先日、クローズアップ現代のやらせ問題に関して、高市総務大臣が記者会見で「国民の受信料によって運営されている公共放送としてのNHKの使命を考えると、いつまでもこの問題で振り回されるのではなく、報告書に書かれた再発防止策をもっと踏み込んで具体化し、一刻も早く取り組んでいただきたいという思いだ。できるだけ早い具体的な取り組みを期待している」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150515/k10010080761000.html 


「いつまでもこの問題で振り回されるな」という総務大臣の言葉を得たNHKは、今後「再発防止に向けた対策」に取り掛かることになるのでしょうか。しかしBPOによる審議も済んでいない中「再発防止」など、高市大臣はいったい何を言っているのでしょうか。NHKの報告書では「やらせではなかった」としていますが、そういう誤魔化しを認めた上で「再発防止」もあったものではありません。
それに、BPOの審議に入ったばかりでNHKは検証すべき問題が他にもある中、総務大臣の「いつまでもこの問題で振り回されるのではなく」という介入の仕方は、報道機関の自主性を脅かす非常に問題のある発言ではないでしょうか。

実は、去年これと似たようなことがありました。理化学研究所のSTAP
細胞問題でも不正の実態もまったく分かっていない中「再発防止のための改革委員会」が立ち上がっていたのです。(しかも小保方さんは不服申し立てをしていたにも関わらずに!)これでは「再発防止」など政府主導の出来レースとしか言いようがありません。そういう意味で、私達はSTAP細胞論文に関する不正調査についても信用出来るものではないと考えています。先日「ES細胞窃盗」に関する刑事告発が受理されましたが、神聖にして侵すべからざる科学の現場に対して警察の捜査が入ることにより、研究室で本当は何が起こったのか、少しでも真相解明に繋がることを期待しています。

一方、NHK
のやらせ問題はクローズアップ現代だけの問題ではありません。ドキュメンタリーの過剰演出という面ではNHKスペシャル「調査報告 STAP細胞問題 不正の深層」についても同じような問題があり、この問題についての検証なくしてドキュメンタリー制作の不正について「再発防止」が出来るとは思えません。
「クローズアップ現代よりも深刻な問題」
 http://blog.livedoor.jp/obokata_file-stap/archives/1024104532.html

また、私達はNHKに対して320日の報道に関して
公開質問をしていますがいまだ回答もなく、NHKは誤報を流しておきながらそのままにしています。誤報による報道被害を受けた小保方さんの弁護団からの抗議を受けているにも関わらずにです。
NHKは報道の自由を侵されないためにも、クローズアップ現代よりも深刻な問題について真摯な対応をしなければなりません。

みなさんにお願い。不正な報道を許さない。
http://blog.livedoor.jp/obokata_file-stap/archives/1024575863.html