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なんでこんなに

すっきりしてるの・・・?

 極めて普通なはずだった青年・永瀬が迷い込んだ村は
全てが籤で決まるという女だらけの異様な世界だった…
「村長」と崇められ、快楽の限りを尽くすことを許され、
快楽に溺れた永瀬はクズと化し、村のおぞましい秘密も
明らかになっていく。
クズ男と村の結末は!?大ヒットコミック堂々完結!

そんなわけで、大見武士さんの『かみくじむら』第4巻を購入♪
世間から隔絶されたカルト村での村長を巡る物語もこれにて
完結を迎える本作となっています。
そんな第4巻ではフタバのリークでソウジが生きていることが
村長に発覚し、それが原因となって村が崩壊の危機へと一気に
動き出すことに。そこで語られる村長の秘匿された過去・・・
はたしてそこで語られる真実とは。

そんな、カルト対クズの結末の行方が気になる本作。最期まで
永瀬のどクズっぷりがいっそ清々しいまでの第4巻でありますw

第4巻は永瀬がくじ引きの結果、正式に村長として確定した
その続きから。
それに(前)村長は村長就任祝いを行うといって酒宴の準備を
始めることに。村の女性達も新たな村長の誕生に大喜びで、
これで自分たちは何回生まれ変わっても永遠に幸せでいられる
とまさにお祭り騒ぎw

そんな彼女たちの様子に『なんと愚かでかわいい娘達だろう』
と冷めた目を向ける村長。どうやら村長としては自分の幸せだけを
追い求めた結果で、決して彼女たちの幸せを願ってこの村を
存続させてきたわけではないと内心を覗かせる。
そして、そんな彼女たちを見ながら村長はいずれ自分が死んだら
みんなを開放してやることが愛だろうか、と疑問が頭をよぎる。
だが、それを村長は即座に打ち消してしまう。
もし、彼女たちを村から開放すれば待っているのは外の世界の
弱いものが搾取される本物の地獄。自分が死ねば村の女達も
道連れにしなければほんとうの意味での責任を果たせないと
いう結論に達する村長。まさにカルト思考そのものといった
彼でありますw
 

そんな、自分の老いに息子のソウジが生きていれば、と後悔を
する村長。
だが、そこにフタバが現れ、ソウジが生きていてエリさんと
共謀して永瀬を利用して村長を騙そうとしていると言いふらして
しまうw
過去に村の女達を開放しようとしていたソウジが天罰を受けて
死んでいなかったことが発覚してしまう村長。
そんな自分の絶対的権威が揺らぐ事態を招くフタバ。村長の
逆鱗に触れてしまい、射殺されてしまう彼女であります。

フタバとしては真島が殺されたことを認めさせて永瀬をひきずり
落とそうとしたんだろうけど、いかんせん狭い村の中で育った
せいで周りが見えていないことが仇となっちまったな💧
まさに藪をつついて蛇を出すといったところか・・・
 
 

一方、村でのフタバのことをまだ知らないエリさんと
永瀬。
村長が就任式で村人全員を殺そうとしているとエリさん
は永瀬にリークすることに。そんなソウジの村長捕縛計画に
これで村の女達から愛され、尊敬される人生が始まると悦に入る
永瀬。計画に怯えるエリさんを抱きしめて君だけは守るとすっかり
勝ったつもりの彼女でありますw

あら、自己陶酔www

つか、村長を『悪の教祖』扱いで自分は正義の味方気取りかよ
このどクズは💧
 

しかし、そこにミナちゃんがやってきて、浮かれた永瀬は
そのことをうっかり喋ってしまうw
すると、その背後には・・・

あちゃー、永瀬、やっちまったぁあああ!
 

さて、そんな永瀬をコマにしてのソウジとエリさんの計画を
知ってしまった村長。
その中で彼の子供の頃の村の過去が明らかに。

それは60年前にこの村で行われた元帝国陸軍軍医少佐『富士内』
の人体実験。アメリカに引き渡された731部隊の人体実験データの
追試と治療薬の開発という名目で引き継がれていたというわけです。
そこで少年だった村長は富士内に恐怖で支配されていた模様。
だがそれをふとしたことから富士内からの恐怖支配から逃れる
出来事が起こることに。
一瞬の富士内のスキを見た村長は首を短刀で斬りつけて殺害
してしまったのだ・・・

