本・乙一

2010年03月09日

小生物語 乙一


多数の熱狂と興奮を喚んだ現代の「奇書」がついに文庫版で登場。希代のミステリー作家・乙一の波瀾万丈、奇々怪怪にして平穏無事な日常が独特の“ゆるゆる”な文体で綴られる。虚実入り交じった小説家の一六四日間をご堪能ください!文庫書き下ろし日記(三日分)付き。(「BOOK」データベースより)

第1部 故郷を離れて愛知編/
第2部 ラジオがクリアな東京編/
第3部 流れ流れて神奈川編


なんだろ、作家のエッセイはけっこう好きで、さっさと読めちゃうんだけど、今回はなかなか進まなかった。
愛知編・東京編はまったく笑えなかったし、クスリともしなかった。こうゆう発想で書いているんだ!っていうのはわかったけどね。
神奈川編は最後のほうにちょっとクスッてした。あとがきも良かった。



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2009年05月30日

GOTH モリノヨル 乙一


乙一7年ぶりのGOTH書下し短編と写真が織りなす必携ビジュアルブック。山奥にある連続女性殺人事件の死体遺棄現場へ赴いた森野夜。その場で出会い、記念撮影のシャッターを押してくれた男とは?7年ぶりのGOTH新作100枚に加え、カメラマン新津保健秀が撮り下ろすファン必携書!(「BOOK」データベースより)


連続でGOTHです。七年振りみたいですが、私は・・・。
また、森野と「僕」と死体のお話。好きなんですね。わざわざ半年も前から準備なんて。
一話しかなかったのが残念なくらい、もっと書いて欲しいと思わせます。
写真と一緒にどうぞ!



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2009年05月29日

GOTH 夜の章 僕の章 乙一


夜の章
森野夜が拾った一冊の手帳。そこには女性がさらわれ、山奥で切り刻まれていく過程が克明に記されていた。これは、最近騒がれている連続殺人犯の日記ではないのか。もしも本物だとすれば、最新の犠牲者はまだ警察に発見されぬまま、犯行現場に立ちすくんでいるはずだ。「彼女に会いにいかない?」と森野は「僕」を誘う…。人間の残酷な面を覗きたがる悪趣味な若者たち―“GOTH”を描き第三回本格ミステリ大賞に輝いた、乙一の跳躍点というべき作品。「夜」に焦点をあわせた短編三作を収録。
僕の章
この世には殺す人間と殺される人間がいる。自分は前者だ―そう自覚する少年、「僕」。殺人鬼の足跡を辿り、その心に想像を巡らせる「GOTH」の本性を隠し、教室に潜んでいた「僕」だったが、あるとき級友の森野夜に見抜かれる。「その笑顔の作り方を私にも教えてくれない?」という言葉で。人形のような夜の貌と傷跡の刻まれた手首が「僕」の中の何かを呼び覚ます。彼女の秘密に忍び寄った彼が目撃するのは…。圧倒的存在感を放ちつつ如何なるジャンルにも着地しない乙一の、跳躍点というべき一作。「僕」に焦点した三篇を収録。(「BOOK」データベースより)

暗黒系/
犬/
記憶/
リストカット事件/
土/



黒・黒・黒ですね
誰も面と向かって言わないだけで、死体・殺人について全く興味がない人なんていないはず(決めつけはいけない?)と思う。
じゃないと事件現場にあんなにカメラが行かないよね。見たい人がいるとわかっているからテレビ局も向かわせるわけだし。事件として報道する義務があると言うかもしれないが、誰も見なければやらないよ。
しかし、「俺、死体がすきなんだぁ〜」なんてことをクラスで話したらまずいことになるだろうなぁ〜くらいは普通にわかる。
主人公が言うように、クラスの仲間たちとは差し障りのない会話でその場になじむのが一番なのだろう。
しかし、それを全員が思っていたらと考えると、これまた主人公が言っていたように、皆が言っていることが「嘘」ということになる。

実際に学生時代そんなことを考えて会話してたかと言われると、全くそんなことは考えていない(^^)
普通に前日のテレビの話や受験の話で盛り上がっていましたよ!そこまでかわった性格ではないです!はい!

