知財だこのやろー

独立しました!!

全く更新滞っておりましてすみません。

いやはや、
前回の飲んべぇ投稿のままほったらかして、
もはや誰も気にかけていないんではないかと思いましたが、
久しぶりに更新。。

3年弱働きました外資コンサルを退職いたしまして、
5月に独立して知財事務所を開きました!!

その前は12年ほど知財業界におりましたので、
3年ぶりに戻ってきた感じです!


いや。
立ち上げ結構大変だった・・・

何もない状態で放り出されるので(自分で選んだわけですけれども・・・)
メアド作り、名刺作り、HP作り、銀行口座開いて、特許庁に識別番号もらって、出願端末セットアップして、いやいや、それどころかもう古くて使えなくなっていたスマホを買い替え、ノートPCを買い替え、モニターを買い、みたいなインフラ的なところから全部やらなければならず、
何ともやること多過ぎ!!


ありがたいことに、お仕事を振っていただける友人、知人もおりまして、
いきなり結構忙しく、もう前職コンサルでよく言われていたことですけれども
「走りながら考える!」
をやり続けております・・・

開業して2か月ほどたちますが、
いまだ落ち着くことは無く、
はてさてどうしたものかなぁと・・・


最近の悩みは、
知財の個人事業主って、自身のスキルにかなり依存しているうえに、自分の力だけで仕事が取れるのですが、やるのが自分しかおらず、かなり時間の切り売りになってしまっていること・・・

これでは全くスケールしない!!

ということで人を雇おうと思っているのですが、
どうやら最近の知財業界はそれほど流動性が高くないらしく、
若手でイケイケの人は多くない・・・

誰か良い人がいたら紹介してください!!
情報系の明細書書ける人を募集しております!!


とにかく半年くらいは走り続けるしかないですねー
 

オープン&クローズ戦略 小川紘一著

OpenCloseオープン&クローズ戦略
日本企業再興の条件 増補改訂版
小川紘一著


2017年10月25日 読了


知財屋的には特許に意識が向きがちだが、
どちらかというと技術ノウハウのオープンとクローズの
線引きを考えながらビジネスをすべき
と言う示唆なんだろう

特許は当然とっておくべきだが
結局価格競争になると負けるので、
いかに技術ノウハウをクローズにした状態で
契約で縛りつつもアライアンスでどこまで売り上げを伸ばせるのか
と言うところがポイントだと思う。

内容的にはCD-Rで台湾企業に負けたにもかかわらず、
その時の反省を生かして技術はブラックボックスにつつも
あえて台湾企業にライセンスを与えてDVDを作らせて、
シェアトップになった三菱化学の事例が素晴らしいと思った。

まだまだ過去に学ぶことはいっぱいあるなー

インビジブル・エッジ - Mark Blaxill, Ralph Eckardt 著

InvisibleEdgeインビジブル・エッジ
Mark Blaxill, Ralph Eckardt 著


2017年5月24日 読了


知財の(特に特許の)重要性について
過去の歴史を紐解いて説明してくれている。

法律系から入った人とは考え方が全く違っていて、
ビジネスの視点でのアプローチで知財を考えている点、
とても新鮮な本だった。


著者は25年BCGで働いてStrategicグループのトップをした後に
知財のコンサル会社を立ち上げた。。

散々企業戦略をやりつくした先に行きついた場所が知財というのが非常に興味がある。


残念ながら本書の中では彼らが現在提供している知財をベースとしたコンサルについては触れられていないけど、どんなコンサルをやっているんだろうか・・・


あと、日本とアメリカだと知財のインパクトが全く違うよね・・・
ここは制度の問題なのか、R&Dに対する考え方の違いなのか・・・
 

知財戦略のススメ - 鮫島正洋・小林誠 著

ChizaiSenryaku知財戦略のススメ
コモディティ化する時代に競争優位を築く
鮫島正洋・小林誠 著


2017年5月22日 読了


鮫島先生の知財戦略の本
共著でデロイトの知財の小林さんも執筆している。

自分がもうちょっとちゃんと知財戦略語れるようになったら著者の方々と一回話をしてみたいなー



知財はやっぱりどっかのタックスヘイブンにおいて、
海外にお金回すべきだよね・・・

でもそんな感じの会話を財務省の友人にしたら、
節税はいいけど、脱税はダメ!!と言われた。。
どこからが節税で、どこからが脱税か難しいライン・・・


日本の大手メーカーだって海外売り上げ結構あるから
知財だけ海外に外出ししたら結構節税になると思うんだけど、
みんなあえてそれをしないのは、結局日本国に税金をちゃんと払おう!!
っていう日本人的な心があるからなんだろうと思ったりもする。

