ＮＹの短い春日記

ぱたぱたと動き回っている間に季節は春？夏？
とにかくめまぐるしく変化を遂げているＮＹ。
毎年もはやこれを書くのも恒例、昨日ダウンジャケット、今日ノースリーブを見事に一日でとげるアメリカでございます。もうそれに関して書くのも飽きたし読むほうもしかり。避けます。

しかしここ一週間は本当に春の陽気どころか夏の気配漂う3月も後半。は・や・い・・・、、時の流れが瞬きをする間に数時間無意識に眠っているんじゃないかしらと思うくらい早い・・・。そんな中更に先週にはサマータイムを迎え一時間ロス！この状況においては痛恨の痛手です。お陰で時差ぼけで、常日頃の寝不足気分も全てサマータイムのせいにしておく。

そしてこの時間に追われる日々の中、更に昨日、事件勃発。
大好きなサイモンのバレエのクラスを受けるために頑張って起き、何とか滑り込みセーフで更衣室に駆け込み、そこから1時間10分。閉じ込められる。更衣室にいた4人、日本アメリカ韓国、非常に距離が縮まるという心温まる一面はあったものの返してほしい私の貴重な1時間10分。サイモンのクラス。

そして花粉。脳みそが溶けているとしか思えないほど鼻をかみ、
会う人会う人に‘昨日泣いた？’と言われ続ける微妙に腫れぼったい目。

とにかくこの陽気に人々はうきうき、ふわふわ、半笑いで漂う。
みんな日ごろの1・5倍ハイか、もしくは1・5倍虚ろで、夜の一人歩きは危険シーズン。私の本能は、外で、夜に、さくら囲って飲みたいと叫んでいる。外飲みが法律で禁止されているアメリカだからこそ、花見恋しさが倍増する今日この頃です。この支離滅裂な文章も春の陽気の仕業だと思うのです。

Twinkle lives

そしてまた木曜日。
胎内ダンスでございます。
ダンサーを1人スウィッチしての2回目の舞台。
キラキラ輝く私たちの命です。
毎日、まぁいろいろ左右されてしまうけれども
でもそれも良しで楽しんで感謝して
この瞬間にたまに還ってみたりして、
日々味わって大切に生きたいものです。

ところで出演者の一人の妊婦ダンサーのお腹は日増しに大きくなって、活発になっていきます。彼か彼女かにテーマをあやかったダンスを踊ってるなんて腹の中で感じてるのかしら？一緒に踊ってるのか？

Inventing Art Movement

Thursday, March 8th

8:00pm

Doors Open at 7:30
Tickets = $15**

at
32D South 1st
(South 1st & Kent)
Williamsburg, NY
The Museiam is a performance platform where every month different artists are given space to create, experiment, merge & invent...culminating in one night of dance, circus, comedy, poetry, burlesque, acting, music, multimedia & moooooorrrrrreeeeeee.

This month's artists ...include -

Kashimi Asai
Ryan Daniel Beck
Russell Patrick Brown
Angela Buccinni
Yuval Oz
Suiso Ogawa
Diane Tomasi
Joel Walkowski
Janet Werther
Julia Wilkins

**Also, Just for fun!!! Go eat at Supercore before the show and bring your receipt to The Muse to receive $5 off your ticket OR go to SuperCore after the show and show your Muse entry stamp and receive a free beer!!!
(How fun are we?!!?)
Supercore: 305 BEDFORD

Doors Open at 7:30
Tickets = $15**

ny_saki at 08:07｜Permalink│Comments(0)│TrackBack(0)│

依然書いた、『Pina』が日本の劇場でも公開始まっているようなのでご紹介。


私にとってはContemporaryて、
理解してみようと思うとどんどんわからない世界。

それこそ現代アート。
とある人にとっては"これってゴミでしょ？"としか思えないものが、
またとある人にとっては、"なんと美しい!!!"
というほどの違いが出てしまうほどのギリギリの価値観。
というのはまぁ極端に言えばの話。単純に何を伝えようとしているのか簡潔には表現してくれないコンテンポラリーの世界ではあるが、ピナに関して私のスタンスは

"わからないもんはわからんので、感じてみましょう。"

