薬剤師メモ

とある病院薬剤師が色々なことをどんどん調べてずんずん精進していくブログです。

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2017年07月

■基本的な考え方患者の訴える「眠れない」は「寝付けない」なのか「(寝付けるけど) 起きてしまう」なのかによって使い分ける「寝付けない」:入眠困難→超短時間作用型「起きてしまう」:中途覚醒→短時間作用型or中時間作用型「寝付けなく、起きてしまう」:入眠困難+中途

看護師さんから聞かれることが多い抗菌薬の配合変化について◆カルバペネム系 アミノ酸輸液側管からドリペネムを投与した場合、アミノ酸以外の輸液の側管から投与または単独投与した場合と比較して効果が減弱する。・1時間後の残存率L-システインを含有したアミノ酸輸液(ア
『注射薬の配合変化(抗菌薬編)』の画像

◆イメージ・モルヒネとオキシコドン:「だいたい同じ」強オピオイド・コデイン:モルヒネの前駆体・トラマドール:コデインの誘導体→おおざっぱに言うとモルヒネ・オキシコドン系列の弱オピオイド・フェンタニル:「ちょっと違う」強オピオイド。・メサドン:だいぶ違う強
『オピオイドまとめ①総論・副作用対策』の画像

ステロイドの副作用は服薬量や服薬期間によって異なり、満月様顔貌にみられる外見変化以外に感染症、骨粗鬆症などの合併症に注意したうえで各々の特徴を正しく理解できるような服薬指導が必要となる◆経口ステロイドの特徴・換算◆感染症・ステロイドの免疫抑制作用による・
『ステロイドの副作用とモニタリング・服薬指導』の画像

Gefitinib:イレッサ 1回250mg(1日1回経口)連日内服 PD(増悪)まで■適応非小細胞肺癌 再発症例EGFR遺伝子変異症例では1st lineとして使用できる■チェックポイント◆制酸薬(PPI、H2拮抗薬)を服用していないか →胃内pH5.0以上を持続した場合、AUCが50%減少した報告

◆アルコール離脱とは?アルコール→中枢神経抑制作用脳はアルコールの抑制作用に対抗するためブレーキ(GABA)の働きを低下+アクセル(NAd)の働きを賦活させることでバランスを保とうとする→アルコールを急に止めるとブレーキが効かない+アクセルの効きすぎで暴走してしま
『アルコール離脱とその予防薬・治療薬』の画像

◆下痢の定義1日に3回以上の無形便が排泄されること、あるいは1日の便中水分量が過剰になっている状態◆評価発症した時期持続する期間:慢性なのか急性なのか便の性情・回数・量血液や粘液の有無便失禁の有無発熱の有無治療歴服用薬の影響併存病食事・栄養随伴する症状である

◆抗血小板薬とは主にアテローム血栓性脳梗塞やラクナ梗塞などの非心原性脳梗塞再発予防に用いられる薬◆種類と使い分け使い分けに関してはガイドラインにも明確な記載はなく、患者のリスク因子、忍容性、費用、その他臨床的特徴を参考に決定するアスピリン:バイアスピリン
『抗血小板薬の使い分けと休薬について』の画像

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