イオン、イオンクレジットサービス:イオンから電子マネー「WAON (ワオン)」が生まれます(2007/4/3)
今日発表された、「WAON」の主な内容は以下のとおりです。
・名称
名称は「WAON(ワオン)」で、“いろいろな音が調和して奏でられる美しい「和音」”(ニュースリリースより)に由来。キャラクターは“犬”。
・発行形態
以下、3種類のカードを発行(初年度発行目標は、合計800万枚)。
「WAONカード」:電子マネー機能のみで無記名式。発行手数料300円。
「WAONカードプラス」:イオンカードの子カードとして発行。発行手数料300円。
「イオンカード(WAON一体型)」:イオンカードと「WAONカード」の一体型カード。発行手数料無料。
・導入店舗
まず首都圏のジャスコなど100店舗で導入し、2008年度中をめどにグループ約2万3,000店舗に拡大。グループ外店舗への導入も推進予定で、ローソン(8,500店舗)とも前向きに導入を交渉中。
・ポイントサービス
「WAONポイント」を導入。詳細については検討中。

「WAONカード」
セブン&アイの「nanaco」の導入をまもなくに控え(2007年3月27日の記事参照)、IC交通乗車券を含めて、ますます種類が増えてきた電子マネーですが、さらにイオンの「WAON」がそこに加わることになります。とくに、「nanaco」と「WAON」は、開始時期がほぼ同じで、かつどちらも大手流通企業が発行主体ということで、今後いろいろと比較されることになりそうです。
ちなみに、現在発表されている内容でわかりやすい比較ポイントとしては、“無記名カードの有無”(記名カードのみのイオンが、どれぐらい顧客情報を活用することができるのか?)、“おサイフケータイへの対応”(「nanaco」のおサイフケータイ利用者がどれくらい増えるのか?)、といったところでしょうか。
ところで、先日の「nanaco」の詳細発表時には、個人情報の登録や、カード発行手数料・ポイント交換手数料の徴収に対し、ブログや掲示板ではかなり厳しい意見が多かったようですが、イオンの「WAON」では、“無記名カードの導入”、“発行手数料と同額の初回チャージ時ポイントプレゼント(サービス開始時から6ヶ月間)”などの施策が採られています。“もしかすると「nanaco」への反応を参考にしたところがあるのかも”、とちょっと思ってしまいました(ポイントサービスについては現在検討中ということで、まだ詳細はわかりませんが・・・)。
それにしても、これだけ電子マネーの種類が増えると、電子マネーの導入を検討する企業や店舗は、どの電子マネーを導入すればいいのか、かなり頭を悩ますことになりそうです。“どの電子マネーを導入すればいいのか分からないので、とりあえず様子を見よう”という企業が増えて、なかなか普及が進まないということにならなければいいのですが・・・。