2012年10月10日

これはモン大ですっ。

うひゃひゃひゃ。


来年の夏、モンスターズ・インクの続編が出ます!
その名も、モンスターズ・ユニバーシティ。これはモン大ですっ。


予告編を見ると、お馴染みマイクとサリーは、大学時代からのバカ友だったんですね。
Monsters University Teaser



モン大には、すでに立派なウェブサイトがあり、楽しそうなキャンパスライフの写真がぞろぞろ。もちろんモン大ロゴ入りTシャツなど売ってます。T シャツは腕が2本のバージョンと4本のバージョンがあります。誘惑に負けて、早速注文しました。4本用のが欲しかったんだけど売り切れてる(ぷぷぷ)ので とりあえず2本用を。

http://monstersuniversity.com/edu/


入学願書は受け付けていないみたい。人間が入学できるかどうかは、書いてありません。


フルタイムで行きたいなあ。通信講座でもいいや。



obakezukan0 at 22:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)映画 | 妖怪

2012年08月23日

切り貼りソング

えー。前回のクッキーモンスターの新曲の話の続きです。

カーリー・レイ・ジェプセンの元曲、レコード会社のプロモーションがどれくらい入ってるか知りませんが、SNS経由でどんどん人気拡大して今や今年のミミタコ大賞が取れるのではないかという状態です。単純なメロディで耳に残りやすいこともあると思いますが、なにしろそこら中でかかっている。

今日、こんなものまで発見しました。オバマ大統領が歌っている。
元画像は全てホワイトハウスの公式ビデオで、切り貼りして作ったものだそうです。作った人ってどんなヒマ人でしょうか。心の底から尊敬。いやまてよ。よくできすぎているから、ひょっとするとこれはプロの話題作りな「仕掛け」かも。


しっかしまあ。
音楽の流通がこんなに変わってしまうとは、15年前には誰も予測ができなかったでしょうね。レコード会社のみなさん、広告代理店のみなさん、お疲れ様です。

ではでは、また。


obakezukan0 at 02:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年07月11日

クッキーモンスターの新曲

クッキーモンスターはけっこう音楽的センスがあるバケモノで、時々ビデオが出てきます。セサミストリートのバケモノたちは、けっこう歌います。楽しそうで結構なことです。ずーっと前でしたかここに「C is for Cookie」の話を書いたような気がします。

久々の新曲を、今さっき発見しました。ポップで軽くてバカで素晴らしいです。


元曲はカナダのカーリー・レイ・ジェプセンのCall Me Maybeです。ビデオも歌も、原曲より出来がいいと思うのは、バケモノひいきが過ぎるでしょうか。


忘れないように、メモのつもりで。

obakezukan0 at 05:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年05月22日

魔女の目覚め

A Discovery of Witches
Deborah Harkness
Viking

珍しく新刊書の話です。

81歳のおばあさんに推薦された恋愛小説、それも昔の本じゃなくて、ここ半年以内に出版された作品を読んでうれしい、という事態を想像できますか。

うれしいどころの話じゃありません。あっという間に一度読み、読み終わってすぐに二度目に突入し、読んでいる最中はどこへ行くときもバッグの中にその本が入ってしまうような、そういう出会いでした。四度目を読み終わり、さすがに読み残していたディテールもなくなって新味が減ったので、とうとう持ち歩くのはやめました。

あー面白かった。
あー面白かった。
ほんと面白かった。

恋愛小説。それも吸血鬼と魔女が登場する恋愛小説です。なんでそんな安っぽい設定の本をわざわざ買うよ、それってティーン向けでしょ、と思うでしょう? この81歳のおばあさんも、そう思ったのだそうです。彼女は私の義母、オットのママです。いつも数冊の本を同時進行で読んでいる活字中毒な人です。活字中毒もパラレル型は始末が悪いです。彼女のバッグの中には、普段からペーパーバック2冊とキンドルが入っています。バッグ重くなるけど我慢できないんですね。ふふふ。(ちなみに私はシリアル型で、一度に持ち歩く本は一冊きりです。)

ともかく、その彼女が、コストコの書籍売場で手にとって、くっだらないバカロマンスかもしれないけれどどこかで好意的な書評を見た気がするのでまあいいか、と気軽に買って帰った。そうしたらやめられないとまらない。あまりの面白さに誰彼かまわず推薦せずにいられない。そういうわけで、私にも教えてくれたのです。彼女は今、三回目を読んでいるらしいです。
http://www.amazon.com/Discovery-Witches-Novel-Souls-Trilogy/dp/0670022411

