2007年07月27日

らき☆すた厨(?)の聖地巡礼とかから考える。

最初にいっておく!

ロケ地めぐり、舞台めぐりはかーなーりー、昔からあった!

聖地巡礼なんていって迷惑をかける、傲岸不遜な態度をとることは無いけどな。

 

もともと熱海の旅行だって小説の舞台になって客が増えたとかあったりする

ていう側面もあるから、ロケ地めぐり、舞台めぐりが完全に悪とはいえない、

部分はあるんだけれども、それはもともと観光地としての要素や保養地、

 

そして、そのロケ地、舞台等めぐりなんてーのも旅行の一環として、

それぞれのルールにのっとって行なわれていたわけですよ。

だから一頃は、ゴジラのロケ地ツアーとか、ホラーツアーとか色々と

ニッチなツアーも旅行会社に組まれてた時期があったりしましたし

ファンがつるんで、撮影地に旅行に行くなんてーのも結構ありました。

 

角川映画が、ジュブナイル系を結構だしてたころは、尾道三部作の

舞台を訪れる旅行をした、原田知世ファンだの、大林ファンだのが

結構いたわけですが、迷惑という話は聞いてませんし、地元の人も

困惑はしてなかったと思います。

 

だから、この聖地巡礼と称してその土地をめぐることも、別段悪い、

と断じてしまうことは、一方的、と言えなくも無いとは思います。

 

しかし、その大前提として地元の人たちの理解が得られているか、

ということがあるかと思うのですよ。

 

今回の、らき☆すたにしてみれば、一般人にはなじみなんて

かけらも無い存在なわけで、その作品によって知った人が来る、

ということなぞまったく予想はして無いし、予想できるわけのないこと

だったりいたします。

 

そこに、でかいリュックとカメラとをぶら下げて、自分たちの知らない

一歩間違えば(間違わんでも)落書きをした絵馬をぶら下げていく、

としたら、それは美観も損ねるというのはあるでしょうし、なにより

今のご時世、治安の悪化を気にしないわけにはいきません。

 

そこで、問題点や解決策などを考えてみようか。

最初にいっておく。

ロケ地巡りであろうと舞台地巡りであろうと、そこは人様の住む土地という

ことを忘れてはいけないし、物語の中とは別物と理解しないといけない。

 

まず、なんで現地の人が問題を感じたかってのを予測してみる。

そのひとつに格好に対する先入観ってのがあるかとは思ってしまうが

実際に子供の写真を撮り、それをペド系なサイトに投稿される恐怖は

小学校教師が、鬼畜系ロリペドサイトを運営していたという事実が

まだ最近のことの記憶としてあるために、カメラを持っている人が

大勢で田舎にくる、という現実はその事件を想起させるということは

あると思う。

 

実際に、私の住んでいるセミ都会なこの地域でも子供の写真を撮る

という行為は知っている知らないに限らず安全性を考えてしまう

ことに繋がったりするのであるのだよ。

したがって、自分たちはそんなことをしない、格好による偏見だ、

と怒る前に、旅行者であること、目的はアニメなり漫画なりの舞台に

なったことからそこに来たことを判ってもらおうっていう意思が必要。

 

特に、今回の久喜や鷲宮神社などのあたりは、いままではそんな

大勢が押し寄せるようなところでは無いし、観光といっても、

神社がもともとお神楽などで有名というくらい。

神社を見たら、そのまま別の観光都市へと移動するようなことか

厄除けに行くくらいの場所だったわけであるから、その辺りの配慮が

かけていては、地元住人に対して危機感を持つなというのは無理、

ということになってしまう。

 

もうひとつ、オタクサイドの問題として治安と言う言葉が出た時に

過剰に反応してしまうこと、が上げられると思う。

その結果、件のブログだかサイトだかにけんか腰の書き込みをしている

人が結構いるようだけれども、治安というのは何も犯罪者に対してだけ

ということにはなりえないのであったりする。

 

それはたとえば人が多くくるようになって、故意にではなく過失でも

町のどこかを破損する可能性はあるだろうし、人が多く来ることで

関係ない不良が入ってくるかもしれないこと。

さらには車でこられた場合、対応できないことや道の広さなどで

交通事故への懸念などでもある。

さらにタバコの投げ捨ての問題とかもあるかもしれない。

不注意から災害を引き起こす可能性も考えないといけないってことは

町としては、非常に負担になる。

それまでと違う環境が生まれるわけだからね。

 

もうひとつは、旅行者のマナー。

神社で騒いではおりませんか?住宅地で大騒ぎをしておりませんか?

