2017年03月11日

もっと、いい家づくり!

バンガロー
バンガロー
バンガロー

2017年 03月 11日 (土)

今朝も2時半に起床でしょうか。早々にテレビのスイッチを入れる。毎日の日課です。本日はどのチャンネルも6年目になる東北の震災の報道です。リュックを背負ってスタッフと震災1か月後に歩いた阪神。仮設、本設と震災から半月後からかかわった東北。自分の住まいに対する考えや思いを災害に直面する事に問いかけ直しているように思います。特に阪神でのショックは今までの木構造に対する自分の取り組みのほとんどが否定された様に打ちひしがれていました。そこから見出したのが「木を組む」事です。木造は木を組まないとダメなんです。

東北の震災では200棟の仮設住宅を板倉(落し板壁構法)で提供し、その現場での体感はプレファブの物とは住み心地は格段の差がありました。住まい手を包んでくれるものはビニールや建材ではやはりだめです。木や土のように湿度をコントロールし、熱を蓄えてくれるものでないと心地よいとは感じないのです。

小田原のプロポーザルで1等を取ったバンガローがほぼ完成しました。今月は役所の検査の連続で少々うんざりしていますがご覧になってみてください。野積みされたばらばらの材料からこれほどの空間ができるのです。この杉の厚板の中での時間はきっと子供達に印象深いものに成る事でしょう。

私たちは「もっといい家づくり」をして行かなくてはと思います。そして「もっと質の高い家づくり」をして行きます。

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o_toukairin at 06:12
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2017年03月10日

剱持棟梁の祝賀会

剱持
剱持
剱持
剱持
剱持

2017年 03月 10日 (金)

おおよそ2年ぶりの帰省になります。鶴岡(山形県)に剱持猛雄という棟梁がいます。全国各地で伝統構法での住まいや建物を建ててきました。その功績を国や地元、鶴岡市が「名工」として認めたのです。同郷と言う事もあり伝統木構造の会議などで「なまり」を入れながら良くしゃべくっていました。私が卒業した高校はここ鶴岡にありましたし、私の実家と剱持さんの家との距離は車で30分ぐらいでしょうか。

その祝賀会に名だたる棟梁が集まりました。最後の宮大工と言われた西岡常一の一番弟子、奈良斑鳩工舎の小川三夫棟梁。とやまの名匠、田中健太郎棟梁。そして東京大学名誉教授の和田章先生などそうそうたる方々がここ鶴岡までお越しになられたのです。

私もこの地を離れて45年になります。故郷を思う機会が年々少なくなっていくように感じていました。自分の生まれたところにこのような人間がいる事を改めて誇りに思えました。

この錚々たる方々とお酒を飲めば、その間はただのおっさんかも。

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o_toukairin at 07:37
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2017年02月23日

夜行バス

ペレット
ペレット
バンガロー
バンガロー

2017年 02月 23日 (木)

最近、夜行バスがやめられない。価格が安い(場合によっては名古屋、東京間が2000円なんていう事もある。)と言う事もありますが何より眠っている時に移動できる時間の有効性である。この夜行バス、会社によって乗務員の態度の良し悪し。車内の広さなどが良く解ってくる。特に夜行バスは乗車と「寝る」という行為が発生しますので車内の広さが問題になってきます。そうすると少なくともあの会社のバスには乗りたくない等の判断をネット予約の時に考えています。そして、可能であれば窓側より通路側をお勧めします。ルール上良くないかもしれませんが足を通路側に投げ出して寝れるのです。

今週も月曜日の夜行で横浜まで行き、川崎での打ち合わせ。そして小田原の市役所での打ち合わせと現場での打ち合わせ。それを終わらせて原宿に移動しペレットストーブ屋さんとの打合せです。終わると外は夜の賑わいの真っ最中。

これから一人でゆっくりと夕ご飯を食べて、東京駅23時10分発名古屋行の夜行バスにこれから乗車します。明日の早朝には名古屋です。2晩連続でバスの中。自宅の寝室には私のベッドは必要なくなるかもしれません。

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o_toukairin at 07:11
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2017年02月14日

住宅メーカーの板倉

タマ
タマ
タマ
タマ
タマ

2017年 02月 14日 (火)