AppleとかGoogleみたいにシリコンバレーにあって
カリフォルニア州には税金を落とさない
みたいなのがやっぱり良しとされないんだろうな・・・

日本はまだまだ「株主のため」にビジネスをしているというよりは
「従業員のため」にビジネスをしているっていう空気が強くて
(個人的にはすごいいいことだと思ってるけども)
今後本気でグローバルでやっていくにはもっと本気でグレーゾーンに踏み込んでいく必要があるんだろうな。。

技術法務のススメ - 鮫島正洋 著

Techlaw
技術法務のススメ
事業戦略から考える知財・契約プラクティス
鮫島正洋 著



2017年5月19日 読了

最近、市場調べたり業界調べたりで
仕事では猛烈に本を読んでるわけだけど、
やっぱり知財は一つの自分の強みだと思うので
知財ももっかいしっかりやろうと思い
最近もりもり知財の本を買ってみた。

しかしながら読む時間が取れず
やっと一冊読了。。

久しぶりに知財の本を読んだ。

全体的に知財契約するときの勘所を網羅してくれているので
知財やってて契約もちょっと知りたいという人には良い本じゃないかな。

この本、
知財を全く知らない初心者には難しすぎるし、
知財契約やっている人には浅すぎるので、
読者の層がかなり限られてくるような気がするけど、
知財契約ちょっと知りたい弁理士とか企業知財部員とか
知財ちょっとやりたい弁護士とかがターゲットになりそう。


ところで、本書の前半で知財戦略についての章があるんだけど、
そこはなんとなく自分のイメージとは違うんだよなー

知財戦略って何なんだろうなー
事業戦略における知財とは違うんだよなー

もう一冊鮫島先生の「知財戦略のススメ」って本も買ってるから
次はそっち読んでみよー

ヨーロッパ弁理士事情

先日European Patent Attorneyになられた方の以下の記事
日本人の弁理士(日本国弁理士または欧州特許弁理士)が在籍する事務所リスト
を見てちょっとびっくりした。

ヨーロッパで働いてる日本人知財関係者結構いるんですね!!


以前2010年にドイツに旅行する機会があって、
せっかくヨーロッパ特許庁、ドイツ特許庁のあるミュンヘンに行くんだから
誰かそこで働いてる日本人に話を聞いてみたいと思ったんだけど、
当時は検索してみてもヨーロッパで働いている日本人の弁理士はあまりいなかった。

結局、弁理士会で記事を書いておられた方と、弁理士会の名簿で見つけた方の事務所連絡先に電話して、快く了解していただいたので短い時間お話ししたという経緯がある。

そのうちのお一方、今は欧州弁理士・日本弁理士の高橋さんとミュンヘンのカフェでお茶しながら「海外で働きたいんです!!」みたいな相談に乗ってもらったのを思い出します。

そのとき参考にした記事と、その続編が公開されています。

結局そのあとアメリカに駐在になり、「お互い海外で頑張りましょう!!」的な感じで何度かメールのやり取りさせていただきました。
地理的に離れていてその後会えていないけれども、また次回機会がある時にぜひお会いしたいと思っております。


さて話を戻して、2010年当時は弁理士会のサイトで海外を勤務場所として登録している弁理士を検索しても確か30人くらいしか出てこなかったと思いましたが、
今検索してみると100人以上がヒットします。

弁理士の数が増えたのと共に海外志向の弁理士も増えているということだと思いますが、
夢が広がっていいですね!!

別のドイツで働いている方が、ドイツに来るに至った経緯を書いてくれています。

自分自信結局アメリカに4年いましたが、
アメリカの法律事務所はどんどん中国偏重になり、
一方で日本のクライアントからの案件はどんどん減り、
もはや日本は大事なお客さんではな無くなっているんだなぁと強く感じました。

いつかアメリカで働きたいと思いアメリカ弁護士を目指した経緯がありますが、
このような状態では日本語がもはやアドバンテージではなく、
完璧ではない英語でネイティブのアメリカ人と戦い続けるよりも、
日本で他の日本人よりは多少できるであろう英語を生かしつつ海外向けの仕事をする方が
きっとパフォーマンスを発揮できる!!
と思って、日本で働きたいと思いなおしまた。


でも上の二つの記事を読むと、
ヨーロッパではまだまだ日本クライアントの需要があって
面白いということなんですかね!!

