(決定的証拠)

以下の図はArticle Figure 4-aである。
ここに若山さんの嘘を証明する写真が残されていた。
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キメラ作成の概念図の下に、実際に若山さんが実験を行っている4枚の写真がある。
左の端から、小保方さんが若山さんに渡したSTAP酸浴細胞塊、それをナイフカットしているところ、切り離された断片、そしてその断片をガラス管で吸い取ったものをキメラ作成のためのマウス胚盤胞にイジェクトしているところである。
写真が小さいので気づかれにくかったが、以下が右端の写真だけを拡大したものである。
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左がArticle Figure 4-aの下段に4つ並んでいる写真の右端を拡大したもので、右はNPO法人・発生工学研究会のホームページにあるES細胞の胚盤胞移植写真です。
背景の2本の黒線は両方の胚盤胞の大きさを縮尺調整して同じになるように目安として私が入れた線です。
マウス胚盤胞の大きさは直径ほぼ140マイクロメーターなので、黒線の間隔がその径となる。

左の若山さんの写真は拡大しているのでパイプの中やパイプの先にあるSTAP細胞の一つ一つが右側のES細胞と比較して如何に小さいかがよくわかる。

挿入用の管は胚盤胞を壊さないためにはできるだけ細い方が良いので、通常はガラス管を火であぶってES細胞の大きさに合わせて管をその都度作る。
STAP細胞のナイフカット手法ではカット後の断片がES細胞の直径より大きいので太めの管を作っていることは左右を比較すると一目瞭然です。
この太い管を挿入してそれでも胚盤胞を壊さないようにするには手技が必要となる。

笹井さんは2014/4/16の記者会見での記者の質問に対して、小保方さんが既存のES細胞を若山さんに渡して騙そうとしても大きさが違うからすぐわかると答えています。

左の写真の管の中の後ろの方にばらけたSTAP細胞が2,3個見える。
右のES細胞と比較すると直径で半分以下です。
直径が半分ですと面積では1/4です。実際そのように見えますね。
でも体積は更に1/8です。左の写真のパイプの先に挿入した小さなSTAP細胞がたくさん見えますが、更に奥に大きな細胞が見えます。
これがリシピエントのインナーセルマスなんです。
その大きさは右側のES細胞とほぼ同じだと見えます。
もともとES細胞というのはこのインナーセルマスを取り出して培養増殖させたものです。
大きさは変わりませんが無限増殖します。

笹井さんはES細胞だったら若山さんは気づくといいましたが、笹井さんの記者会見の2か月後の2014/6/16に行われた自身の記者会見で、若山さんは記者の質問に答えて分からなかったと証言しています。
やり取りの詳細は以下です。
>>
(全録)STAP細胞論文の共著者・若山照彦教授会見 質疑応答(2/4)
8:30/42:12~

(朝日新聞岡崎女性記者)
で、先生は実際に、その、STAP細胞からキメラマウスを造ったり、その、幹細胞を作成されたりして、実際に、その、細胞を見てるわけですけど、見た目、外観からすると、全く今までと違った細胞で、あの、他の類似した細胞というのは見たことなかったのでしょうか。

(若山さん)
マイクロマニピュレーターの上に細胞を乗せてしまって、そこからキメラとかを作るわけですが、その状態になってしまうと、あと、あの、今回に関しては、それまでずっと失敗続きだったということもあって、ええ、普通、キメラマウスを作るときは、細胞をバラバラにして、キメラを作るんですが、塊のまま入れてみようという、そういうアイデアで実験をしたということもあり、いつもと違う手法を取り入れた、その時に成功したんです。
そのために、その時の細胞が以前と違っていたかどうかというのが分からないままなんです。

(朝日新聞岡崎女性記者)
では、その、もしかしたら、その、万が一ES細胞だったとした場合、それを、これが新しい細胞ですと言われて、ほんとに、見分けがつかなかったんですかね。

(若山さん)
そうですね。
その時点では、あの、新しい手法でやってしまったので、見慣れた外観は全くないので、どの細胞だったかということは区別できなかったと思います。



