田中龍作ジャーナルの http://tanakaryusaku.jp/2013/02/0006652 が参考になります。
私は、「原子力災害対策指針(改定原案)の概要について」(http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu130130/130130-02.pdf)というものだけを見て、次のようなことを書きました。
福島第一原発事故以前、原発は事故を起こさないということを前提として、緊急被曝医療の体制を作ってこなかった。しかし、現実に事故は起こり、多くの人々が被曝した。それでは事故が起きることを前提にして、被曝医療体制を作りましょう、というのは根本的なところでおかしくないか? 原発は、事故が起きないのであればということで許容されてきたに過ぎない。現実に事故が起き、多くの人々が被曝してしまった今、必要とされているものは、本当にこれからも原発を動かしてよいのかという根本的な反省だ。そのような反省もなく、被曝医療体制を作って早く原発を動かしましょうというのでは、国民をあまりにも愚弄するものであり、まったく容認できない。