みきみきさんのコメントを読んで
レスをつけようと思ったら長すぎてはじかれてしまいましたので
こちらに書きます。

マックス君が逝って一ヶ月経ったのですね。
最愛の子を亡くした悲しみ・・・
肉親・家族を失った者が受ける悲しみは計り知れません。

忘れもしません。幼い頃から一緒に過ごした愛犬を亡くした日。
大学を卒業し、アパートを引き払う友人の引っ越しを手伝っていました。
「もう、いつまで持つかわからないから帰っておいで。」
ずいぶん前から母から連絡が来ていました。
手伝うのは私でなくても良かった。
でも、帰りませんでした。
まさか、そんな早くいなくなるはずがないよ。
小学生の時から一緒だったじゃないの。
死ぬなんてありえない、と。
本当は初めて向き合うであろう死がとてつもなく怖くて
帰れなかったのです。

・・・小学4年生の時、その子は我が家にやってきました。
白と黒の毛足の長い子。
犬を飼うのに反対だった母に内緒で
兄と父がこそっと知り合いのお宅から菓子折り一箱で譲っていただいたのです。
毎朝、学校へ行く私の気配がすると、トトトッと階段を駆け上り
2階の窓から見送ってくれました。
家から脱走しては、家の前にある竹やぶで足の裏を切り
怪我ばかり。
なぜか近所の納豆工場が好きで、脱走するといつもそこで捕まっていました。
そんな子だから、2度も車にはねられました。
でも、元気で優しい子でした。泣いていると必ず側で顔を舐めてくれました。
父の転勤で引っ越し、外の犬小屋に置かれた時には、私は高校生。
線路の側にあった家でしたので
帰りの電車の時間には、犬小屋の屋根に上ってずっと電車を眺め
私を待ってくれました。

数日後、友人の家に亡くなったと連絡がありました。
悪くなってからは、家にいる時は兄が四六時中一緒に過ごしたそうです。
母が、兄が泣いて泣いて可哀相なんだよ、って。
私の上に、何か訳のわからないとても重いものがのしかかってきて
いきなり溢れ出し、涙が止まりませんでした。
それまで祖母、祖父、叔母の死が悲しいことだと思っていたのに
本当の意味での自分の中の愛する者の「死」が
初めて解った日でした。
この日のことは何年経っても忘れる事ができません。
思い返すたび、私ってダメなヤツだなぁ・・・と思い知らされます。
後悔しても始まらないのに。