何れにしても海外で活躍する日本人知財関係者が増えるというのは素晴らしいことです!!
海外からの情報発信を楽しみにしております。。

義務研修

弁理士には法律で定められた義務研修があって、
5年間で60単位を取らないとホームページで名前を公開されて処分が下される。
ちなみに1単位あたり1時間の講義を受講する必要がある。

転職してからもはや弁理士業はやっていないので、
弁理士資格は抹消してしまっても良かったのだが
やっぱり自分の強みというか、専門性というか、
そういう軸は残しておきたいと思い、
とりあえずまだ維持している。

というとで、義務研修も継続中・・・
ちょうどこの3月末が自分の5年の切れ目で、
60単位を取りきらなければならない。

転職する前にコツコツ単位を取っていたので、
ほとんど取りきっていたけども、
最後の3.5単位が残っていたので、
先週末にようやくOnlineにて講座を聞き終わってCompleteしてやりましたよ!!

PatAtty2


いや!結構大変だった・・・

次はまた5年後の2021年まで。。

しばらくは放置して本業のコンサル業を頑張っていこう!!



そういえば、ニューヨーク州弁護士の方の継続研修もあって、
こっちもどうしたらいいのやら。
期限は12月まで・・・
弁理士以上に何もやってないからなぁ・・・
 

ハーバード流交渉術 - Roger Fisher、William L. Ury著、岩瀬大輔訳

Negotiationハーバード流交渉術 必ず「望む結果」を引き出せる!
Roger Fisher、William L. Ury 著
岩瀬大輔 訳

2015年11月30日 読了

1981年のハーバードの交渉術の古典。
「駆け引き型交渉」ではなく「原則立脚型交渉」を提案。

BATNA:Best Alternative To a Negotiated Agreement
交渉が決裂した場合にとれる最善の行動
を提案した本。


前職で特許交渉をしてたこともあり、あまり新しい発見はなかったのだが、
そこは古典ということで、読んでおくべき必須本だと思われる(今まで読んでなくて何だが・・・)。

BATNAは言葉として知っておいた方がいい。
落とし所、とかボーダーライン、とか言われる、ぎりぎり譲歩し得るラインのことではなく、
最悪決裂した場合の別の取りうる手段のこと。

これがあるのとないのでは交渉でのスタンスに大きな違いが出る。
つまり交渉の段階で“どこまで張れるか”が変わってくる。
(実のところBATNAが無くて苦しい交渉も往々にしてあるのだが・・・)


何人か別の方が翻訳したものが他に何冊かあるが、
本書はライフネット生命の岩瀬さんが比較的最近翻訳したということで、
他と比べてちょっと高かったけれども買ってみた。


結論から言うと、もっと安いオリジナルの文庫版の方でいいと思う・・・
軽いし・・・



そんでもって本書は交渉の基本書なので読んでおくべきなのだが、
以前読んだ「交渉は創造である」の方が新しいこともありグッときたな。




--以下一部抜粋-----------------
p.22-39
契約にせよ、家族との口論にせよ、国家間の和平にせよ、交渉は条件をめぐる「駆け引き」になりがちである。このタイプの交渉では、お互いが自分側の条件を主張し、譲歩を重ねて合意を探る。
しかしながら、駆け引き型交渉では、それぞれが自分の条件にこだわって身動きがとれなくなるということが往々にして起きる。自分のスタンスを明確にして弁護すればするほど、態度を変えにくくなるのである。
最初に提示した条件が絶対だと主張するほど譲歩は難しくなって、その条件が自分そのもの(我:エゴ)と一体化していく。こうしてメンツを保つことが新たに利害に加わり、軌道修正ができなくなっていくのである。お互いが本来求めている利益をうまく調整できる可能性もどんどん遠のいていく。

このような場合、駆け引き型交渉から抜け出し、「原則立脚型交渉」手法を取るべきである。これは四つの原則から構成される。
- 人  : 人と問題を切り離す
- 利益 :「条件や立場」ではなく「利益」に着目する
- 選択肢:お互いの利益に配慮した複数の選択肢を考える
- 基準 :客観的基準にもとづく解決にこだわる
 

