『STAP細胞はマクロファージが自家蛍光の細胞を食べて引っぱり回して動いているのを誤認した』のだとする記述について。

 STAP細胞論文が掲載された『ネイチャー』電子版に顕微鏡の中でSTAP細胞が生成されていく様子を撮影した動画が付記されています。笹井博士が人為的操作が出来ないものだとして、STAP細胞がある証拠であると「説明書」で示した動画です。(最後にリンクと画像を示してあります)

 ライブ・セル・イメージングの事です。
これを、毎日新聞の須田桃子記者は大宅壮一賞を受賞した自署『捏造の科学者』で「死んだ細胞が自家蛍光を発していて、それを死んだ細胞を食べてお掃除するマクロファージが食べて、緑に光りながら動いているだけだ」と免疫系研究者への取材から結論しました。


『捏造の科学者』 P.152 より~
緑色発光動画の種明かし から

「目の前の研究者は、今回の騒動に憤りをあらわにしていた。私が、ネット上で免疫系の研究者らに指摘されている、「STAP細胞動画=マクロファージによる死細胞の貪食画像」説について聞くと早速スマートフォンで動画を見せながら説明してくれた。マクロファージはアメーバ状の免疫細胞で、活発に動き回りながら、病原体や異物、死んだ細胞を飲み込み、食べて行く。「この細胞をずっと見ていて下さい。ほら、緑に光始めると一瞬、完全に停止するでしょう?これが細胞が死んだからだと言われています。それからまた動き出すけど、それはマクロファージに飲み込まれ、引きずられているだけなんです」。目を凝らすと、研究者が言うようにマクロファージらしき透明な物体の輪郭も見えた。不思議なもので、一度そう聞いてしまうと、動画もう、マクロファージが死んだ細胞を次々に食べて行く様子にしか見えない。」

引用終わり~


 マウスのリンパ球から採取した細胞を酢酸処理した後に再生されるSTAP細胞の培養皿にマクロファージは生存しているのか。 
紛れ込む事はあるにしても、酢酸処理後、三日後くらいから七日後まで生き残って自家蛍光の細胞を食べ、引きずり回していたという事は科学的にあり得るのか。
自家蛍光は細胞死後、二三時間だという事なので顕微鏡を半日観察してたら、すぐにでも自家蛍光を確認できるでしょう。須田桃子氏のこの対話をしている研究者は、自家蛍光が死滅発光時間が数時間だと知らなかったのでしょうか。もしそうなら、この話自体が捏造だという事になりますが。 

「STAP細胞」が死んだ細胞である証拠が小保方の論文と理研公開動画に存在する」
浅見真規さんのサイトで検証されています。確かに、動画を見ると、マクロファージのような手の長い細胞が活発に動き回っています。しかし、食べられていないで蛍光して動き、塊になりつつある細胞もあるように見えます。

 わたしの疑問はSTAP細胞実験中、マクロファージが生き残って培養皿の中で貪食行為を活発に行うのか、という事と、もしこの動画が、マクロファージで動いているに過ぎない蛍光細胞であるのにSTAP細胞の証だと発表したのなら、その責任は理研にあり、小保方さん一人に責任を追わせるのはおかしいという事が言いたいのです。動画を撮影したのも、小保方さんではないのですから。
理研はこの動画投稿料金も国庫に返納しなさいよ。

 そして、この動画が検証の上、マクロファージによる蛍光ではない、と結論されたら、この動画はSTAP細胞の存在を証明した資料という事になります。

http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/fig_tab/nature12968_SV1.html



http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/fig_tab/nature12968_SV2.html



43)

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 追記:STAP細胞は自家蛍光した細胞を食べたマクロファージの誤認か、について、議論が進行しました。

・さんの解説によると、「pH5前後は、酸性マクロファージには好条件ですね。
引用されている骨髄の培養とは違い、細胞が死ねば餌になりますし、マクロファージの平均寿命は数日から数ヶ月ですから、この画像観察中に死滅はしないでしょうね」。