嘘ですね。
それを証明しているのが上の比較写真です。
誰でもわかりますね。
笹井さんの言ったとおりです。
当時専門家も気づかなかった。
一つには論文をまだよく検討できてないということと、Article Figure 4-aの写真が小さくて、この管の中に大きさ比較できるものが写り込んでいるということに気づかなかったんですね。
専門家は無論ES細胞の胚盤胞移植実験はよく知っています。
でもSTAP細胞の大きさに関して直感的な認識がなかった。
笹井さんは論文を書き直してやっている時によく見ていますから彼だけはES細胞なら分かるはずだと思ったんです。
STAP細胞の大きさに関してはArticle Figure 1-gとExtended Data Figure 8-eにも図が掲載されているんですが、小保方さんは形態だけの比較で写真の縮尺を変えているから、これも気づかれにくいんですね。
以下はそれぞれの写真の下部に表示されている1マイクロメーターのスケールの長さを合わせて比較したものです。
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これも一目瞭然だと思います。
笹井さんは小保方さんと机を並べてプロジェクターで図表の一つ一つを確認しながら論文をチェックしてあげている過程で大きさに関しての比較認識を持っていたわけです。
ES細胞を浮遊培養して作ると見分けがつかないとか言葉だけであれこれと推測を述べていた専門家たちはこの大きさの問題には、本物を見たことが無く、直感を持っていないから気づかないんですね。

(推論考察の前提)

若山さんは嘘をついています。
そしてその嘘は最初のキメラ成功時の話にまで及んでいます。
彼は小保方さんに対して当時ナイフ切り分けでできたと言った。
そして事件化後には小保方さんにES細胞を渡されたと主張した。
でもES細胞を渡されていたらパイプの引き延ばしはどうしたのでしょうかね。
STAP細胞の挿入写真ではパイプの中に数十個は入ってます。
同様にES細胞の塊をナイフカットして数十個の大きさにしたら胚盤胞には挿入できないほどのパイプの大きさになりますよ。
つまりES細胞はそもそもトリプシンでばらして一個ずつ吸い取ってからでしか入らないんです。
裏返すとテクニックこそ必要であれ、曲りなりにでも数十個の塊で入れられるということはどんなに個々のSTAP細胞が小さいかを知っていたということです。
若山さんの嘘は明白ですね。

ここで最も大事なことは、小保方さんが既存のES細胞を若山さんに気づかれることなく渡すことはできないと証明されたことです。
既存ES細胞を使ったのなら犯人はむしろ若山さん自身だということになる。
ただ、若山さんがそんな単純な捏造をするはずは無いが、実際には何をしたからキメラができたのだろうかという方向に推論が行かないといけないのに、若山さんは既存ES細胞で捏造なんてするはずはないから、既存ES細胞を使ったのなら犯人は小保方さんだと堂々巡りする。
若山さんに気づかれずに小保方さんが既存ES細胞を若山さんに渡すことはできないのだと、今証明された以上、既存ES細胞なら若山さんは犯人ではないというところに戻ってはいけない。
既存ES細胞で捏造されたのではないというところに、まず、思考の固定軸を作らないといけないんです。
桂報告書及びBCA報告の結論は間違っているのです。

(キメラは論文通りに作られたのか)

思考の固定軸は既存ES細胞を渡されたのだという若山さんの主張は嘘だということです。
ナイフ切り分けしたからできたと自分は思っていたが、実際には既存ESを小保方さんに騙されて渡されていたからできていたのだと主張していることは、今や嘘だと判明した。
しかし、現実にキメラはできている。
既存ESでないことは今証明されたのであるからには、キメラは論文通りに作られていたか、さもなければ別の手法で作られたのである。
この決定的な証拠の出る前には3つの可能性が検討されていた。

①小保方さんが若山さんに既存ES細胞を渡したからキメラができた。
②キメラは論文記載の通りにできている。
③キメラは小保方細胞核使用ntESで作られた若山さんの別の実験のものである。

①は完全否定されて、桂報告書とBCA報告の結論は間違いであると証明された。
②と③のどちらが正しいのかが残された問題です。

キメラは論文通りにちゃんとナイフ切り分けでできていたのだけれども、自分自身が特許の件に不満があったとか、iPS細胞やミューズ細胞との予算獲得競争者や裏についている製薬会社等の圧力や脅迫に負けた等の、私にはわかりませんが、何らかの理由で若山さんが論文を取り下げようとして、キメラは既存ES細胞を渡されたからできたのだと嘘をついたという推論と、そうではなくて若山さんは論文通りの方法ではキメラを作っていないのに、笹井さんの圧倒的な信用力で間違った論文が通りそうになったので、全てを小保方さんの所為にして、論文を取り下げようとしたのだという私の説です。

私の説を概括しておくと、若山さんはスタンダードなプロトコルではキメラができないということを確認した後、小保方核使用ntESからキメラを作ることによって、小保方細胞の性質を見極めようとする別の実験を計画していた。
そして米国に帰って、自分の研究を続けようとしている小保方さんを、人事秘の解ける翌年初頭に山梨大の助手で採用するという条件提示ができるまでの間、一時的に日本に引き留めておくために、自分のntES化実験で作ったキメラをなぜできたかを語らずに、むしろナイフ切り分けでできたと嘘をついたのだという説です。

以上