そうして村長は富士内が洗脳して人形とした者たちを使い、死体を
勝利し、国や関係している製薬会社に脅しをかけてこの村を作った
という流れ。なるほど、今の村長の幸福には富士内の行動が色濃く
影響されているというわけか。どんな(倒錯した)幸せでも人から
奪われて最期を迎えたらそれは不幸。だから村の中に自分だけの
楽園を築いて引きこもってしまったということなんだな。
 

そんな、子供の頃の村長は富士内によって女装もさせられて
いたらしいことも明らかに。
そら性格も歪むって💧
 

さて、永瀬に村長捕縛の計画を伝えたとソウジに話すエリさん。
だが、村長が流せと話している背後からエリさんが忍び寄って
拘束するという永瀬の計画に

なんでそんなにバカなんだ

とソウジは頭を抱えてしまうw

そんな中に永瀬がやってきて、うっかり勢いで村長を
殺してしまったと入ってくるのだった。
えぇ、ドウイウコト?
 

しかし、そんな永瀬の背後からは件の村長が!?

どうやら村長は武術を習得していて、永瀬を圧倒w

ま、そんなオチだろうな💧

そこで、拳銃で永瀬を殺そうとするがそこにミナちゃんが
かばったことからソウジとエリさんの居場所を教えれば殺さない
と交換条件を出すことに。それに即答した永瀬だったというわけですw
武術を使う村長に卑怯者だと内心叫ぶ永瀬w
本人にまともに言えない時点でクソ確定だろwww
 

そして、村長にべらべらとソウジやエリさんのことを
暴露する永瀬。
だが、それも恥も外聞もなく誤解だとエリさんに言い訳の
どクズっぷりを晒す彼でありますwwww

なにこのハイパーどクズ💧
 

さて、そんな無双村長に絶体絶命に陥るソウジやエリさん。
だが、そこでミナちゃんが村長に隠していた短刀で斬りかかる
事態に。それは永瀬が指示したもので、やらないとエリさんが
死ぬという純真さに漬け込んでヤラせたものだったのだ。

それに形勢逆転のソウジ。だが、拳銃を奪うも武術で無双の
村長に対しては動きを止めておくだけが精一杯だと判断した彼は
エリさんとミナちゃんだけを隠し通路に落として逃がす作戦を
行うのだった。

そこで残った永瀬に協力を求めるソウジだったが・・・
 

コイツ、やりやがったぁあああ!

そんな、ソウジを見捨てて一人で穴に落ちて逃げ出す永瀬w

ここでもクズっぷりを発動する彼だったが、そんな永瀬に
対してソウジは想定内だったようで、永瀬の行動が織り込み済み
だった彼は時間稼ぎに利用して村長もろとも瓦礫に自ら下敷きと
なって殺害を図るのだった。

 

そんなソウジの行動にタナボタの永瀬w

すっかり勝者気取りの彼だったが、一人で逃げてきたことから
エリさんはこれまで永瀬の言動がすべてウソや言い訳ばかりだった
ことに気づく。
兄が自分をかばって死んだことにショックを受けるエリさん。

そんな彼女に永瀬は・・・

てか、この勝利のポーズがムカつくわー💧
 

そこに村長が島全体に仕掛けた爆弾が爆発し、永瀬はそこでも
エリさんを見捨ててミナちゃんと二人で船で島を脱出。
爆弾は村を飲み込み、村の女達もすべてその姿を失って
しまうのだった・・・

助けを求めるエリさんに永瀬が言い放った言葉をご覧ください

くそビッチがやっぱ中古はダメだわ

 

そんな、最悪の事態にも

まぁ、でも仕方ないよなー

とここでも自己弁護の永瀬w

それに自己のしたことに恐怖するミナちゃんだったが、そんな
彼女をここでも彼は自分を正当化する言い訳に汚そうとする。
それに自分の心の均衡を保とうと無意識に流されようとする
彼女だったが・・・
 

最後に描かれたミナちゃんはこんな姿に・・・
はたして永瀬が得た幸福の行き着く先とは・・・
 

そんなわけで、今回で結末を迎えたかみくじむら。
最期の最期までそのどクズっぷりが凄まじい永瀬。彼の
嘘と言い訳に巻き込まれた村長を始めとした登場人物たちの
末路を思うと闇の深さが異彩を放っていたなぁ、と。
まさに本巻の帯に書かれていたように
クズがカルトを凌駕する
という煽り文句がぴったりハマる本作、衝撃のラストに拍手の
最終巻でした。
せめてミナちゃんだけは幸せになってほしいなぁ。
なんか、村長の二の舞のような気もするけど💧