2021年09月12日

心に響く言葉1

 「勝ち残る組織には優秀な才能が必要だ。しかし、強い集団には個人の才能より先に、ある共通のシステムが存在した。歴史に名を刻む古今の勝ち組を検証し、見えてきたのは、『基本技の共有』というコンセプト」。「優れた型は、才能の有無を問わず、上達を格段に促進させる。一人の一流が偶発的に出現するのではなく、ハイレベルの熟達者を多人数養成することができるのが『型』の強みだ」。

 明治大学、齋藤孝教授の二つの言葉に出合ったとき、私は指導のあり様に確信を得ると同時に烈しく胸が奮えました。(100627)



o2558 at 18:21|PermalinkComments(0) 会話力 | コミュニケーション

2021年08月23日

傾聴の技術(最終稿)

 11回に亘り傾聴に関わる内容を配信してまいりました。今回でこのシリーズをひとまず終了とさせていただきます。再度研鑽を重ね「新、傾聴の技術」などのタイトルでお目にかかりたいと思います。(150208)



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2021年08月09日

傾聴の技術11(質問)

 質問には、(弔兇気譴深遡筺´開かれた質問の二つがあります。
 答えやすいように、あるいはそれほど考えなくても答えられるように絞り込んだ問いが,任后「はい」や「いいえ」で簡単に答えられる問いや正解が一つで誰に聞いても同じ答えがかえってくるような問いがこれに当てはまります。クライエントの緊張をほぐすときや会話の導入時に有効です。
 すぐには答えられない(考えなければならない)あるいは正解が複数あるような問いが△任后カウンセリングでは、クライエントに考えや感情を語ってもらうために行なう質問です。クライエントの感情にスポットを当てる場合などに有効です。
 質問は有効に行なわないと尋問や誘導尋問のようになりがちですので注意しましょう。(150124)




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2021年07月26日

傾聴の技術(意味への対応)

 「意味」とは本人が大切にしている人生上の価値観や信条などをいいます。従って抱えている「意味」は1人ひとり違います。「意味への応答」は、相手(クライエント)が語った言葉からその背景にある意味を聞いてクライエントの経験とのつながりを明確に言葉でフィードバックすることです。簡単受容のような単純な言葉のフィードバックとは違います。

 「高橋さんは研修講師として、現場に立つ事で感性を鈍らせない努力して来られたのですね。(意味)だから、現場にも立たずに口先だけ、理想だけのビジネス本を書き続ける人に批判的なんですね。(経験)」、などのように。
意味への応答が的確であれば、クライエントの心が把握できると同時に大きな信頼感を得ることもできる。(150111)



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2021年07月11日

傾聴の技術9(事柄への応答)

 クライエントが発信した事柄(事実、出来事、状況)の中から的確なキーワードをとらえてクライエントに伝え返すことを「事柄への応答」といいます。
例1 「被災地の訪問はもう10回にもなるんです」
   「もう10回にも」
例2 「もちろん子どものことは優先順位1番で考えています」
   「優先順位の1番はお子さんのこと」

注1.クライエントの発信した言葉で短く伝え返す。
注2.単純なオーム返しではなく、クライエントが何をいいたいかの急所をはずさずに返していく。
注3.カウンセラーの準拠枠で評価したり、批判しない。(141218)




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2021年06月29日

傾聴の技術8(あいづち)

 前回配信の「うなずき」と同様、「あいづち」も簡単受容の一つです。「はい」「そうですか」「それで」「へー」「ふーん」「ほー」「はー」など、いろいろなバリエーションがあります。うなずきも、あいづちも、多様しすぎると会話の流れを阻害しますので注意が必要です。



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2021年06月13日

傾聴の技術7(うなずき)

 「うなずき=うなずく」行為は、相手の話している音声が聴こえているということを伝えるメーッセージ(信号)です。うなずかれると相手は聴こえている(あるいは聞いている)と安心します。相手の話す内容によってうなずき方も変わります。
ヽ擇靴は辰簗世襪は叩ΑΑΔΔ覆困は「浅く」「早く」
△弔蕕は辰箒譴靴は叩ΑΑΔΔ覆困は「深く」「遅く」 行ないます。
但し、うなずきがクセにならないように注意しましょう。(141109)




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2021年05月26日

傾聴の技術6(自己一致)

 カウンセラーが専門家として、あるいは個人として仮面を付けていない姿を意味します。つまり、―秧茲乃兇蠅里覆せ僂乃錣襪海函´⊃深造乃錣襪海函´0戝廚靴討い襪海函平瓦亡兇犬燭海箸噺斉阿砲困譴ないこと)などがあげられます。ロジャーズは後に『透明であること』ということばを用いて、クライエントに対して自分自身を透明(嘘のない自分)にすること、と述べています。とても難しい課題です。(141026)


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2021年05月10日

傾聴の技術5(ロジャーズの共感)

 クライエント(来談者)の私的な世界を、あたかも自分自身の私的世界であるかのように感じる取ること=クライエントの怒りや恐れや混乱を、あたかも自分自身のものであるかのように感じること、しかし決して自分自身の怒りや恐れや混乱と混同しないこと、これを『共感』とロジャーズは述べています。したがって、ロジャーズが『共感』という場合は、正しくは『共感的理解』という過程を意味します。共感は「過程であって状態ではない」、ということを1975年の論文で発表した、といいます。(141012)


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2021年04月26日

傾聴の技術4(禁欲とは)

 ロジャーズは、受容について何も条件がないこと、と位置づけました。「私があなたを好きなのは、かくかくしかじかだから」という感情がないことという訳です。つまり、カウンセラーには、ある種のアスケーゼ(禁欲)とクライアント(相談者=来談者)を1人の人間としてまるごと受け取ることが要請される、ということなのだそうです。

 私はコンサルタントとして長年生きてきました。ですから、この禁欲が辛くて仕方がないのです。「禁欲」という言葉の響きは誤解を与えそうですが、非常に的を得た表現だと思うのです。ロジャーズの信奉者にはなれませんが、彼が何を言いたかったのか、に耳を傾けることは大切だと思うのです。ゆっくり、ゆっくりと本項を考えて参ります。




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