和歌山市や大阪市などの不二家からペコちゃん人形が相次ぎ盗まれた事件で、窃盗などの罪に問われた住居不定、指定暴力団山口組系組元幹部、稲葉洋被告(43)の論告求刑公判が22日、和歌山地裁(國分進裁判官)であった。検察側は「人形は国民的アイドルで社会に与えた影響は大きい」として懲役6年を求刑。弁護側は「(子供たちの)夢を壊したことを反省している」と寛大な処分を求めた。

 この日の被告人質問で稲葉被告は、裁判官に動機を聞かれ「遊ぶ金や覚醒(せい)剤を買う金のためにやった」と説明。犯行時の心境を「店の看板を取られて気分悪いやろなとは思った」と述べた。

 論告によると平成20年5月~21年2月、不二家11店舗からペコちゃん人形計10体(計59万円相当)を盗んだとしている。

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