私の周りでは賛否両論ではあったが、
面白かったー素晴らしかった。
日常とかけ離れた完成された肉体を持った人たちが
美しく表現しているものは、
もの凄く日常の奥深くに寄り添っていて
むしろ核心部分をユーモラスな視点で表現したり
生きる喜びに満ちていた。
私は見てて、わくわくした。
踊りたくなったし、日常には如何に喜びに溢れているか、
もっと目を凝らして生きようって思わされた。
ありがとう。

しかし3Dの良さが全然わからない。
英語字幕で世界各国のダンサーたちが各国の言葉でピナについて語るんだが、字幕で白字で3Dなもんだからすっっっごく読みづらい。今初めて日本語字幕のトレーラーを見てこんなこと言ってたとわかったくらい！まぁ言葉が重要ではない映画で良かった。


私は俄然普通の映像おススメです。



日本では２月末公開。

先週日曜、大好きな作品を踊り締め。
頭が飛んでて大好きなコレオグラファーSunae Hwangの作品"creep"を踊る。 @WAXworks
私にとってはここまでビタっとくる作品はなかなかなく
思い入れのある作品。
舞台の上に、一番素直になれる場所を作ってくれる人。
次回作もぶっ飛んでますので好ご期待！
リハーサルでは毎回爆笑させてくれる天才です。


そして明日はこちら。

Visa Voices
Showcasing the work of our international students and alumni

February 26 at 3:00pm & 7:00pm
DNA Theater
Tickets $5 at the door
Food and Wine reception to follow both shows

with work by:
Anna Strand Anderson
Rebekka Alden
Kashimi Asai
Julia Ehrstrand
Stacey Jardine
Fanny Nilsson
Megumi Momma
Suiso Ogawa
Eija Ranta
Ryoji Sasamoto
Eun Hwa Shin
Linnea Sundling
Akiko Tomikawa

with guest choreographers:
Laurie De Vito
Diane McCarthy
Stephanie Landouer
Max Stone
Makiko Tamura/small apple co.


今回も私はカシミ姫のピース参加である。
メンバーである友の妊娠を機に作られたと思われる。

面白いと思う。

私の踊る位置は直接的にその”誕生”という部分には関わってはいない気がするが、イメージの中では踊ってるうちに母親の羊水の中で浮かんでいるような誰もが必ず生まれてきている上で経験しているその瞬間を無意識下に覚えていて、その場所に戻るような。そんな感覚にさせてもらう。

こうして、作品に参加させてもらうことが私にとっては
自分自身と、家族と、もちろんメンバーと、
今までより一歩深くコネクトさせてもらうきっかけになる。




面白い。
特別な場所。
楽しみだ。
きっと舞台上でいろんな場所と繋がらせてもらう楽しみ！　　

NYで長いこと生活してる以上やむを得ない、別れの数々。
本当に入れ替わりの激しい場所で、人見知り激しかったはずの私も、だいぶフレンドリーな人間になったと同時に人と別れるのが淋しすぎて一回一回悲しみに暮れるのに疲れ、その辺の感覚をボヤっと麻痺させることを覚えた。

でも、この体験は一生続くものでなく（や、続く人もいるが…）、私にとっては、日本全国各地どころか世界中の人と出会い、彼らがココにいなくなってもNYって場所で繋がり、いろんな場所に皆がその思い出と共に生活してると思うと、それは本当に宝物。

憧れを持って観光で来る人がいれば、
一大決心し大きな夢を持って骨を埋める気でやってくる人もいる。
感情がエネルギーが渦巻く、その勢いは、時に優しくない。
でもだから最高に面白い。

NY完全同期の友が結婚しオーストリアへ旅立った。
日本ではこれでもかと語らった長い大切な友が先週とうとう結婚。


これまで、言葉通りに必死に生きて、ちゃんと向き合って、
決断し、一歩一歩進んで、また次の場所へ移っていく。
粘り強く諦めない。
本当にいっぱい勇気もらってきた。
その笑顔と人徳で、どこでもきっと大丈夫。
新天地でその愛とパワーで皆を幸せにしながら
次の大っきい夢を叶えてね。

“Pina 踊り続けるいのち”

依然書いた、『Pina』が日本の劇場でも公開始まっているようなのでご紹介。


私にとってはContemporaryて、
理解してみようと思うとどんどんわからない世界。

それこそ現代アート。
とある人にとっては"これってゴミでしょ？"としか思えないものが、
またとある人にとっては、"なんと美しい!!!"
というほどの違いが出てしまうほどのギリギリの価値観。
というのはまぁ極端に言えばの話。単純に何を伝えようとしているのか簡潔には表現してくれないコンテンポラリーの世界ではあるが、ピナに関して私のスタンスは