著者はデボラ・ハークネスという人です。本業は歴史学者。カリフォルニア大学デービス校の教授だそうです。魔法や吸血鬼がたっぷり出てくる完全なエンターテインメント仕立てなのにハードコアなディテールがたっぷりなのはそのためで、専門分野の知識がたっぷり注入され、それが精巧な組木細工の箱のように入り組んで、どこからどこまでがフィクションなのか全然わかりません。女の子の大好きな吸血鬼ロマンスとしても、ファンタジー本としても、歴史ファンの好奇心を刺激する本としても優秀です。

内容を洗いざらい紹介してしまいたい衝動にかられるのですが、本を全部ここに要約して書き込むわけにもいかないですから、ひとつだけ。

吸血鬼がこんなに「肉食動物」として描かれているのを見たことがありません。嗅覚がすごい。犬並み、あるいはもっとです。たとえば、こんな場面。(超訳です)

吸血鬼が鼻をひくひくさせて言います。

「疲れてるね。それにお腹がすいている。先にお昼にしよう。」
「私のお腹がすいてるのがにおいでわかるの? 不公平だわ。」

吸血鬼は笑います。

「君だってその気になれば僕の考えていることを全部読めるくせに何を言う。君のことなら何でもわかるよ。気が変わったときも、悪巧みをしているときも。」

これ、男性のみなさんにはわかりにくいかもしれませんが、理想の恋人です。説明しなくても女性の心身の揺れを細かく、それも本人よりも正確に読んでくれるなんて、人間の恋人にはほとんど期待できません。人間の男は彼女のことなどまるでわかっちゃないのが普通です。分かってもらう快感って、ほかの何より大きいのに。

吸血鬼は、吸血鬼ですから背が高くてウルトラ級のハンサムです。豹のようにエレガントです。吸血鬼ですから危険な男です。肉食動物としての本能が意志の力で制御されている。長生きなのでお金持ちだし、知性と教養にあふれた第一線の科学者です。とてつもなく魅力的なキャラクター設定なんです。そんな彼が、諸般の事情で人生色々とっ散らかった主人公の魔女に徹底的に惚れてくれる。恋愛小説として読んでうれしい理由、わかっていただけるでしょうか。

オットママは、どのキャラクターが好き? という私の質問に、ほんの少しはにかみながら、やっぱりマシューかな、とメインの吸血鬼の名をあげました。そりゃそうでしょう。そりゃそうにきまってます。この吸血鬼に出会って降参しない女はいない。81歳だろうが、16歳だろうが、素敵なものはどうしても素敵なのです。

この設定のクオリティは、この小説の他の面でも同じように貫かれていて、ファンタジーとして、歴史本として、それぞれ高品質なのです。デボラ・ハークネスさんの講義を聴いてみたいものです。さぞかし見事なものでしょう。UCデービス、公開講座やってないかしら。

日本語版も素早く出ています。「魔女の目覚め」というタイトルで、文庫。上下巻に分かれています。
http://www.amazon.co.jp/%E9%AD%94%E5%A5%B3%E3%81%AE%E7%9B%AE%E8%A6%9A%E3%82%81-%E4%B8%8A-%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B8%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9-%E3%83%87%E3%83%9C%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%8D%E3%82%B9/dp/4863323298/

これが三部作の第一巻目なのだということで、英語で二巻目が出るのはこの夏です。私もオットママも、即買いすることでしょう。

ではでは、また。



obakezukan0 at 00:59|PermalinkComments(1)TrackBack(0)書籍 | 妖怪

2012年05月07日

道ばたでバケモノに遭遇

お久しゅうございます。

おばけブログは更新が滞っておりますが、ほかのところにはごちょごちょ書いております。くたばっているのではないかとかご心配いただいているみなさん、ご勘弁を。

元気の証拠に、写真をお見せしちゃいましょうかね。2012年5月4日、午後7時すぎ、サンフランシスコのミッション地区、24th St.です。

danger24th-s

いやー。私は幸せ者です。こんなものと道ばたで出くわして、いきなりダンスを踊ったのですよ。

こうやって私をこの大きな手の中に納めているとき、実は彼は私の背中をこちょこちょとくすぐっていました。私が笑い出すようにです。バケモノにくすぐられたのは初めてです。さすがラテンアメリカ出身のバケモノです。えらくノリのいいやつでした。一体どこに人間サイズの手が隠れていたのかもよくわかんないのですが、しばらく大笑いをしながらひらひらと踊ったあとで、投げキスをしあって別れました。

