転載元:http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1326793905/
この世で触れてはイケない謎ってなんかある?
http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4751049.html
トンネル


115: 本当にあった怖い名無し 2012/01/20(金) 21:04:44.80 ID:1E+3k3cb0
赤い蝋燭と人魚

海から見た人間の世界が美しく見えたので人魚母はわが子を
にんげんに育ててもらおうと陸に置いてくる。
ひろってくれた老夫婦は最初はいい人で、人魚幼女を大事に
そだててくれてたけど、人魚幼女がロウソクに絵を描き、それが
高値に売れるようになるとだんだん人が変わり、人魚幼女を
閉じ込めてひたすらロウソクに絵を描かせ続けるようになっていった。

最後には、人魚の異形に目を止めた人買いに売り飛ばす。
売り飛ばさる間際に人魚幼女は残っていたロウソクを赤く塗った。
人魚幼女を乗せた船は嵐で沈み、人魚幼女が残したロウソクを、
ともした船はすべて沈む。
いままで船乗りの参詣で栄えていた村には人が寄り付かなくなり
いつしか寂れていった、のか、途中で洪水がきたのかうろ覚えだけど
結局は、母人魚の勝手な思いこみによる育児放棄が原因だろうと
思うと大変後味が悪い。



116: 本当にあった怖い名無し 2012/01/21(土) 02:08:22.10 ID:/ZPzOo1m0
漫画ワンピースのメインメンバー、ニコ・ロビンの過去
父親は既に死亡、母親は研究の為に島を出てロビンは
親戚の家に預けられる
ロビンは叔母達から軽視されコキ使われる日々、更に特殊能力持ち故に
島民達からも忌み嫌われていた
数少ないロビンに優しく接してくれた考古学者達が世界政府にとって
暴かれたくない歴史を研究している事を知った政府は隠蔽の為
島ごと攻撃し帰って来ていた母親含めロビン以外の島民は全員死亡

政府は唯一生き残った8歳のロビンも考古学者達の仲間故に
濡れ衣を着せ高額懸賞金の指名手配者にした
それからロビンは政府から逃亡生活を送る日々
親切に接してくれた人もロビンが多額の賞金の指名手配犯と知ると
裏切るという繰り返しでロビンは冷徹な性格になってしまった

ワンピースは他にも悲しい過去持ちは多いけどロビンの過去が
一番後味悪かった
主人公のルフィに出会うまで20年も要するし



117: 本当にあった怖い名無し 2012/01/21(土) 02:31:30.84 ID:qZOVnW900
悲しい過去持ちは多いけどってメインみんな悲しい過去持ちだよね…
どんだけ不幸体質なんだ



120: 本当にあった怖い名無し 2012/01/21(土) 06:10:51.57 ID:Lt2730rKO
>>117
真っ当な生き方してたら海賊にはならないから仕方なくね



118: 本当にあった怖い名無し 2012/01/21(土) 02:41:47.23 ID:JO6h4DiA0
>>177
その方が読者の同情心を煽って人気が出るからでしょ。



167: 本当にあった怖い名無し 2012/01/22(日) 19:47:29.85 ID:7odIocuL0
今から紹介するのは20年程前にNHKでゴールデンタイムに放送されたアニメ番組です。
その筋では有名なトラウマネタなのでご存じの方も居られると思います。
※アニメネタなので嫌いな人はスルー推奨

ふしぎの海のナディアの1エピソードより

舞台は19世紀頃。
古代文明のオーバーテクノロジーを用いて世界征服を企む悪の秘密結社ネオアトランティスと、
それを防ぐ為に潜水艦ノーチラス号に乗り込んで戦い続けているネモ船長一派の物語。
主人公の少女ナディアと彼女に惚れている少年ジャンは海で遭難したところをノーチラス号に助けられ、
行動を共にする事になる。

ある日、ノーチラス号は戦闘で機関部に損傷を負い、修理の為に浮上する。
だが、ネオアトランティスの策略によりそこに待ち受けていたアメリカ艦隊から攻撃を受けてしまう。
損傷で満足に動けないノーチラス号は一方的に攻撃を受け続けるが、なんとか潜航し攻撃から逃れる事が出来た。

だが、難を逃れたのもつかの間、元々の損傷に加え攻撃を受けた事で機関部から有毒ガスが発生してしまう。
苦渋の決断として、ネモ船長は被害を広げない為、取り残された乗組員ごと機関部を閉鎖する事を決定する。
取り残された乗組員の中には、ナディアやジャンと仲のよかった機関士のフェイトも含まれていた。




168: 本当にあった怖い名無し 2012/01/22(日) 19:47:36.78 ID:7odIocuL0
フェイトを助けたいジャンは換気ダクトを通り抜けて機関部まで行こうとするが、最後の扉の前で
それ以上進むことが出来なくなってしまう。
ジャンは機関長に扉を開けるよう懇願するが、それは助けに行ったものがガスに汚染される事を
意味するため聞き入れてもらえない。
浮上してガスを抜けばなんとかなるかもしれないが、それは出来ないと機関長は言う。
(オーバーテクノロジー同士の暗闘が白日に晒される、
無防備になり結局はネオアトランティスの餌食になる等諸々の理由によると思われる)

扉の向こうでやり取りを聞いていたフェイトは気丈に振る舞い、船長の判断の正しさを主人公達に伝える。

まだ生きているのになにも出来ない事に納得がいかないナディアは船を捨てて降伏してでも助けるべきだと
主張するが船長は答えない。
ナディアは仲間まで殺すのか、人殺し!と船長を詰るが、他の大人から、一番辛いのは船長だと窘められ、
悲しみのあまり泣き出してしまう。
周りの大人やジャンも、俯いて黙ってしまう。

その時また、扉の向こうからフェイトが穏やかに話しかけてくる。
「この船の科学はまだ人の手に余るから、人手に渡ってはいけないんだ」
「船長を責めないでくれ、彼が居たからオレはこの船に乗ったんだ」
「ネモ船長、アトランティス打倒を頼みます」
「ジャン、ナディアと仲良くしろよ、オレの(作った)花を送ればバッチリさ」

フェイトの名を呼び嗚咽するジャン。



169: 本当にあった怖い名無し 2012/01/22(日) 19:47:43.59 ID:7odIocuL0
やがてガスが充満した事を示す警報が鳴り響く。

扉の向こうからは先ほどとは打って変わったフェイトの断末魔の絶叫が響く。
「いやだ、オレはまだ死にたくない!」
「オレにはまだやりたい事が残ってるんだ!」
「オレにはまだ…」

そして沈黙が訪れる。

ジャンはフェイトの名を呼びながら扉を叩き、嗚咽する。
周りの大人達はなすすべもなく、俯いて立ちすくむ。

そして、そこから数時間以上経過し、ようやくアメリカ艦隊の撤収を確認出来、ノーチラス号が
浮上したところでこのエピソードは幕を閉じます。




170: 本当にあった怖い名無し 2012/01/22(日) 19:47:48.44 ID:7odIocuL0
さて、上記の生々しい死にざまだけでも十分トラウマモノですが、後味の悪い部分というのは実は別にありまして。

それは、件のアメリカ艦隊が最後まで真相に気付かないままエピソードが終わっているという部分です。
しかも彼らは自分が主人公側に酷い事をしている事に気付かないばかりか、これまでネオアトランティスに
沈められた商船や軍艦の仇討のつもりで正義の怒りに燃えて攻撃をしているのです。
アメリカ艦隊に乗り合わせていたナディアとジャンの知り合いに至っては、遭難したままの彼らの敵討ちとすら思っています。

策略があったとはいえ、誤解したまま敵対した結果として人が死に、誤解が解かれないままというのは
非常に後味が悪いと思いますが、如何だったでしょうか?
(ちなみに当時多感な年ごろだった私は、生々しい死にざまと共に後味の悪いモヤモヤをかなり引きずりました)




203: 本当にあった怖い名無し 2012/01/23(月) 19:37:47.47 ID:jNsZJ+Hw0
ここ数年、前作の最終回のEDテーマ後のスポンサーテロップの背景で、  
  前作のレッドと新作のレッドが  
   
  「これからの地球はお前に任せたぞ!」  
  「はい、先輩!」  
   
  的な三文芝居を見せる20秒くらいのシーンが流されるよな。  
  でもあれって、TVの前のよい子に対する重大な背信行為だよな?  
   
  それぞれの作品にはそれぞれの世界設定があって、決して同一世界じゃない。  
  そう信じて1年間見続けてきたのに、それが最終回のED後に裏切られるんだからな。  
  もし同一世界なら、なんでアブレラがデカベースを襲ったときに  
  マジレッドが助けに来なかったんだって話だろ?  
   
  子供がストーリーを理解する上での拠り所となる基本的な世界観を、  
  1年間の長い物語のあとに裏切るんじゃねーよ!  