 STAP細胞実験の環境はマクロファージにとって好条件である。
マクロファージの平均寿命は数日から数ヶ月。画像観察中には死滅しない。木星の取材によると、「自家蛍光の持続時間は二三時間、丸一日光ってる事は無い」という結論がでました。これは科学的な基礎知識として押さえても大丈夫だと思います。

http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/fig_tab/nature12968_SV2.html

こちらの動画、光る細胞が自家蛍光であるなら、24をカウントしたあたりから蛍光は消えて行くと思いますし、中央の細胞塊はマクロファージが貪食するにはサイズが大きくて、飲み込んで引っぱり回している、という説は無理があるように思えます。




02)



    • 11. .
    •  
    • 2016年07月26日 21:48
    • >>10
      >>STAP培地は酸処理培地、
      >>マクロファージの最適培地ではないですよね。
      >>他の細胞は2日くらいでしんで誰もいなくなるし、サイトカインも血清もないマクロファージも死んで、結果増えたのはSTAP細胞では?
      >>マクロファージがSTAP細胞に変身してたら面白いです。それにしてもムズカシくて・・・。

      マクロファージを増やす必要はないので、最適培地である必要はありません。
      pH5前後は、酸性マクロファージには好条件ですね。
      引用されている骨髄の培養とは違い、細胞が死ねば餌になりますし、マクロファージの平均寿命は数日から数ヶ月ですから、この画像観察中に死滅はしないでしょうね。


    • 12. 木星
    •  
    • 2016年07月26日 22:07
    • ・さん。

      問題がひとつ。
      自家蛍光の発光持続時間です。

      マクロファージは生きていても、自家蛍光が消えれば蛍光しなくなる訳です。

    • 13. とらいん
    •  
    • 2016年07月27日 00:43
    • 木星さん、ナイスツッコミ。(^^)/

      マクロファージは生きているから蛍光しない。
      細胞の自家蛍光は数時間、一日もたない。
      ES細胞なら最初から光っている。
      3日目から光だし、6日目も映る細胞はSTAP細胞。ですねー。
    • 14. .
    •  
    • 2016年07月27日 01:26
    • >>12
      木星さん

      改めてビデオ見なおしました。

      蛍光を発している所にマクロファージがいると考えれば、アポトーシス細胞からのeat meシグナルを認識して、死細胞を取り込む度にマクロファージ内で自家蛍光が存在し続けるので、理屈としては矛盾は生じないと思います。

      ビデオの1秒間が1時間半くらいですか?

      マクロファージは複数の死細胞を体内に取り込むし、いくつかの死細胞が消化されれば、あらたに死細胞を取り込みます。
      マクロファージ同士が接着して、大きな塊になる事もあるので、蛍光細胞が集まって来る様子や蛍光が継続するのは、不思議ではないと思います。

      科学的には矛盾はしないと思います。


      >>13
      とらいんさん

      マクロファージに取り込まれた死細胞が自家蛍光を発するので、貪食するマクロファージ内に自家蛍光が見られ、それは新たに細胞が死に続ける限り、マクロファージに取り込まれますから、マクロファージ内の自家蛍光は継続します。
      自家蛍光なら、ES細胞である必要はなく、単なる細胞で構いません。
      細胞死が3日目頃から多くなってきたと考えると矛盾しないと思います。
        • 11. .
        •  
        • 2016年07月26日 21:48
        • >>10
          >>STAP培地は酸処理培地、
          >>マクロファージの最適培地ではないですよね。
          >>他の細胞は2日くらいでしんで誰もいなくなるし、サイトカインも血清もないマクロファージも死んで、結果増えたのはSTAP細胞では?
          >>マクロファージがSTAP細胞に変身してたら面白いです。それにしてもムズカシくて・・・。

