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6月20日はわらない・・・



繰り返される同じ時間、しかし確実に季節は巡り続ける。

だがそれに誰も気付かず淡々と過ぎていく日常・・・

そんな世界から取り残された感覚を味わい続ける理樹。

そして来ヶ谷唯湖は彼に何を伝えようとしていたのか・・・
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繰り返しやってくる6月20日。

それに違和感を感じ学校へ向かい繰り返す日常の痕跡を探そうとする。

しかし彼がみるものすべては昨日とはまったく変るところがなかった・・・

昨日と同じことが起きている・・・

それなら自分が経験した20日の夜の出来事は・・・?

そう考えながら理樹は恐る恐る放送室のドアを開ける。

するとそこにはこれまでと同様にピアノを弾く姉御の姿が。
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どうした、少年。

夢の続きでも見ているような顔だな?
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優しく微笑みかける彼女、しかしそれだけに彼の心はこれまで異常に

大きく揺らぐ。そしてその不安から逃れようと彼女にも今日は何日なのか

訊ねようとその身を前に乗り出す。
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僕たちは昨日カレンダーを見ながらリトルバスターズの話をした。

6月20日来ヶ谷さんが仲間になってまだ一月だ。なのにもうずいぶん

経ったような気がする・・・
と、
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そんな会話を自分たちは前にもしたことがある、そう訴える理樹。

しかし、姉御のほうは詳しくは覚えてはいないものの、昨日確かに一緒に

花火を見た、その記憶だけは残っていると。そしてそのバカ騒ぎと楽しさも

同時に・・・
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その記憶を懐かしそうにめぐらす姉御。

しかし、その顔には寂しさだけが漂い、そして
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あれほど楽しい夜は多分、もう、来ない・・・
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そんな悲しげな表情に変る。

しかし理樹はそんな彼女の不安を解きほぐそうとまた楽しい事は(時が

過ぎれば)またやってくる、と答える。

だが、彼女はその言葉を聞いたとたん、手に持ったカップを落としてしまうほ

どに動揺を走らせてしまう。

そして、
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お願いだ、理樹君。

少しだけこうさせてくれ・・・
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背中から理樹を包むように抱きかかえるのでした。

しかしその指は少しだけ戸惑うように宙に浮いたまま・・・

そこにはもちろん異性として意識する彼女の純情な気持ち、そして恐らくは

真実を知っているであろう彼女の心の迷いが描かれていたように感じられ

ます。

忘れたくないんだ、あの花火の夜を、ずっと・・・
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そんな二人の切ないやり取り。

それを恭介はただ黙って見守るかの様に雨の降る校庭で一人佇むばかり。

それもまたまるで真実を知っているがために言い出せないやるせなさを孕

んでいるようにも感じられます。

果たして彼らは理樹の、そして世界の秘密をどのように捉えているのでしょうか。
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そんないつもと違い弱々しい唯湖に触れ動揺を隠せない理樹。

そんな中で何かがおかしいと感じる彼。だが、そんな彼をいつもの眠りが

襲う。そして・・・
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再び6月20日を迎えてしまう・・・

そこはいつも通りの雨模様、
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そして更に、
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彼が再び目覚めた時にも日付は進まず相変らず6月20日からは変ることが

ない。しかし彼以外それに違和感を抱くものは誰一人いない。しかも昨日の

出来事だったはずの花火大会は既に半月以上も前の出来事として彼らには

認識されていたのでした。

その上真人がコーヒーをこぼして作った修学旅行のしおりもその痕跡すら見

せずに元のとおりに綺麗なまま。そして今日は修学旅行の説明会が行わ

れると鈴ちゃんはいう。
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そんな彼に

なんか変だな、おまえ
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と鈴ちゃん。しかし、彼の言う違和感というものにはまったく気付いた様子は

なく、理樹もまたそれ以上追及する気力も萎えてしまったようにうなだれてしま

う。

そしてみんなから隔絶されたような気分を味わう理樹。

しかも繰り返される日常は同じ日であっても少しづつその様相を変えつつある。

一体何が彼らの身に起こっているのか・・・?
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そんな不安の中、彼は更に不可思議な事態を目の当たりに!?
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雨だったはずの6月20日。なのにそれがいつのまにか雪に・・・?
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そんな異常な出来事に声をあげる理樹。しかしそれさえ見てもクラスメイト

達はそれが当たり前でもあるかのような反応しか見せない。
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これにはさすがに言葉を失ってしまう彼でした。

これは一体どういうことなのでしょうか。
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こうして彼はまるで夢の中にでもいるかのような感覚を味わい、次第に

現実感を失ってしまっているようでした。

そして未だ繰りかえられる同じ日、同じ時間。その中で彼もまた次第に記憶

が曖昧になっていく感覚を味わうことに。時の流れに押し流されてゆくのでした。

何度目の6月20日だろう、もう思い出せない
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だが、そこでふと恭介の事を思い出す理樹。

