5月定例会が21日開会した大阪府議会で、橋下徹知事の府政改革に同調する会派「大阪維新の会」が初めての議会に臨んだ。

 同会には4月の発足後も合流者が相次ぎ、事実上、自民と並ぶ最大会派になったことで議会内勢力図は一変。28日に行われる議長、副議長選を巡っても獲得に意欲を見せており、躍進する“橋下派”が今議会から台風の目になりそうだ。

 府議会の議長、副議長は任期4年だが、毎年5月議会での交代が慣例。「勢力に応じてポストを割り振るのが常道」として、自民が議長を半世紀にわたってほぼ独占。副議長は最近は、第2、第3会派の民主、公明から選ばれてきた。

 しかし、橋下知事就任時(2008年2月)に49人いた自民は、22人が同会に合流し、27人に。さらに1人が離脱を表明しており、今議会中にも26人の同会と同数になる。

 議長か副議長を出せば、議会運営に大きな力を持つだけに、同会幹部は「最大会派になれば、議長を要求する。最低でも副議長はもらう」と語る。

 ただ、自民など他会派には、「知事べったりの会派に主導権を握られれば、庁舎移転など賛否の相半ばする問題でブレーキをかけにくくなる」(中堅府議)との警戒感が強い。

 このため、自民と民主(24人)、公明(23人)の3会派で共闘して過半数を握り、議長、副議長を割り振る案が一部で浮上しており、民主の幹部は「場合によっては議長も狙える」と期待する。

 ただ、同会を含む上位4会派の勢力は拮抗(きっこう)しており、ベテラン府議は「ドングリの背比べ。簡単にはまとまらない」。同会が狙い通りに議長か副議長を出すのか、他会派による〈維新包囲網〉などに阻まれるのか。橋下知事と議会との今後の関係にも影響を及ぼす可能性もあり、駆け引きの行方が注目されている。

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