2007年02月

2007年02月25日

そうだ、ウィリアムズバーグで、飛行機にのって、キャンディーなめながら、ヘアーカットをしようっ!

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ふらりとニューヨークへ旅にでる。

街を歩き廻って3日、気がつくと、そういえば最後に髪を切ったのは2ヶ月前。
気分を変えるためにも、この異国の街でヘアー・サロンにいってみようかな?

そんなキブンになってしまったアナタッ!

ウィリアムズバーグへ行きましょう。

LトレインをBedfordで下りれば数ブロックでこのサロンにたどり着けます。
正確な住所はメモをなくしちゃったからごめんなさい。 Bedford Ave沿いだから探せばわかります。
表からのぞけば「飛行機」も見えるはず。
ちょいとした宝探し気分でどーぞ。

別に「カットはヒツヨーねーな」というヒトは、チープな「アメリカン駄菓子」(ダガァ〜シと発音する???)を買うだけでもOK。
着色料てんこもりのキャンディーを口にしながら近くの古着屋を散策すれば思いっきりジモティー気分満喫です。salon1salon3


働いているのは多分ギリシャ系のおにいさん。
蒼い目がアドリア海を思い出させるGood-lookingです。

鳥かごにはオウムがいるし、なんというか、ブルックリンでなければありえないサロンですな。
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PS: ここのカットの腕前は保障しません! 僕は高校からのダチで、こっちでヘアー・スタイリストしてるヤツがいるのでカットはいつもタダ!
そいつの技術は一流です。 
たぶんフツーにサロンでたのんだら$200くらいするんだよな、、、

持つべきものは友なのだ!
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nywine at 04:50|PermalinkComments(2)TrackBack(0) ニューヨークな暮らし 5 

2007年02月20日

やっと見れました、ボトリング!

bottling1当ブログに何度か登場している「Palmer Vineyards」、先週ここで施設内のボトリング・マシンが稼動しているのを初めて目にしました。

Palmerでは表の入り口から入ると、熟成用のステンレス樽、オーク樽、そして自動瓶詰めの機械が順を追って見学できるようになっているのですが、今まで何度も足をはこんだのにもかかわらず、この瓶詰め作業に出くわすことがありませんでした。
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ですがこの日、運良く来月リリースされる白のボトリングをやっており、初めてその流れ作業を目の前で見ることができたのでした。

「Virgin Wine?」の項で紹介したワインメーカー/ミゲールおじさんも働いており、僕にきずくやすぐに表に出てきて「Hi! You came in good timing」などとあいかわらず愛想がいい。

でも「いやぁ、昨日からチョー忙しくてさ。 今2人ランチにでかけてるから話できないよ」、とその瞬間、中で「バルィ〜ン!」
ボトルを箱詰めしていたアミーゴが一本落として割ってしまった!
うう、もったいない、、、
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ま、ミゲールは怒りもせず「あ、いかんいかん」などといいながら仕事に戻っていったのでした。


以前にも書きましたが、冬のワイナリーはとにかく忙しい。
テイスティング・カウンターのお姉さんはヒマそーにしてたけど、葡萄畑では剪定作業もまだ続いているらしく、冬の寒空の下、ここには熱いワイン作りの情熱(ちとオオゲサ)があふれているのでした。

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nywine at 04:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ワインな暮らし 2 

2007年02月15日

ユッキかっきユッキかっき、トホホのホ

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空梅雨ならぬ「空冬」が続いていたニューヨークですが、ついに来ましたね。

予報どおりきっちりと降ってくれました。

NYでは家の前の歩道というのは大家の管理するところになっておりまして、雪かきを怠って、そこが凍って住人がすべって怪我したら大家が訴えられる、というオッソロシイ法律なのであります。

うちの大家はわりとしっかりしていて、僕が家の中で「あぁ、そろそろ雪かきせんと明日の朝までにガチガチに凍っちまうなぁ」などとグズッていると、表で「ガリリリリィッ」っと音がし始め、あわてて手伝いに出る、というのが去年までのパターンでした。

