本
2009年08月17日
三国志5
三国志(5)(吉川英治歴史時代文庫 37)著者:吉川 英治
販売元:講談社
発売日:1989-04-11
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いよいよ劉備軍が表に大きく出てくる時。
呉が魏の曹操を火計で大打撃を与えるあのレッドクリフのクライマックス。
映画とは少し違うけど、仁義ある関係から少しずつ生かされ殺されと三国志が大きく動いていく。
2009年08月05日
三国志4
三国志(4)(吉川英治歴史時代文庫 36)著者:吉川 英治
販売元:講談社
発売日:1989-04-11
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4巻にくると、いよいよ、諸葛孔明が現れ、趙雲も参加してくる。
まさにレッドクリフ、赤壁の戦いはこの巻から始まる。
映画とは若干異なるところはあるけど、映画の娯楽性から言えば、範囲内ではと思う。
登場人物の文章での印象は映画を見てしまったからかも知れないけど、そんなに違いはない。諸葛孔明はまさに映画の感じが文章でも読取れて面白かった。
ただ、諸葛孔明の詐術と言うか、計というのか、すごいと思う。
こんなに簡単に勝ってしまうのか? と思わせてしまう事がたくさんある。
三国志3
三国志(3)(吉川英治歴史時代文庫 35)著者:吉川 英治
販売元:講談社
発売日:1989-04-11
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三国志と言うからには、三国あるのかと思っていたら、まだ二国の争い。
魏の曹操、呉の孫権が頭角を表してきたが、劉備と関羽、張飛の三人組みがまだ行く所もなく、右往左往している。人がいいのか仁義を大切にする劉備だからか、国を渡してしまったり、むやみに国を取ったりすることはしなかった。
負けては逃げて、落ちぶれてそしてまたこの三人が再開する。
こんなんで、三国志の話が続くのかと不安にもなってしまう。
諸葛孔明はまだ出てきていないので、まだ本筋には入ってなく、序章になるのだろう。
ここで出てくるのが赤兎馬。きっとサラブレッドな素質があるのだろうか、それともダービー馬の素質まであったのうだろうか?と思ってしまう駿馬。その駿馬を曹操から受け継ぐ関羽。
関羽も曹操にとらわれるが、まるで中堅のように、曹操に劉備が見つかったら主人のもとへ帰ると約束をし、それまでは曹操に忠実に従う姿は、何か感動をすら感じる。
2009年07月31日
三国志2
三国志 (2) (吉川英治歴史時代文庫 34)著者:吉川 英治
販売元:講談社
発売日:1989-04-11
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黄巾の乱を押さえるために、数々の武将達が立ち上がった。
官軍として乱を押さえながら、強いチームが次の国を治めてしまおうとする野望が芽生え始めてくる。
劉備もだまってられず、関羽と張飛を携えて、民間軍として黄巾に立ち向かう。本では義勇軍などと言っています。
黄巾の乱が収まると、今度は各地で勢力争いが始まる。孫賢(レッドクリフの孫権の父)が、正義感の強い大将として描かれているがある戦いの時に、董卓とその猛将の呂布 袁紹とその従兄弟の袁術
このあたりの勢力争いに、曹操が立ち上がる。
劉備は仁義の人で、国を持たず、ただ乱世に流されながら、さまざまな人達に助けられて生きていた。
三国志1
三国志 (1) (吉川英治歴史時代文庫 33)著者:吉川 英治
販売元:講談社
発売日:1989-04-11
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項羽と劉邦を読み、レッドクリフを見ると、三国志を知りたくてしょうがなくなった。
さっそく、会社の知り合いに三国志を貸してくれるという人がいたので、さっそく借りることにした。
三国志(一)
世は黄巾族がひしめく中、三国志の主人公の一人劉備、字は元徳。彼がまだ若く、旅の中で、張飛と出会う。張飛は、関羽とはもともと旧知の仲。張飛が関羽をさそって、劉備の所へ行って、義兄弟の約束をする所が描かれている。
