チャウチャウのコートはダブルコートです
このコートをどうやって綺麗に維持するか
私も昔はチャウチャウランドの手入れの出来ない
おねえちゃんでした(* ´艸`)クスクス
散々犬が汚いと怒られました
19歳の頃は、定期的に必要な時期に洗えなかったのです
若かったんで、遊びにも必死だったしww
普通に勤めていましたし、週末は毎週ショーへ
ハンドラーの麻生さんにくっついて行っていたので
今や夫の彼氏もいたし、そんな頃だったので
自分の犬を洗うのが後回しに近かったですね
その頃から必死に犬だけやってたら
海外に勉強にでも行って結婚してなかった
いや出来なかったかもしれません(* ´艸`)クスクス
まぁ一応平日は普通に?!勤めて普通の家庭人になったので
これはこれで良いのかもしれないです
そんなで、大事な時期にシャンプー出来ないと
フルコートはあり得ないんですよね
早すぎてもコートに良くないし
遅すぎるとコートの成長に色々邪魔が入って
フルコートどころでは無くなりますね
抜けてしまったり、アンダーコートが全く無かったり

アンダーコートの量
トップコートの量
密毛具合
コートの長さ
コートの張り
などで、シャンプーのタイミングが違うわけなのです

洗ってもすぐに埃などを吸ってしまうコート
例えば、避妊去勢したチャウのコートは
これに近いです
この場合は、洗う頻度も少し多め

逆にコートが短めでしっかりしたコートの子は
洗う頻度が少し長めの間隔をとっても大丈夫です

洗う頻度の普通とは??
これ色んな飼い方や、国によっても様々ですけど
日本なので日本的な話で行くと
1か月に1度と言っておきましょう
家の中で飼っている子は、それだけでシャンプーの間隔は
やはり短くなりますよね
でも、汚れていない時は、無理して洗わないで
少し我慢して伸ばしましょう
洗いすぎも皮膚に良くないのです
脂を取り過ぎても皮膚炎の元です

そしてコートの質だけでなく脂の量によっても
シャンプーの頻度が変わります
もちろん脂っぽい子は、間隔狭めで洗いますが
時々いる脂が多すぎる子の場合は
洗いすぎても刺激で次の脂を呼びますし
洗わないと酷いことになるので
その感覚は難しいです、我が家のマリアがそうでした
他には見かけていませんが・・・

一般のオーナーさんは日々の手入れとして
足元やお腹下、お尻の汚れは部分洗いをお勧めします
酷い汚れの時は全部洗ってしまった方が良いので
部分洗いの時は発情出血などの時以外は
私はシャンプーは使用しません
薄いリンスは毛質や洗う部位によっては
使ったり使わなかったりします
でも、乾かす時はスプレー位は使います
スプレーはブラッシング用でもいいですし
リンスをかなり薄めたものでもよいです

シャンプーを使った場合は
シャンプーを付けた部分よりも
かなり広い範囲で濯ぐことを忘れないでください

我が家はペット用タオルだと大きすぎて
絞るのも面倒なので小さいこれを使っています

これ安くて給水が良いので楽です
これで出来るだけ水分を取ってから乾かすと
ドライの時間がぐっと減ります
ショー用の手入れの時は、水分の取り方が違うので
出来るだけ取るのは普段の時です
ショーの時は、乾かすだけでなく
毛の乾かす向きや伸ばす作業が入るので
取りすぎるとダメなんです
ショーの時は全身をある程度水分を取ったら
タオルで乾かすほかの部分を隠しておきます
ドライヤーが当たると毛先だけ渇いてしまうので・・・
ペットの子は時間かけずに乾かす方が良いでしょうから
全身の水分を出来るだけ取って
ドライヤーをかけ、最後にもう一度
顔や足の毛の短い部分を吸水タオルで
拭いて水分を取りましょう
で、ドライヤは毛のある部分全部にかけます
足のパッドの間や指の間も綺麗に乾かします
耳先、オデコの縦のしわも忘れずに
しっかり乾かしてください

