2016年五月1日、午後一時から東京都千代田区神田にある学士会館で原子核物理学者の森永晴彦氏主催による有識者が参集した勉強会が開かれました。会の名称は「自由人のエネルギー勉強会」です。詳細 http://www.asahi-net.or.jp/~pu4i-aok/cooldata2/solar/solar18j.htm

 私も東芝林間病院神経内科医局長である西岡昌紀先生のお誘いを受けて参加しました。

 エネルギー問題専門家の青木一三氏により『21世紀の歴史』宇宙天文学者の福来正孝氏により『宇宙、素粒子物理学の最近の話題』 が講演されました。 青木氏は「人類の民主主義の成り立ちとその背景」を時系列でおさらいをして、今日の問題点を見つめ直そうとするものでした。
そして生物学的に見て「他利的な生き物が生き残る」という重要な指摘がありました。

 生物が他利、公益心、道徳心を失うと、残れない。それを考えると、独善と利己的な主張が跋扈するSNSを見るにつけ、人類は生き残る術を見失ってるのではないか、と感じました。
さらに青木氏は「集団的自衛権」を行使するよりも高性能な「迎撃ミサイル」を開発した方が合理的だ、とする防衛省の理念である専守防衛に叶った持論を展開。青木氏は今後は大きな戦争は起きないだろう・・・と締めくくられましたが、そうであって欲しいものです。

 この講演で人道主義や慈善行為は決して人類に取って損失ではなく、むしろ人類全体の存続と繁栄の源であると確信しました。


 福来氏はニュートリノの話題や理論的には存在するとされているが、ダークマターは未だ正体が分からない・・・といった宇宙学全体の話題で雑学好きにはたまらない有識者の集会でした。


 コーヒーブレイクを挟んで西岡先生もスピーチ。
STAP細胞問題に触れ、それは核心をつくものでした。 西岡先生スピーチ書き起こし。 (ハイデルベルグ大学のSTAPプロトコルで追試した結果、一部STAP現象が認められた論文が投稿された事を受けて)

 「STAP細胞は再現されない再現されないと言われていたのですが、出たんですね。ついに。 しかし、新聞 テレビで全く言いません。 私はSTAP細胞事件は何だったんだろうと思っていたんですけど、仮説ですけども、 アメリカが軍事技術として開発していた再生医療をバカンティ教授と理研のラインで勝手に言わば民間技術化しようとしていたのではないかという事です。

 最近小保方さんが書いた「あの日」という講談社の本があるのですが、これは皆さん是非買って下さい。123Pに凄い事が書いてあるんですね。123Pです。これは覚えておいて下さいね。  小保方さんが若山先生に電話した時に、若山先生が自分の研究室に来ている中国の研究生が中国でSTAP細胞を作ろうとして結構上手くできていると電話で言ったと書いてあるんですね。

 中国でSTAP細胞がどの程度か分からないが 、上手くいってる、と若山先生が電話で言っていたと。 ところが今若山先生は全く上手くいってないと言っていて。どうしてこんなに言う事が変わっていて、どうしてこんなに報道がブラックアウトしていているのか、と考えた時に、私の一つの想像ですけれど、アメリカが元々軍事技術として研究していた再生試料の一部がアメリカから理研、若山教授にと勝手にフライングで中国に流出してそれでアメリカが激怒したんじゃないかと。これは妄想ですけど、そんな風に考えています。」

  書き起こし 終わり。

 この会の主催者の森永晴彦氏は1922年生まれ。1946年に東京大学理学部物理学科卒業。学生時代から理化学研究所や海軍技術研究所で研究に従事、その後各国の研究室で研究活動に勤しみ、東北大助教、東大助教、1968〜91年にミュンヘン工科大学教授を歴任。1971年に「インビームスペクトロスコピーの創出と原子核構造の研究」で仁科記念賞を受賞。著書に「原子炉を眠らせ、太陽を呼び覚ませ」、訳書に「パーキンソンの法則」などがある。Wikipediaより〜
写真は青木氏(左)と森永氏(中央)暫くして森永氏の隣には聡明そうな素敵な奥様が座られました。

 文責 上田眞実

写真撮影:西岡昌紀氏




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