          マクロファージを増やす必要はないので、最適培地である必要はありません。
          pH5前後は、酸性マクロファージには好条件ですね。
          引用されている骨髄の培養とは違い、細胞が死ねば餌になりますし、マクロファージの平均寿命は数日から数ヶ月ですから、この画像観察中に死滅はしないでしょうね。


        • 12. 木星
        •  
        • 2016年07月26日 22:07
        • ・さん。

          問題がひとつ。
          自家蛍光の発光持続時間です。

          マクロファージは生きていても、自家蛍光が消えれば蛍光しなくなる訳です。

        • 13. とらいん
        •  
        • 2016年07月27日 00:43
        • 木星さん、ナイスツッコミ。(^^)/

          マクロファージは生きているから蛍光しない。
          細胞の自家蛍光は数時間、一日もたない。
          ES細胞なら最初から光っている。
          3日目から光だし、6日目も映る細胞はSTAP細胞。ですねー。
        • 14. .
        •  
        • 2016年07月27日 01:26
        • >>12
          木星さん

          改めてビデオ見なおしました。

          蛍光を発している所にマクロファージがいると考えれば、アポトーシス細胞からのeat meシグナルを認識して、死細胞を取り込む度にマクロファージ内で自家蛍光が存在し続けるので、理屈としては矛盾は生じないと思います。

          ビデオの1秒間が1時間半くらいですか?

          マクロファージは複数の死細胞を体内に取り込むし、いくつかの死細胞が消化されれば、あらたに死細胞を取り込みます。
          マクロファージ同士が接着して、大きな塊になる事もあるので、蛍光細胞が集まって来る様子や蛍光が継続するのは、不思議ではないと思います。

          科学的には矛盾はしないと思います。


          >>13
          とらいんさん

          マクロファージに取り込まれた死細胞が自家蛍光を発するので、貪食するマクロファージ内に自家蛍光が見られ、それは新たに細胞が死に続ける限り、マクロファージに取り込まれますから、マクロファージ内の自家蛍光は継続します。
          自家蛍光なら、ES細胞である必要はなく、単なる細胞で構いません。
          細胞死が3日目頃から多くなってきたと考えると矛盾しないと思います。
          • 16. ソンビ
          •  
          • 2016年07月27日 13:27
          • 少しそれますが、須田桃子氏が(NHKも)自家蛍光(+マクロファージ)の可能性をあたかも小保方氏の重大な不正のように指摘したのは印象操作にすぎません。自家蛍光をGFP蛍光と見間違うのなら、若山氏がSTAP細胞作製にことごとく(一回を除いて)失敗したと判断したのは、簡単にできる自家蛍光すら見なかったのでしょうか?

            ●笹井氏は、ライブセルイメージングの他に、FACS、PI色素などで自家蛍光でないことを確認している。
            ●論文でのOct4の発現は、GFP蛍光、免疫染色、定量PCR、メチル化実験などで確認されている。
            ●小保方氏は、赤フィルターで自家蛍光ではないことを確認している。
          • 17. とらいん
          •  
          • 2016年07月27日 13:36
          • 14. .さん、こんにちわ

            ちょっと、よくわからないのですが、
            マクロファージは食べた細胞を酵素で消化しませんか?
            マクロファージの体内で残り4日間死んだはずの細胞たちが
            内部で自家蛍光を発色するのでしょうか?
            死にかけの細胞郡は死んだあとでも、発光するのか、
            マクロファージが消化した内部から発光できるのでしょうか?
            死んだら細胞は発光しなくなるのではないのでしょうか?
          • 18. 木星
          •  
          • 2016年07月27日 13:46
          • とらいんさん。

            理研広報部によると自家蛍光の発光持続時間は二三時間だという事なので、蛍光する時間はリミットあります。

            リミット以内での撮影なら自家蛍光を食べて内部に取り込み、発現しているように見えているマクロファージ説も成り立ちますが、リミット外なら自家蛍光を食べたマクロファージが光ってる説は消え、STAP細胞が存在する証明になります。