204: 本当にあった怖い名無し 2012/01/23(月) 20:33:24.63 ID:N2vDZeRz0
純粋な子はヒーロー達が協力して地球を守ってるんだ!と思い
知恵のある子は番組の切り替わりの演出と理解してる。
そんな風に悪く考えて難癖付けるのは大人だけ



205: 本当にあった怖い名無し 2012/01/23(月) 20:51:21.48 ID:WK/xTgC10
ストーリーを素直に受け入れられない大人になっちまったと確認して自分自身に後味が悪くなるってことはよくある話ってことだ・・・



210: 本当にあった怖い名無し 2012/01/24(火) 15:20:49.74 ID:UdRTfY7m0
特撮と言えば一昨年の戦隊、侍戦隊シンケンジャーの終盤が後味悪かった。

この戦隊は赤が代々続く名家の「殿」で他のメンバーは家臣の末裔。
皆に慕われている赤だが実は本当の当主ではなく影武者で、真の赤が終盤になって登場。
偽赤はやる気を失い失踪するが他の仲間たちも真赤が気に入らず
「やっぱり俺たちの殿は赤だけだ!」となり赤は返り咲く。

何が後味悪いかって赤ははじめから自分が影武者であるとわかっていた事、
影武者発覚後も別に戦う力を剥奪されたり追い出された訳でもなく
勝手に「俺にはもう何もない」と不幸に酔っていること、
真赤も決して嫌な人ではなくむしろ口の悪い側近を嗜めたり偽赤や皆を気遣ういい人。
付き合いの長い偽赤に気持ちがいくのは分かるがそろって最年少の真赤を事実上排斥し
偽殿のヒーロー職務放棄を言及せずちやほや可哀想がっているのが感じ悪かった。



216: 本当にあった怖い名無し 2012/01/24(火) 21:56:03.50 ID:CXMgPmcd0
>>210
殿と家臣たちを繋いでいたのが志葉家当主という肩書きな訳で
影武者としての役目を果たして用済みになった殿が
自分には何もないと思うのは別に不自然ではないと思う

今まで家臣を騙していた、偽者の自分の為に命を掛けさせていたという罪悪感もあったしね



213: 本当にあった怖い名無し 2012/01/24(火) 20:14:24.06 ID:MqeV3FDf0
戦隊ヒーローものは王道を歩んで欲しいという気持ちはわかるね。



261: 本当にあった怖い名無し 2012/01/29(日) 01:25:34.95 ID:WzufbVY30
PCゲームのあらすじ

城内で暮らす貴人の少年は、不審な少女と出会った。
少女は魔術師で、魔術を用いて、城内にいるはずのある人物を探しているのだという。
城の出入りの警備は厳しいはずなのに、魔術を使って少女は安々とこれまでも何度もやってきていたという。
この世界では遠い昔に魔術が禁じられており、現代ではその実在すら不確かなものになっていたが、
目の前にいる少女はその不思議な術を鮮やかに使って見せるので、少年は好奇心にかられた。
侵入の事を黙っているから、その代わりに自分にも魔術を教えるよう頼み込み、
少女ははじめ渋ったものの、騒がれるのは面倒だからと承諾してくれた。

少年は元々素質があったようで、様々な魔術をすぐに使いこなせるようになった。
少年は自由に外出ができない立場だが、魔術を用いてこっそり城を抜け出せるようになり、少女の家を訪ねたりした。
少女は孤児で、老魔女に拾われ育てられたという。老魔女は凄腕だが、加齢でほぼ寝たきりだった。

少女が探している相手は、老魔女の孫で、少女の兄弟子にあたる男だった。
男はどうやら、魔術で城に入り込んでは色々よからぬ取引をしているらしい。
老魔女が持っていたある魔術に関する書物を奪って家出したという男から、少女は書物を取り返したいという。
やっと男と対峙した少女は、書物を返すよう要求したが逃げられてしまった。
少年がそれらの事を知らせつつ「書物って何が書いてあんの?」と気軽に老魔女に質問したところ、
老魔女は、あんなもの取り返さなくてもいい、とだけ言って口を濁した。
だが少女はどうしても欲しがっているようだしと気になった少年は、男と対峙した際になんとか書物を奪うことに成功した。

少年が書物を渡してやると少女は激しく喜び、その後に少し悲しそうな顔を見せた。
とりあえず少年はその日はもう別れ、忙しい日が続いたのでしばらくは少女と会わなかった。
久しぶりに暇ができた少年が少女の家に行くと、そこには老魔女しかいなかった。
老魔女は見違えるように元気になっており足もしっかりしていたが、表情は暗かった。
少女はどこにいるのかと尋ねると、彼女はただ悲しそうに「あの子は本当に馬鹿だ」とつぶやいた。

初め意味がよくわからんかったが、後からじわじわきた



264: 本当にあった怖い名無し 2012/01/29(日) 08:13:57.50 ID:2dR8pePB0
>>261
少女は命か何かを犠牲にして老魔女に生命力を与えたってこと?
少女のほうは満足なんだろうが老魔女からしたら後味悪い結末だな



504: 本当にあった怖い名無し 2012/02/10(金) 07:51:17.73 ID:GLBF/G8FO
>>264
遅レスだが

老魔女は元々他人の生命を吸収して長命を得てる
少女も魔力を鍛えた後、不老の術の生け贄にするするつもりで保護した
だが時が経つにつれ老魔女は少女に愛情を抱き、少女も老魔女を慕うようになる
少女は老魔女が自分を保護した理由を知っていたが、逃げるどころか老魔女の役に立てるならとそれを望んでいた
そこで兄弟子が書物を持って逃亡
老魔女はもう不老の術を使う気はなかったので奪われた書物に執着はなかったのだが…

後は>>261



269: 本当にあった怖い名無し 2012/01/29(日) 17:45:22.44 ID:S+S+rE2a0
947 可愛い奥様 sage 2012/01/26(木) 23:31:40.69 ID:j9N7llUZ0
クイズ番組か何かで。

スタジオに諸星が居て、そのファンが登場!
「当時熱狂的なファンだった○○さんは、かーくんの地元に行って
ある事をしました。それは何でしょう?」みたいなクイズを出した。

「何でしょう?」の「ょう?」辺りから被せるようにイライラしながら
「あーーーそれ。どうせ家に来てたんでしょ?当時沢山ファンが実家に押し掛けて
ホント迷惑してた。最悪!!収拾付かなくて最終的に母親、飲食店始めたんだぜw」
みたいな事を怒りながらまくしたててた。

クイズの正解は「かーくんの中学校学ランのボタンを指定手芸店で買った」
だったんだけど、そのファンはしょんぼりしながら帰ってたよ。



275: 本当にあった怖い名無し 2012/01/30(月) 00:10:13.59 ID:7LfSmFNA0
>>269
うーん。
よっぽど嫌だっただろうなあ。ボタン買うのも十分キモいし
当時のアイドルとしてのその人には同情するけど、成れの果ての姿には胸糞悪さを拭えない
良い具合に後味悪いね



278: 本当にあった怖い名無し 2012/01/30(月) 00:31:02.07 ID:l+nP2Yds0
>>269の番組はいつあったんだ?
いい子ちゃん気取ってたアイドル時代の発言じゃないだろう。
最近の諸星は「落ちぶれてるのに過去の栄光をかさに着て大口叩いてツッコミを貰うキャラ」で
再起を図ってるからその発言に違和感はないな。



274: 本当にあった怖い名無し 2012/01/29(日) 22:01:02.32 ID:97W/rNcT0
ちゃんと落ちぶれてるからある意味後味すっきりだけどなw



276: 本当にあった怖い名無し 2012/01/30(月) 00:16:59.88 ID:h03fKSBj0
そういうの引っくるめた覚悟がないならアイドルなんかやるな
ってのは極論なんだろうか



280: 本当にあった怖い名無し 2012/01/30(月) 00:55:34.43 ID:q0RsqArbO
アイドルなら何されても我慢しろって考えも極論だよな
実家に住んでる家族は一般人なわけだし



300: 本当にあった怖い名無し 2012/01/31(火) 10:19:41.66 ID:twnQt4esO
何というか、善い人じゃいられないんだろうなぁ芸能界って。



302: 1/3 2012/01/31(火) 14:02:58.42 ID:hublIaJ20
「ベッジ・パードン」という三谷幸喜の舞台が後味悪い

明治時代にイギリスへ留学した青年・金之助が主人公。
金之助は下宿先で、同じく下宿している日本人の宗太郎と親しくなる。
二人はすぐに意気投合したが、金之助は宗太郎に対しコンプレックスも持っていた。
それは、ふたりの語学力の差だった。
宗太郎の英語が発音も文法も完璧なのに比べて、自分の英語はとても未熟
金之助は自分の語学力の低さを恥じ、落ち込んでしまう
宗太郎からパブやパーティーなどに誘われても、
金之助は「皆に笑われている気がするから」と言って、行こうとはしなかった。
(実際に、下宿先のおばちゃんなど一部の人は金之助を馬鹿にしていた)

そんな金之助を唯一慰めてくれたのが、下働きの少女・ベッジだ。
ベッジは馬鹿な田舎娘だったが、とても心優しく明るい娘だった。
底流階級のベッジは、日本人の金之助同様、差別を受けていたため、
二人は互いに相手へと同情し合い、しだいに恋人として惹かれあっていく。


303: 2/3 2012/01/31(火) 14:06:38.04 ID:hublIaJ20
実は金之助には、日本に残してきた妻子がいた。
しかしイギリスに来てからというもの、金之助が何度手紙を送っても、
妻からの返事は一度も帰ってきたことがなかった
金之助は、妻はもう自分を愛していないのだと思い、
帰国したら妻とは離婚し、ベッジを連れ帰って正式な嫁にしようと考えていた

一方ベッジは、弟からギャンブルで多額の借金を負ってしまったことを知らされる
弟はベッジに「風俗街で働いてほしい」(そうすれば前借した金で借金を返せる)と言うが、
金之助からプロポーズされたばかりで幸せの絶頂だったベッジは、当然それを断る
金之助も「自分の姉にそんな事を頼むなんておかしい」と取り合わない

しかしある日、宗太郎が金之助あての手紙を隠していたことが判明する
金之助が宗太郎に語学力の差でコンプレックスを抱いていたのと同じく、
宗太郎も、話し上手で頭もよくイケメンな金之助に嫉妬していたのだ
宗太郎が金之助をパーティー等に誘ったのは、英語のヘタな彼をこっそり嘲笑するためだった
金之助は、妻が何度も手紙を送ってくれていて、まだ自分を愛していることを知る




