夏休み

2008年04月09日

ぐるぐるまわるすべり台 中村航


塾講師の傍ら、僕は教え子ヨシモクの名を騙ってバンドを募集した。ボーカルの中浜に自らの分身を見た瞬間、僕の中で物語が始まった。(「BOOK」データベースより)


「始まりの」三部作を続けて読んでみました。

「ぐるぐるまわるすべり台」
ビートルズの「ヘルター・スケルター」は「ぐるぐるまわるすべり台」という意味らしい。バンドメンバー募集と塾講師の話なのだが、なんだろ?!正直よくわからなかった。

頭に残ったのは

―ギタリストってのは職業なんだよ。だけどドラマーってのは属性なんだな―

でした。


「月に吠える」
なんだか皆が仕事に真面目で驚いた。自分もちゃんとしないとと思ってしまった。それが狙いなのか?なんて勘ぐってしまったが、まぁそんなことはないだろう。
女の人に対してアイコンタクトでボケとツッコミに即座に分かれたりなんかは素晴らしいですね。

一番印象に残ったのは

―究極の効率化は自分の仕事を無くすこと―

でした。



バナ−





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2008年04月04日

夏休み 中村航


きっかけは吉田くんの家出だった。永遠と一瞬が交差する夏2組の夫婦に転機が訪れた…。(「BOOK」データベースより)




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2008年02月28日

あなたがここにいて欲しい 中村航


芥川賞候補作「夏休み」のプロローグ的作品、約100ページ

神奈川の小田原を舞台にした青春・恋愛小説

幼なじみの又野君に会いに、3年ぶりに小田原に降り立った大学生の吉田君。けれども又野君はすでに小田原にはいなかった。
憧れのヤンキーだった又野君と小学校時代にシノビという遊びを図書室でしたこと、受験勉強を教えたこと、怪我を介抱したこと、ゲームをしたことなどが次々によみがえる。
一方で吉田君はゼミ仲間の舞子さんに想いを寄せている。
舞子さんと同じものを分かち合い、同じように感じたい。けれどもなかなか積極的に行動できない。何度も一緒に帰っているのに告白への一歩をためらってしまう。
そんな時、又野君から突然連絡が来る。そして舞子さんとの関係にも進歩が・・・

自伝的小説「男子五輪」、「ハミングライフ」を含む中篇集。

懐かしいあの日々、温かな友情、ゆっくりと育む恋―僕は、守り続けなきゃならない。『100回泣くこと』の中村航が贈る、静かで優しい物語。(「BOOK」データベースより)



「あなたがここにいて欲しい」
世の中には「ヤンキーとファンシーと文明人」しかいないそうだ。いいえてみょう(←最近聞かない言葉だ)だと思った。確かに子供の頃ヤンキーに憧れた。横浜銀蝿好きだったし、なんだか「悪」はモテてたし。しかしながら吉田くんのように憧れはするが行動には移せない・・・。いつでも普通でいたかった。他の人と違うことをヨシとしなかった私はとても共感してしまった。決して真面目だった訳ではない。ただたんに人と違うのが嫌だっただけ。

「男子五編」
中村さんの自伝?と思わせる所がしばしばあった。しかしながら男子の考えることはいつも変わらないな。夏祭りの縁日に非日常を感じ(当時はそんなこと考えてなかったが)、空地の隅っこに基地を作り。部活に夢中になって、バンドに憧れ真似ごとをしてみたりもした。中村さんと年代が変わらない私としては出てくるアニメがドンピシャ(←これも使わないか?!)でした。懐かしく思えました。

「ハミングライフ」
一番好きな作品ですね。メールから始まる恋の話は結構聞きますが、木のウロ(ウロレター)から恋に発展する話は初めてでした。人のイトナミの跡に興味がなければドドンパに会うこともなかったし、小川君にも出会わなかった。とても微笑ましいウロレターの交信でした。




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o_oslot1118o_o at 15:14コメント(4)トラックバック(2) 
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