本・松尾スズキ

2010年09月29日

老人賭博 松尾スズキ


北九州のシャッター商店街に映画の撮影隊がやってきた。俳優たちの退屈しのぎの思いつきから、街は最高に心ない賭けのワンダーランドに。人の心の黒さと気高さを描きつくす、奇才4年ぶりの小説。(「BOOK」データベースより)


確か芥川賞候補になった作品ですね。だからなのかなんなのか、これを「いい作品だ!」と評価できるほど理解出来なかった。
うらぶれた町で、うらぶれた役者が集まって映画を撮るんだけど、それが暇で暇で退屈で退屈で老人を肴に賭けをするんですよ。
それだけの話な気がする。気高さなんてあったかな?!



バナ−



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2009年06月09日

クワイエットルームにようこそ 松尾スズキ


薬物のオーバードーズで精神科病院に強制収容された明日香は、正常と異常を行き来する……。奇才が贈る絶望と再生の14日間。

恋人との別れ話から、薬物を過剰摂取してしまった明日香は、意識を失っているうちに精神病院に収容されてしまいます。
閉鎖された精神病棟を舞台に、くりひろげられる「正常」と「異常」がクロスオーヴァーする世界。冒頭の衝撃的なシーンに始まり、不運に不運を重ねていく明日香は、果たして絶望の淵に落ちてゆくのか。それとも……。
演出家、映画監督、俳優、作家と多ジャンルで刺激的な試みを続ける松尾スズキワールドへようこそ。(「BOOK」データベースより)


冒頭はすごいです。エログログログロ。夕飯食べたばっかりにはちょっときつかった、自分が戻しそうになったぞ(-_-;)
自分は精神病棟にはいる人間ではないと正常を保とうとする明日香だが、何が正常なのかが、わからなくなっていく。



バナ−



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2008年08月04日

同姓同名小説 松尾スズキ


「みのが、みのであるために」―みのもんた/
「ピンクレディー復活の日」―ピンクレディー/
「蚕谷村奇譚・なお美の夢」―川島なお美/
「間違えたいの!」―中村江里子/
「上祐の夏」―上祐史浩/
「乱の乱」―乱一世/
「力の魂」―竹内力/
「田代の一番長い日」―田代まさし/
「女優・荻野目」―荻野目慶子/
「広末の秘密」―広末涼子/
「総理の息子と呼ばないで」―小泉孝太郎/
「モニと私」―モーニング娘。/
「上161下105の男」―松尾スズキ


いいのかこれ?いくらフィクションとしていても、どっかから苦情きてないのかな?!
私が好きだったのは「田代まさし」の話です。年をとっていくうちに色々なことに「あがり」がきてしまい、トキメキやドキドキするものが減っていくという話に関心してしまった。

「意味もなくコンビニに入って意味もない買物をするのは、コンビニに「つい」通うものの「あがり」の状態であり。刺身を呼び捨てするのは、刺身とタメ口をきくのは、刺身に憧れてしまう食の歴史の「あがり」である。缶コーヒーを流しに捨てるのは、間をつぶすためになんだか缶コーヒーを買ってなんだか飲んでいる人間の「あがり」である。禿(はげ)を肯定し受け入れるのは、禿ゆくものの「あがり」である。そうなのだ。三十五を過ぎてそういった小さな「あがり」が次々と身の回りで小爆発を起こし初めていたのである。いやさ「あがる」ことは、もちろん悪くない。しかし、なんだろう、どう言えばいいのか。初恋に似たもの。そういうものがハラハラと目の前で散りゆく一抹の淋しさは隠せない。」(文中抜粋)

ここがいいです。



バナ−




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