薬剤師メモ

とある病院薬剤師が色々なことをどんどん調べてずんずん精進していくブログです。

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更新情報

◆概要リンゼス錠0.25mg(リナクロチド)2017年3月発売上皮機能変容薬腸粘膜上皮細胞上に存在しているC型グアニル酸シクラーゼ受容体のアゴニストであり14種類のアミノ酸からなる合成ペプチド(エンテロトキシン(大腸菌などが分泌する腸の粘膜に作用し下痢を誘発する毒素)

モノバクタム系抗菌薬アズトレオナム(AZT):アザクタム(1種類のみ)◆機序・作用部位細胞壁合成阻害・PBP◆殺菌性◆時間依存性→投与頻度を確保することが大切◆腎排泄→腎機能低下で用量調節必要◆スペクトラム:グラム陰性菌専用アミノグリコシドと一緒グラム陰性桿菌のみ

錐体外路症状(Extra-pyramidal symptoms : EPS)黒質線条体のドーパミン受容体の78%以上を抗精神病薬が遮断したときに起こる副作用◆錐体外路症状とは錐体:延髄にある部分錐体路:筋肉を動かそうという人の意思(随意運動)を伝える神経の通り道錐体外路:不随意運動を司る
『薬の副作用①:錐体外路症状』の画像

◆HBV再活性化とは抗癌剤や免疫抑制剤を投与することで沈静化していたHBVが活発化し、肝炎が引き起こされること。HBV再活性化による劇症肝炎は死亡率が高くなるため再活性化を予防することが重要となる。HBs抗原陰性:denovo B型肝炎(HBVの再活性によって発症する肝炎)HBs
『抗がん剤投与とHBV再活性化』の画像

唐突ですが自分が新人のときに読んでよかった・役に立った本、また最近買ったけどもっと早く読んでおけばよかったと思った本を紹介したいと思います。感染症・抗菌薬関連①絶対わかる抗菌薬はじめの一歩できる先輩がこぞって読んでいるという噂とamazonレビューの高評価ぶり

◆病態膵臓内部に急性膵炎またはその後遺的変化、慢性炎症、腺細胞の脱落・再生がそれぞれ不均一な程度に不均等に混在した状態。進行するに伴い膵内外分泌機能の低下をきたすようになる。発症や進行において膵管内圧上昇の関与が重要。◆原因飲酒、胆石、膵管狭窄、膵石:膵

◆機序主に下図のような受容体を介して中枢神経の嘔吐中枢が刺激された結果、迷走神経、交感神経、体制運動神経を介して起こる。◆分類一般的には中枢性嘔吐と末梢性嘔吐に分けて考えられている中枢性嘔吐化学受容器引金帯(chemoreceptor trigger zone : CTZ)を介して発症
『悪心・嘔吐とその治療薬』の画像

よく「肝臓とか胆のうの機能を改善する薬」って言われるけど結局何の薬なの!ってことで調べましたウルソデオキシコール酸(ursodeoxycholic acid : UDCA)◆ウルソデオキシコール酸とは体内に存在する二次胆汁酸のひとつ細胞障害性の強い胆汁酸をUDCAに置き換え、障害性のあ
『結局ウルソって何の薬?』の画像

1年目の時にDI室業務で作ったARBの力価換算表を最近よく使うので少し改訂して掲載します。主に各メーカーに電話して聞いた内容などを基に作成しています。◆力価換算・比較オルメテック20mg=ミカルディス40mg≧ブロプレス8mg=ディオバン80mg≧ニューロタン50mg◆参考・製薬

◆マクロライドの少量長期投与とは?びまん性汎細気管支炎をはじめ、慢性閉塞性肺疾患や気管支喘息など気道の慢性炎症が病態形成に関与するとされる呼吸器疾患に有効とされている投与方法→14、15員環マクロライドの有する免疫調節作用・抗炎症作用に由来する →特に鼻漏・

◆NSAIDs潰瘍とは?非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs:Non-steroidal anti-inflammatory drugs)の服用により発症する消化性潰瘍のこと。◆NSAIDs潰瘍の機序プロスタグランジン(PG)合成酵素であるシクロオキシゲナーゼ(COX)の抑制によるPG産生低下、酸依存性の障害、好中

◆いわゆる「胃薬」と呼ばれるもの攻撃因子抑制薬プロトンポンプ阻害薬(PPI)ヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2RA)カリウムイオン競合型アシッドブロッカー(P-CAB)制酸薬防御因子増強薬プロスタグランジン製剤粘液産生・分泌促進薬粘膜抵抗強化薬◆PPI(Proton pump inhibitor

◆腫瘍熱とはがん患者で明らかな感染症がなく、また薬剤、放射線治療、輸血、塞栓術など治療に随伴する発熱ではなく、悪性腫瘍の存在が原因となって発症する発熱のこと。発熱が2週間を超えて持続する場合には腫瘍熱の可能性を考慮する。腫瘍熱の発現は腫瘍の急速な増大を意味
『ナイキサンテストって?腫瘍熱とナイキサン』の画像

◆高カリウム血症とは血清K濃度5.5 mEq/ L以上の状態軽度(6 mEq/L未満)無症状のことが多い中等度(6~7 mEq/L)高度(7 mEq/L以上)緊急の治療を要する症状として筋力低下、麻痺、徐脈や不整脈、吐き気などが出現心電図異常5.5~6.5 mEq/L:T波増高6.5~7.5 mEq/L:P波消失、

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