"わからないもんはわからんので、感じてみましょう。"

私の周りでは賛否両論ではあったが、
面白かったー素晴らしかった。
日常とかけ離れた完成された肉体を持った人たちが
美しく表現しているものは、
もの凄く日常の奥深くに寄り添っていて
むしろ核心部分をユーモラスな視点で表現したり
生きる喜びに満ちていた。
私は見てて、わくわくした。
踊りたくなったし、日常には如何に喜びに溢れているか、
もっと目を凝らして生きようって思わされた。
ありがとう。

しかし3Dの良さが全然わからない。
英語字幕で世界各国のダンサーたちが各国の言葉でピナについて語るんだが、字幕で白字で3Dなもんだからすっっっごく読みづらい。今初めて日本語字幕のトレーラーを見てこんなこと言ってたとわかったくらい！まぁ言葉が重要ではない映画で良かった。


私は俄然普通の映像おススメです。



日本では２月末公開。

場所

先週日曜、大好きな作品を踊り締め。
頭が飛んでて大好きなコレオグラファーSunae Hwangの作品"creep"を踊る。 @WAXworks
私にとってはここまでビタっとくる作品はなかなかなく
思い入れのある作品。
舞台の上に、一番素直になれる場所を作ってくれる人。
次回作もぶっ飛んでますので好ご期待！
リハーサルでは毎回爆笑させてくれる天才です。


そして明日はこちら。

Visa Voices
Showcasing the work of our international students and alumni

February 26 at 3:00pm & 7:00pm
DNA Theater
Tickets $5 at the door
Food and Wine reception to follow both shows

with work by:
Anna Strand Anderson
Rebekka Alden
Kashimi Asai
Julia Ehrstrand
Stacey Jardine
Fanny Nilsson
Megumi Momma
Suiso Ogawa
Eija Ranta
Ryoji Sasamoto
Eun Hwa Shin
Linnea Sundling
Akiko Tomikawa

with guest choreographers:
Laurie De Vito
Diane McCarthy
Stephanie Landouer
Max Stone
Makiko Tamura/small apple co.


今回も私はカシミ姫のピース参加である。
メンバーである友の妊娠を機に作られたと思われる。

面白いと思う。

私の踊る位置は直接的にその”誕生”という部分には関わってはいない気がするが、イメージの中では踊ってるうちに母親の羊水の中で浮かんでいるような誰もが必ず生まれてきている上で経験しているその瞬間を無意識下に覚えていて、その場所に戻るような。そんな感覚にさせてもらう。

こうして、作品に参加させてもらうことが私にとっては
自分自身と、家族と、もちろんメンバーと、
今までより一歩深くコネクトさせてもらうきっかけになる。




面白い。
特別な場所。
楽しみだ。
きっと舞台上でいろんな場所と繋がらせてもらう楽しみ！　　

Hello&GoodBye

NYで長いこと生活してる以上やむを得ない、別れの数々。
本当に入れ替わりの激しい場所で、人見知り激しかったはずの私も、だいぶフレンドリーな人間になったと同時に人と別れるのが淋しすぎて一回一回悲しみに暮れるのに疲れ、その辺の感覚をボヤっと麻痺させることを覚えた。

でも、この体験は一生続くものでなく（や、続く人もいるが…）、私にとっては、日本全国各地どころか世界中の人と出会い、彼らがココにいなくなってもNYって場所で繋がり、いろんな場所に皆がその思い出と共に生活してると思うと、それは本当に宝物。

憧れを持って観光で来る人がいれば、
一大決心し大きな夢を持って骨を埋める気でやってくる人もいる。
感情がエネルギーが渦巻く、その勢いは、時に優しくない。
でもだから最高に面白い。

NY完全同期の友が結婚しオーストリアへ旅立った。
日本ではこれでもかと語らった長い大切な友が先週とうとう結婚。


これまで、言葉通りに必死に生きて、ちゃんと向き合って、
決断し、一歩一歩進んで、また次の場所へ移っていく。
粘り強く諦めない。
本当にいっぱい勇気もらってきた。
その笑顔と人徳で、どこでもきっと大丈夫。
新天地でその愛とパワーで皆を幸せにしながら
次の大っきい夢を叶えてね。