NO.6(#2)

2009年07月08日

NO.6(#2) あさのあつこ


2017年。聖都市「NO.6」を追われた16歳の紫苑がはじめて目にする外の世界、そして現実。ぼくは今までいったい何を知っていたんだろう?何を見ていたんだろう?ネズミと暮らし始め、懸命に生きようとするが、「おれとNO.6、どちらを選ぶ?」と問われた紫苑は…。加速する運命が二人を襲う。(「BOOK」データベースより)


舞台はある都市の管理されたNO.6とその他のゴミ扱いの町となっているが、もっと規模を大きく考えると、先進国と発展途上国という構図が見えてくるのですね。
NO.6の中に住んでいるうちはエリートとして教育さて食事や娯楽も思うがままで、空腹や寒さなんかも感じることがない。しかし、いったんそこを離れてゴミ扱いの町ではじめて知る、空腹や寒さ、何もかもが足りないという思い。
NO.6は周りの町を犠牲にして成り立っている町なのです。
これから先NO.6はどうなるのか、それぞれに住んでいる人達はどうなるのか、色々考えされられます。



バナ−



o_oslot1118o_o at 00:13コメント(0)トラックバック(0) 
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