米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題を巡り、鳩山由紀夫首相とオバマ米大統領が12日夜(日本時間13日朝)、ワシントンで非公式に会談した際、首相が「5月末決着」を明言し協力を求めたのに対し、オバマ大統領が「最後までやり遂げることができるのか」と強い不信感を示していたことが18日、分かった。日米外交筋が明らかにした。

 オバマ大統領は、昨年11月に東京で行われた首脳会談で、首相が「トラスト・ミー(私を信頼して)」と述べたことに言及して、「しかし、何も進んでいないではないか。キャン・ユー・フォロー・スルー?(最後までやり遂げられるのか)」とただしたという。

 非公式会談は日本側の要請により、核安全保障サミットの夕食会の冒頭、オバマ大統領の隣に鳩山首相が座ることで約10分間行われた。「5月末決着」の期限を目前にしながら、米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(沖縄県名護市)に移設する現行計画に代わる移設先が正式な日本政府案として一向に提案されないことに対し、オバマ大統領が首相に直接不満をぶつけた形だ。

 米側は移設先について「運用上も政治的にも維持できるもの」(ゲーツ米国防長官)として、地元の合意を重要視している。しかし、政府が最有力候補として検討する徳之島(鹿児島県)では18日、移設反対集会が開かれるなど、「5月末決着」のめどは全く立っていない。【野口武則】

【関連ニュース】
毎日新聞世論調査:内閣支持率33% 不支持は初の5割超
普天間移設:「米軍基地ノー」強く訴え 徳之島の反対集会
普天間移設:徳之島で反対集会 1万5000人が参加
普天間問題:徳之島案撤回を 民主党鹿児島県連が要請へ
普天間問題:鹿児島県内移設に反対派が集会

歩道橋事故、元副署長を強制起訴へ=検察官役、制度導入後初-神戸(時事通信)
<派遣法改正案>見直し求め労働者らが座り込み(毎日新聞)
アパート火災 男性1人死亡 尼崎(産経新聞)
<外国人刺殺>フィリピン人の逮捕状請求へ 三重県警(毎日新聞)
茨城空港に初の国内線就航 スカイマーク神戸便(産経新聞)