これを書いたのが22・3歳だという乙一さんはどうだったのだろう?!

しかし、けっこう騙された作品があったなぁ〜。
「犬」や「声」は最後に誰が誰だったのかわかって、もう一度読み返したいかも。
思い込みはいけませんね・・・。



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2008年08月02日

ZOO 1 2 乙一


(1)何なんだこれは!天才・乙一のジャンル分け不能の傑作短編集が「1」、「2」に分かれて、ついに文庫化。双子の姉妹なのになぜか姉のヨーコだけが母から虐待され…(「カザリとヨーコ」)、謎の犯人に拉致監禁された姉と弟がとった脱出のための手段とは?(「SEVEN ROOMS」)など、本書「1」には映画化された5編をセレクト。文庫版特別付録として、漫画家・古屋兎丸氏との対談も収録。
(2)天才・乙一のジャンル分け不能の傑作短編集その2。目が覚めたら、何者かに刺されて血まみれだった資産家の悲喜劇(「血液を探せ!」)、ハイジャックされた機内で安楽死の薬を買うべきか否か?(「落ちる飛行機の中で」)など、いずれも驚天動地の粒ぞろい6編。文庫版だけのボーナストラックとして、単行本に入っていなかった幻のショートショート「むかし夕日の公園で」を特別収録。(「BOOK」データベースより)

(1)
カザリとヨーコ/
SEVEN ROOMS/
SO‐far そ・ふぁー/
陽だまりの詩/
ZOO/
文庫版特別付録・対談 古屋兎丸×乙一―天才は深夜ラジオでつくられる。

(2)
血液を探せ!/
冷たい森の白い家/
Closet/
神の言葉/
落ちる飛行機の中で/
むかし夕日の公園で


乙一ワールド満載!黒乙一ここにあり!って感じでしたね。
しかし、黒なのに可笑しかったり、ファンタジー?だったりで、乙一さんをだいぶ読んできたと思っていても、まだまだ乙一ワールドは広がって無限のようだ!
そろそろ「GOTH」を読もうかな?!



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2008年07月27日

失はれる物語 乙一


目覚めると、私は闇の中にいた。交通事故により全身不随のうえ音も視覚も、五感の全てを奪われていたのだ。残ったのは右腕の皮膚感覚のみ。ピアニストの妻はその腕を鍵盤に見立て、日日の想いを演奏で伝えることを思いつく。それは、永劫の囚人となった私の唯一の救いとなるが…。表題作のほか、「Calling You」「傷」など傑作短篇5作とリリカルな怪作「ボクの賢いパンツくん」、書き下ろし最新作「ウソカノ」の2作を初収録。(「BOOK」データベースより)

Calling You/
失はれる物語/
傷/
手を握る泥棒の物語/
しあわせは子猫のかたち/
ボクの賢いパンツくん/
マリアの指


つい最近に上の5作品は読んでいるので飛ばしました。

「マリアの指」は黒かったですね。それぞれの思いが交差して謎解きが始まり、最終的にはそうゆうことだったんだとちょっと驚きました。



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2008年06月19日

天帝妖狐 乙一


とある町で行き倒れそうになっていた謎の青年・夜木。彼は顔中に包帯を巻き、素顔を決して見せなかったが、助けてくれた純朴な少女・杏子とだけは心を通わせるようになる。しかし、そんな夜木を凶暴な事件が襲い、ついにその呪われた素顔を暴かれる時が…。表題作ほか、学校のトイレの落書きが引き起こす恐怖を描く「A MASKED BALL」を収録。ホラー界の大型新人・乙一待望の第二作品集。(「BOOK」データベースより)


A MASKED BALL ア マスクド ボール―及びトイレのタバコさんの出現と消失/
読みながら何だかチャットやメル友みたいだぞ!と思った(解説にもそんな感じのことが書いてあった)。トイレの落書きで会話するなんて、まるで駅の伝言板のようだ(携帯電話が普及して最近役目が減っているが)。なので相手が誰だかわからない。学校内のトイレだから学校関係者なのは確かだが。
犯人は騙された!というか、わからなかった。先生かと思ってたのに。

