元理研職員が刑事告発したES細胞窃盗容疑について、神戸地検は「事件の発生自体が疑わしい事案」だとして、嫌疑不十分の不起訴としました。
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201605/0009097092.shtml

 神戸地検が「事件の発生自体が疑わしい事案」という表現をしていることを、マスコミは重く受け止める必要があるでしょう。つまり、神戸地検はこれを「デッチ上げの事件」だったと言っているようなものであり、この刑事告発により著しく名誉を傷つけられた小保方さんに対して、犯人扱いの報道をしてきたマスコミにはきっちり責任を取っていただきたいものです。

 小保方さんの代理人である三木秀夫弁護士は、神戸新聞の取材に対して『当然の判断。小保方氏は研究室に残されていた物を処分できずに保管していただけで、刑事告発により著しい名誉毀損(きそん)を受けた。告発者には謝罪してもらいたい』とコメントしていますが、NHKの報道では告発者石川智久氏の『立件できると思っていましたが非常に残念です』というコメントを紹介し、小保方さん側のコメントとしてこのような紹介をしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160518/k10010525941000.html
 『これについて、小保方晴子元研究員の代理人を務める三木秀夫弁護士はNHKの取材に対し、「研究室が引っ越しをした際に残されていたES細胞を保管していたことはあったが、窃盗に当たらないのは明白で当然の結果だ」と話しています。
 そのうえで、「小保方元研究員に伝えたところ『事実を理解していただけてよかったです』と話し、ほっとした様子だった」と話しています。』

 神戸新聞の表現との違いが分かるでしょうか。「処分できずに保管していただけ」と言っているものについて「ES細胞を保管していたことはあったが、窃盗に当たらない」とだけ表現されたときに受け取る印象の違い。このニュース原稿の構成では、石川氏のコメントと合わせて「ホッとした」についても憶測する人は憶測を膨らます人たちがいることでしょう。NHKの相変わらずの印象操作的な報道は、小保方さんからBPOに提訴されているのが面白くないからでしょうか。

 このES窃盗事件デッチ上げの源流は、現在BPOで審理されているNHKスペシャルにあります。
NHKには、不正報道に対する公開質問を出しましたが回答はありません。この不起訴のニュースが、改めてSTAP問題に大きな影響を与えたNHKの問題を考えて行く機会になればと思います。

NHKの報道に対する公開質問」
http://blog.livedoor.jp/obokata_file-stap/archives/1023340333.html
「クローズアップ現代よりも深刻な問題」
http://blog.livedoor.jp/obokata_file-stap/archives/1024104532.html