コミケなどでも見られるオタク独特の大騒ぎってのがあると思いますが

その大騒ぎ、というのは一般の人には理解しがたいし、脅威、恐怖と

なりえますよ、ということは言い訳のしようがない事実。

 

裏声に近い声で嬌声をあげて、だれそれがここでどうこう、とか騒いだら

それは知恵遅れの子のハイテンションと変わらないかもしれないし、

そんな集団が大勢あるいていたら、何があったのか、と思うでしょう。

 

また、写真を勝手にとっておりませんか?というのもある。

たとえば背景にあった建物だとかその辺りの建物に近いということで

一般家屋を勝手に写真に撮ってたりしませんか、と。

自分のうちを勝手に写真に撮られて大騒ぎされて、気分のいい人は

いませんでしょうし、文句を言いたい人のほうが大半です。

そういった配慮を忘れてる可能性はないでしょうか、と思います。

 

さらに、旅行者としてのマナーは守っていますか?

ということだろうか。

コメントの12のような意見を書くのは人の生活する土地に行く、ということの

マナーを完全に理解してない証じゃないかな、と思います。

−−−−−−−−−−引用−−−−−−−−−

  1. こなた最高❤ Says:
    7月 19th, 2007 at 17:35:03

    「らき☆すた」は他のアニメと違って崇高なものであるから、このような批判は間違っているし、馬鹿けているよ。
    また、地域の住民に迷惑だっていう主張もあるけど、わざわざ来てやってるのだから、むしろ感謝をしてほしいね

−−−−−−−−引用終わり−−−−−−−−−

問題は、太線にした部分。

地元の住民に迷惑っていう主張は一部で生活に支障をきたしてるってことが

発生してることを理解しておらず、身勝手な次の主張、わざわざ来てやっている

と含めて、自分らを否定されたとしか思ってないことです。

例えばぶっちゃけて言ってしまえばわざわざ来てくれと誰も言ってない、

ということも反論として存在しえます。

仮に観光地だったとしても、来てバカ騒ぎだけをする人を歓迎する観光地は

まず存在しません。

温泉地なら温泉地として、それなりの観光収入があることで成り立っていますから

来て、騒いで余計なコストだけ発生させてしまうような人は歓迎されないってのが

現実の問題です。

観光で成り立っている、成り立っていないにせよ、多くの人がくるということで

コストや、人事の問題が発生するわけですから、絶対に迷惑をかけていない

ということはありえません。

観光地はそのための予算や人を配置して、収入とします。

 

また、これはネット上の問題かその土地での問題かわかりかねますが、

斜体にした部分も、拒否、忌避される原因のひとつであると思います。

「らき☆すた」は他のアニメと違って崇高なものであるから、このような批判は

間違っているし、馬鹿けているよ。

と言われても熱心なファン以外には通用しない話だと思います。

傍からみれば、最近じゃあよくある日常系ギャグアニメとしか思えて無いし

崇高とするような精神性は、客観的には皆無です。

それに対してここまで傾倒してしまって崇高と言い切ってしまう人が来たとき

何をするかわからない、という恐怖を植えつけるのには十分すぎるネタを

提供した、と思ってかまわないでしょう。

 

他に、こういう書き込みもちょっとアレです。

っていうか誰がウィッキペディアの鷲宮神社のページを編集したんだよ。
らき☆すたの影響で有名になったのにそれを変えるのは、歴史の歪曲だよ。

鷲宮神社は、それ以前からある程度知られており、らき☆すたの

影響で知られたのは、オタ関係だけかと思います。
正直なところとなりの某国じゃないんだからなんでも起源にすんなよ?
 

昨今では、聖地巡礼に限らず、観光旅行客のモラルの問題が多々あるよう

ですが、この聖地巡礼が問題視されたのは現地でみてみないとわからない

行動の問題があるのかもしれません。

 

子供相手に、こなただなんだとか言ってませんか?

いきなり追い掛け回す、追っかけてるようにみえる行動をとったりしてませんか?