先回アップの鎌倉の一人旅、実はこの住宅展示場の見学もコースに入っていました。この場所が鎌倉です。日本で一番?(2番かな?)の棟数を売り上げるとある大手住宅メーカーが板倉つくりに参入してきました。以前からマスコミや協会の中での話題で知ってはいましたが拝見するのは初めてです。写真のように板が見えているところには親近感が湧くのですが壁の半分以上は大壁です。救いはそこが左官である事でしょうか。1階も2階も天井は板が見えているのですが、そこはかの有名な「Jパネル」です。

パンフレットを拝見しました。心地よい言葉が沢山書いてあります。

「森を守るためにはもっと木を使う必要がある。」 同感です。

「日本の木でできた居心地のいい家。」 同感です。

「住まう事によって地域と社会とつながる事が出来る家。」 良く解らない!

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o_toukairin at 07:49
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2017年02月13日

鎌倉一人旅

鎌倉
鎌倉
鎌倉
鎌倉
鎌倉
鎌倉

2017年 02月 13日 (月)

今回2度目の鎌倉訪問。前日に雪が降った事もあり北鎌倉で電車を下車。鎌倉まで歩くことにした。途中の鎌倉五山もどんなところかの興味もありました。その五山はすべてを回る訳にはいかないので「建長寺」だけにする。そこは観光地としても有名の様で人が沢山います。ここは宗派の本山。建物の迫力が半端ではないほどの規模のものが立ち並んでいます。感動したのが実はその有名な所ではなく、その近くにあります「明月院」。(写真の丸窓がそうです)雪をうっすらと被った茅葺の美しさは期待を裏切りません。写真の丸窓の向こうには朝日を浴びる美しい庭が広がっているのです。上がらしていただき、近くで拝見したら鳥や動物の鳴き声。池の水で水浴びをする小鳥の姿が日の光でキラキラしているのです。名前が知られていないせいか人もほとんどいません。30分ぐらい、そこに佇んでいました。

鎌倉からは江ノ電に載って「長谷寺」まで。本堂の白壁と薄黒く塗られた柱や梁とのコントラストは真っ黒でない分、きれいでした。

最後はやはり海。「由比ガ浜」一人さびしく、夕べ飲み残したウイスキーの小瓶をリュックから取り出し酒盛り。海辺の波がサーフィンができるほどの風の寒さに対抗するには3分の1に減った小瓶の量では足りません。

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o_toukairin at 15:02
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プロポーザルの行く道

小田原
小田原
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小田原

2017年 02月 13日 (月)

小田原のバンガローがここまでできました。

昨年の3月に応募広告がされ、6月に提案書を提出し、7月に1等入選が決まったプロポーザルコンペの板倉の建物です。コンペの主たる条件は写真の野積みにされた小田原の木材、板倉構法での建設です。

私たちが建設する板倉の住まいは構造材が徳島か吉野。板材のほとんどは徳島材の吟味された木材を使用します。上棟の時には柱と梁と板だけの空間は本当に美しいと思います。そう思わせる状態の木材が現場には搬入をされる。

当初、この野積みをされた木材と木材リストを見る限りでは私達がいつもイメージするレベルまで達しないと思っていました。それがかなりの出来栄えなのです。静岡の製材所が苦労に苦労を重ね、ぎりぎりまでの材料どりをしてくれたのです。板倉つくり知っている製材所なので建てる側の事を良く考えてくれました。写真を見ると壁の横板が下が赤くて上に行くにつれ白っぽくなっていくのがわかると思います。これは一例です。

3月の末には完成をします。この中で子供たちがはしゃいでいる姿を早く見たいものです。

因みに小田原市のホームページを開いていただき、市長室から市長の日記の2月6日の「進む改修・整備」をクリックすると市長がこのバンガローを視察した日記が出てきます。ご覧になってみてください。

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o_toukairin at 14:09
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2017年01月23日

悔しい。

年賀はがき番号

2017年 01月 23日 (月)

昨日の休日に年賀はがきの整理をしていました。約600枚ぐらい出しますのでおおよそ同じぐらいの年賀はがきを頂きます。返信もはがきがあるうちはさせていただくのですが無くなってしまいますと返信をしていません。頂いていながら届いていない方々には失礼をしました。お許しください。

同時に当選番号の照合もしました。いつもですと下2桁の3等が3〜4枚ぐらいですが今年は3等が1枚。2等が1枚でした。

其の中に写真のような番号があったのです。1等に一字違い。「悔しい」。1等は10万円相当の景品になるようです。これで1割ぐらいの権利はないでしょうか。

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o_toukairin at 09:39
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2016年12月12日

