バスジャック

2009年03月23日

廃墟建築士 三崎亜記


ありえないことなど、ありえない。不思議なことも不思議じゃなくなる、この日常世界へようこそ。七階を撤去する。廃墟を新築する。図書館に野性がある。蔵に意識がある。ちょっと不思議な建物をめぐる奇妙な事件たち。現実と非現実が同居する4編収録の最新作。(「BOOK」データベースより)

七階闘争/
廃墟建築士/
図書館/
蔵守


「七階闘争」
訳のわからない設定。読み終わっても、主人公と同じ心境ですよ。六階や十二階よりも後に出来た七階って・・・何?それぞれの階が違う存在なの?!

「廃墟建築士」
いきなり廃墟を建設するの?まあ、なんとなく無くはないのかな?!って感じですけど、、、。作中に出てくる連鎖廃墟なんてものを考えると、いきなり廃墟を目的とした建設っていうのもわからないでもないが、、、。

「図書館」
これはこれは、久しぶりの設定ですよ。「バスジャック」に出てきた、私が三崎さんの作品で一番好きな「動物園」の続編?スピンオフ?的な作品。これはこれでけっこう好きです。舞台が図書館なのもよかったですね。室内に閉じ込められた書籍があんなことやこんなことに。いいです!

「蔵守」
いや〜、一番わけわからなかった。しかしながら、ちゃんと目的はある。人間が自分でしてしまったことへの始末のためにこんなことをって、なんだか今の地球を汚してしまった人間みたいですよね。それを示唆しているのかな?!



バナ−



o_oslot1118o_o at 00:34コメント(4)トラックバック(2) 

2008年09月11日

鼓笛隊の襲来 三崎亜記


戦後最大規模の鼓笛隊が襲い来る夜を、義母とすごすことになった園子の一家。避難もせず、防音スタジオも持たないが、果たして無事にのりきることができるのか―(「鼓笛隊の襲来」)。眩いほどに不安定で鮮やかな世界をみせつける、三崎マジック全9編。『となり町戦争』の著者、1年4ヶ月ぶり待望の新刊。(「BOOK」データベースより)

鼓笛隊の襲来/
彼女の痕跡展/
覆面社員/
象さんすべり台のある街/
突起型選択装置/
「欠陥」住宅/
遠距離・恋愛/
校庭/
同じ夜空を見上げて


「バスジャック」に続く短編集第二段です。三崎さんは短編集の方がいいですね!今回も奇想天外な世界を見せてくれました。

「鼓笛隊の襲来」は昔はこうだったんだろうなぁ〜と思わせる、おばあちゃんの存在を再認識しました。
「彼女の痕跡展」と「校庭」は人間の記憶のあいまいさの怖さをデフォルメして、不思議な世界が描かれていました。
「覆面社員」はなんでもあたりまえになってしまう怖さが描かれています。
「象さんすべり台のある街」はなんだかた懐かしい感じだったなぁ〜。
「突起型選択装置」はなんだろ?!どこでも聞いたことのない話、読んでみないとわからない不思議な感覚。面白かった。
「遠距離・恋愛」は近未来都市?!変わった遠距離・恋愛のお話。愛があれ距離なんてっていう話なんだけど、ちょっと変(^^;)
「同じ夜空を見上げて」は読み始めて、あれ?これはあの電車事故のお話?なんて思ってしまったけど、ちょっと違う。状況としては同じかもしれないですね。悲しいけど、前向きで、最後の話としてはよかったですね。



バナ−




o_oslot1118o_o at 00:30コメント(4)トラックバック(2) 
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