305: 3/3 2012/01/31(火) 14:15:16.89 ID:hublIaJ20
日本にいる妻とベッジのどちらをとるか、金之助は苦悩する。
そんな彼を見てベッジは風俗嬢になることを決意し、そっと家を後にした
ベッジが居なくなったのを知り、金之助はショックから自暴自棄になり引きこもってしまう
最終的にはベッジらしき風俗嬢が裏町で死んだという噂が流れ、金之助はさらに後悔するのだった

要は「舞姫」的な物語なんだが、
ずっと親しくしてくれていた宗太郎が、実は金之助を妬みまくって嫌がらせしていたいたとか
そのせいで金之助は妻を信じられなくて、ベッジに手を出してしまうとか、全体的にもやもやする
特に、一度は幸せの絶頂だったベッジが、結局突き落とされるのが後味悪い



308: 本当にあった怖い名無し 2012/01/31(火) 17:53:27.70 ID:alhZUD7P0
>>302
ベッジ・パードンって夏目漱石がロンドンで下宿してたとこの女中の渾名と同じだね。
ただし、こっちのベッジ・パードンは人の顔に猛烈に唾を飛ばしながら、
ものすごい勢いでしゃべりまくるんで辟易したって話だった。



310: 本当にあった怖い名無し 2012/01/31(火) 21:52:58.36 ID:Re7UZcixO
>>308
そのもの夏目漱石の留学中の話だよ
ベッジも喋りまくり
この舞台はコメディータッチで話が進んで行くけど、コメディータッチなだけに落差が大きくてズドンとくる



309: 本当にあった怖い名無し 2012/01/31(火) 20:52:34.98 ID:DXTo04aD0
>>305
う~ん…後味悪いねぇ…
色々考えさせられるねぇ…
でも、そんな話が好きだから、ありがとう。



311: 本当にあった怖い名無し 2012/01/31(火) 22:52:55.90 ID:UTvIpa1B0
「クラウディアからの手紙」って実話を思い出した。

シベリア抑留されて日本に帰れなくなった日本兵が
ひたすら苦労した末にソ連人女性と一緒になるんだけど、
日本ではずーっと妻子が待っていて
帰れるようになった時にどっちを選ぶべきか苦悩する実話。

ドキュメンタリー番組で見て、その後続編も作られていたと思う。



338: 本当にあった怖い名無し 2012/02/02(木) 21:59:17.10 ID:reGtzM8g0
>>311
それに絡んで以前、シベリア抑留について調べた時にwikiで見たコレ。

 当時ソ連と親しい関係にあった左派社会党の国会議員による視察団が収容所を視察した。
 視察はすべてソ連側が準備したもので、「ソ連は抑留者を人道的に扱っている」と宣伝するためのものであったが、
 抑留者の生活の様子を視察し、
 ともに食事を取った戸叶里子衆議院議員は思わず「こんな不味いものを食べているのですか」と漏らしたという[7]。
 左派社会党視察団は、過酷な状況で強制労働をさせられていた日本人抑留者から託された手紙を握りつぶし、
 帰国後、「とても良い環境で労働しており、食料も行き渡っている」と国会で嘘の説明を行った。
 抑留者帰国後、虚偽の発言であったことが発覚し、問題となる。

すんごい後味悪かった。
コイツ等、社会党の嘘のせいで帰国が遅れて、望郷の念を抱いたまま亡くなった方も居たんだろうなと思ったら・・・



339: 本当にあった怖い名無し 2012/02/02(木) 23:29:28.61 ID:zwCZ+SA8P
>>338
元社会党の連中が今は与党だもんなあ。
そりゃ日本人大虐殺を進めるはずだわ



358: 本当にあった怖い名無し 2012/02/03(金) 22:30:18.32 ID:rLSSg37V0
キャサリン・マンスフィールドの短編で「疲れた子」という小説。

貧困家庭に生まれた軽い池沼っぽい子供(捨て子だったかも)が、
物心ついたころから農家で働いていて主に子守をしてる。
子供を雇ってる農家も裕福ではなくて、一日中子供を働かせて食事も満足に与えられない。
寒い小屋でお腹をすかせながら凍えて眠る日々と朝から晩まで働き詰めの描写がえんえんと続くが
池沼ゆえに自分の境遇に深い考えがおよばない。
空腹、過労、寒さのコンボで限界のところに、泣き叫ぶ赤ん坊。
子供は赤ん坊の口に枕をつっこんで窒息死させる。
断末魔に苦しみ息絶える赤ん坊の姿を見て「カエルみたい♪」
と小説の中で初めて楽しそうに笑う。(終わり)

小学生の時に読んでものすご~く暗い気持ちになった本だ。
その短編集には「ガーデンパーティ」って短編もあって、三原順がマンガのネタにしていた。



360: 本当にあった怖い名無し 2012/02/04(土) 00:19:39.02 ID:AXwVJMXk0
>>358
原作だとメイドとしてこき使われてる少女のヒロインは
連日連夜の労働に疲弊しきって思考が停止して
長く続く道(多分、いつかどこかで見た道)の白昼夢を見るようになり
亭主関白な親父の身の回りの世話、
2人のやんちゃな小学生のガキの世話、
一人の赤ん坊の世話で特に手をやいて
最近妊娠してつわりに苦しむ奥さんの身の回りの世話も始まって
さらにガキが騒いで奥さんの睡眠妨害したら奥さんに八つ当たりでケツを棒で強くぶっ叩かれて
ジャガイモの選び方が悪いからと腕をねじ上げられぶっ叩かれて
やっと一日が終わって眠ろうと思ったら隣室でパーティーが始まり睡眠妨害され
「あの子はウェイトレスが駅のトイレで産んだ[育ちの良い子]で頭が遅れてるのよ、見てよあの目つき、梟みたいじゃない」
と笑われ、何かがプッツンして
「そういえば2人目の赤ん坊が産まれるのか、これ以上大変になるのね・・もう私疲れた・・」
と絶望して殺した感じだった。
手をかけながらあの長く続く道の幻想を見つつ、どこか冷静な思考を残して「この子まるでカエルみたいだわ」と。
どっちにしろ嫌な話。



373: 本当にあった怖い名無し 2012/02/04(土) 17:31:51.28 ID:kfavCeNf0
>>360読むと、池沼あつかいはあんまりだと思うわ。
でも、昔は教育やしつけを受けられず、
重労働と栄養不足で頭がもうろうとしているのを
うすのろ扱いなんてよくあったんだろうな。



362: 本当にあった怖い名無し 2012/02/04(土) 01:36:36.19 ID:ZGLxzqMO0
いい話だけど後味悪いな、苦いなってのがここに時々書き込まれて
それはいつまでもいろいろと考えさせてくれて好きだ
ときどきいいネタ持ってきてくれる人がいるんだよな、ここ



382: 本当にあった怖い名無し 2012/02/05(日) 03:13:53.14 ID:fyT3EXa80
昔テレビで見て激しく鬱になった話。
恐らくアメリカのバスケットボールの試合中の出来事だと思うのだが、
審判のジャッジに不満を持った選手が抗議の意味で横断幕の掛けられた壁(?)か何かを思い切り頭突き。
ところが頭突きした壁がコンクリート製のもので、頭突きした直後に人形のように崩折れる選手。
その直後のナレーションで、その選手のその後が語られたのだが、確か全身麻痺になって一生を棒に振ったというような内容だった。
この後味の悪さと来たら…。



383: 本当にあった怖い名無し 2012/02/05(日) 03:23:57.75 ID:cKs+rxWi0
>>382
あー確かサッカー動画で似たようなのある。
接触して倒れた選手がありえない動きをした後でぶっ倒れた。
すげー怖かった…



384: 本当にあった怖い名無し 2012/02/05(日) 03:31:49.04 ID:fyT3EXa80
同じくテレビで見た救いのない後味の悪さ最強の話。
あるスタントマンが、乗用車(セダン)をジャンプ台に向けて猛烈に加速させていた。
ジャンプした先には、数台のバスを縦に並べた障害物があり、スタントカーがそのバスに飛び込むと同時に炎上するよう調整されていた。
手はず通りきれいな弧を描いてバスに突っ込むスタントカー。
首尾良くバスも炎上し、数台先のバスの先頭部分から予定通りスタントカーが飛び出してきた。
ジャンプ台とは逆勾配の坂道をきれいに降りて止まったスタントカーだが、出てきたときはオープンカーのような形状に。
心配して様子を見に行ったスタッフは、振り向いてこちらに駆け戻りながら
両手を派手に振り回し、来るなと訴えている。
その日はたまたまスタントマンの二人の息子達が父親のスタントを見に来ていたのだが、
現場の様子に凍り付く二人。
出てきたスタントカーに、スタントマンの首から上は無かったのだそうだ。
狂ったように抱き合って号泣する二人の息子の様子が強いトラウマに…。



385: 本当にあった怖い名無し 2012/02/05(日) 03:37:40.87 ID:TqHX8Eaz0
>>384
俺もそれ見てたよ。百戦錬磨のスタントマンで
それに臨んで、還らぬ人に・・・
たしかカメラも頭が取れたと思われるあたりで止まってたんだよな・・・トラウマだ



387: 本当にあった怖い名無し 2012/02/05(日) 08:11:19.36 ID:2oZhe4X8O
>>384気になったんでクグって見ちゃったじゃないか・・・
車内カメラが何故に止まっていたのか・・・
泣き叫ぶ家族とか・・・
ラスト、車の上に布が・・・



410: 本当にあった怖い名無し 2012/02/06(月) 19:09:56.28 ID:leiQq7+C0
以前、とくダネ! って番組で、ウルトラマンなんかに関わったことで知られる実相寺監督の死を悼むコーナーが設けられた時のこと。

笠井さんというアナウンサーは比較的特撮が好きらしく、普通に功績などを紹介していたのだけど、
普段、なんでも「自分が一番」で薀蓄を垂れなければ気が済まない司会者の小倉は特撮には知識がなかったらしく、のっけから不機嫌顔。
で、実相寺監督の話がある程度進んだところで、早口で
「『そんなこと』より僕は、次の映画007のコーナーに行きたいんですけどねぇ~!」と言って打ち切ってしまった。