10年経った「木愛の会」

木愛の会
木愛の会

2016年 12月 12日 (月)

高松伸さんが名古屋に「木造都市構想」の研究会を立ち上げたらどうかとのお話からこのチームが発足した。毎月一回、丸美産業本社ビルで研究会を行っていますが当時、このビルを高松さんが設計していた折の事です。この木造ハイブリッドのビルは全国では2棟目の珍しいものでしたが現在では全国に多くの木造ビルが建つ様になりました。

この高松伸さんの声掛けでできたのが「木愛の会」です。今年の総会が10周年記念の総会になりました。都市の中で木造では考えられないところに木を使用することを考え、プレゼンをしていくのがこの会の趣旨です。住まいでは木造が比較的コストが安くつく事が一般的なのですが、事木造ビルになりますとまだまだ鉄骨や鉄筋と変わらない。耐久性やメンテナンスの事が比較的、問題になってくる。そこも含めてプレゼンをしていくのが我々の考え方です。木を使うと言う事は「山」が活性していきます。「山」が活性すると言う事は「海」の活性化にもつながります。それは大きく、環境の問題を考える事に繋がっていきます。あまり大きい話をしてしまうと手元の「木」が見えなくなってしまうのでまずは都市で木を使うほんの少しの事から考えていくのが大切な事と思います。

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o_toukairin at 07:48
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エコハウス全国大会in名古屋

エコハウス

2017年 12月 12日 (月)

東北の震災がきっかけとなって、丸谷博男さんは「そらどまの家」の考えを全国に伝えようとしました。それは昔からある住まい方から学び、余分なエネルギーを使わない本来の姿の住まいを実践するものです。その全国大会が12月7日に開催されました。やっと実践者があちこちに増え、全国大会をここ3年開くことが出来、ここ名古屋が3回目となります。震災直後、丸谷さんが新しいことを考えているお話を伺い、準備期間を経て第1回目の研究会を開催したのが2013年2月、ここ名古屋になります。以前からの知り合いでもある丸谷さんの努力を皆さんにお伝えしたく、名古屋事務局を引き受ける事になった次第です。

「そらどまの家」を簡単に説明しますと、東北の震災で住まいのエネルギーの消費の事がクローズアップされました。住まいの中でのエネルギー消費を極力低く抑え、それでいて快適な住まい。戦後にたくさん創られてきた短い寿命の家ではなく、長く住まうことが出来る住まいづくりをするのが基本になります。其の為には壁体内に結露をしない。外界のエネルギーを極力使用する。暖房、冷房は輻射にするなどがあげられる。其の為には住まいの性能を上げなくてはいけません。従来あります高断熱・高気密の考え方大切ですが違うのが必ず床、壁、天井も「呼吸」をすると言う事です。その素材選びをどのようにするかを「エコハウス研究会」で学びを続けています。

是非、皆さんもご相談ください。

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o_toukairin at 07:07
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2016年11月20日

CLTの行方

clt
clt
clt
clt
clt

2016年 11月 20日 (日)

先行きが見えてるようでなかなか本軌道に載って行っていないように見えるこの「CLT」、国は鳴り物入りで推進しているのですが現場の方々は取り組みに少し引き気味に見える。一番は単価(㎥15万円)の様です。おそらくヨーロッパの倍の値段ではないでしょうか。日本にこれが多く入ってきたら当然そちらを使用する事でしょう。そんなお話にすぐさま乗れないというのが現場の意見でしょうか。丸太が出にくい現在の山の環境も一因になっているとも思われます。

東京の「ティンパライズ」は都市木造を推進する団体です。多方面に影響を与えている団体ですが名古屋での私たちの会「木愛の会」はそこの会員になっています。13日は東京での総会に出席をし、終了後に近くの会場の東京国際フォーラムで開催していますCLT展示会を見てきました。これはティンパライズが企画したものでこれからの都市木造を実現化していく為には必要になる部材に成る事を見越しての物です。

無垢の木材を組み、木と土と(場合によっては紙)での住まいつくりでは不可能な部分を補ってくれることは間違いないでしょう。

「適材適所」の言葉が頭をよぎります。

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o_toukairin at 06:37
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