2017年07月28日

上げて良かった。

豪雨

2017年 07月 28日 (金)

この写真は今年の4月にお引渡しをしました板倉の住まいのお施主さんが撮られたご自宅と周辺の写真です。7月12日の夕刻の犬山近辺の集中豪雨時の写真ですが手前から伸びています一直線に見えるのが前面道路です。それに沿って左に幅2メートルぐらいの水路があるのですが確認ができません。その水路の左が田圃ですが一帯が完全に水没しています。

このお宅の敷地は元は田圃で道路より50センチは低かったのですがそれを道路より1メートルほど嵩上げをしました。当初はそこまでも上げる必要があるのかの議論はありましたがこの写真でその議論は無用であったようです。

ここのカーポートは道路と同面にあるのですが白い車が嵩上げをした敷地面に移動しているのがお分かりになりますでしょうか?

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o_toukairin at 04:46
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2017年07月20日

「駆除」に違和感

ガンガゼ
ガンガゼ

2017年 07月 20日 (木)

先日の9日にダイビング仲間と伊豆半島の新しいポイントに潜った。このサービスはこのポイントを開いて3年目と言います。私たち以外、日曜日と言うのに誰もいません。そのぐらい人(ダイバー)が入っていないポイントの様です。其のためかエントリー付近や浅い海底には「ガンガゼ」(長い棘を持ったうに)が沢山います。その棘は容易に刺さり、かえしがついていて、刺さったらそう簡単には抜けない。ダイバーにとっては要注意動物である。手袋やブーツは簡単に貫通します。サービスの店長が「頑張って駆除しているのですが。」と言う言葉。店長は私達に対する気づかいだったと思うのですが私はその言葉に違和感を感じてしまう。確かに私達ダイバーにとって、あまり喜ばしくないこの「ガンガゼ」ですが私達を故意に邪魔しようと思っているわけではないはず。このポイントも開発するまでは静かに生活をしていたはずなのに急に自分たちの生活圏内に私達人間が勝手に入り込んで来た訳です。私達の都合だけで「駆除」とは私にはなじみませんでした。その謙虚さを忘れるとその天罰が下ります。私の足にはちゃんとガンガゼの棘を残してくれました。(酢で溶かします。)

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o_toukairin at 06:55
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2017年07月18日

京都の石端建て

石端建て
石端建て
石端建て
石端建て
石端建て

2017年 07月 18日 (火)

天王山下山後に向かったのがこの滋賀の梓工務店の「石端建て」の現場。今まで何棟か見てきていますが進化していました。今までほとんどが自然石の上に柱を載せていたのが今回は延べ石の上です。この方が仕事はやりやすいはずです。上から通しで石まで落ちているのは通し柱のみです。管柱のほとんどが足固めで切れています。この方が足固めが通り、強度は強くなるのは一目瞭然です。

いつも気になるピァチェックの時間。事前協議に3か月。確認申請に1か月。梓工務店でさえこの時間がかかっています。

今、石端建ての建売を計画しているとの事。今の経済分野での本物志向は住まいにも来ているように思います。ビニールクロスで真っ白になった空間には人の生活や子供の成長に寄与するとは思われず、本物の木材がいかに人間への影響が大きいか。そして構造も筋交いや合板の限界を理解する方々が少しづつ周りに増えているように思えます。

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o_toukairin at 08:15
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日本最古の板倉(自玉手祭来酒解神社の神興庫)

天王山
天王山
天王山
天王山

2017年 07月 18日 (火)

日本最古の板倉つくりと聞けば板倉構法の実践者としましては見に行かない訳にはいかない。先週の14日に京都に出向く用事があり、早めに京都着し天王山に向かいました。この大山崎には5月の板倉協会の理事会で訪れて以来の事です。標高300mにも満たないこの天王山ですが参道はほぼ直登に近い。途中、30年前に購入したトレッキングシューズが破損したこともあり、大変な道中になりました。

天王山ほぼ頂上にありますこの神社の神興庫(この板倉の倉庫の事)は国の重要指定文化財になっています。周囲は金網で囲われています。800年前の建物にやはり触りたい。人もほとんど登ってこないので飛び越えようとも思いました。そこは現代の板倉従事者。ぐっとこらえました。

この板倉の神興庫は鎌倉時代に建立されたと何かで読みました。800年前の建物です。私が設計した板倉を誰か800年後に見ている人がいるのだろうか?