我が家では




基本的なものを載せてみました
ブラック用のシャンプーや1L、250mLなど
他にもいろいろありますので試してみてください

使うのはピンブラシだけです
コームは乾いたかどうかの目安にもなるので
確認用に使用したり、短い部分を乾かす時に
使う事もあります
見た目乾いていても、水分が残っていると
コームが引っ掛かります
頭の上にコームを入れたときの様に
すっとコームが通る状態になるように
全身を乾かしてください
引っかかる部分は、水分が残っています
コームも、何度も書いていますが
ホームセンターで売っているものでは
ほぼコートに入りません、表面を撫でつけてるだけです

MASTERとかMADANのコームも良いのですが
Amazonには無いようなので、各自で見てみてください

ピンブラシも密毛の子だと
ピンの柔らかいものだと中まで入らないものもあります
一応、昔から↓これがアンパイですww

ドイツピンブラシ 中 201
東京ペット商事 株式会社


基本的に冬より夏の方が洗う頻度は多め
と昔から言われていますが
私はそこは、そう思っていません
換毛の時は頻度を増やした方が良いかな~
岩手県の場合は逆に冬場の方が
雪で乾いたり濡れたりを繰り返すので
シャンプーが多くなります
あくまでも、洗いすぎないようにしながら
その頻度は感覚です
3週間は間を開けるようにしています

皮膚などがべとべとしやすい子は別ですよ




昔のチャウチャウの飼い方を読み直してみると
夜で湿度が下がらずに25度以上ある場合
運動を中止した方が良いでしょう
とあります、今はそんなんじゃ効かないほど
温度も高いですよね
25度以下に等下がることも無い地域もあるでしょう
でも、もともと暑さに弱い犬種なので
この様に書かれていたのが正解なのです
ですので今の日本の夏は無理をさせないことです
出来たら、外に出したら直ぐにオシッコをする躾と
生活習慣をつける、ペットシーツで出来るようにする
これも、暑い時などや大雨の時などに有効な躾です

ホームセンターで工業扇が5980円くらいであります
運動後などの呼吸を一気におさめたりする時に
これを使ってあげると良いです
病院で熱中症で運び込まれてきた犬の冷却や
暑い時期のショーでも使用しています


扇風機でも、無いよりは全然良いです!!
夏場に外に出て戻ってきて落ち着くまでは
これを使用しています
あと風のない日のオシッコ出しでは
外で回すこともあります
今は良いものがあるので
出来るだけ夏場を快適に過ごさせてあげてください

そして毎年書いていますが
夏場の室内のクーラーは扇風機と合わせて使用し
温度はなるべく高く設定して使用することです

昔は夜には温度が下がったので
昼間だけ冷やしてあげていましたが
今は夜でも東京などは30度を超えています
室温を21度にせっていすると
外に出たときの温度差は10度近く
もしくは10度以上になります
ですので、温度差で倒れます
これを26~27度で除湿したり
扇風機を併用することで温度差を減らして
少しでも安全にオシッコに出られます
また、いつ何があるか分からない時代です
電気が止まった時に困るので
なるべく高い温度でならしてあげてください
19度や20度設定はクレイジーです
チヤウの為でしょうけれどチャウの為になりません

風の動きを付けて湿度が下がれば
26~27度でも楽に過ごせます
湿度が高ければ、それでも呼吸が
激しくなってしまうと思います
湿度に注意しましょう


昔チャウチャウで有名だった前橋の
ブリーダーさんが居ました
その方の記事で
イギリスに世界一の犬がいるという噂を聞いて
その犬を買いに行ったのが夢中になるきっかけ
だったそうです
アメリカ系のチヤウを何頭も輸入している人でしたが
最初はイギリス、UKWONGだったんですね
たぶんソロモンかアドベンチャーでしょうね

昔は外で飼われていたチヤウも多かったため
夏場に熱中症で亡くなる犬が多かったようです
イギリスから入ってきたソロモンの父犬や
他の有名犬も、熱中症で亡くなったり
胃捻転などで亡くなったりが多かったのでしょうね
ソロモンの父犬も結構入って直ぐに亡くなったと
聞いています
今の様にクーラーの室内飼育が当たり前の時代だったら
ずいぶん違ったのでしょうけれどね・・・
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我が家のチャウチャウの個々のインフォメーションは
右のカテゴリー別アーカーブに移動しました。

1986年東京都東久留米市チャウチャウ専門
ChowChowLandから始まりました
G7 porofessional Handlerの麻生雅治氏に付いて
全国のShowに行っていました。
詳しい事はこちら→My Info
2000年に友人からAMCHを輸入
新たな血統で健全なチャウ作出を目指し繁殖再開
現在、海外のブリーダーと連携して
Breeding&Showingを楽しんでいます