オヅラさんが何に興味なくても自由だけど、訃報に対して「そんなこと」と言える神経を持つ人間が未だに重用されているのが後味悪い。



479: 本当にあった怖い名無し 2012/02/09(木) 10:40:45.97 ID:dE1M6nx80
「ミスト」って映画、後味悪すぎる。



481: 本当にあった怖い名無し 2012/02/09(木) 12:56:14.62 ID:mVuZhFRA0
簡単に書くわ。

スーパーマーケットに行った父と息子。
血だらけの男が店に入ってきて「外でんな!霧の中になんかおる!」
みんなでスーパーマーケットに立てこもる。
家に子供を残してきたおばさんが帰るって言うのを皆で止めるも
一緒に来てくれない人々に「お前ら全員地獄に落ちろや」と捨て台詞を残しておばさん霧の中へ。

霧の中から化け物が襲ってきて、みんなで協力して立ち向かうも死傷者続出。
時間がたつにつれ胡散臭い宗教狂いの女の言葉が力を持つようになり
生贄に人が殺されたりする。
ここにいつまでもいると宗教女と対立してる自分たちが危ないってんで
決死の思いで脱出する主人公たち。

なんとか車にたどり着いたのは主人公、息子、レジの女性、じいさん、ばあさん。
主人公の家に戻ってみるも無残に殺されてる妻の姿。
それでもいけるとこまで行ってやるってんで車を走らせる。
その途中、山のようにでかい化け物と遭遇。
気づかれないでやり過ごしたけどみんな絶望。

ついにガソリン切れる。
車内は諦めムード。「化け物に殺されるくらいならここで死んだ方がマシ」。
しかし拳銃の弾は4発、人間は5人。
主人公は化け物に食われる覚悟を決めて、4人を射殺。
嗚咽をあげ車外に飛び出す主人公。
「早く殺せー」と叫んでる横を通り過ぎる軍の戦車とトラック。
トラックには最初にスーパーを飛び出したおばさんも乗っていた。
発狂して崩れ落ちる主人公。



487: 本当にあった怖い名無し 2012/02/09(木) 15:21:07.71 ID:YqdP4e830
>>481
傷心の主人公が、最初にスーパーを出たおばさんに慰められて
結ばれるまでの過程を描いた続編は心温まる名作だったね



482: 本当にあった怖い名無し 2012/02/09(木) 13:12:37.34 ID:mVuZhFRA0
ちょっと言葉足らずでした
ラストシーンは軍が化け物を倒しまくってて
あとほんの少し待ってれば主人公たち皆助かったのに・・・という事

普通の映画では死亡フラグであるおばさんの行動が最善だったんだよなぁ



483: 本当にあった怖い名無し 2012/02/09(木) 13:53:03.08 ID:9QBTyily0
>>482
化け物倒しまくってる訳じゃない。
そもそも霧が軍の施設の装置から出たもので、霧は異世界とこっちを結ぶもの。で、何とか
その装置を止めて霧が晴れ始めたので軍隊が生存者探しにでたところで主人公と遭遇しただけ。
化け物達は霧の中でしか行動できないので。
ミストの映画版のラストは原作にない展開でキングが絶賛したラストらしいので作者的には万々歳
なエンドだったんでしょうね。
キング作品全般に言えることなんだが、小市民的な行動してる奴の方が日常に戻れて英雄的行動
する奴が非日常に叩き込まれるってのが定石ですからな。



494: 本当にあった怖い名無し 2012/02/09(木) 23:22:55.07 ID:+sgLOPve0
たまたま見た二時間もののサスペンス。
途中から見たんで曖昧ですいません。

ある家庭で引きこもりの息子が殺される事件が起きた。
普段から息子に暴力を受けていた母
自分をこき使い母に暴力を奮う兄を恨んでいた弟
家庭を全く顧みず、息子達や妻に不満ばかりの父
順番に容疑者に挙がるが、なかなか進まない。
母と弟は互いが犯人だと思い込み、ずっとかばい合っていた。(それで捜査が遅れた)
そんな二人を父はバカだと言い、息子も死んで当然だと罵った。
そこに隣人の証言で偶然入った空き巣が犯人だと判明、あっさり逮捕。
いろいろと絶望した母が自殺を図るが、弟が「僕には母さんしかいない!」と説得。
改心した父がこれからは家族を大切にする、と誓って終わり。
刑事「家族の絆が深まったな!」



495: 本当にあった怖い名無し 2012/02/09(木) 23:24:35.79 ID:emCuhmKn0
つまりその一家にとって引きこもりの兄は家族じゃなかったんだなw



496: 本当にあった怖い名無し 2012/02/09(木) 23:37:37.65 ID:PCPagvkM0
後味良すぎてワロタwww



507: 本当にあった怖い名無し 2012/02/10(金) 14:23:04.39 ID:dlsPqsnT0
相当前に見たんだがアンパンマンのアニメ

ゴミラっていうゴミを食べる怪獣がゴミ捨て場になってた古い城に済んでたんだけど
アンパンマン一行がそれを知らず城を大掃除しちゃって食べ物がなくなる
町に出てゴミを食べてもらうことになったはいいけどバイキンマンが薬かなんか飲ませて巨大化&暴走
町を破壊しまくったあとアンパンマンたちのお陰で正気に戻ったけど身体は大きいまま
住む場所がなくなって海に去って行ってEND

最後に海に消えるのはゴジラオマージュっぽいんだけど、なんか入水自殺みたいで見ててドンヨリした
最初にアンパンマン達が余計なことしなければとも思うし



511: 本当にあった怖い名無し 2012/02/10(金) 17:57:10.55 ID:VplVrXyz0
>>507
ゴミラの話はかわいそうだよね。最後に海に入って行く姿は本当に入水自殺みたいだった。

似た様なので昔のムーミン
おさびし山に住んでる雪男みたいな怪物の話
ひとりで住んでる怪物のためにムーミンたちが自分達にそっくりな木の人形を作ってプレゼントする
最初は喜んでミーの人形を指でつっついたりして遊んでる怪物が
次第に物言わぬ人形に寂しくなって
「お話しして、お話して……!」と吹雪の山の上で1人泣く。(終わり)
ムーミンたちが余計なことするから返って悲しませてるんだよなぁ…と後味悪かった。



508: 本当にあった怖い名無し 2012/02/10(金) 14:33:07.64 ID:1nV/MD260
絵を書く知人から聞いた話。

某ジャンルで活躍してる絵師に人生を狂わされた人がいる。
狂わされた人(以下Aさん)は、すごくセンスのある人だった。
問題の絵師(以下B)も同じジャンルで活動してて、いつからかAさんの絵柄をBが真似し始めた。

好きで似せただけならよくある話みたいだけど、BはAさんがやってたサイトを毎日チェックして、Aさんの日記の絵とそっくりな絵を自分の日記に書き続けたらしい。
Aさんがやめてくれと言っても、絵柄を変えても、しつこく同じ物を描き続け、Aさんの考えた絵柄をデザインをパクり続けた。10年間も。
さらにBは「自分の方がオリジナルだ。Aは自分の絵を真似している」と主張し、自分の取り巻きを使ってAさんを叩いたらしい。

そんな事を10年繰り返されるうちに、Aさんは心を病んでしまった。

一方、Bは人の絵柄を真似ては相手を潰す行為を繰り返しながら成り上がり、現在はプロのイラストレーターとして幸せに暮らしているそうな。



510: 本当にあった怖い名無し 2012/02/10(金) 17:40:37.45 ID:zDLW2nwA0
>>508
誰だか気になる



518: 本当にあった怖い名無し 2012/02/10(金) 23:05:34.20 ID:6UedtBIwO
>>508
少し前にTwitterで話題になってた人か



584: 本当にあった怖い名無し 2012/02/13(月) 11:28:25.60 ID:JUziQou20
TBSの番組「たけしのココがヘンだよ日本人」と言う番組だったと思う
毎週がさまざまな国の外国人がレギュラーゲストで日本の風習や習慣を
外国人から見て変だとかイイとかトークする形式だった

その日は会場のゲストで小学生達が来ていて、どのような流れだか忘れたけど
外国人ゲストが小学生に「あなたの肌は何色か?」と質問して小学生は「白です」と答えた
それに対して外国人は「見ろ!彼は自分が白人だと思っている!」と攻めるような言い方をし
他の外国人ゲストもざわついていた・・・
その頃「肌色」と言うクレヨンの色の表現が差別だからと「うすだいだい」や「ペールオレンジ」と
呼び替えられた境目だったと記憶している、もしその小学生が肌色と言う色表現を知っていたなら
肌色と答えたと思われるが、対話形式の番組でリハーサルなどしてないだろう質問に小学生が
少し思い出しにくい名前の「うすだいだい色です」とか「ペールオレンジです」と咄嗟に返答できるわけがない
ほぼ単一民族で暮らしている日本の小学生が自分の肌の色を「白」と表現してもおかしくはないと思う
もちろん差別的な意味は無くて

あの時の質問をした外国人は彼が「黄色です」と答えたら満足だったのだろうか?



586: 本当にあった怖い名無し 2012/02/13(月) 13:35:26.75 ID:5vyQsNpg0
>>584
ちょっと日焼けしたら「真っ黒」って言うだけだしねw



587: 本当にあった怖い名無し 2012/02/13(月) 16:26:17.49 ID:3D6Dfa760
>>584
その小学生は単に色の表現に戸惑ったわけではなく、
自分を白人と一緒だと続けて発言している
子供だろうと人種の色の違いはわかるはずだが単にその子が物を知らんだけ
言葉狩りとはなんら関係ない



596: 本当にあった怖い名無し 2012/02/13(月) 22:00:07.42 ID:QyR5o1MY0
お前らもちろん後味が悪い話が満載の地獄少女は一期から三期まで全部みたよな?



