薬剤師メモ

とある病院薬剤師が色々なことをどんどん調べてずんずん精進していくブログです。

薬剤師メモ イメージ画像

更新情報

最近看護師さんから聞かれた質問正確にはアミノレバン就寝前の処方を患者さんが夕食後に持ってきてほしいと言っているからという理由でどうやら夕食後に服用させていることが判明した時「いやーそれはまずいっすよ」と言ったら聞かれたこと。アミノレバン就寝前服用の意義は
『アミノレバン就寝前はなぜ就寝前じゃなきゃいけないんですか?』の画像

DAA(Direct Acting Antivirals):直接作用型抗ウイルス薬DAAの特徴比較(添付文書などを基に作成)◆特徴ダクルインザ/スンベプラ(ダクラタスビル/アスナプレビル)2014年保険適応・HCV NS5A領域(Y93/L31)遺伝子多型(変異)の存在により治療効果が減弱するため、治療検
『C型慢性肝炎の治療薬(DAA)まとめ』の画像

マヴィレット配合錠(グレカプレビルGLE100mg/ピブレンタスビルPIB40mg)◆発売日2017年11月27日◆特徴・最短8週間治療を可能にするパンジェノ型リバビリンフリー製剤※パンジェノ型:すべてのジェノタイプに適応できる※リバビリンフリー:リバビリン(貧血など副作用あり)
『新薬読解②マヴィレット:パンジェノ型リバビリンフリー製剤』の画像

一定期間の治療抗菌薬を特定のものに限定し、その使用抗菌薬を数か月ごとにサイクルさせる方法◆ポイント長期投与による耐性菌出現を防ぐだけでなく、抗菌薬非存在下において耐性株が野生株との生存競争に負け減少する可能性が考えられている。◆きっかけRaymondらによる報告
『抗菌薬のサイクリング療法とは』の画像

神経内分泌腫瘍(neuroendocrine tumor : NET)膵神経内分泌腫瘍(pancreatic neuroendocrine tumor : P-NET)ペプチドホルモン産生能を有する神経内分泌細胞由来の腫瘍国内での発生率 10万人に1.27人2010年WHO分類核分裂像(大きいほど腫瘍細胞の増殖が速い)とKi67 index
『膵神経内分泌腫瘍(P-NET)とその治療薬』の画像

薬剤性肝障害(Drug-induced liver injury : DILI)とは薬物による肝障害低頻度ではあるが多くの薬物で肝障害が生じる可能性がある。肝障害が発生した場合に薬剤性肝障害を疑い速やかに服用を中止すれば重篤化することはほとんどないが長期使用すると重篤化することがある。分
『薬剤性肝障害とは?代表的な起因薬まとめ』の画像

最近DPP-4阻害薬で起こる聞きなれない副作用についての話をよく聞くのでまとめました。とりあえずDPP-4阻害薬とはインクレチン:膵臓のβ細胞に結合してインスリン分泌を増加させる→血液中の分解酵素であるDPP-4ですみやかに分解される。DPP-4阻害薬:インクレチンの分解を
『DPP-4阻害薬で起こる水疱性類天疱瘡とか炎症性腸疾患について』の画像

「油っぽいうんちを出す薬」胆汁酸トランスポーター阻害薬グーフィス錠5mg(エロビキシバット水和物錠) Good(優れた)Feces(便)に由来2018年1月製造販売承認◆作用機序回腸末端部の上皮細胞にて...胆汁酸トランスポーター(IBAT)を阻害し胆汁酸の再吸収を抑制→大腸に流
『新薬読解①グーフィス:あたらしい便秘のくすり』の画像

最近院内の抗菌薬使用量と耐性率の関係とかを調査しています。そのなかでそういった調査に用いられる指標がいくつかあることを知ったのでまとめました。AUD(antimicrobial use density):抗菌薬使用密度「一定期間における抗菌薬の力価総量をWHOで定義されたDDD(defined dail
『抗菌薬使用量調査に用いる指標について』の画像

腹水とは生理的限界を超えて腹腔内に貯留している液体のこと。(腹腔内には内蔵相互の摩擦を少なくし、消化管の運動を円滑にするために少量の体液が存在している)腹水は胃の圧迫による食欲低下や嘔気、肺の圧迫による呼吸機能障害、血管の圧迫による血流障害を生じうる。 
『肝硬変による腹水の機序とその治療薬』の画像

スインプロイク錠0.2mg(ナルデメジントシル酸塩錠)◆名前の由来Control Symptoms of OIC◆効能・効果オピオイド誘発性便秘症(opioid-induced constipation : OIC)・オピオイドによる鎮痛作用:中枢のμオピオイド受容体を介して発現→一方で、末梢のμオピオイド受容体と
『気になるくすりを1から学ぶ その②スインプロイク』の画像

◆Clostridioides difficile(Clostridium difficile)とは芽胞を形成する偏性嫌気性グラム陽性桿菌温熱、消毒薬への抵抗性が強く、乾燥した環境下で長期間生存できる抗菌薬が投与され腸内フローラが攪乱されることで増殖・成長・毒素産生が起こりC. difficile感染症(CDI)

原発性胆汁性胆管炎(Primary biliary cholangitis : PBC)概要・中年以降の女性に好発する慢性進行性の胆汁うっ滞性肝疾患・自己の胆管細胞を標的とした免疫異常が発症や病態の進行に関与していると考えられており、慢性・進行性に肝障害をきたす。・以前は原発性胆汁性肝硬

◆飲み忘れの実態患者への聞き取り調査(1)によると飲み忘れたことがあるのは全体の40%(256/637) 1日1回製剤:14%(6/42) 週1回製剤:51%(159/313) 月1回製剤:32%(91/282)◆飲み忘れ、飲み間違い時の対応水以外の飲食をしていない状態であれば内服してOK連日服用製

以前のまとめ:せん妄とその治療薬の補完版です。当院でよく使われる(病棟での不穏時指示に入っている)抗精神病薬4種の使い分けについてまとめました。EPS:錐体外路症状リスパダール(リスペリドン)・SDA:セロトニンとドパミンの両方に作用・半減期が長い:数日すると残
『せん妄治療薬の使い分け』の画像

◆概要リンゼス錠0.25mg(リナクロチド)2017年3月発売上皮機能変容薬腸粘膜上皮細胞上に存在しているC型グアニル酸シクラーゼ受容体のアゴニストであり14種類のアミノ酸からなる合成ペプチド(エンテロトキシン(大腸菌などが分泌する腸の粘膜に作用し下痢を誘発する毒素)

モノバクタム系抗菌薬アズトレオナム(AZT):アザクタム(1種類のみ)◆機序・作用部位細胞壁合成阻害・PBP◆殺菌性◆時間依存性→投与頻度を確保することが大切◆腎排泄→腎機能低下で用量調節必要◆スペクトラム:グラム陰性菌専用アミノグリコシドと一緒グラム陰性桿菌のみ

↑このページのトップヘ