天帝妖狐/
コックリ(狐狗狸)さんとは懐かしい。私が中学生の頃教室で友達がやっていたなぁ〜。女子の中に一人男子が入っていて、女子にすっかり騙されて、泣いていたが。
狐狗狸さんという漢字は昔からこの字らしいですね。最初が狐(キツネ)で最後が狸(タヌキ)真ん中は何?
しかし、怖いというかなんというか、獣になっていく様は生々しかった。電車で読んでいたがどんな顔してただろう、私
早苗ちゃんは名前に似合わずやることえげつないね。



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2008年06月13日

暗いところで待ち合わせ 乙一


視力をなくし、独り静かに暮らすミチル。職場の人間関係に悩むアキヒロ。駅のホームで起きた殺人事件が、寂しい二人を引き合わせた。犯人として追われるアキヒロは、ミチルの家へ逃げ込み、居間の隅にうずくまる。他人の気配に怯えるミチルは、身を守るため、知らない振りをしようと決める。奇妙な同棲生活が始まった―。書き下ろし小説。(「BOOK」データベースより)


殺人事件の容疑者が家にこっそり潜んでいたら怖いだろうなぁ。アキヒロみたいに他の理由がない限り本当にこんなことがあったら、気づいて、気づいたことを気づかれた時点で終わりでしょうね。
意外な結末。お幸せに。



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2008年05月30日

石ノ目 乙一


ある夏休みに私は、友人とあの山に登ることにした。私が幼い頃、あの山に一人入って消息を絶った母親の遺体を探すためだ。山には古い言い伝えがあった。曰く「石ノ目様にあったら、目を見てはいけない。見ると石になってしまう」と。そして、私たちは遭難した…。斬新な文体で新しいホラー界を切り開く乙一の短編集。書き下ろしを含め四編、ここに登場。(「BOOK」データベースより)


「石ノ目」/
なんでしたっけ?メドゥーサでしたっけ?目を見ると石になってしまうというやつ。しかし、この作品はちょっと民話風で暖かいお話でしたね。いいですね!

「はじめ」/
ん〜〜〜。すごい妄想話なのですが、しかも二人同時に(後にもう一人)ですからね。しかし、どっかでなんか聞いたことがあるような話なのだが、なんだったろう?バスが事故にあって名簿に・・・ってあたりがデジャヴュ?実際に見てないから違うのか?!既視感ならぬ既読感?!子供の頃のいい思い出って感じですかね。
ちょっと違うが若者にしか聞こえない音、モスキート音があるくらいなのだから、若者にしか見えないものがあっても不思議ではないのではと、ちょっと思った。

「BLUE」/
可愛そうなBLUE。こんなにピュアな思いをぬいぐるみが持っていたら、たまらないですね。しゃべってみたいし、聞いてみたい。テッドと騎士意外は憎たらしくてたまらなかったです。

「平面いぬ。」/
風変わりな「ぴょん吉」ですね。ちょっと違うか。しかし、鈴木家のような状況に置かれたら私はどうしちゃうんだろう?まだ、全員が全員の状況を知らなかった時はとっても気持ちがドキドキというかムカムカというかハラハラしてましたね。
一気にしゃべってしまって、よく朝は部屋を出にくかっただろうなぁ〜。ポッキーは可愛いですね。ずっと彼女を守ってあげてほしいですね。



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2008年05月24日

さみしさの周波数 乙一


「お前ら、いつか結婚するぜ」そんな未来を予言されたのは小学生のころ。それきり僕は彼女と眼を合わせることができなくなった。しかし、やりたいことが見つからず、高校を出ても迷走するばかりの僕にとって、彼女を思う時間だけが灯火になった…“未来予報”。ちょっとした金を盗むため、旅館の壁に穴を開けて手を入れた男は、とんでもないものを掴んでしまう“手を握る泥棒の物語”。他2篇を収録した、短編の名手・乙一の傑作集。(「BOOK」データベースより)


未来予報―あした、晴れればいい。/
「お前ら、いつか結婚するぜ」。
小学生時代にそんなこと言われたら意識しちゃいますよねぇ〜。そのためにずっと眼を見れなくなっちゃうのはいやですね。異性の幼馴染がいなかったから実際どんな気持ちなのかはわからないけど、大人になればそれほど意識しなくなるものでしょうが、大人になってこれからというときにですからね・・・。本当に空気のような存在だったのかも。