599: 本当にあった怖い名無し 2012/02/13(月) 22:19:55.16 ID:giy2D7XL0
地獄少女は一期しか見てなかったな。二期はチラ見してた気がするが
基本ホラーだから後味悪い話は実際多かったね
死んだら地獄行き確定の契約なのに、地獄少女に頼まなくても
ちゃんと事態が解決されちゃうパターンとか
人を呪わば穴二つなテーマらしいが、あんだけ登場人物追い詰められる話満載で
それでも人を呪っちゃいけませんよーってのは恐ろしいわ



602: 本当にあった怖い名無し 2012/02/13(月) 23:31:27.01 ID:/tsdDp9mO
地獄少女は、仲間外れにされた依頼人が友達を地獄送りにしようとするも踏み留まるが
その友達が依頼人の呪いの藁人形を見つけ、自分の憎い相手を呪い殺そうとして
自分自身を地獄送りにしてしまうのが後味悪かった



606: 本当にあった怖い名無し 2012/02/15(水) 01:00:49.25 ID:6D08wbBl0
そういう話なら既出かもしれないけど釈由美子たんでドラマ化された「スカイハイ」は初めから救いのない設定だよね。
決めセリフがあったな「お逝きなさい!」だったかな?



607: 本当にあった怖い名無し 2012/02/15(水) 01:12:10.93 ID:6D08wbBl0
あぁ。>>1 を見ろと突っ込みを入れられる前に軽くスカイハイの概要を。
死後直後の人間があの世の門の前にいきなり立っているところから毎回スタート。あの世の門番の女の子に、今後の行き先について選択肢があることを告げられる。
確か3つの選択肢があり、決めるまでに数日間の猶予が与えられる。
1,未練を捨て成仏し、生まれ変わるのを待つパターン
2,この世に未練があり、永遠にさまよい続けるパターン。
3,人を一人呪い殺し、自分も地獄へいくパターン。
死語直後の自分がいなくなった世界を見て、自分が誰にどのように殺されたのかや、その後の家族などの様子を見て、最終的にどうするかを選択するというような流れだったと思う。
何を選んでも結局生き返ることが出来ないという時点で、ほとんど救いのない話ばかり。



608: 本当にあった怖い名無し 2012/02/15(水) 01:22:00.68 ID:bVVD/izz0
不慮の事故・事件で亡くなった人がいて始まる話だからな
救いのある話も多いけどね

スカイハイで後味悪いのは屋敷の自縛霊の話だな
ある不動産屋の新入社員がとある事故物件の屋敷に立ち入り調査した際急死
その屋敷はかつて夫婦が住んでいたが妻が不治の病にかかり
隠し部屋を作りその中で夫は妻の依頼で妻を殺害、自らも自殺した
スカイハイの世界では他人を殺したものは例えいかなる理由があっても必ず地獄に落ちる
夫は妻に強要されたとはいえ殺人は殺人という事で地獄に落ちていた
一方妻は殺された側であり、死後恨みの門に行き「生まれ変わる」
「永久に現世を彷徨う」「地獄へ行く代わりに人を一人殺せる」の
いずれかを選択できるのだが、屋敷への執着が強すぎて止まり
屋敷に侵入してきた者(女性社員)を呪い殺したのだった

細かい流れは忘れたけど、悪霊と化した妻はそのまま現世に止まり
屋敷にずっと住み着くことになる
我儘な妻が好き放題やって夫や女性社員は振り回されて地獄に落ちたり殺されたりで可哀相だった




609: 本当にあった怖い名無し 2012/02/15(水) 03:23:21.49 ID:Dh5AJ4kU0
忍たま乱太郎で少女の頃にある少年に殺された父親の仇をずーっと追ってたばあちゃんが
とうとう仇(こっちも爺ちゃんになってる)と再会するけど
殺害したというのは早とちりで事故で死んだ(水道に頭ぶつけたとか)と判明する話
笑い話で終わってたけど
人生投げ打って追ってたのに結局勘違いかよ・・




636: 本当にあった怖い名無し 2012/02/16(木) 00:30:33.52 ID:Bh2tm+NU0
一人だけ飛行機事故で生き残り…といえば世にも奇妙な物語でもあった
その名もずばり「奇跡の子供」

主人公は若い女性小学校教諭
話は彼女のクラスに一人の少年が転入してくるところから始まり
彼こそが今話題の航空機事故でたった一人生き残った“奇跡の子供”だった
主人公は事故で両親を亡くした少年を慮り優しく接し、少年もまたその暖かさに心を開いていくが
クラスメートたちは子供ゆえの残酷さから少年をいじめるようになる
しばらくして遠足の行事があり、クラスはバスで山奥の吊橋に向かう
少年をからかったりちょっかいを出すクラスメート達を叱りつつ主人公はいつものように少年を庇う
そこで少年はぽつりぽつり「あの日」の事を語りだす
当日少年はちょっとした事で母親から叱られてむかついていた
それで母親を死ねばいいと思っていた
そうしたら事故が起こった
以前からも自分を不愉快にさせた者は皆こうなっていたと告白する少年に
主人公は少年が一人だけ生き残ったのは「奇跡」ではなく彼自身が引き起こした災いなのだと気付く
しかし時は遅く、クラスメート達は再度懲りもせずに少年に嫌がらせをはじめる
主人公が止める間もなく少年の感情が高ぶるに従い吊橋は大きく揺れはじめた

最後は新聞記事に「小学校の遠足で吊橋崩壊事故!」「ただ一人生き残った奇跡の子供!」と載っていて終わり
か弱い被害者かと思われた少年が実は自分の能力(?)を自覚した上でやってるのが後味悪かった
優しくしてくれた主人公も巻き添えで殺してるし



637: 本当にあった怖い名無し 2012/02/16(木) 01:18:45.89 ID:gva72StJP
憑き物筋によくありそうな話だな
呪いを自分でコントロール出来ないんだよな
押さえ込もうとしても迫害されれば発動してしまう



638: 本当にあった怖い名無し 2012/02/16(木) 01:30:37.18 ID:baoaLVOl0
後味が悪いと言えば、マンガ版の「銀河鉄道999」
この作品は、人間らしさ、優しさ、男らしさ、強さといったテーマがストーリー全体の下地にあって、総じて素晴らしい作品な訳だが、結末にはショッキングな事実が待ち受けている。
極度に機械化が進んだ未来の地球では、人の体も機械化が進み、永遠の命、死の恐怖から解放された機械化人達が、人生を謳歌していた。
その一方、機械の体を買えない貧しい人間は、機械化人から虫けらのように扱われ、貧民街に溢れ返り、寒さと飢えに苦しみながら惨めな一生を終えるのであった。
そんな中、父親を機械化人に殺され、母親と二人で貧しい暮らしをしていた幼い少年「星野鉄郎」は、機械の体をただでくれるという噂の星へ行くため、大都市を目指し、吹雪きの中を母と二人で歩いていた。
銀河鉄道のパスを買うために、必死で働いて、亡くなった父親の分まで長生きし、母親に楽な生活をさせてあげたかったのだ。
しかしその道中、機械化人の娯楽「人間狩り」の犠牲となって母親をも失ってしまう。
雪の中で意識を失った鉄朗を救い出したのは、母親によく似た謎の女性メーテルだった。



639: 本当にあった怖い名無し 2012/02/16(木) 01:31:37.72 ID:baoaLVOl0
メーテルは機械の体をただでくれるという星へ、自分を連れて行ってくれることを条件に、鉄朗に銀河超特急999号の無期限パスをくれるという。
こうして機械の体を手に入れるための長い旅が始まったのだ。
長旅で様々な経験を重ね、機械の体や永遠の命に対する憧れと、生身の体の素晴らしさに葛藤し始める鉄朗。

そしてついに次の停車駅が終着駅となってしまった。
機械の体のカタログを受け取り、結局どのような体になるのかを選択できずに悩む鉄朗。
自分の意思で決められない場合は、相手によってあてがわれた体を受け入れるというルールに従うことにした。
ところが、あてがわれることになった機械の体は、機械化母星の中枢部を支えるネジだったのだ。
鉄朗の強い意志は、機械化母星の中枢を担う強固なネジとなり、機械帝国に永遠の繁栄をもたらすいしづえになるというのだ。

そして、これまでにメーテルと旅をしてきた数え切れないほどの若者が、同じような運命を辿り、既に部品として組み込まれていたという事実を知る。
永遠の命が与えられ、意識があり、死ぬことが決して出来ないまま、部品として未来永劫、動くこともままならない恐怖。
マンガではあるけれども、想像するだけでも数日間は鬱になってしまうほどの後味の悪さだった。



645: 本当にあった怖い名無し 2012/02/16(木) 06:25:04.66 ID:d6nJGdJ/O
アニメ版しか999は知らんがアニメ版の場合
メーテルが連れてきた少年達は旅の果てに、機械化に疑念を抱くようになり
ある決意を胸に自ら部品となる

そして最終回、鉄郎が部品にされそうになった時
メーテルの呼びかけで部品化された少年達が決起し
機械化母星は部品達の反乱で崩壊するというラストだったと思うが、漫画版は違うのか?



