北海道苫小牧市の苫小牧西港に寄港中の帆船「日本丸」(航海訓練所所有)で24日、海上技術短大生による実習「セイルドリル」が行われ、総面積2760平方メートルを誇る36枚の帆が一斉に広げられた。

 20歳前後の実習生約100人が、素足でマストやヤードによじ登り準備を整えた後、「せーの」「わっしょい」と声を上げながら甲板でロープを引っ張る。約1時間後、帆がすべて広がると、集まった観客から拍手が起こった。この実習は船員に必要な協調性や責任感、忍耐力を養うことに適しているという。

 日本丸は25日に船内が一般公開され、26日午後に出港、九州の門司港に向かう。【小出洋平】

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