さらに曹操もまだ若く、若者の無茶な行動と野心が初々しい感じがよんでいてワクワクさせる。
他にも沢山の武将が現れては消えていくこの戦国時代が始まったばかりで、領地の争いやら、武勇の戦いがとても面白い。
2009年06月12日
すべてがFになる
すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)著者:森 博嗣
販売元:講談社
発売日:1998-12
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友人にすすめられ、さっそく読んでみました。
この本の作者は、「スカイクロラ」映画化された作品の作者です。
理科系の教授を歴任中に、作家としてデビュー。その後、作家が本業になったようです。
自分も理科系なので、どんな内容なのかなんとなく予測したと言うか、期待したものがありました。
実際には、その期待どおりの内容。 トリックが、学問的、少しコンピュータのプログラミング的な印象で、読みながら勉強できるような感じがとても楽しくなります。
よく、理科系の友人と話しながら、いろんな情報を得る感覚が、この本にはあると思うのです。
主人公は、女子大生。 好感度あるけど、ちょっとお金持ちの家庭と言うかエリートの家庭で、共感はまるでできない。 その主人公をささえながら、事件の真相にせまったいくのが、教授。 これは作者自身の経験を上手く投影させているのかな? と思わせる内容。 研究室の雰囲気や、研究生の雰囲気や表現は、なんか懐かしさすら感じ、まだ大学にいたときにこの本を読んでいたら楽しかったのかも。
この作者の本は多数あり、すべてを読み砕くのは結構大変です。
これから気晴らしに、一つ一つ読んでいこうかなと思ってはいるけど、どんどんシリーズが増えていくと、結構気が滅入っちゃうかもしれない。
この本の全てがFになる。 この題名と作者の出身を考えれば、おのずと推測できる、この「F」。題名が多くを物語っていると思うが、物語りすぎな感じもした。16進法だろうなと初めから思わせる文章が多すぎと言うか、理系のすきな16進法だけに、ちょっと期待しすぎたため、この部分は残念だったかなと思う。 犯人もうすうす気が付いたけど、少し結論は違っていた。まさか、、、とまでは思わなかったけど、推理小説の読み過ぎかもしれないけど、この人が犯人だったら面白いと言う視点があったため、勝手に期待がふくらみすぎてしまうのも問題かも。
まあ、主人公の明るく快活な女性は、いつ読んでも気持ちがいいもので、推理小説にはうってつけの主人公だと思うように、最近はなってきた。
名作と言われる、文学作品は、ほとんどの主人公が、みすぼらしいめだたない青年だったりするみたい。 心の闇を描くか、エンターテイナーなのかで、こうも主人公が違うのかと言う、文学作品との違いが分かってきたのも面白かった。
2009年05月10日
項羽と劉邦
項羽と劉邦 (上) (新潮文庫)著者:司馬 遼太郎
販売元:新潮社
発売日:1984-09
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項羽(コウウ)と劉邦(リュウホウ)
この本も紹介された本です。
とりあえず読んでみました。
感想は、とても面白いです。中国のことわざの原点の物語も出てくるし、なんといっても、この二人の生き様が、良かったと言うより、面白い、楽しい、おかしい、まあいろいろと表現はあるけど、マンガを読む感覚でも楽しめると思う。
時代は、2200年前くらいの話。中国の初めての皇帝が倒れる時期で、次の皇帝へのいざこざの出来事なので、歴史認識の説明が、この上巻で説明されています。
登場人物は、
主人公の劉邦。名字が「劉」で名前がない。劉邦の邦は、兄貴などの俗称らしいです。当時の彼の住む村には名前を付けない風習があったためと書かれていました。
次に、項羽。名字が「項」名前が「羽」由緒正しい名家の出だそうです。とても戦に強く、一人で突撃していって、相手の大将をしとめてしまうほどの猛将。