など他にもあります。

 

さらに気をつけて欲しいのはゴミの問題。

投げ捨てたりしてませんか?いいだろうと思って適当にゴミ捨ててませんか?

ごみは持ち帰ったほうがいいですよ、なんてこともあったりすると思います。

ゴミの処理でも結構な費用がかかるわけですから。

 

 

そういや、聖地巡礼って…

角川も雑誌の付録や携帯のサイトで煽ってますけれど、なんで聖地巡礼、

なんて言葉を使うんでしょうね。

ファンやアニオタが言う分にはそうそう気にはなりませんが、雑誌が公的に

言ってしまうのって、へんなあおり方になりゃしませんかね、と思います。

 

そもそも、ロケ地巡りとか舞台になった土地を巡るって旅行は普通に

あったと先にいいましたがこの聖地とか言い出すのって、記憶の限りじゃ、

エヴァンゲリオンの頃、にあったと思います。

舞台になった、箱根、三島などの伊豆方面、京都などを旅行するってなことを

してたのがあったと思いますし、そのときに聖地めぐりとかそういうことを

言い出したのって綾波ファン系のサイトだったなあ、と思います。

 

と、いうとまた脊髄反射的にアヤナミストヘイトとか言い出す人がいるかも

しれませんが、別にヘイト云々とか関係なく、そういうことを言い出していた

あるいは良く使っていたのは綾波ファン系に多かったと思います。

今はもう、ほとんど古参は閉鎖してるのが多いですからいまからそれを

証明するのは中々面倒ですけれど。(事実としてあったことは認めないと。)

 

それで、そのときに聖地巡礼だのなんだのと言って出かけた人たちは

おそらく迷惑はかけてないと思われますし、旅行としてのスタンスは

ある程度守っていたと思います。

ファン層に年齢が高い人が多かったのも影響してると思いますが、

それでも、聖地巡礼と言ってもある程度しゃれで済んでいたのは

エヴァのネタにキリスト教のネタなどが入ってた分、しゃれで済んだ、

という見方もできると思います。

 

ただ、その後に何かエヴァを特別なものとしてしまったファン層が

増えてくるとこれも様変わりしていき、それこそ、先の崇高なもの

とか言い出すのと同じような行為は増えていく、のではありますが

このエヴァに関して言えば、それはよりインナーな世界に走り

外にはあまりでないようになったってのはあったと思います。

(これはネットの普及に関係しているかもしれない。)

 

ただし、エヴァ以降における風潮の自分の好きなものを一種の

オリジンとして崇高なものや神聖なものとしてしまうようなファンは

結構な割合で増えたと思います。

語ってしまえば長くなるので、これは省略しますけれどもこれらの

人たちの多くは、崇高なもの、神聖なものとした結果、自分たちの行為を

なにもかも肯定し、何をしてもいい傍若無人化をしていったと思いますし

それにより、アニメオタク=迷惑、危険の印象作りの下地を作った

と思ったりいたします。

 

TBSが昔やった、宮崎勤話はまだオタクそれも、ロリコン漫画を好むオタク

というイメージが強かったですが、このいわば信者と言える存在は、

後々の悪化したオタクイメージの流布に一役かったと言えるでしょうね。

 

ゆえに、そんな狂信的な人が「ロケ地めぐり」ではなく「聖地巡礼」なんて

言っていたら、イメージ先行型とはいえ、危険を感じないでいろ、というのは

どだい無理な話なのじゃないでしょうか。

 

結論から言えば、観光地ではない場所が「聖地」となった場合は、そこに

住んでいる人たちの感情や、生活にも配慮する必要があると思います。

自分たちは迷惑をかけない、かけてないと言って行動するとき、相手への

配慮という部分は無くなっている証拠だと思っていいでしょう。

そういうことを言うとき、なぜなら自分たちの行動を省みていない、周りの

人の感情を無視している、という状態になっていると思います。

迷惑をかけて無いからいいんだ、はわがままや傍若無人をするときの

人が常に思いつくいいわけだと思いますので。

 

旅行者としてのルールを守って聖地巡礼をすればいいのではないかな、

とは思いますが、普段家にこもってばかりだとそういうルールもわからない

と言うときがあるかもしれません。

 

旅行ガイドみたいなのは目を通しておくといいかもしれません。



nx01_ent at 22:11│Comments(0)TrackBack(0)日々是好日 

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