この日は商店街の振興で面白いものが点々と通り沿いに出ていました。素敵な衣装を着てベリーダンスをするお姉さん方とか、日没近くの怪しい灯りの中で悪魔のマリオネットを踊らせているおじさんとか、お店のウィンドウの中でマネキンのように動かずポーズを取るお姉さんとか。

もちろん私の趣味としては、断然ガイコツが一等賞です。このかぶり物と身体は自作に決まっています。この馬鹿げたディテールの細かさを見れば、どんな情熱が注がれたかわかるというものです。

意味のないことに情熱を注ぐことに意味があるのですよ、みなさん。

ではでは、また。




obakezukan0 at 08:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)妖怪 

2011年12月24日

カッパのカタログ

ふらふらオンライン散歩をしていると、いいものに出会います。

これこれ。国会図書館のコレクションの一部を紹介する「描かれた動物・植物 江戸時代の博物誌」というサイトの一部です。
http://www.ndl.go.jp/nature/
http://www.ndl.go.jp/nature/img_r/103/103-001r.html
水虎十二品之図-s

「水虎十二品之図」。江戸時代のカッパのカタログです。現代のウルトラ怪獣大行進、みたいなタイプの図鑑やカタログと同じようなものですが、違いは当時カッパは実在するとみんなが信じていたこと。

いつ出た、どこに出たの情報と共に、カッパの色々な種類、裏表の様子が掲載されています。お値段こそついていませんが、通販カタログ並の親切さ。
水虎十二品之図-a


二足歩行のタイプばかりでなく、四つ足のもいた様子です。全てに共通するのは、頭のお皿と獣臭い外観。そうだったのか。へええ。勉強になるなあ。
水虎十二品之図-b

カッパというのは日本全国にまんべんなく分布している、とてもありふれた妖怪です。昭和になってもまだ実在を信じていた人がけっこういたらしく、友人に「うちの祖父は昔見たことがあります」という人がいます。彼女の家では、これは動かしようのない「事実」として認識されている。だって、おじいちゃんが「見た」んですから。田んぼの隅にうずくまっているカッパに遭遇した話を何度も聞かされているとのこと。うらやましいです。

ちょっとは信じていなかったら、そんなものは見えません。ひとりで信じていてもダメなんです。みんながちょっとずつ信じていなくちゃあ。つくづく、うらやましいです。

みなさま、よいお年を。


obakezukan0 at 00:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)妖怪 

2011年12月02日

岩手県、やるじゃん

11月半ば、ちょいと岩手へ行って来ました。

岩手県遠野市は、民話のふるさととして知られた場所です。ほら「座敷わらし」とか「カッパ」とか。「オシラサマ」とか。世界のどこでも、人間の住んでいるところなら必ず民話があるわけですが、遠野はそれで知られている。

カッパ淵、という観光スポットがあります。カッパが出る(と言われている)淵、です。そのすぐ近くに「←カッパ直売所」という看板が。あまりのことに気が動転して、車から降りて内容を確かめるどころか写真すら撮らなかったのですが(こういうとき反応がのろい私です)、そういう場所が確かにあった。

カッパを売っている? それともカッパが何かを直売している?
どちらにしてもえらいことです。
遠野ではそんなにカッパが身近なのか? 民話の里だからか?

検索かけたら、出ました。
http://www.sanchoku-iwate.com/pc/contents/shop/f5_30.html

主な商品: 野菜、米、果物、雑穀、豆類、山菜、キノコ、ジュース、菓子、漬物、花、花苗、野菜苗、木炭、民芸品
正式名称: 小烏瀬カッパ直売組合

つまり、商品は普通の「道の駅」的品揃えだけれど、販売担当はカッパである、と解釈できます。そんなバカな!

カッパ淵では、カッパ釣りをさせてくれました。釣り糸の先にキュウリをぶらさげてカッパが出るのを待つのです。直売所を運営し現金収入を確保できるほど人間社会を熟知しているカッパが、そんなものにかかるとは思えません。これは「遠野だから民話ね」という安直な考えでやってくる私のような観光客を楽しませるためのカッパの策略でしょう。カッパとはキュウリで釣れるようなものだと人間を油断させる計画です。
河童釣り-s

水際の小さなほこらにノートがあり、そこにまんまとカッパにノセられた人々のコメントが残されています。
カッパノート-s

カッパ淵もちょっと変です。というのは、観光客が写真撮ってるカッパ釣りのロケーションから少し離れた場所に、これこそカッパの世界への出入口だろう、と思われる池があるのです。看板もなにもなし。看板がないから、そこには観光客は全くいません。ははあ。ピンと来ました。私にはわかります。本物はこちらの池のほうに違いありません。こっちのほうが深そうですし。
カッパ淵-s

