猫のシャンプー

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猫の毛質別に合わせたブラシングの方法やグルーミングの仕方などを書いています。
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  • 3.猫のシャンプー
  • シャンプーの選び方

3.猫のシャンプー

猫って、濡れるのが嫌いだから
いざシャンプーを始めると暴れたり・引っかいたり
途中で「イニャ〜」 ダッシュ!ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ!と逃げたり
あたり一面水浸し。。。 何てことはしょっちゅう(ーー;)


シャンプが嫌な理由を聞いてみると
 ・シャワーの音
 ・長い時間、じっとしている事
 ・ドライヤーの大きな音  以上だそうです
ストレスを感じさせないように、手早くしなくては〜 (・◇・)ゞ

シャンプーされた後の猫はぐったりしているはず。
自分のニオイを付け戻すためのグルーミングが忙しいかも
半日以上はあまりかまわず、猫の好きにさせてネェ (。・m・)クス

予防注射の前後2週間
食後・少しでもいつもと違う、
と思われる体調変化がある時はシャンプー禁止だよ




★猫のシャンプーの手順
1.ぬらす
人肌程度のお湯で、お尻からソォーとお湯をかけ
全体をよく濡らす

顔に直接お湯をかけたり、耳の中に水を入れないようにネ


2.泡立てる
シャンプーを全体にまんべんなくかけて
毛の流れに沿って、首から下へマッサージするみたいに泡立てる

指先を立ててゴシゴシやると 痛がって逃げるよ
シッポは両手の平で包み込み、もむようにすればウンチもきれいに♪
顔周りは、シャンプーが目や耳に入らないように
片手で顔を固定させて、指で丁寧に
 (あごは、食べこぼしの汚れが付きやすいから忘れずに(☆゚∀゚)
指の間って、結構汚れがたまってバッチイ ヨ


3.すすぎ
シャンプーのすすぎ残しがあると皮膚病になる事もあるから
首から下に向って全体をしっかりすすいで下さい (人^ω^)

顔周りはシャワーではなく、スポンジなどを使って優しく
リンスは 時間を置かずに全体に馴染ませたらすぐ流してしまってOK
お腹側は結構すすぎ残す事があるから、
前足を持ち上げて「起立!」させた状態でシャワーを当てると上手く行くよ
それと、『わきの下』『内股』『おしり』もすすぐのを忘れないで〜〜

リンス
薄めて首の位置からかけて全体に馴染ませたら
すぐに流しましょう (・∀・)つ
時間を置くのは、猫にとっては負担だよ。


4.かわかす
すすぎ終えたらすぐにタオルでスッポリ包み、
水分をしっかり取ると同時に「えらかったネェ〜」安心させて♪

顔にドライアーを当てるのはNG! 目や鼻が乾くのを嫌がるよ
ドライヤーは 猫から見えないように後ろから使うと意外とジットしていてくれる
猫を触ってヒンヤリしていたら、乾いていない証拠
湿ったまんまですと、身体が冷えてしまうので『コーム・ピンブラシ』を使って根元まで乾かすようにしましょ~

ドライヤーは意外と温度が高くなるので
猫から20cmは離して使うようにネッ


★我が家の猫の場合
・長毛猫の場合 
Mixなんだけど、毛が長いので
耳の後ろやシッポが皮脂でベタついて、毛が束になって固まっていました
本来なら「スタッドテール」用のケアークリームが良いのですが
台所用の中性洗剤を薄めて、固まりをほぐし
シャンプーでしっかり洗い流しています。


ohuro

・短毛猫の場合
キッキ(老猫)はとにかくシャンプー嫌いなので
お湯でタオルを濡らし、軽く絞り全身をフキフキ♪ 

ホットタオルで拭くだけでも きれいになってるッス

シャンプーの選び方

シャンプーは、あまり頻繁にしすぎると、
身体に必要な脂分までもがなくなってしまったりしてトラブルの原因にもなります
年齢や健康状態、環境や季節によって頻度は異なりますが、

・被毛がパサついていないか。
・見た目が汚れていないか。
・皮膚が脂っぽくないか。(スタッドテール)
・フケが出ていないか。
・体臭がきつくないか


↑次のようなことを観察してみて
月に1〜2回程度はシャンプーをしてあげましょう。

ほったらかしにしすぎると、
毛穴につまった皮脂により雑菌が繁殖し、皮膚病などの原因にもなります。

シャンプーでホコリや死毛、ノミやダニ、
毛穴の皮脂などをサッパリ洗い流してあげましょう(・∀・)♪+.゚


★シャンプーの選び方 
市販されているものはたくさんの種類がありますね。
選ぶポイントとしては、シャンプーの成分です。

1.洗浄力がマイルドで必要以上に皮脂分を取りすぎずに連用できる。

 pH5前後の弱酸性と、なっているもの。
 アルカリ性(pHが高い)シャンプーは、
 ツヤのないバサバサした乾燥毛にし、静電気を起こしやすい状態にします。


2.皮フを引きしめ保護し、炎症などを抑える効果がある
 
 トリートメント効果 の高い特殊タンパク質(P.P.T)が配合されていること!
 タンパク質は被毛を丈夫にし、傷みにくくしてくれます。
 被毛全体にハリ・コシを与え、ソフトなボリュームと自然なツヤが出てきます。


3.皮フの新陳代謝を促進させる

 ハーブエキスや水溶性硫黄などが適切に処方されているものは、
 抗菌・消炎効果に加え、皮フの新陳代謝を促してくれます。



強すぎる洗浄力による肌荒れをカバーしたり、
傷んでしまった被毛の見かけだけを良くするために配合したオイル分が原因で、
被毛のハリ・コシをなくし、ベタ付き・汚れ・油焼けを起こしてしまうシャンプーもあるので、選ぶときに(ph・P.P.T)を見るのも大切なことです。