が、今日はどうやら仕事が忙しいらしくドアを開けると7〜8センチくらいの雪が歩道まできっちりと積もったままになっている。

「おし、そんなら今シーズン一発目の雪国労働いってみっか!」
耳あてとブーツに手袋の重装備で早速作業開始。
NYの雪はたいてい乾いていて、押しのけるのもそんなに重くないのがフツーなんだけど、昨晩の雪は途中みぞれまじりだったこともあってけっこうヘヴィー。

周りには誰もいないので「ンガァ〜!」とか言いながら20分ほどかけて除雪した後、バケツの「塩」をまく。
ついでに隣のうち(いつもお世話になっているパキスタン人)の裏口のとこもやってあげる。

雪が降るときは気温はそれほど低くないので、うっすらと汗をかきはじめたところで終了。


今日中にはおさまるとは言ってたけれど、明日の仕事がやや面倒かもしれない、うぅ、、、

雪国のみなさま、ご苦労様です。
運転はくれぐれも慎重に!



nywine at 06:02|PermalinkComments(4)TrackBack(0) ニューヨークな暮らし 5 

2007年02月07日

「グレート・ギャツビー」

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記憶にある中で、僕が最初に自分の財布からお金を払って買った本は「ノルウェイの森」だった。

僕は高校生で、そのとき恋もしていたし、本屋に並んでいる赤と緑のカヴァーが目に留まり、それに巻かれている「これは僕が初めて書いた恋愛小説です」という言葉にも惹かれた。

村上春樹という作家のことなど何も知らなかったし、家にあった歴史小説なんかを何度も読み返しているだけで、本を読むことは好きだったけど自ら書店に足をむけることなどそれまではなかったことだ。

結局、「ノルウェイの森」はその晩徹夜して読んでしまった。
多分長期休暇中だったのだろうが、とにかくページを繰るのを止めることができなかった。


「なぁんだ、村上春樹か」と誰しも思う。
でも彼の小説は僕にとっては深い意味があることに変わりはない。

彼のエッセイにあったからなのか、それともどこか他から影響を受けたのか今となっては思い出せないが、「グレート・ギャツビー」を初めて手に取ったのは二十歳くらいだったと思う。

二人の違う訳者による翻訳を読んだ。
文体は古めかしくて、どこかなじめない感もあったけれど、当時小説にかぶれていた僕はフィッツジェラルドの描く乾いた空しさに強く囚われた。
もちろんニューヨークへの単純な憧れもあったし、時代こそ違え、その街の生み出すうねりみたいなものも感じとっていたように思う。


それから二十年近くの間、何度か「グレート・ギャツビー」を読み返し、今僕はNYに、クイーンズ・ボロー・ブリッジを毎日渡りながら暮らしている。


フィッツジェラルドがその才能をもてはやされつつも、上流社会の中で埋めようのない心の隙間を作っていったロングアイランド/ニューヨーク。
小説中、ギャツビーの邸宅のモデルと言われる豪邸は今もロングアイランドにある。 たしか30億くらいの値段がついていたはずだ。
時間があれば訪ねてみようかとも思うが、プライヴェート・プロパティーなので近くまではいけないのだろう。


春樹バージョンの「ギャツビー」を読むと、彼自身折に触れて語っているとおり、それが小説家村上春樹の原点になっていることが良くわかる。

「60歳になったら手がけようと思っていたけれど、それを前倒ししてもいいんじゃないか、と思った」なんていう風にあとがきにある。
「60になったら」というものを何か心に抱くというのは健康的な考えのような気がする。

たまたま僕が今日出会った19歳の青年は「これからバルセロナへ行くんです。 ホントは60歳で引退してから行こうと思ってたんだけど、今行って、また40年後にいけば大聖堂の塔が2本くらい増えてるかもしれないじゃないすか」と言っていた。


自分が生きてきた時間を相対的に反映してくれるもの(たとえそれがこちらからの一方通行的な観点だとしても)は持っていて楽しいと思う。
さらにその対象が大きければ大きいほど。


これから僕は春樹バージョンの「グレート・ギャツビー」を何度となく読み返すことになるだろう。
原文で読むのと同じくらいしっくりくる数少ない外国小説のひとつ。



今週のニューヨークは毎日零下10℃くらいの日が続いております、、、


nywine at 15:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0) ニューヨークな暮らし 5