岩手のカッパ、やるじゃん。東京の合羽橋のカッパより、人を食った感じ。かなり元気がいいです。

+++++

この旅、実は小岩井農場の近くの友人を訪ねたのでした。「友人」とは言うものの、実は会ったことがない。「おばけずかん」の読者の方で、長年メールでおばけ的やりとりをしていただけなのです。年齢もバックグラウンドも全然違うのに、リアルでお会いした瞬間、いきなり旧知の間柄。懐かしさ爆発。インターネットの出会いって不思議です。

極楽野、というとんでもなくステキな地名の場所で彼女が旦那様と経営するペンションは、これもとんでもなくステキな所だったのですが、さすがに今年はお客さん少なくて閑古鳥が鳴いてるということでした。その分ゆっくりおしゃべりできました。自家製のブルーベリージャム、庭先の烏骨鶏の卵のオムレツ、畑から採れた野菜。やけにおいしい牛乳。お料理は正直者の味でした。

こう書くと、それどこよ、と言う人がいるかもしれませんから、お教えしておきましょう。草の上で転がって遊ぶことを知らない都会のお子さん方をつれて夏休みに連泊、なんていうのが特におすすめです。

雫石ペンション イーハトーヴ花の郷
http://www.juno.dti.ne.jp/~hanasato/

これ、朝の散歩をしたときの写真です。振り返ったら、いきなりこんな景色。ごきげんです。
虹-s

また行こうと思っています。次回は山を眺めながら宮沢賢治一気読みかな。

obakezukan0 at 11:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年11月02日

なまはげ的大事件。

私にとって事件なだけで世の中の皆さんにはほとんど関係ないと思いますが、大事件です。

また、出たのです。なまはげがっ!!

ホピ族に、悪い子を懲らしめに来るバケモノがいるらしいのです。それも、わさわさとしたコートみたいのを来て、包丁持ってるらしいのです。

あわてて検索をかけたところ、カチナというバケモノ類(というか精霊というか)の中にそういう性質のがいるらしいです。近日中に時間とってたっぷり追求予定。

最初、オーストリアの山の中で、クリスマスの前日に出て家々を巡るやつがいる、と聞いたときにはクラクラしました。

スペインにも似た性質のがいると聞いて、世界標準かあ、となまはげへの尊敬が増しました。

そして、この週末、たまたまディナーパーティで隣に座ったおじさま(文化人類学者)からアメリカ大陸にもそっくりのがいたと聞いて、大興奮しています。

軽く検索をかけてみたら、包丁持ってベロ出しをしたわさわさなバケモノがいます。ほほほほーお。こいつかも。こいつかも。こいつかも。

アメリカ大陸になまはげがいたということは、なまはげがものすごーく古いバケモノだということです。アメリカ原住民(アメリカインディアンです、要するに)がいつごろアメリカ大陸にどこから来たのかは色々説があるのですが、ベーリング海峡を陸路で来たとすると到着は1万数千年前、海伝いに来たとするともういつだかわからんほど(学者の先生方は色々仮説の数字があるでしょうが私には数えられないほどの昔です)昔のことです。

おとぎ話の昔、なんてもんじゃないんですよ。石器時代とかそういう話ですよ。なまはげのほうが縄文土器より古そうだ、という話なんです。すっげえと思いませんか。

漠然とした話ですが、私は興奮しています。こういう発見があるから、バケモノ趣味はやめられない。調べ物が楽しみです。

krampus
この絵は、義妹からオーストリアのクランパスの話を聞いた後でうきうきと描いた、12月31日に仕事をしているなまはげを眺めるサンタとクランパスの図です。クランパスはサンタの前夜に出ます。だからどちらも大晦日にはもう仕事が終わってくつろいでいるのだ、というわけです。

ではでは、また。

obakezukan0 at 09:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2011年09月20日

幽霊、時代の寵児に?