これまでの輸入犬・輸出犬はこちら→Import & Export
我が家ではチャウチャウに発生の多い
股関節形成不全などの遺伝を排除すべく
ブリード面においても管理面においても
努力をしています
両親の検査と、環境作りは必須です
繁殖に使うものは全て
股関節・肘・膝・心臓・目(PRAを含む)
検査をしています
疑いがあれば甲状腺などの検査も行います
検査をするだけでなく、だめなものを使わない
ということが大事です
もちろん凶暴性など性格に問題のある犬も
繁殖から外します
これは一般家庭において飼育する場合も
とても大事なことですし
チャウチャウの未来の為にも重要なことです



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健全なチャウチャウを繁殖するために
常に良い環境を考え、作っていくようにしています
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雨の日でも、ある程度運動ができるように
屋根付きのランを自作しました
約500坪の敷地に自宅・動物病院・ケネルを
作りました
運動場は、年齢・性別などを考慮して
その子に合った運動ができるように
アスファルト・砕石・土・木製などを作り
大きい運動場で240坪程にしました
今年そこに2ラン分けました
病院の中にチヤウの部屋と自宅やランの中に
ログ小屋を用意してあります
これはショーから帰ってきたり
外国から入れた子などを隔離するために
使用したりします
すぐに家にいる子とは一緒にせず
必要な日数を隔離して管理するためです
我が家は動物病院なので、そこは手を抜けません

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チヤウチヤウだって思い切り走り
飛び回ることが出来る犬種です
本当に健全で筋力に溢れた犬種なんです♪


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子犬は病院2階の南側で
全面UVカットガラスの大きな窓のある
明るいけれど、温度の上がらない産室兼子犬部屋で
ワクチンが終わるまで過ごします
早期離乳は特別な事情を除いてはしません
3か月まで親・兄弟・姉妹と、ゆったり過ごします
この大事な社会化期の生活を集団で過ごす事で
昔あったような、新しい家でのトラブルは
本当に無くなり、性格の良い飼いやすいチヤウと
過ごしてもらえるようになりました
出来るだけ小さなうちから飼うという事は
余程この犬種に特化していない限り
きなリスクが伴うことになりかねません
逆に、この時期に躾がキッチリ出来ると
後は、ものすごく楽に過ごせるのです
チャウチャウは噛む犬でもなければ
勝手で気ままな部分もありますが
飼い主を無視する犬ではないのです
勝手にしていいよと教えてしまっているだけです

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子犬は生後1か月からフィラリアの予防時期であれば
予防薬の投薬をします
体重量に合わせてミルベマイシン顆粒を
投薬しています

おなかに虫がいないのにも関わらず
虫下しは行いません
全頭検便をします
親の管理をしっかり行っていますので
子犬たちに虫が出ることは有りません
腸内細菌は親からが大事なのです

ドッグショー目的の繁殖ですが
親がショー用だとしても生まれた子犬全部が
ショー用で生まれるわけではありません
そして海外に出す子犬と私のもとに残す子以外は
ショークオリティーでもペット用として
お譲りしています
両親の賞歴・外国タイトル犬・輸入犬であっても
関係なく(送料は別)
マイクロチップ・フィラリア投薬・血統書申請代金
全て込みで30万円で、お譲りしています

Web Siteの子犬の譲渡に関して を読んでいただいてから
ご連絡をお願いしています
こちらから→
子犬の問い合わせ 
チャウチャウは、飼育に手間もお金もかかる
そういう犬種という事を
理解していただいた上で飼っていただきたいと
思っております
そのためにも、きちんと遺伝疾患や
チャウチャウに多い病気を理解していただき
きちんと検査をして疾患をできる限り取り除かれた
両親から生まれてくる健全で性格の良いチャウチャウを
購入してください
ただただ、そこにいる検査もしていない・遺伝疾患も
排除していない雄雌を交配して出来た子犬を買って
その後、大変な思いをしている飼い主さんが
少なくないことを知ってください
それが可哀想な子を作らない事につながります
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自分に出来る最高の環境・管理で
頭の中の理想のチャウチャウを目指しています
チャウチャウに携わって35年目、生涯勉強です
これからもチャウチャウの為に頑張っていくつもりです

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