646: 本当にあった怖い名無し 2012/02/16(木) 08:24:39.76 ID:Bh2tm+NU0
漫画版は表立った反乱こそ無かったけれど、
「部品になった彼らは自ら朽ち果てて反抗の意を示している」みたいな描写があったよ
中枢を支える部品が弱い!意志が強い若者がもっと必要!
→その意志の強い者たちだからこそ一部品に変えられても自ら壊れていく
の悪循環



649: 本当にあった怖い名無し 2012/02/16(木) 11:46:47.30 ID:+bESptop0
999って完結していたのか、
未完の大作()かと思ってたわ。



651: 本当にあった怖い名無し 2012/02/16(木) 13:06:51.48 ID:PqJFw1II0
リメイク版だか続編だかの999で
鉄郎が美少年になってたのが自分的には後味悪いなw



689: 本当にあった怖い名無し 2012/02/18(土) 10:31:53.31 ID:vkMc11Wz0
前スレだかでワンピースのロビンの過去が後味悪いとか言ってる奴いたけど、一番後味悪いのはチョッパーの過去だと思う

特異体質で青い鼻として産まれたトナカイのチョッパーは、群れと親から気味悪がられ、幼い身でありながらいつも群れの最後尾を離れて歩かされていた
ある時、偶然にも呪いの木の実的な物を食べてしまったチョッパーは、トナカイとも人間の子供とも区別出来ない中途半端な異形の姿になってしまう
群れから完全に化け物扱いされて追放されてしまうが、それでも仲間が欲しかったチョッパーは人里へと降りる
人間の姿にも成り切れない中途半端な異形のチョッパーは、人間達から「化け物」と恐れられ、何人もの狩人から銃で撃たれて追い立てられてしまう
仲間が欲しかっただけなのに「化け物」と呼ばれ、何が悪かったのか理解できず、泣きながら山へと逃げていく

重症を負ったチョッパーは倒れてしまうが、「病人は誰でも助ける」という信念を持つ慈善藪医者・ヒルルクによって助けられる
チョッパーはヒルルクから「チョッパー」という名を与えられ、親子の様に共に暮らすようになる



690: 本当にあった怖い名無し 2012/02/18(土) 10:33:26.27 ID:vkMc11Wz0
やがて一年が経ち、怪我が完治した時、チョッパーは「退院」として突如としてヒルルクの家から追い出されてしまう
チョッパーはドアの前で必死に懇願して中に入れてもらおうとし続け、自傷してまで中に入れてもらおうとする
しかし、怒り狂ったヒルルクから銃を乱射され、チョッパーは泣きながら逃げ去る

チョッパーはヒルルクが不治の病で余命僅かだという事実を盗み聞きする
ヒルルクの家にあった医学書を元に、どんな病気でも治せるという幻のキノコを探すために山奥へと旅に出る
苦労の末に目的のキノコを手に入れ、人間に撃たれた時よりも酷く全身ボロボロになりながらヒルルクの家へと帰還する

ヒルルクは涙を流してチョッパーを抱きしめ、チョッパーに治療を施す
その後ヒルルクはチョッパーが持ち帰ったキノコでスープを作って飲み、「不治の病が完治した」と喜び、チョッパーを家に残して外出する
チョッパーは「俺がヒルルクの病気を治した。俺も医者になれる」と一人喜ぶ



691: 本当にあった怖い名無し 2012/02/18(土) 10:35:52.16 ID:vkMc11Wz0
ヒルルクからチョッパーの後見人を頼まれていた人物がヒルルクの家にやって来る
ヒルルクを探す後見人に、チョッパーは「キノコで病気が治り、出かけた」と誇る
半分残ったそのキノコを見せられた後見人は怒り、怪我人のチョッパーに容赦ない殴る蹴るの暴行を加える
チョッパーが採ってきたそのキノコは猛毒であり、食べれば半日と生きていられないというものだった
あることが原因でそキノコを万能の薬だと勘違いしているチョッパーは後見人の話しを信じようとしない
後見人は涙を流しながら「ヒルルクはお前の気持ちが嬉しかったから、毒と知りながら食べたんだろう」と語り、「人を救うのには知識と技術が必要であって、優しさだけでは誰も救えない」と説く

城に到着したヒルルクは、この事態がお尋ね者のヒルルクを誘き出す罠であったことを国王から聞かされる
しかしヒルルクは「なんだ、病人はいなかったのか」と心の底から喜ぶ
吐血し、目も霞み始めていたヒルルクは、「だがチョッパー、俺は貴様の技では死なん!」と宣言する
ヒルルクは自らの秘孔を突く(秘孔とは人間の急所。これを的確に突くことで人間を内部から破壊することができる)
「我が生涯に一片の悔い無し!!」
ヒルルクは天高く拳を突き上げ、爆発した
テーレッテー



725: 本当にあった怖い名無し 2012/02/19(日) 21:58:29.93 ID:dvL4rEur0
そういや車椅子の人が各地の観光地なんかを旅して回る体験記みたいな本読んだことがあるんだけど
いろいろとまぁすごかったわ。
神社の石段が車椅子で登れないとか、個人経営の小さな飲食店にスロープがないとか通路が狭くて入れないとか。
某日本一有名なテーマパークに行ってさすがここには文句ないだろと思ってたら
いたれりつくせり気を遣われて過ぎて疲れてしまったとか…。
結局障害者様は何をやっても気に入らないんだなと思った。
どっかの駅員みたいに訴えられても困るし、関わらないのが一番。



726: 本当にあった怖い名無し 2012/02/19(日) 23:10:57.42 ID:waiNDc1o0
>>725
どんだけワガママなんだろうね
差別はされたくないけど、優遇はされたいんだねw



727: 本当にあった怖い名無し 2012/02/19(日) 23:16:51.21 ID:JeGuG72iP
>>725
>いたれりつくせり気を遣われて過ぎて疲れてしまった
さすがに殺意が湧いたわ
たとえ思っても言ってはいかんだろと



731: 本当にあった怖い名無し 2012/02/20(月) 00:31:45.29 ID:bn6/3br20
>>725
障害者でくくるのはどうかと思うな。
健常者だろうが、障害者だろうがクレーマーが居るって事だろよ。



728: 本当にあった怖い名無し 2012/02/19(日) 23:50:35.74 ID:44aTmxNAP
普通の人と同じように自分で自由に行動したいんだろう

だから差別されると腹立つし、行動の障害は困るし、
障害者として優遇されすぎても嫌なんじゃないかな



730: 本当にあった怖い名無し 2012/02/19(日) 23:57:10.90 ID:RQGt1JYxO
>>728
つまり自分が障害者である事実を認められないんだな
自分が不幸で可哀想なんだろうか
鬱憤をぶつけられる方はたまったもんじゃないな



729: 本当にあった怖い名無し 2012/02/19(日) 23:53:53.73 ID:5IhHeK1W0
普通の人と同じ対応をすれば「もっと気を遣え」で
特別な対応をすれば「差別するな」になってしまうから
どこまで行っても正解は無いんだろうな



747: 1/3 2012/02/20(月) 23:30:31.11 ID:iP6G3EhD0
このスレであってるのかわからないんだけど、自分的にはこれほど
後あじが悪いかつゾッとした話はないんで書き込みます

大学1年の時のことなので、もう十数年前の話になりますが、
春に亡くなった父方の祖父の初盆で一人で田舎に帰る時のこと
父方の田舎は鹿児島県の某離島で、ここは今でも県外からくる場合
船の出る時間の関係で一泊しないといけないところで、
県外の人間は旅館に泊まるか、港近くの島役場に泊まります
役場泊だと島外の人間でも千円位の格安料金なので、いつも
役場に泊まっていました
その日は役場に泊まる人が自分以外には1組の夫婦だけで
銭湯に行った後、布団を敷いている時、夫婦の旦那さんが
(名前は覚えてないのでAさんとします)話しかけてきました


10代の女の子が一人で役場に泊まっているのが珍しかったのか
Aさんは色々話しかけてきて、奥さん共々感じのいい人達だったので
話が弾んで楽しかったのです
Aさんが「自分はどこの家の子だ?」と聞いてくるまでは・・・



748: 2/3 2012/02/20(月) 23:38:35.81 ID:iP6G3EhD0
最初Aさんは見ず知らずの人間のプライベートを訊くのは良くないと
遠慮していたのですが、話が盛り上がってきて島に帰る目的を訊いてきました
(最初は私のことを観光客と勘違いしていたみたいです)
法事目的だと答えるとAさんはどこの家の子だ?ときいてきたので、
「○○はご存知ですか?私は○○の孫なんです」と答えると、その途端
それまでのにこやかな笑顔が一転Aさんは鬼のような形相で私を睨みつけてきました
隣にいた奥さんの笑顔も一瞬で凍りつきました
「何かまずいことでも言ったのか?」と内心オドオドしている私にむかって
Aさんがその表情とは裏腹にとても静かな声で言いました
「俺の島に帰る理由を言おう・・・俺は殺人罪で逮捕された。
 だが俺は俺は殺人などやってない。ずっと冤罪を主張してきた。
 支援者の援護もあり、自分が無罪である新たな証拠を見つけるため今回島に帰ることになった。」
一息ついてAさんはまた淡々と続きを語り始めました
「昔ある島民が殺されて、俺は犯人として逮捕された。確かに俺は殺人現場に居合わせた。
 だが、俺はその場にいただけで殺していない。被害者は数人の島民に嬲り殺しにされたんだ。
 俺はその場にいた中では一番年下だし、なにより自分も殺されたくなかったので、その場で
 見ているしかできなかった・・・そして被害者を殺った連中の中にな」
「お前の爺さん○○と、その息子△△もいたんだ」



749: 3/3 2012/02/20(月) 23:47:35.01 ID:iP6G3EhD0
思いもよらぬことをことを初めて会った人から聞かされて、頭の中が真っ白になりましたが
私はAさんの話に耳を傾けていました。口を挟む気にもなりませんでした
因みに△△とは私の伯父のことです
「お前は△△の子か?」とAさんが訊いてきたので「父は□□です」と答えました
「そうか□□か・・・」
少し沈黙が訪れた後、Aさんはまた語り始めました
「お前のお父さんとは、歳が近かったこともあってよく遊んだよ。あれはいい奴だった。
 お前のお父さんは一切無関係だ。おそらくこの事件の真相も知らないだろう。
 だが、お前の祖父と伯父は、下っ端で無実の俺に罪を擦りつけた屑だ。○○め、くたばって
 ざまぁみろ。地獄で永遠に苦しむがいい。」

