有限会社アオキソーシャルワーカーオフィス「オアシス」

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制限行為能力者(簡単に説明)

 ご連絡いただきました方,ありがとうございます。

 制限行為能力者制度を理解するには保佐類型で検討すると便利です。

保佐の審判が確定するということは,民法13条所定の行為については単独では有効確定することができない「不確定有効」すなわち「取消すことができる法律行為」付与者となります。一般の成人とは違う特殊な状況におかれます。その特殊な状況を作り出すのが裁判所の審判です。

不確定有効な法律行為は,同意権者(保佐人等)の同意(追認)があれば有効確定,同意できなければ取消して無効化することができます。この理屈はあくまでも有効なものを取消して無効とするのであり,被保佐人の行った民法13条所定の行為は始めから無効ではありません。こうなると取引の相手方はいつ取消されるか分からない不安定な状況におかれます。その場合は,保佐人に対して1ヶ月以上の期間を定めて「追認するかどうかを確答すべき催告」をすることができます。確答が無い場合は追認したとみなして有効確定となります。被保佐人本人に「保佐人より追認をもらってきてください」と催告し確答が無い場合は取消したとみなされます。

保佐人は同意しようかしまいか,はたまた取消してしまおうか,等々の算段をするとき本人の身上に十分配慮した「身上配慮義務」が課せられます。

制限行為能力者制度とは,審判の確定によって本人の法律行為に制限を加え不確定有効状態(取消すことのできる法律行為)とし,その保護者(保佐人)に有効・無効の判定をさせようとするものです。極簡単に説明すればこんな感じでしょうか。

制限行為能力者とは,未成年者,成年被後見人,被保佐人,同権付被補助人です。

任意後見,同意権無しの補助人は制限行為能力者ではありません。

通常の業務では,制限行為能力+代理権で業務遂行をいたしますが,ほとんど代理権が主となります。代理制度はまた別途検討が必要となります。

後見業務

10年以上成年後見業務を行っています。
一度だけ行政から大きなクレームをいただいたことがあります。
今思えば,担当者の無知から発生する成年後見への無限の期待に答えなかったからだと思っています。
行政機関から社会福祉士会へ懲戒請求が出され,裁判所へも解任の請求が出されました。裁判所へ呼び出され,関係書類等の精査を受けましたが,裁判所から見ても何の問題があると考えて解任の請求を行政が出したのかと,首を傾げていました。
その件以外は,クレームや裁判所からの指摘は一度もありません。



身上監護と身上配慮

 民法857条は「未成年被後見人の身上の監護に関する権利義務」を定めています。一方858条は「成年被後見人の意思の尊重および身上の配慮」を定めています。なぜ二つが分かれているのでしょうか。857条は820条から823条までの規定と同一の「身上監護」の権利義務を定めています。簡単に言えば未成年後見人は「親権者」と同等の「身上監護」義務があるといえます。私の見たところによれば,成年後見人に関する条文では「身上監護」の文言は使われていません。

 成年後見の規定はなぜ「事務を行うに当たっての身上配慮」義務なのでしょうか。成年後見はあくまでも「法律行為」を中心とした「意思決定代行支援」という説が有力です。

 となると事務とは当然ながら,「法律事務(債権債務関係)」となります。「意思」とは債権債務関係を発生させる「意思」であり,日常生活の人間の欲求とは違います。

ですから,債権債務関係を発生させる「意思」に対して,同意,取消,代理の各権限が付与されるのです。そしてその「意思」を「一人で有効に確定させる能力」を同意権・取消権で制限するから「制限行為能力者」なのです。

 876条の5は「保佐人の事務および保佐人の任務の終了等」等の規程がありますが,これは保佐の事務(主として代理権)の対象とされた事務についてのみの身上配慮義務等を負うことになると成年後見制度設計関係者は述べています。当然ながら代理は法律行為です。

スタッフ募集

10年お勤めいただいたヘルパーさんが退職いたします。長い間ありがとうございました。
新たにヘルパーさんを募集します。
『定員10名の小規模デイサービスの介護』
※当然夜勤はありません。
※事務処理はほとんどありません。
※送迎は軽自動車を使用していますので,ワンボックスカーの運転はありません。
※昼食無料支給です。
※資格・年齢不問。
※特殊な対応が必要な利用者様は現在いません。
※時給950円~1000円。年末50,000円~100,000円支給実績あり。
※50代,60代の方が中心となって活躍しています。
※10名の利用者様に対し,介護3名,補助1名,調理1名で対応しています。

詳しくは「福祉のお仕事」を見てください。
http://www1.fukushi-work.jp/cool/oubo/viewOfferPub.do?cmd=load&mod=view&offerId=1204571