吸血鬼の流行の次は、幽霊なんだそうです。テレビや映画で幽霊モノがいくつも企画されてるらしいです。出たばっかのWiredの2011年10月号にそう書いてありました。
http://www.wired.com

ここしばらくアメリカで大流行の吸血鬼モノは、新番組が出るたびにのぞいてみるのだけれど、なぜかちっとも面白くないので、その次が何であっても興味はわきません。

そうなのだけれど、次は幽霊だ、の理由にはちょっと納得しちゃうところがありました。

幽霊は私たちに似ている、というのですね。

古い感情にとらわれていて、そこから抜け出せなくて、居場所を見つけられなくて、無力感にあふれていて、なさけなくて、寂しい。言われてみれば確かにそっくりかも。ふわふわと現実の中を漂っているだけで一応生きていける現代人。生きている実感や、血のたぎる興奮がなかったら、ふわふわと恨み言を言い続けている幽霊とどこも違わない。

ふううむ。共感はできるのかもしれないけど、足のないものに熱狂できますかねえ。あ、アメリカの幽霊には足、ありますけどね。青白くて、ふわふわ半透明なのは日本と同じ。生きてる人たちに似てると流行るかしら。人々の熱気を受け止めて、時代の寵児になる力が幽霊にあるかしら。

あらためて、いまや「もう古い」らしい、吸血鬼の特徴を考えてみます。

接触した相手を殺すか吸血鬼に変容させてしまう。血を吸われる被害者は、しびれるような快楽を感じる。夜を中心に活動。異性を襲う。美しい。独特の衣装。圧倒的なパワー。

あっ。これは派手なワル系のセレブです。吸血鬼=お母さんが「あんな人とつきあっちゃダメよ」と言うような相手。

とするとなに? 吸血鬼から幽霊へ流行が移り変わるとすれば、美形のワルにあこがれる気力すらなく、ひとり寂しく恨みごとばかり言う若者たちが増えた、なんていう現代社会をあぶりだしていることになるわけ? アメリカ人ってそんなに弱っちかったでしょうか。

でも、多分この種のものは、ティーンの心をがっちりつかまないと大規模には流行しないです。新番組は、世の中と自分のすりあわせをしなきゃならない10代の頃には、みんな幽霊っぽくメランコリーなところがあるのを見据えて企画されてるのかもしれないです。

更に考えてみれば、最近ますます増えたような気がするヒップスターのみなさんは、とっくに10代じゃなくなってても、斜に構えて、コミュニケーションを拒否して、朝はまるで活動しないみたいだし、同じことばかり言って恨みっぽいし、気力ないらしいし、やせてヘナヘナした体型だし、幽霊に似ているのかもしれないのです。

どれどれ。実際に番組が出てきたら、またちょこっと見てみるか。

と、アメリカの現代文化に興味のない人には意味のないエントリでした。

ではでは、また。

obakezukan0 at 09:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)妖怪 | テレビ

2011年09月15日

エクアドルの化け物たち

エクアドルの絵です。しばらく前にお土産にもらいました。絵はがきくらいの大きさのアクリル画です。つまり、すんごい細かい。

equador-monsters-s

実に楽しそうです。

こいつは一体何の絵なんだろうか。お祭りかしら。犬だの熊だの化け物だのが出るお祭りがあるんだろうか。カーニバルかしら。手に持ってる棒みたいなものはなんでしょう。紐がついてます。

きっと見る人が見れば、たちどころに「ああこれは○○地方で○月に行われる○○という…」なんて教えてもらえるのでしょうが、私は知識がありませんから想像をめぐらすだけです。

これがまた面白いんですね。知識はあると楽しいけれど、ないときはないでそれもいいものです。

動物のたくさん登場するようなお祭りを頭の中でテキトーにでっちあげて、えいえいと騒いでみます。踊りや歌も登場します。お祭りには食べ物も大事なので、屋台もいろいろ出してみます。ちょろちょろ走り回る子供さんと、それを見守る大人たちを登場させます。賑やかなところに繰り出してデートをする恋人たちも出してみます。

お祭りには舞台が必要です。いや、舞台じゃなくて広場のほうがいいかな。ラテンアメリカだから、きっと町の中心の教会の前に広場があります。そこから放射状に広がって町のあちこちから人が集まってくる。朝からがやがやしているんだけれど、盛り上がるのは夜ですから明かりもともさなくちゃ。裸電球をぞろぞろとぶら下げてみます。

衣装が気になります。片身がわり。左右半分ずつ布の色が違います。こういうの着るのは、道化ですよね。とすると、これはパフォーマーの絵なのかな。お面をかぶっている人がいます。とすると、動物たちもかぶりものかしら。

出し物は何にしよう。動物と人間が普通に会話できた時代のできごとを見せる、お芝居でしょうか。それとも魔法がたくさん登場する、踊りでしょうか。曲芸もいいかも。

考えているうちにどこまでも想像が転がっていきます。

あ、お酒も必要だ。エクアドルのお酒ってどんなのがあるんでしょうか。お料理はどんなのがあるんだろう。本当になーんにも知らないことが判明しました。行ったことないだけではなく、根本的になーんの知識もない。言葉はスペイン語かな。

というわけで、行ってみたい場所がひとつ増えました。


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