ここまで言ったとき、奥さんが静止したので、これ以上のことは何も言われませんでした
Aさんは話の最初から最後まで激昂するでも嘆くでもなく淡々と語りました
その夜は私とAさん夫婦しかいない役場の寝所で、眠ってしまったら何をされるかわからないと思い
一睡もできませんでした。Aさんの語ったことは本当なのか、それとも罪を逃れる為の
大嘘なのか、起きている間そのことが頭をぐるぐるまわっていました
翌朝夜明けとともに布団から起き、夫婦がまだ眠っていることを確認して、早々に役場を引き払いました
乗船中も船酔いを避けるため、いつもは甲板にいるのですが、その時は用心をして船室にずっといました
船内でAさんは一言も話しかけてきませんでした。私も怖くてAさん夫妻の方を見ることができませんでした
先に島に来ていた父と叔母達が、埠頭に迎えにきてくれましたが、(伯父は所要でこのときは幸い島に
来ませんでした)昨日の話を父達にする勇気はありませんでした
十年以上たってようやく、あの日あったことを父に話したのですが、Aさんの言葉通り父は全く知らなくて
驚いていました。ただ、年数がたち私がAさんの名前を覚えていなかったこともあり、作り話か夢の話かと
父には思われてしまったようです



750: 追記 2012/02/20(月) 23:49:22.52 ID:iP6G3EhD0
昨年伯父もなくなり、真相を知っていそうな人はいなくなりました。Aさんがそののちどうなったのか、また
そのような事件自体本当にあったのか調べる勇気が私にはまだありません。
祖父は自分の理想の男性でした。もしAさんの話が真実だったとしたら・・・
今も時折Aさんのあの時の表情や声が何かの拍子に思い出されます
そして私はそれ以来、島に帰るときは役場に泊まることはありません

以上、長文になりましたが、忘れたくても忘れられない後味の悪い体験談でした



754: 本当にあった怖い名無し 2012/02/21(火) 00:13:22.87 ID:EEui2v/00
>>750
これは久々に後味も悪く、怖い話でもあった。
自分の身分を明かすのは、時に危険を伴うよね。



756: 本当にあった怖い名無し 2012/02/21(火) 00:24:29.94 ID:RC9dusa30

本当はもっとあるのですが、(いつ起きた事件なのか等)
これ以上書くと特定されてしまうので、ぎりぎりのラインでとめてます



751: 本当にあった怖い名無し 2012/02/20(月) 23:52:18.05 ID:RwNu1Jln0
>>747-749
怖いなーサスペンスドラマみたいな展開で面白かった。
オチがないからたしかに後味悪い・・・w
祖父の○○さんは、どういう死に方したんだろう?
不自然な死に方したとか、祟られた形跡はあったんだろうか。



752: 本当にあった怖い名無し 2012/02/20(月) 23:57:45.08 ID:iP6G3EhD0
>>751
祖父は癌で死にました
そんな怪我したら普通死ぬよ!というような逸話も数多く
あった人なんで、還暦過ぎに亡くなったのはかなりショックでした

Aさんの奥さんはもう顔は全く覚えてないけど、Aさんのことは
今でも夢にでてくるくらいです・・・
フェイク入れてますが、9割5分実話です



755: 本当にあった怖い名無し 2012/02/21(火) 00:20:28.83 ID:+mdWt7060
>>752
還暦過ぎで亡くなったんですね。今日じゃ、若死にと言っていい歳ですね。
レス主さんが祖父のことを尊敬してると書いてるけど
A氏の語る祖父像とのギャップがこれまた不気味。
後味悪いですなあw



816: 本当にあった怖い名無し 2012/02/24(金) 16:08:38.02 ID:E2YUAn3s0
今日免許更新してきたんだが、講習の最後に見た飲酒運転による事故ビデオが
後味が悪かったです・・・

まぁ飲酒して事故起こすってのは、わかるんだがその後の展開が鬱過ぎる・・・
主人公が事故でひいた被害者ってのは一命を取り留めるんだけど、病室で家族と会話中に突然容態が急変して死亡。主人公の家族は周囲から避けられて孤立し、務めてる会社も今回の事故の電話がひっきりなしに鳴り響き、信用もなくなっていく。
後日務めてる会社の社長と主人公の家族が被害者の葬式に行っても「帰れ!!」と言われ、仕舞いには被害者の一人娘に「何で貴方のパパは生きててアタシのパパはいないのよ!!パパを返してよ!!」と泣きながら絶叫。
主人公がいる拘置所の面会に来た会社の社長は「今すぐ君に全責任押し付けたいよ・・・」と言われ、その後に面会に来た家族にも「パパのせいで毎日ママは泣いてるんだ!!みんなパパのせいだ!!」と主人公は息子に言われる。
最後はEDで独房で1人悲しく泣いてる主人公、引越しの準備を始める家族、被害者の娘が自宅の中にある父の祭壇をめちゃくちゃにするのをその母が必死に止めるのを順々に流して終了。

文章力なくてすいませんorz



817: 本当にあった怖い名無し 2012/02/24(金) 16:20:46.39 ID:ui0BZxP70
出所しても莫大な賠償金を払い続けることを示唆して終わるやつだろ。
あれ無駄に後味悪いよな。実際そうなんだろうけど。



818: 本当にあった怖い名無し 2012/02/24(金) 16:46:33.55 ID:/lYiVLsJP
殆ど故意の人殺しなんだから、報いとしてはわかるんだが、
次の日から一週間ぐらいは車に乗る気が失せるビデオだよな。



820: 本当にあった怖い名無し 2012/02/24(金) 17:57:54.12 ID:ERRiJ1MSi
そのビデオくらい殺人の加害者と一族に絶望を与えられりゃ良いけど
実際は被害者側が一方的に絶望するだけの事が圧倒的に多いだろうな

轢いてた方勝ち、殺した方勝ちの世の中…



888: 1/2 2012/02/27(月) 22:09:01.00 ID:guB8O7Hb0
カネコアツシの短編集「B・Q」から「エドのガスステーション」

1966年のアリゾナ。ハルは父親の遺したガソリンスタンド「エドのガスステーション」を一人で切り盛りしている。
半年前に父親が亡くなり母親はハルを産むとすぐ出て行ったのでハルは高校を辞めて店を続けるしか無かったのだった。
給油に来た高校の時の同級生マシューとボニーを見送り、強盗を父親のショットガンで追い払い
店番をしていたハルはいつしか眠り込んでしまう。

エンジン音で目を覚ましたハルが顔を上げると目の前には二人の宇宙人が立っていた。
パニックを起こすハルに宇宙人はテレパシーで語りかける。
ガスステーションの150km先にある核実験場の核実験の衝撃で時空に歪みが出来て自分達はここに飛ばされて来たと。
混乱しているハルをよそに宇宙人はあたりを調べ始め、ガソリンに目を留める。
ガソリンの味見をした宇宙人は顔色を変えて「このガソリンをありったけくれ」と言い出す。
「いや、タダとは言わねぇよ。俺らの所の燃料と交換しようぜ」
宇宙人はハルに小さな袋を渡し、あるだけのガソリンを積んで消えた。

一方その頃、ハルに誕生日のケーキを焼いたボニーは車でエドのガスステーションに向かう。
しかし一本道の途中にあるはずのエドのガスステーションには何故か辿りつけなかった。

宇宙人が去った後我に返ったハルは宇宙人に渡された小袋を開けてみる。
中に入っていたのは大粒のダイヤ。
大喜びのハルはダイヤを見せてボニーにプロポーズしようとバイクでボニーの家に向かう。

ボニーの家に向かったはずが何故か道の先にはエドのガスステーション。
訝しがるハルの目の前には椅子に座って眠りこける年を取ったハルの姿があった。
「エドのガスステーション」と書いてあった看板は「ハルのガスステーション」に変わっている。
ハルの後ろにはダイヤを持って眠る赤ん坊とコーヒーを持って微笑むボニー。
「帰ろう。店番しなくちゃ…」
エドのガスステーションに戻り店番を続けるハル。



889: 2/2 2012/02/27(月) 22:10:45.70 ID:guB8O7Hb0
家に帰ったボニーはハルに電話をかけるが何故か通じない。
ボニーの母は明日自分が連れてってあげるから今日はもう寝なさいとボニーに声をかける。

朝になり目を覚ましたハルは宇宙人が自分を取り囲んでいるのに気付く。
ハルは宇宙人に拘束され銃を突きつけられていた。
ハルが宇宙人に売ったガソリンは宇宙人の星では依存性の高い有害なドラッグだったのだ。
「だって俺そんな事知らないし…」
慌てるハルに宇宙人は「報酬を受け取っただろう?取引として成立するぞ。
我々の刑法に則り君の存在を没収する!過去にも未来にも君は存在しなくなる!」

場面は変わり車を運転するボニーの母親と助手席のボニー。
「あたし…どこに向かって運転してたんだっけ?」
「何言ってんのよママ。マシューにケーキを渡しに行くんじゃないの」
車はエドのガスステーションの前を通りかかる。
「そういえばあのガソリンスタンド…エドが死んでからすっかり廃墟になっちゃったねぇ」
「あと継ぐ人誰も居なかったの?」
「エドに息子でも居たら継いでたでしょうけどねェ…」
「あ 知ってる!エドおじさん精子が無かったんでしょ?」
「んまっ!子供がマセたこと言うんじゃありません!」