手を握る泥棒の物語/
面白かったなぁ〜。設定がいいし、なんでもない話なんだけど親子の関係についても上手く書かれていて楽しく読めました。しかし、簡単に泥棒になった感じに違和感が・・・。

フィルムの中の少女/
「怖い話特集で」と書いた作品だそうです。はじめは確かにホラー的な話ではありましたが、乙一さんの真骨頂ですかね。最後は暖かい感じで終わって。乙一作品を簡潔にあらわした一作ではないでしょうか。書かれ方がちょっと変わっていて読みにくかったかな(^^;)

失はれた物語/
つらいです。何もなくなってしまった自分。唯一感じるのが、右腕のひじから先だけ。最初から生きていること、生かされていることのに疑問を持って、生きているということはどうゆうことなのかを考える作品です。何のために人は生まれ死んでいくのか。重いテーマですね。



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2008年05月23日

きみにしか聞こえない 乙一


私にはケイタイがない。友達が、いないから。でも本当は憧れてる。いつも友達とつながっている、幸福なクラスメイトたちに。「私はひとりぼっちなんだ」と確信する冬の日、とりとめなく空想をめぐらせていた、その時。美しい音が私の心に流れだした。それは世界のどこかで、私と同じさみしさを抱える少年からのSOSだった…。(「Calling You」)誰にもある一瞬の切実な想いを鮮やかに切りとる“切なさの達人”乙一。表題作のほか、2編を収録した珠玉の短編集。(「BOOK」データベースより)


Calling You/
他の小説で、携帯を三日間くらい無くしてさぞ友達が俺に連絡とれなくて困っているだろうと不安になる高校生がいて、実際には全然困ってなかったことを知る。毎日メールを100通くらいやっていたのだが、所詮メールだけのつながりだったと気づいて落ち込むという話があったなぁ〜と思い出しました(タイトルなんだったかな?!)。
私の学生時代にはまだ携帯は普及していなかったので持っていなくても寂しいとか友達とつながっていないなんて感情はわかなかったが、今はそうもいかないのでしょうね。
だからといって頭に想像上の携帯を作りその携帯で実際に通話をするというのは、はたからみるとちょっと寂しい気がする(まぁ、見えないんだが)。しかしながら、そのおかげで楽しい毎日が過ごせるならOKなのかもしれませんね。
エンディングは切なかったですね。

傷―KIZKIDS/
小学生時代に手をつけられないくらいケンカをしたからといって、隔離されたクラスに移動させてしまうなんて、私が小学生の時には考えられないなぁ〜(隔離クラスがなかったし)。出血するようなケンカなんかしょっちゅうあった気がするが、今はちょっと過保護なんですよね。
殴ったり殴られたりして痛みを覚えるものなのだが、今はその前に止めてしまうから、痛みがわからなかったり限度を越えてしまったりするのでしょうね。そんなこといったらこの作品が進まなくなっちゃいますね(^_^;)。
確か小池撤平と玉木宏で映画化された作品でしたね。読んでいる最中は小池撤平が頭にずっと浮かんでいました。雰囲気はあってるんじゃないでしょうか?!(玉木宏はちょっと大人過ぎないか?!)。
とても痛々しいお話でしたが、どっか暖かい感じがしたのは私だけじゃないと思います。

華歌/
なんとも不思議なお話です。乙一さんがイラストを書いて欲しいと思い書いた作品だそうです(あとがき参照)。巻頭のイラストはとてもキレイだったのですが、作中のイラストでは頭だけ・・・。ちょっと不気味かも・・・。
そしてそして、なんといってもラストです。語り手のイラストは男性に見えますよね?!なのに、帰りの車の中は女性?!それともどっかで話が途切れていたの?単なる思い込み?!
他の本ブロガーさんはその辺書いている方がいらっしゃらないみたいなのですが、ネタバレ警戒?それとも私の勘違い?。おせえてぇ(教えて)〜〜〜。



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