薬剤師メモ

とある病院薬剤師が色々なことをどんどん調べてずんずん精進していくブログです。

薬剤師メモ イメージ画像

更新情報

Hepatology. 2016 Oct;64(4):1265-72. doi: 10.1002/hep.28737. Epub 2016 Aug 24.Proton pump inhibitors as a risk factor for hepatic encephalopathy and spontaneous bacterial peritonitis in patients with cirrhosis with ascites.Dam G, Vilstrup H, Watson H, 
『PPIの服用で肝性脳症のリスクが増える?』の画像

2018年読んでよかった本ランキング暫定1位 あなたのプレゼン誰も聞いてませんよ!―シンプルに伝える魔法のテクニックposted with ヨメレバ渡部欣忍 南江堂 2014-04-01 Amazon楽天ブックス 私がスライドを作ってプレゼンする機会は今の
『あなたのプレゼン誰も聞いてませんよ!』の画像

たまにファモチジンが処方になった患者で腎機能的には量が多いかなあと思ったり、ファモチジンを飲んでいる患者にファモチジンの注射オーダが入って内服のほうを休薬にしなくては、ということがあります。やさぐれているときなど「別に胃薬だしちょっとくらい多くても良いん
『ファモチジンの過量投与によるリスクとは?』の画像

Q空腹のときにノベルジンを飲むと吐き気がして...何かお腹に入れればなんとか飲めるのだけど、ノベルジンを飲む前後で飴をなめても良いかしら?Aウィルソン病に対してノベルジンを服用する場合、用法は食前1時間以上前または食後2時間以上あけて服用となっている。しかし、空
『ノベルジンは飴と一緒に飲んでも良い?』の画像

レンビマ(レンバチニブメシル酸塩)2015年3月 根治切除不能な甲状腺癌 の治療薬として承認2018年3月 切除不能な肝細胞癌 の効果追加が承認◆作用機序血管内皮増殖因子受容体(VEGFR1-3)線維芽細胞増殖因子受容体(FGFR1-4)血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)α幹細胞因子
『抗癌剤レジメンまとめ⑥レンビマ(肝細胞癌)』の画像

イリノテカンの作用機序イリノテカン(CPT-11)は生体内カルボキシルエステラーゼによりSN-38に変換され、SN-38がトポイソメラーゼを阻害することにより抗腫瘍効果を発揮する。コリン作動性症候群とはSN-38へ変換される前のCPT-11はコリン作用を有しており、コリン様症状を引

最近看護師さんから聞かれた質問正確にはアミノレバン就寝前の処方を患者さんが夕食後に持ってきてほしいと言っているからという理由でどうやら夕食後に服用させていることが判明した時「いやーそれはまずいっすよ」と言ったら聞かれたこと。アミノレバン就寝前服用の意義は
『アミノレバン就寝前はなぜ就寝前じゃなきゃいけないんですか?』の画像

DAA(Direct Acting Antivirals):直接作用型抗ウイルス薬DAAの特徴比較(添付文書などを基に作成)◆特徴ダクルインザ/スンベプラ(ダクラタスビル/アスナプレビル)2014年保険適応・HCV NS5A領域(Y93/L31)遺伝子多型(変異)の存在により治療効果が減弱するため、治療検
『C型慢性肝炎の治療薬(DAA)まとめ』の画像

マヴィレット配合錠(グレカプレビルGLE100mg/ピブレンタスビルPIB40mg)◆発売日2017年11月27日◆特徴・最短8週間治療を可能にするパンジェノ型リバビリンフリー製剤※パンジェノ型:すべてのジェノタイプに適応できる※リバビリンフリー:リバビリン(貧血など副作用あり)
『新薬読解②マヴィレット:パンジェノ型リバビリンフリー製剤』の画像

一定期間の治療抗菌薬を特定のものに限定し、その使用抗菌薬を数か月ごとにサイクルさせる方法◆ポイント長期投与による耐性菌出現を防ぐだけでなく、抗菌薬非存在下において耐性株が野生株との生存競争に負け減少する可能性が考えられている。◆きっかけRaymondらによる報告
『抗菌薬のサイクリング療法とは』の画像

神経内分泌腫瘍(neuroendocrine tumor : NET)膵神経内分泌腫瘍(pancreatic neuroendocrine tumor : P-NET)ペプチドホルモン産生能を有する神経内分泌細胞由来の腫瘍国内での発生率 10万人に1.27人2010年WHO分類核分裂像(大きいほど腫瘍細胞の増殖が速い)とKi67 index
『膵神経内分泌腫瘍(P-NET)とその治療薬』の画像

薬剤性肝障害(Drug-induced liver injury : DILI)とは薬物による肝障害低頻度ではあるが多くの薬物で肝障害が生じる可能性がある。肝障害が発生した場合に薬剤性肝障害を疑い速やかに服用を中止すれば重篤化することはほとんどないが長期使用すると重篤化することがある。分
『薬剤性肝障害とは?代表的な起因薬まとめ』の画像

最近DPP-4阻害薬で起こる聞きなれない副作用についての話をよく聞くのでまとめました。とりあえずDPP-4阻害薬とはインクレチン:膵臓のβ細胞に結合してインスリン分泌を増加させる→血液中の分解酵素であるDPP-4ですみやかに分解される。DPP-4阻害薬:インクレチンの分解を
『DPP-4阻害薬で起こる水疱性類天疱瘡とか炎症性腸疾患について』の画像

「油っぽいうんちを出す薬」胆汁酸トランスポーター阻害薬グーフィス錠5mg(エロビキシバット水和物錠) Good(優れた)Feces(便)に由来2018年1月製造販売承認◆作用機序回腸末端部の上皮細胞にて...胆汁酸トランスポーター(IBAT)を阻害し胆汁酸の再吸収を抑制→大腸に流
『新薬読解①グーフィス:あたらしい便秘のくすり』の画像

最近院内の抗菌薬使用量と耐性率の関係とかを調査しています。そのなかでそういった調査に用いられる指標がいくつかあることを知ったのでまとめました。AUD(antimicrobial use density):抗菌薬使用密度「一定期間における抗菌薬の力価総量をWHOで定義されたDDD(defined dail
『抗菌薬使用量調査に用いる指標について』の画像

腹水とは生理的限界を超えて腹腔内に貯留している液体のこと。(腹腔内には内蔵相互の摩擦を少なくし、消化管の運動を円滑にするために少量の体液が存在している)腹水は胃の圧迫による食欲低下や嘔気、肺の圧迫による呼吸機能障害、血管の圧迫による血流障害を生じうる。 
『肝硬変による腹水の機序とその治療薬』の画像

スインプロイク錠0.2mg(ナルデメジントシル酸塩錠)◆名前の由来Control Symptoms of OIC◆効能・効果オピオイド誘発性便秘症(opioid-induced constipation : OIC)・オピオイドによる鎮痛作用:中枢のμオピオイド受容体を介して発現→一方で、末梢のμオピオイド受容体と
『気になるくすりを1から学ぶ その②スインプロイク』の画像

◆Clostridioides difficile(Clostridium difficile)とは芽胞を形成する偏性嫌気性グラム陽性桿菌温熱、消毒薬への抵抗性が強く、乾燥した環境下で長期間生存できる抗菌薬が投与され腸内フローラが攪乱されることで増殖・成長・毒素産生が起こりC. difficile感染症(CDI)

↑このページのトップヘ