同期飲み

中国駐在中の同期が一時帰国してるので
このタイミングで同期飲み。。

自分の退職祝いと
同期の司法試験合格祝いも兼ねてる。

久しぶりに同期と会って
気兼ねなく話して、飲んで、笑って・・・

楽しすぎた。。

2004年知財部入社同期9人、
今回自分が退職して5人が辞めたことになり、半分がいなくなった。
でも11年半で5割残ってたから良いほうかな。

辞めたうち一人は弁護士になり、
もう一人は今回司法試験に合格、
一人は外資系企業のコンプライアンス部門で働いてて
自分はコンサルへ
一人行方不明・・・


今回、退職にあたり記念品を貰った。

記念品贈呈式。
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KIMG1124

Hitachi IPG 2004 って書いてある。 日立知財部2004年入社組
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最後に同期が辞めたの5年以上前だったから
こんなのプレゼントしてたの忘れちゃってたよ・・・

自分がもらう日が来るとは・・・


幹事&プレゼント用意してくれた小山。
さんきゅーー

同じ学校出て同時期にアメリカで留学して
場所は離れてても一緒に勉強してこれて
本当に心強かったです。

日立に残って是非上まで昇り詰めてください!



同期バンザーイ!



ちなみにご飯もおいしかった。。
KIMG1129

退職しました!! Farewell !!

KIMG101211年と5ヶ月働いた日立製作所を
8/31付で退職しました。

新卒で知的財産部に入って以来、
特許の創生、権利化、ライセンス交渉、訴訟と
広く一通り全ての仕事を経験することができ、
アメリカでの4年間の経験もすばらしいものでした。

こういう日がいつか来るかもしれないとは思いながらも、
あまりにも仕事が楽しくて、学ぶことが多すぎて、
この会社が好きすぎて、11年以上の時間が経っていました。



きっかけは突然に。



3月末に飲み会があり、酔っ払って家に帰った後、
ふと「そういえば学生のとき就活してた頃、コンサルと知財で迷ったなー」と思い出し、当時ご縁がなかった(というか出足が遅すぎて学生向け募集が終了していた)コンサル会社のサイトを開いた。

ぱらぱらとサイトをみて回ると、コンサルタント紹介のページで、意外とみんな企業経験がある中途の方ばかりだった。

面白そうだな。そう思った・・・


ふと採用情報のサインが目につき、開いた・・・

自分が就活をしていた学生の頃、十何年前とは違って今は全てWebで入力できる。
タカタカと情報を入力して、送信した。。


翌日酔いから醒めて、しばらくは何もなく普通に過ごしていたら、
そのコンサル会社からメールが入り、面接に呼ばれた。


そこから1月に一度くらいのペースで3回面接を受けた。
一応、面接に行くからには全力で戦う!!
コンサルの面接はフェルミ推定とケーススタディの面接試験が出るというので、
本を数冊買い、面接の前には一通り目を通した。


そして予想に反して未経験35歳という年齢ながら内定をもらった・・・


ちょうどゴールデンウィーク中で、家の近くの公園で子供と遊んでるときに内定の電話を受け、藤の花が綺麗に咲いていたのを覚えている。


そこから悩んだ。
完全に未経験のジョブチェンジとなるし、
今まで頑張って取ってきた資格も全く意味がない。若くもない。

悩んだけれども、
これは素晴らしい機会を与えてくれたんだろうと思い、
Job offerを受けることにした。


そこから継続していた案件が落ち着くまで入社を待ってもらい、昨日8月末を持って退社。
これから2ヶ月充電&準備期間を経て、11月から新しい職場にて仕事を開始します。


今までお世話になりました皆様。
本当にどうもありがとうございました。

今でも間違いなく日立が大好きです!!

誰に対しても胸を張って言える素晴らしい会社でした。

これからは外から眺めることになりますが、辞めてしまったことを後悔しないように、これまでの仕事と同様、常に楽しくポジティブに全力で頑張っていきます!!



Dear friends,

After more than 11 years the time has come for me to bid farewell to Hitachi. I left on August 31. I have really enjoyed working for Hitachi and I appreciate having had this great opportunity to work with many friends.

I will be starting a new work at a consulting firm after 2 months rest and preparation. Even though this decision was not an easy one and it took a lot of consideration, I think this decision brings forth new challenges and adds more diverse experience to my career.

I will do my best, as always.

Yuki



最後に、



戦わないやつに会心の一撃は出せない!!

ドラクエから学ぶ人生論より

 
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