2015年9月2日Webサイト『日刊SPA!』に精神科医の香山リカ博士の小保方博士への精神分析記事が掲載されました。
『五輪エンブレム問題に見る「佐野氏と小保方氏の違い」精神科医香山リカが分析』

 五輪エンブレムのデザインアイディア盗作疑惑に揺れる、デザイナーで多摩美術大学教授の佐野研二郎氏(43)とともに、小保方博士の精神分析結果を披露しています。

 佐野氏が当初、頑強に主張していた「盗作は一切していない」としていたのにも関わらず、エンブレム撤回を申し出たのは「エンブレムには問題が無いが、ネットリンチの所為で撤回せざるを得ない」とした事に「“自己愛なニオイ”を感じてしまい、それに違和感を感じるのだ。」として、佐野氏を自己愛男だと、記事の中でほのめかしています。

 そして何故か小保方博士への精神分析に話題は移り、「小保方博士は自己愛性パーソナリティ障害ではないか」と診断を下しています。

 香山博士は2015年12月20のスポニチWeb版で『香山リカ氏 小保方氏の心理状況分析「できたと現実がすり替わった』と題し、STAP細胞実験の成果が妄想であるとコメントしています。

 今回の『SPA!』の記事はその集大成であるかのように小保方博士を自己愛性パーソナリティ障害と結論付けています。『SPA!』より書き出し。
引用〜「自己愛性パーソナリティ障害とは、臨床のレベルで言えば、ほとんど妄想に近いようなファンタジーを確信している人たちのことを指す。
小保方氏の記者会見を見て、「この人はウソをついていない。STAP細胞は本当にあるんだ!」と擁護した人がかなりいた。それは半分あたっていると思う。小保方氏は本当に「STAP細胞はある。私が見つけた」と思い込んでいるので、決してウソはついていないのだ。」引用終わり。

 この記事の中で香山博士は小保方博士の「STAP細胞が出来た」は己が人類を救う特別な存在であるので、万能細胞が作れたと思い込んでるのであろう、と指摘しています。

 それでは「STAP細胞は思い込みの幻想だったのか」という論点から検証したいと思います。
まず、確認するべきはSTAP細胞は実験成果物が存在している事、そしてキメラマウスの写真も存在している事、何より、小保方博士の「単独実験ではない事」です。
STAP細胞実験成果が小保方博士の思い込みなら共同実験者の若山照彦博士も、その妄想の中で架空実験していた事になります。

 若山博士は2014年1月30日、午後七時の「ニュースセブン」でSTAP細胞実験で胎盤まで見事に光るキメラマウスを見て「震えるくらい感動した 続けて 諦めなくて良かった」
「(キメラマウス)すごく光った ありえないことを見た」と喜びのコメントをしています。

 香山博士の診断に従うと、これらも「共同妄想」だということになります。
画像はNHK「ニュースセブン」より。

 STAP細胞実験はこのように「存在した実証」が数多く残され、論文共著者達が小保方博士に祝辞を述べているコメントが存在しています。
これらは小保方博士の「思い込み」に騙された人達で、緑に光るキメラマウスは小保方博士の思い込みで輝いているのでしょうか。

 ありえません。

 心理学の専門家が臨床したことのない相手に自己愛性パーソナリティー障害との診断を下す、というのはとても失礼な事です。
報道ではなく、医療ハラスメントの実例として「小保方博士の不正な報道を追及する有志の会」は香山博士の『小保氏は自己愛性パーソナリティー障害』とのコメントを撤回して頂きたいと、強い抗議の声を上げたいと思います。

 2d4f29e4-s

c64d8b78-s

 削除された山梨大学のHPから。
STAP細胞実験のプロコトルと成功したマウスの写真。
ES細胞で作ったマウスとの比較を視覚的に説明している。

2ad011e5-s