ハル何も悪くないのに…ボニーとも両想いだったのに…と後味悪かった



893: 本当にあった怖い名無し 2012/02/28(火) 00:09:03.75 ID:Lq1CLikn0
>>888
乙!スレタイ通りの後味の悪さだね
浦島太郎に似た感じ



901: 本当にあった怖い名無し 2012/02/28(火) 10:58:06.14 ID:7UTmj2gt0
>>888
いい感じで好きだ、こんな話。
ただ、
>ボニーの家に向かったはずが何故か道の先にはエドのガスステーション。
>訝しがるハルの目の前には椅子に座って眠りこける年を取ったハルの姿があった。
>「エドのガスステーション」と書いてあった看板は「ハルのガスステーション」に変わっている。
>ハルの後ろにはダイヤを持って眠る赤ん坊とコーヒーを持って微笑むボニー。
ここの下りがわからん、
書いてあることの意味は分かるんだが何を意味してるかがよくわからん。



907: 本当にあった怖い名無し 2012/02/28(火) 23:00:14.42 ID:Z8Z/7LUm0
幼少時に見た「エコエコアザラク」っていう漫画の、タイトル忘れたけど後味の悪い話。

主人公・黒井ミサが占い師をやってると、そこにブサメン男がやってくる。
ブサメンの依頼は結婚を約束していた女性が、謎の死を遂げたので
その死因を解明してほしいとのこと。

ブサメンは同級生のお嬢様に恋心を抱いていたが、お嬢はガン無視&キモがっていた。
ブサメンはそれでも諦めきれず、お嬢家の運転手になったりとつけ回す。
それをウザがったお嬢は、ブサメンの容姿がパンダっぽいのを引き合いにし
「パンダの毛皮を持ってきたら結婚してあげる」と、実現不可能な要求をする。
ブサメンは、それを信じて何度も絶望しそうになるも世界中を探し回り、終に某国の古物店で毛皮を発見する。
そして毛皮を献上したその翌日、お嬢はベッドの上で変死体として発見される。

ブサメンの依頼に応え、その晩の様子を水晶玉で再現するミサ。
ベッドの上で、パンダの毛皮に包まってご満悦なお嬢。。が、その一瞬パンダの顔がブサメンに重なり
ブサメンに抱かれてると錯覚したお嬢はショック死してしまう。

その事実を知って呆然とするブサメン。「俺は・・そこまで彼女に嫌われていたのか・・死んでしまうほどに・・・」
肩を落として立ち去るブサメン。その後姿を、やりきれない表情で見送るミサ。終。



908: 本当にあった怖い名無し 2012/02/28(火) 23:51:30.72 ID:3rhGb8VN0
>>907
すまん、爆笑したw



912: 本当にあった怖い名無し 2012/02/29(水) 18:10:56.06 ID:VkOi9UOG0
ちびまる子なら寿司屋に行く話が後味というか胸糞というか。

主人公の少女まる子の祖父友蔵の初年金支給日。
まる子大好きな祖父は彼女にそのお金で何でも買ってやると豪語する。
はじめは遠慮していたまる子も祖父がそこまで言うならと
当時流行っていたローラースルーゴーゴーを買ってもらう。
さらに二人は地元で有名な高級寿司屋に行くが思った以上に高く
そこで初めて友蔵は目を覚ますが時は既に遅くまる子は好きなものを注文していた。
冷や汗をかきながら計算しつつ安物を食べる友蔵だが、そこにまる子のクラスメート花輪くんが現れる。
家が大金持ちの彼はまる子が知らないすごく高級なものを注文し
まる子も「同じものが食べたい」と言う。
友蔵は瀕死寸前だったがギリギリ足りると踏んで許可。
喜ぶ孫にご満悦の友蔵だったが、会計時に財布を開いて真っ青になる。
計算上足りると思っていたが、最初にローラー(ryを買った事を忘れており
慌てておもちゃ屋に返品に走るのだった。

ギャグなんだろうけど祖父の見栄とかまる子の気遣いのなさにも引いた



914: 本当にあった怖い名無し 2012/02/29(水) 19:36:03.72 ID:AcEN5Y8G0
>>912
その後、まるこがはまじのローラースルーゴーゴーを壊しちゃって
友蔵が内緒で買い直してたのに弁償しなきゃならなくなったって話もあったような。



920: 本当にあった怖い名無し 2012/02/29(水) 20:39:16.71 ID:BxJ7XDkc0
>>912
まる子が「家族にも同じもの食べさせてあげたい」って言って
さらに食べたもの一式お持ち帰り用に握ってもらってた気がする…



913: 本当にあった怖い名無し 2012/02/29(水) 19:32:23.74 ID:5Wh91N/o0
花輪君が来るような見せに行くじいさんが悪いとしか



916: 本当にあった怖い名無し 2012/02/29(水) 19:50:59.23 ID:I+TLjKbG0
むしろ、まる子で後味いい話の方が少ない気がするんだが・・・。



934: 本当にあった怖い名無し 2012/03/01(木) 08:40:35.72 ID:DiEqEAFK0
「本当は怖い童話」に掲載されていた
「おりんここりんこ」?が意味不明で後味悪かった

昔父親とおりんこという少女が住んでいた
母親が亡くなり父親は後妻をもらう
最初は血が繋がらなくてもおりんこを可愛がっていた後妻だったが
実の娘こりんこが生まれると急におりんこが疎ましくなってきて
ついに煮えたぎった釜に沈めて(うろ覚え)虐待死させてしまう
それを知った父親は激怒し後妻をさんざん痛め付けて惨殺する
そして父親は残されたこりんこと暮らしやがてまた新しい妻をもらう
その妻もはじめは継子のこりんこを可愛がったが自分の子が生まれると
こりんこが憎くなり殺してしまい、それを知った父親が継母をぶち殺し
また新しい妻をもらって…という無限ループ

一応日本の民話らしいが作者の創作じゃなくてどこかに伝わる話なのか?
他で聞いたことも読んだこともない



935: 本当にあった怖い名無し 2012/03/01(木) 09:58:54.98 ID:VXKD1vm9O
どうしても娘がゆうこりんになるw



937: 本当にあった怖い名無し 2012/03/01(木) 10:46:54.77 ID:CHBOnzno0
カチカチ山もさるかに合戦も殺し合いだしな…
明治期に童話として子供に聞かせるためにマイルドにしたのが今の昔話の原型らしいね



938: 本当にあった怖い名無し 2012/03/01(木) 10:52:01.77 ID:CHBOnzno0
というわけでカチカチ山の内容を確認するためにwiki見たら少し後味の悪い話が載ってたからそのまま転載

ウサギが裁判官の役目を果たすものとしては、西アフリカの民話がある。
草原でワニが火に取り囲まれ、困っていた。通りかかった人間が、
ワニを助けて袋に入れて背に担ぎ、湖まで運んでやる。
袋からワニを出すと、ワニは人間に「腹が空いているからお前をこれから食べる」という。
人間はワニに、「助けてやったのだから、感謝して食べないでくれ」と頼む。
そこで、ワニは、湖に水を飲みに来たロバたちに意見をきく。
ロバたちは、我々は人間を助けて人の乗り物となったり荷物を運んだりしてやるが、
感謝をされたことがないと言う。
日頃使役してきた動物たちに責められ、窮地に立った人間を、ただひとり、ウサギが助けてくれる。
知恵者のウサギが、「この袋はずいぶんと小さすぎる。人間は、本当にこの袋に入れてワニをここまで運んできたのか。
ワニは、もう一度袋に入ってみてくれないか」とワニを欺くのである。
そこで、再びワニが袋に入って見せると、ワニは人間に撲殺され、食用とされることになった。
ワニの入った袋を背負った人間が村に帰ると、子が病に伏せっていた。
助けるにはワニの血とウサギの肉が要る。ちょうどワニはウサギの知恵をのおかげで袋に入れて持ちかえっている。
あとはウサギである。助けてくれたウサギが、ほら、そこにいる…。



955: 本当にあった怖い名無し 2012/03/02(金) 07:32:02.12 ID:OVZ1OgwF0
童話で思い出した、乙一の『暗黒童話』

人語を喋る烏が、両目が無い少女と出会う
盲目の少女は、喋る烏を人間だと誤解する
烏は通行人を襲って眼球を奪い、それを少女にプレゼントする
烏から渡された物体が人間の眼球だと知らない少女は、烏に促されるままにそれを自分の眼孔に入れる
他人の眼球によって少女が視力を得ることは無かったが、代わりに、「他人の記憶の断片(眼球を奪われた人間の記憶)」を観る事が出来た
少女は初めて見る光景に歓喜する

烏は気を良くし、その後も少女のために他人の眼球を奪い続けた
少女は烏が持って来る眼球を宝石のように大切に集め、ビデオを再生するかの様に記憶の断片を楽しんだ

烏はいつしか人間達から狙われるようになるが、それでも眼球を奪うために戦い続ける
やがて全身ボロボロになった烏は自分の死期を悟り、せめて最期に少女の笑顔を見たいと感じる
烏は埋葬される直前の死体から眼球を盗み、それを少女のもとへと運ぶ

だが、烏の期待を裏切り、その眼球の記憶を見た少女は絶叫してのた打ち回った挙句に死んでしまう
烏には知る由も無かった。鳥が最後に眼球を盗んだ死体は、想像を絶するような拷問の末に殺害された人物だった

悲鳴を聞き付けた母親が少女の部屋に駆けつけると、部屋には大量の眼球が散乱しており、その中で少女が死んでいた
少女の死体の傍らには、ズタボロの烏の死骸があった




吹いた画像を貼るのだ『熱いなっしー!』

2chで見つけた叙述トリックコピペ

【失笑!】思わず吹いた秀逸なレス集合『スズメハチ』

人知れない不思議な場所

思わず吹いたレス集『恐竜だせぇwwwwwwwwww』

論理的思考って、どうやって身に着けるの?




文藝2024年秋季号