そのれに対して劉邦は、態度はでかいが、以外と戦下手。でも、相手の話をよく聞き、人望がやたら厚い。
さらに、劉邦の若い頃からのめかけ人の「簫何」(ショウカ) とても有能な役人。法を犯した人でも本質を見抜き、優しく育てたり保護したりする人。最後まで劉邦の見方。
「張良」(チョウリョウ)とても優秀な作戦家。若いが、戦術書をどこからか手に入れてから、劉邦のよき部下。
御者の「夏候嬰」(カコウエイ) 劉邦を好んで何時までもついて行った人。とくに項羽に追われて逃げ回る時のお話は、とても面白いし、彼は偉いと思う。
劉邦の下で初めて名武将となった「韓信」(カンシン)これが、めっぽう強い部隊を作った人。彼がいなかったらどうなっていたことか。初めは項羽の部下だったけど、あまり話を聞いてもらえず、劉邦の部下になった。その後劉邦の部下達から、彼はきっと役に立つと進められ、劉邦は話しを聴くようになる。そして、韓信の快進撃が始まる。戦術はかれは心理学を知っているかのような高いぶりは必読。
そして、なにより劉邦は、初め項羽とは同じ見方の軍。その後、始皇帝が倒れると、項羽と劉邦は敵対するようになる。
もともと、劉邦は、項羽には勝てない。と初めから逃げ腰。彼が襲ってくれば、全力で逃げる。逃げる。そして逃げる。でも、項羽が去ってしまえば、こっそり城を占領する。また項羽がせめてきて、すぐに逃げる。城を明け渡してしまう。
そんな繰り返しをしながら、劉邦は部下の意見を聞きながら、籠城しながら戦況をみまもる。
いろいろな戦いがあると思うが、こんな戦いがあったのかと、驚いてしまった。
この本は、人望とは何か?を教えてくれた本でした。
2009年05月09日
世に棲む日日
世に棲む日日〈1〉 (文春文庫)著者:司馬 遼太郎
販売元:文藝春秋
発売日:2003-03
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とある先輩に勧められた本。
半信半疑に読んでみることにした。
時代は江戸時代後期、明治維新が始まるきっかけの時代です。
日本人が大きなエネルギーを持って世界に羽ばたこうとした源泉がここにありました。
私はもともと歴史は苦手な方でしたが、この本は主人公の吉田松陰と高杉晋作について、彼ら個人の魅力を引出すようにかかれていました。
吉田松陰と言えば、なんか偉い人。くらいしか思っていなかった上に、なんか冷たい人のように思ってもいました。
ところが、この本を読んで分かったのですが、実際には純粋の少年そのものだったのです。
さらに偉い言葉を言う人と言うより、10年先の未来が見える人で、先々の事を想像しながら、つよい信念とともに思想が斬新でどちらかと言えば面白い人だなと感じました。
この吉田松陰がもし現在にいたら、自分は友達になれると思ったほど。
例えば、友達の約束のために幕府の法を犯したために、牢屋に入れられるわけだけど、その牢屋にいる人達をあつめ、それぞれの良い所を引出し、それぞれが先生になりながら、楽しく過ごした話など、人を疑う事をしない彼の魅力に完全に惹かれました。
また、世界に出なくてはと思うきっかけになった黒船事件の時は、渡航は死罪にあたる法があるにもかかわらず、黒船に忍び込み、英語もわからず、船の乗組員に密航のお願いをする所なんか、今でいう、UFOが黒船で、アメリカ人が宇宙人に例えられるくらい飛んでもない事を考えた人だったのかなと思っています。
普通、UFOに忍び込もうなんて人はいないでしょう。
そんなこんなで、1巻から2巻までは吉田松陰で、彼の弟子である高杉晋作は、2巻の終わりから4巻まで書かれています。
先輩は高杉晋作こそ、日本を変えた源泉だと言うけど、自分はやはり吉田松陰でしょうと思うのであります。
確かにどちらも楽しい人達で、吉田松陰は変人的なまっすぐな子供心をもった人だし、高杉晋作は暴走するパンクな人。 今もこういう人達沢山います。彼らがとった行動の一つ一つの想いは、今の同年代、20代の人にもあると思う。
いろんな意味で、楽しませてくれた幕末の一幕の出来事、坂本龍馬や西郷隆盛の話より、とても魅力的で、ドラマティックと言うかファンキーな物語でもあると思うので、是非一読してみてはいかがでしょうか?