彼なら何か知っているかもしれない、と思い当たる彼。さっそく電話をかけて

話をしようと行動を起こそうとするのだが、何故か彼は電話にでるどころか

校内を探してみても一向に見つける事ができない・・・?
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恭介に知らないことなんかない、そう考え部屋を飛び出す理樹だったが

彼の足取りはおろか世界さえもその曖昧さを露呈するように変化を見せ

始める。そう、まるで誰かの意志が介在しているかのように・・・


そうして彼の行き着いた場所はいつもの放送室。そこではいつもの様に

ピアノを弾く唯湖の姿を見ることができた理樹でした。
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どうした、少年

夢の続きでも見ているような顔だな?
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再びこの言葉を聞く理樹。

あの日はいつだったんだろう

僕が始めてこの放送室に来た日、今がずっと続けばいいのにって話した。

来々谷さんは僕をからかって僕はちょっとドキドキして一緒に笑った、楽しか

った。あの日はいつだったのか、どんどん遠くなっていくんだ・・・
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だが、彼女はそんな彼に対して

忘れてしまえ、私といた時間なんか!

とどこか悔しそうに答えるのでした。
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忘れてしまうがいい、私のことなんか!
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そうして静かに、そして震えながらこの二人がいる今の世界について

語り始める唯湖。理樹が閉じ込められている6月20日、これは

今がずっと続けばいい、そんな理樹以上に願いを強く思った唯湖自身の

夢の続き・・・
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今が永遠に続く夢の世界
・・・
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この世界は彼女自身の夢が構築させた世界だったのですね。
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ありえない、そんな・・・?

わからないよ、僕には何一つ
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理樹君、聞いてくれるか、私の昔語りを
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こうしてこの夢ができる原因、幼い頃の自分の話を始める唯湖。

その頃の彼女は今のように天才的な頭脳と身体能力に恵まれ天才少女の

名を欲しいままにしていた。だが、彼女にはその反面感情というものが一切

欠落していて笑うことができなかった子供でもありました。
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最初はその才能に目をつけた大人たち、しかし愛想も、そしてそれ以上に

何事にも興味を示さない彼女は次第に疎まれていく。そして同年齢の子供

達からも浮き上がった存在になってしまうのでありました。
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何でもできた唯湖ちゃん、しかしみんなには当たり前のことを知らなかった。

それ故に感情を表現すること事態を知らなかったのですね。

本当にからっぽだったんだよ
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そうして居場所をなくしていった彼女はそこから逃げるようにこの寮制のある

学園を選んで飛び込んだ。

そして楽しそうに毎日を謳歌するリトルバスターズの面々と出会い、笑ったり

怒ったり、共に交流を深めていくうちに自らの感情を取り戻していくことに

なるのです。そして自分の居場所も・・・
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共に喜び共に泣く
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そんな感情を知った
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何もかも初めてだった、

初めてをたくさん見つけたんだ
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私はとうとう自分の居場所を見つけたんだよ
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ずっとここにいたかった、もっと初めてを見つけたかった

でももう行かなくてはならない

運命はもう変えられないのだから・・・
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そう囁く唯湖。そして、これは、この夢は彼女の最後の願いだったのと彼

女はいう。そしてそれが覚めた時、物語は再び動き出す。
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次に目を覚ましたとき、

君はこの夢をすべて忘れているだろう
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6月20日が終わり時間が流れ出した時、運命の刻が

君を待ち受けているだろう
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そんな謎めいた言葉を語る彼女だったが、理樹の何故という叫びには苦渋の

表情を滲ませ俯いてしまうばかり。

そしてただ一言、

鈴君を守れ
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と。

だが、理樹はそんな別れ際ようなの彼女の態度に抗おうとするばかり。

唯湖はそっと手を伸ばし
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初めて知ったよ、

涙が出るのがこんなに切ないものだったんだな?

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もっと知りたかった、好きという気持ちを・・・
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そう名残惜しそうに寄り添い語る唯湖。

そして彼女は涙と共に淡い世界の彼方へと姿を消していってしまう。
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ありがとう、そんなありきたりの、そしてとても暖かい言葉と・・・

笑顔を残して・・・
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特殊ED「Song for friends」

この世界観によくあっていて曲を聞いただけで涙が出てきます。
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そして動き出す世界。そこで理樹を、そして鈴を待っているのは・・・?
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今回で来々谷唯湖変編も終了。

なんとも不思議でとても切ない内容でしたね。

繰り返し同じ時を刻む夢をみる唯湖。それに縛り付けるように理樹をも

巻き込んだ彼女の心境、それは次に始まる出来事が彼と鈴ちゃんに重く

のしかかってくることを予感してのことなのでしょうね。

それを出来るだけ先に伸ばそうとしているのか、それとも自分と理樹の甘い

想い出を味わっていたかったのか、それはわかりませんが彼女が姉御肌

である以上にとても優しい子であるのがとても感じられるエピソードだった

と思います。それに伴う演出も素晴らしかったですね♪


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