話かどうかはともかく
案外と実体験に近いものがあったんじゃないかな
体感時間の差って結構身近な事だし

[162. 名も無き哲学者]

>>158
分からないのなら無理に知ろうとしない方がいい。感性は生まれつきのものだから

[163. 名も無き哲学者]

>玉手箱ってのは一般人である浦島を通常の時間の流れと隔離するためのアイテムなんだよ
>ただし対象となる人物の近くに置いておかないと効果を発揮しないから
>乙姫は浦島にそれを渡さざるを得なかった

>>49
>じゃあ「開けんな」じゃなくて「開けたら老けるぞ」ってはっきり言えよｗ

多分理由も説明されてたけど難しくて理解出来なかったか、老化でボケて説明出来なかったんだろうな
本人が死ぬ前に語ったとしか思えないし

[164. 名も無き哲学者]

>玉手箱ってのは一般人である浦島を通常の時間の流れと隔離するためのアイテムなんだよ
>ただし対象となる人物の近くに置いておかないと効果を発揮しないから
>乙姫は浦島にそれを渡さざるを得なかった

>>49
>じゃあ「開けんな」じゃなくて「開けたら老けるぞ」ってはっきり言えよｗ

多分理由も説明されてたけど難しくて理解出来なかったか、老化でボケて説明出来なかったんだろうな
本人が死ぬ前に語ったとしか思えないし

[165. 名も無き哲学者]

世界に類を見ない話だと思ってたんだけど、ケルトにもなんか浦島太郎みたいな話あるんだよな。
日本における浦島太郎なみに地元で市民権を得てる話ではなさそうだが

[166. 金ぴか名無しさん]

＜24　面白い。竜宮城で3日しか過ごしてないというのは太郎の勘違いで、竜宮城内では不老不死状態が保たれてて、300年間遊び暮らした。地上に戻ると、モードが解除される仕様だったので、竜宮城の効果を付与する装置・玉手箱を持たせてあげた。「近くに持っとけ。また迎えに行くまで壊すなよ」と警告して。太郎が親族が亡くなってる事に絶望し、玉手箱で何とかしようとして分解、壊してしまい、老化して多臓器不全で死去。
＜26　夢を見る時、2時間ぐらいの内容を数秒で見たりするもんな。物見遊山から戻ったら家の畑がえらい事になってた。みたいな日常の体験をアイディアに膨らませたのかも。
＜44　アルパカの肉は美味いよ。ペルー行ったら食べてみて。犬肉のスープもまぁいける。北朝鮮では8月に土用の丑の日感覚で食べる。猫は知らない。
＜46　アフリカなめんなよ。マリのドゴン族の踊りは、公転と自転をモチーフにしてる説がある。

[167. 名も無き哲学者]

同じ人間でも老化の具合が違えばそういう発想も出てくるんじゃないか？

[168. 名も無き哲学者]

元の話だと故郷壊滅してるから裏嶋子本人からの伝聞だよな
伝聞の伝聞だったり、断片的な噂からの想像も入ってるかもだけど

[169. 名も無き哲学者]

>>159
軽い指摘にマジギレする性格だと対人関係で苦労しまくりだろうと思うけどまあ頑張って

[170. 名も無き哲学者]

とある浜辺で一人の少年が集落の若者たちに棒で打たれていた。彼は砂の上で身を屈め蹲りその様子はまるで亀のようであった。そこを通り掛かった男(名を浦島という)が彼らをこう咎めた「いい若いものが寄ってたかって一人を虐めるとは何事か」それに対し若者達はこう反論した「こいつは島向こうの『まつろわぬ者』の一人である」と

[171. 名も無き哲学者]

亀少年がお礼にと迎え入れた集落にはなぜか亀少年以外の男は不在で、亀少年により命の恩人と紹介された浦島は数日のあいだ集落の女性に歓待された。というよりすぐに帰ろうとすると今帰るのは良くないと引き止められた。

[172. 名も無き哲学者]

浦島が家に帰ると彼の集落は荒れ果てていた。襲撃にあったのだ。手土産に渡された包みには金子と手紙が入っていた。そこにはこう書かれてあった
「あなたには死んでほしくなかった」

手紙を読んだ後、浦島の髪は老人の様に真っ白になっていた。

[173. 名も無き哲学者]

15分創作でした

[174. 名も無き哲学者]

おじいさんになった浦島太郎が余生を送ったとされる場所が長野県のJR中央線沿線にあるけど、昔は特急しなのの車内アナウンスで紹介してくれてたのにその後しなくなったみたいで寂しい

[175. 名も無き哲学者]

助けたのは乙姫(異星人)、乗ったのは亀の様に見えた宇宙船。
海の中を進んだと思ったのは宇宙、竜宮城は乙姫の母星。
太郎が帰りたいと言うので帰す事にするが、光速移動を交えて航行した結果、元の地球に戻れないのは乙姫には分かっていた。
そこで最後に玉手箱を渡した。
太郎が未来の地球でも幸せに暮らせるのであれば約束通り玉手箱は開けない、絶望するのであれば自暴自棄になり玉手箱を開けると考えたからだ。
玉手箱は開けた者の時間を進める装置だった。
果たして太郎は知り合いが死に絶えた世界で絶望し、乙姫の予想通りに玉手箱を開け、地球での本来の時間軸に戻された太郎は一気に年老いて死を迎えたのだった。