因みにこの神社の名前、なんと読むかわかりますか?「たまでよりまつりきたるさかとけじんじや」と読みます。

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o_toukairin at 07:49
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2017年07月05日

今年も耐震博に出店

耐震博
耐震博
耐震博
耐震博
耐震博
耐震博
耐震博

2017年 07月 05日 (水)

今年で3回目(3年目)になるこのナイスの耐震博への出店の建物の設計を3年連続で仰せつかりました。愛知県からの依頼になり、愛知県産材を売り込むことが目的になります。1年目は得意の板倉つくり。2年目は新しい構法と言う事でCLTを主にした県内の業者の認定構法。そして今年3年目、さて。一応「新しいものと古いもの融合」をテーマにしました。新しいものは「縦ログ」で。そして古いものは「古材」と「板倉」で表現をしてみました。そして古い部分に写真にもあります斬新なキッチンを置いてみました。このキッチンも県産材で創ったんですよ。そしてこの古材、皆様の協力のもと私が集めてきました。

今、国を上げて古いものを残して行こうとの動きがあります。中古住宅の概念を変え、若い方々にも手頃に住まいを考えてもらう事や初期投資を少なくした住まいへの動きやすさを売りにしていこうとの社会的な動きです。其のため東京オリンピックのころには新築の着工件数はひところの半分に成ろうとしています。

リニアやオリンピックなどの大型事業の影響もあり建築コスト時間とともに値上がりしています。其の中での新築は厳しさを増してくるのは間違いないと思いますが元々あった古いものを生かす事がこんなにも素敵な事なんです。

次回、この建物を見る事が出来るのは10月になります。

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o_toukairin at 07:50
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徳島へ

徳島
徳島
徳島
徳島
徳島
DSC_0566

2017年 07月 05日 (水)

徳島の材料は変わりました。「良い材料に変わって行っています。」徳島に和田善行さんという方がいます。この方が杉材のデータベースをつくるように大学や研究機関に申し入れをしたのも木の建築が広まり、杉材が多く使われるようになったことは間違いないと思います。私も何度かお目にかかりお話を伺ううち、自然乾燥の事や民家型の木組みの事を教えていただいたのもついこの間の様に思うのですが既に30年近く前の事です。

1日〜2日と久しぶりにお施主さんと徳島に出向きました。ここで加工する材料は基本的に木組みが見えてくる住まいが殆どです。柱でも梁でも見えてくるところはいかに美しく見せるかの努力は大変なものです。材料の向きに対しての節の大きさや数。そして、化粧面のプレナー掛けなどの吟味の作業は一本づつ違いますので大変です。材料が整った後のストックも乾燥された倉庫に置かれます。そのような気づかいをして最終、現場に搬入されることになる訳です。

お施主さんは徳島での楽しみを「徳島ラーメン」と「鳴るちゅるうどん」でした。徳島ラーメンは解りますが「鳴るちゅるうどん」。聞くところによると柔らかい(腰のない)、そして短い(つるつると入って行かない)と言う事でした。少しテンションが下がり気味。私は食べましたが感想は皆様と一緒に徳島でたべた時に言います。

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o_toukairin at 07:14
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2017年06月05日

「恥ずかしながら」の講演

木の連歌
木の連歌

2017年 06月 5日 (月)

今年になって何回目の講演会になりますか?先週の月曜日に木愛の会での木の連歌シリーズの7人目の講演者としてお話をさせていただきました。今までは講演や学生の前でのお話しのほとんどは木組みと伝統構法の事ばかりでした。それなりにそこに集中してお話をしますので自分で言うのも何ですがまとまっていたように思います。最近は年齢の影響もあるかもしれませんが木造に纏わるお話しには変わりないのですが自分がいつごろ何をやっててその背景に何があったかと言ったお話をするようになりました。それは自分の中身整理もあり資料を調べたりすることは楽しいのですがきっとお聴きになっている方々には心の動くものではないようにも思えます。

今回は伝統構法と在来の違いから自分が伝統構法にのめり込んで行った背景。そして今、その伝統構法をどのように展開しているか(現在は板倉構法で)をお話をしました。

お話の内容より会場の席が満席になっていたのには驚きです。

その満席の一番前に息子がいました。親父の話をどのように聴いたか?本人からは未だに話してくれません。

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o_toukairin at 06:51
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2017年06月02日

初めての京都 大山崎

大山崎
大山崎
大山崎
大山崎

2017年 06月 02日 (金)

京都大山崎は我々建築を生業とする人にはお馴染みの環境共生住宅の原点と言われています「聴竹居」で有名です。そして建築家、藤井厚二の実験住宅が点在していたことも有名なお話です。

その聴竹居の真下に今回、日本板倉建築協会の理事会会場になりました「五風十雨」(いたくら3号に掲載)があります。安藤先生が12年前に明治の蔵を改修したカフェとそれに続く板倉つくりの住まいです。12年前の先生のデザインは今の素朴な感じとは少々違っていました。聞くと当時の若い担当者がかなり凝ったとの事。やはり。

平屋の住まいの「芝屋根」は圧巻でした。2階から見たその屋根は2階居室が平屋に見えます。これも安藤先生の断熱の実験だったかもしれません。住まい手はかなり涼しいとの評価でした。

この日は残念ながら聴竹居に入る事は出来なかったのですが「アサヒビール大山崎山荘美術館」までは登りました。

ここを登ったところに「天王山」があります。そこに日本最古の板倉つくりに建物があると安藤先生が教えてくれました。それと聴竹居と合わせて再来を近いました。息子でも誘ってみるか!