見所は、吉田松陰の人を疑わない行動と、高杉晋作のいたずらてきなちょっかいじみた革命の種まきでしょうか? 読んだ皆様はどう思いますか?
2009年04月02日
グレートギャッビー
グレートギャッツビー
そんな本を読むとは今まで夢にも思わなかった。
翻訳本だが、この本は、ノルウェーの森の中に出て来る本で、主人公が好きで、何回でも読む本として書かれている。実際は、作者が好きな本だったらしく、実際に、最近になって、作者自信が、自分の解釈で訳本を発行している。この本がそうだ。
ノルウェーの森の中で、「ライ麦畑でつかまえて」著サリンジャー の話が一瞬でってくる。主人公の変わった言葉遣いに対して、まるでライ麦・・・みたい。と言ったのが印象的だった。
もともとライ麦畑でつかまえて、は有名な本で、ちょっと変わった主人公の話が、かなり強い印象を受ける内容だ。 そのライ麦・・の本の中に、グレートギャッツビーが出てくるらしい。 自分も、ノルウェーの森を読む途中で、「ライ麦・・」の本を思い出したくらいだから、どこか共通する点があるのだと思う。
さて、そこで、グレートギャッツビーがそんなに良い本かと思い、読んでみたくなったのだ。 本は、二人の人が翻訳本を出している。 せっかくなので、村上春樹訳を呼んで見る事にした。
実際に読んでみると、何がいいのか分からない。 と言う印象があった。
主人公が何かをするというものではなく、主人公はギャッツビーではないし、ギャッツビーの人生を、客観的に眺めた本だった。ギャッツビーと言う人物がそんなにすごいのかどうかも分からないが、本の中では、豪邸に住んでいる。 豪邸に住むにいたる彼の人生はそんなに深く書かれていないが、豪邸に住むことによって、彼がしたかった事から、物語が始まる。 謎の多いギャッツビーだが、主人公に対して、少しずつ心を開いていく。 しかし、物事はなかなか上手くいかず、物語はすぐに終盤へと向かう。
この本が高い評価を受けているのは、どうやら英語版の表現、描写によるものらしい。 それを訳本で読んだところで、それが伝わるかどうか疑問だと、訳者 村上春樹は言っている。
ところで、この「グレートギャッツビー」は映画化されている。ロバートレッドフォードだったと思う(違うかも) これを見た、マンダムの社長が、感化されたかどうかしらないが、「ギャッツビー」と言う商品が生まれたそうだ。
いまや、キムタクが踊りながら歌うギャッツビーが印象的だが、原点のギャッツビー氏がどんな人物だったか知っておくのも面白いと思う。
3日もあれば読み終わる量なので、一度読んでみてはいかがでしょうか?
グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)
著者:スコット フィッツジェラルド
販売元:中央公論新社
発売日:2006-11
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そんな本を読むとは今まで夢にも思わなかった。
翻訳本だが、この本は、ノルウェーの森の中に出て来る本で、主人公が好きで、何回でも読む本として書かれている。実際は、作者が好きな本だったらしく、実際に、最近になって、作者自信が、自分の解釈で訳本を発行している。この本がそうだ。
ノルウェーの森の中で、「ライ麦畑でつかまえて」著サリンジャー の話が一瞬でってくる。主人公の変わった言葉遣いに対して、まるでライ麦・・・みたい。と言ったのが印象的だった。
もともとライ麦畑でつかまえて、は有名な本で、ちょっと変わった主人公の話が、かなり強い印象を受ける内容だ。 そのライ麦・・の本の中に、グレートギャッツビーが出てくるらしい。 自分も、ノルウェーの森を読む途中で、「ライ麦・・」の本を思い出したくらいだから、どこか共通する点があるのだと思う。
さて、そこで、グレートギャッツビーがそんなに良い本かと思い、読んでみたくなったのだ。 本は、二人の人が翻訳本を出している。 せっかくなので、村上春樹訳を呼んで見る事にした。
実際に読んでみると、何がいいのか分からない。 と言う印象があった。
主人公が何かをするというものではなく、主人公はギャッツビーではないし、ギャッツビーの人生を、客観的に眺めた本だった。ギャッツビーと言う人物がそんなにすごいのかどうかも分からないが、本の中では、豪邸に住んでいる。 豪邸に住むにいたる彼の人生はそんなに深く書かれていないが、豪邸に住むことによって、彼がしたかった事から、物語が始まる。 謎の多いギャッツビーだが、主人公に対して、少しずつ心を開いていく。 しかし、物事はなかなか上手くいかず、物語はすぐに終盤へと向かう。
この本が高い評価を受けているのは、どうやら英語版の表現、描写によるものらしい。 それを訳本で読んだところで、それが伝わるかどうか疑問だと、訳者 村上春樹は言っている。
ところで、この「グレートギャッツビー」は映画化されている。ロバートレッドフォードだったと思う(違うかも) これを見た、マンダムの社長が、感化されたかどうかしらないが、「ギャッツビー」と言う商品が生まれたそうだ。
いまや、キムタクが踊りながら歌うギャッツビーが印象的だが、原点のギャッツビー氏がどんな人物だったか知っておくのも面白いと思う。
3日もあれば読み終わる量なので、一度読んでみてはいかがでしょうか?
グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー)著者:スコット フィッツジェラルド
販売元:中央公論新社
発売日:2006-11
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ノルウェーの森
村上春樹 ノルウェーの森 そんな名前はよく知ってはいたが、何がいいのかわからないので、今まで彼の本を読んだ事はなかった。そんなとき、イスラエルでなんかの賞を取った報道を見たのと、一番ノーベル文学賞に近い人物と言う噂から、一体なにが、彼の作品を高く評価しているのだろうか?
と言うことで、この本を読む事にした。
内容は、1969年代。用は、団塊の世代の大学生時代の話が中心だ。
主人公は、ただなんとなく大学に入学し、高校時代の親友の彼女と偶然出会うところから物語は始まっていく。
生と死、真実と嘘、そんな言葉がテーマにあるように感じる。
主人公がいろんな人と出会って、いろんな事を考えていく。あくまで標準てきな考え方で、飛びぬけているわけでもない。 世の中をよく客観的に見れる人物だ。
すでに過去に人となった親友。その親友の彼女に出会い、恋をする。 その間で彼女に深刻な問題があり、遠距離恋愛になったとき、さらに、自分に合う女性と知り合う。 誰を好きになればいいのか? 自分の行動指針と、感情に左右される若者の心の葛藤が、なるほど、とても分かりやすく描写されている。
すごい文学なのかとおもいきや、どちらかといえば、恋愛小説、さらに、少しエロい小説の描写もあり、当時の小説には珍しかったのが、ベストセラーになったのかもしれない。
でも、自分からすると、彼、主人公は、特に何も努力しているようには見えない。いろいろと周りに流されていきながら、しがみついて生きていく姿があり、結局人間なんて、こんなものなのか?と言う印象が強かった。
この小説は、「世界の中心で愛を叫ぶ」が出るまでは、歴代1位の売上げ部数だったそうだ。
まあ、話の種に読んで無駄ではないと思う。