後見人の身上監護

DSC_1255久しぶりに水野紀子教授の論文「後見人の身上監護」を読みました。

成年後見法学会の新井誠教授と意見をことにしますが、社会福祉士の方はぜひとも一読してください。15年以上の論文ですがまだネットで読めます。

http://www.law.tohoku.ac.jp/~parenoir/shinjou-kango.html

注意してほしいのは、「意思決定代行システム」の「意思」は福祉の感覚の「意思」ではなく、法律行為の「意思主義」の「意思」のことを指しています。

当事務所の業務管理

当事務所は、厳重に利用者様(被後見人等)の金銭管理を行っています。


具体的には

  1. 専用ソフトを利用し、一円の誤差無く記帳しています。バックアップは3ヶ所でとっています。

  2. 交通費や諸経費は裁判所確認の上、適切に処理しています。

  3. 警備会社と契約して外部からの違法侵入を防止し、耐火金庫も異常な動きが起これば通報が行われます。

  4. 法律事務所と顧問契約を結んでいます

  5. 会計事務所と顧問契約を結んでいます

  6. 社会保険労務士事務所と顧問契約を結んでいます。

  7. 現金の保管は金融機関の貸金庫を利用しています。

  8. 電話連絡についてはオペレーター対応となっており、用件を伺った上で3つのメールアドレスへ用件を転送する機能を有しています。

  9. 毎年、裁判所へ詳細な報告書を提出しています。業務について指摘を受けたことはありません。

独立型社会福祉士事務所としては日本でもトップクラスの安全性を確保していると自負しています。

社会福祉士の逮捕、知らなかった。

徳島県警捜査2課と美馬署は10日、成年後見制度を悪用し、県内に住む被後見人の60代男性の財産約150万円を着服したとして、県社会福祉会の元副会長だったつるぎ町貞光太田西、社会福祉士山下夏樹容疑者(49)を業務上横領の疑いで逮捕した。山下容疑者は「間違いない」と容疑を認めている。他にも県内の男女4人の財産計数百万円を横領した疑いがあり、県警は余罪を調べている。

 逮捕容疑は、2014年1月初旬~5月初旬、3回にわたり60代男性の銀行口座から約160万円を引き出し、そのうち約150万円を着服したとしている。

 捜査2課によると、山下容疑者は横領金の使途について「経営する介護支援事業所の資金繰りが苦しく、従業員の給料などに充てた」と供述している。今回引き出した現金のうち、約10万円は男性の生活費などに使っていた。

 山下容疑者は徳島家裁の選任を受け、12年から認知症などを抱える60代男性の財産管理に従事し、医療費や国民保険料の支払いなどを行っていた。家裁に後見業務の報告をする際には、数字を書き換えるなどした預金通帳のコピーを提出していたとみられる。

 家裁が6月、男性を含む男女5人の財産計数百万円を着服したとして同容疑で刑事告発し、県警が捜査を進めていた。男性以外の4人の金融機関の口座からは使途不明の数百万円が引き出された形跡があるといい、県警は余罪や横領の経緯について調べている。

成年後見制度利用促進会議

成年後見制度利用促進会議なるもので、今後の後見のあり方を議論しているようです。身上保護重視、医療同意、死後の事務等の具体的なあり方を中心に議論が進んでいるようです。
現行の身上監護については、曖昧模糊とした状態でどこまでが後見人の業務か判断が難しいところです。
今後、成年後見制度の身上監護の業務範囲はここまで、というように明確にした場合どうなんでしょうか。さらに救えない人のために、サービスを提供する新たな後見制度みたいなものが必要になるのではないでしょうか。
福祉関係者も後見人に身上保護など求めていません。自分たちの業務外の諸問題の対応を求めているのです。家族に代わって。
そこのところ分からないとだめだよね。

意思決定

成年後見制度は意思決定支援を担当するとあります。しかしその「意思」は申込と承諾などによって債権債務関係が発生する「法律行為」における「意思」のことを意味しています。
「今日は寒いからもう一枚羽織りたい」とか「甘いものが食べたい」などの生活上の「意思表示」とは関係ありません。
そのあたりをごちゃごちゃにして論ずると「財産のない方でも積極的に利用できる生活全般を支える制度」となってしまいます。
成年後見制度は財産を管理する制度です、と言うと「財産のない方は意思をあきらめろというのか!」と声高に叫ぶ人がいますが、もう少し民法のテキストを使って「法律行為」を勉強してみてはいかがでしょうか。

ジムニー

imageまったくのノーマルジムニーですが、その性能の高さには関心します。
大型の4WDでは入れないところでも、軽なのでスイスイ。
買ってよかった。
購入をご検討の方へ、オートマのほうがいいですよ。
登坂能力はMTもATも同じだそうです(スズキ店長談)



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身上監護

成年後見等の本質は制限行為能力者制度です。裁判所から与えられる権限は「同意・取消、代理」権です。その権限を行使する相手方が、金融機関や不動産関係ならば財産管理的色合いが強くなり、相手方が医療・福祉等だったら身上監護といえるでしょう。

すなわち、身上監護とは「同意・取消、代理」権を行使する相手が医療福祉や生活等の法律行為だということです。直接的に生活支援等を行う生活援助のことではありません。

財産管理・身上監護いずれにしろその業務を行うに当たっては本人の意思を尊重し身上に配慮する「身上配慮」の義務があるのです。

そして費用は本人の財産から支払われるのが原則です。

後見報酬

ここのところ後見報酬がアップしています。大体3割~5割増で審判があります。裁判所も市民後見などが始まって、ボランティア型の後見活動と専門職の報酬体系を変えたのかな。などと勝手に思っています。いずれにしろ裁判所から見て私の後見活動は一定の評価はされているのかなと少し安心しました。


身上監護の社会福祉士にならなくてよかった!



ど真ん中問題Ⅱ

最近は変わってきたみたいですが、以前は司法書士が福祉相談などをすることに対してこちらも少しアピールしたほうがいいのではなんて発言すると、おばば社会福祉士から「司法書士さんだって福祉の勉強をしているんです」「福祉相談は業務独占ではありません」などと反撃を受けたものです。
多数決的に言えば、おばばに加勢する人が多かったような気もいたします。

ど真ん中問題

image本日(28.12.22)上毛新聞に司法書士会が「貧困・働く環境・生活保護受給」の相談会を開催するようです。
このような相談会は群馬県以外でも行われています。
10年以上前から気になっていましたが、社会福祉士の職域でしかもほとんどど真ん中の領域です。
けんか腰になれとか言ってるのではありませんが、直接的、間接的に何らかの苦情みたいなものを発したほうがいいような気もしますが。。。

林業

image本物のきこりにご指導をいただきながら、林業作業をしています。
なんか毎日が楽しい。。。



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