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o_toukairin at 07:13
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伝統木造と木組みのトラス

合掌
合掌

2017年 06月 02日 (金)

奈良に蟾臂犬噺世い泙更務店があります。木組みの木造トラスを専門に加工する会社です。原田さんはご夫婦で木組みの墨付けから加工まで全部手作業で行っています。工務店開設当時は木造トラスを理解してくれる人が少なく、師匠大工に教わった事を見よう見まねでお話をするのですが中々伝えるのは難しかったようです。そこで「木造トラス研究会」なるものを立ち上げ、伝統構法とトラスについて皆さんの前で7年前からお話をするようになったようで、それをもとに本も3冊ほど出版をしています。

そんな勉強会に先月の17日に久しぶりに参加をさせていただきました。木組みの構造の考え方。木組みの技術とその考え方など、木造の突っ込んだお話を聞くことが出来ます。

参加者が私を入れて7人。先回にお邪魔した折も同じような人数でした。「もったいない。」このような木造に纏わるお話を聞くチャンスは少ないように思います。木造のお話は今の住宅業界の中で採り上げられることは多くにありますが木材や木組みを理解して設計、施工している人は少ないと原田さんご夫婦は嘆く。

じゃ、多くの方々に知らしめる組織を作りましょうと言ってしまいました。今回参加された方々のほとんどがそれに賛同して頂いたのですがさて、これからどのように進めるか?

酒の席は怖い!!

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o_toukairin at 06:38
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2017年05月17日

知多半島めぐり

美浜
美浜
美浜
美浜
美浜

2017年 05月 17日 (水)

これもゴールデンウィークの事。子供の日に美浜の「山の広場」に出向く予定をしていたところまたまた、息子を誘った。そうしたら家内も行くと言いだし、挙句に娘まで。結局家族4人全員でいく事になってしまいました。この「山の広場」の見どころは小山の様にそそりたつ巨大な「陶器」のオブジェをバックにした劇場。美浜町にお住いの陶芸家スティーブンさん、ヒメナさんご夫婦の作品なんです。6トンの土を約16年かけて完成させたもの。このステージで横笛などのステージが行われ、音響の良さも感じる。

お昼にこれも美浜町にお住いの現在、仕事を一緒にしていますお宅を訪ねる。「パンを焼くから寄って。」その言葉は私には天使のささやきの様に聞こえました。手作りの石窯から出来る自然酵母からの焼きたてのパンをアツアツで頂けるなんて最高です。ここのお宅では味噌や醤油などの発酵食品を手作りしていて、それを大勢の方々に教えています。そこで発酵と腐敗の違いをお聞きしました。その講釈は後にします。

ひとしきりお腹がいっぱいになったところでうちの女性群のリクエストのえびせんべいを買い求めに「香味庵」に。パンを頂いたところでの紹介もありました。大きいお店もいいのですがここのは格別で煎餅の中に入る海老(海老煎餅なゆえに)の量がかなりの量を入れているとの事。他と比べても味が違うとのお勧めの弁でした。油で揚げてないせいか香ばしさが格別です。お店も小さくお客も少なく、我々にとってはゆっくりと買い物ができました。「明日の「「ぐっさん家」」にこの店が出ますよ。」そのぐらい有名なんだ。

美浜から自宅に戻る途中に大野町にあります甘味処「きょうや」さんに寄ってみた。ここは私のリクエストです。既に10年くらい前になりますか、この町の再生の為の会議をここきょうやさんで開かれていました。その中心人物が写真の井上恭子さん。このお店のオーナーです。事前の連絡もなしに寄ったのですが偶然に彼女に会うことが出来、おそらく10年ぶりの再会になると思います。11年前に名古屋から春日井に事務所を移す時、ここ大野町と迷った挙句の春日井でした。ここの2階(今、民泊をやっているとの事)は会議後のお酒の席が盛り上がり、何回か泊めてもらった所です。そんな昔話を子供と家内にしてみました。家族の知らない私の姿です。

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o_toukairin at 07:25
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