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本当にあった怖い名無し2007/07/24() 17:42:42 ID:/cxJdq2h0

例の場所に載ってた話を転載。

毛むくじゃらカワユスw
 

東北地方のとある山の中に、

知る人ぞ知るという超大物が棲んでいる渓流の話を聞き、

何が何でも行って見たくなって仲間二人と出掛けました。

 

しかしそこは本当に奥山の中にあり、

車を降りてから登山道を何時間も掛けて登って行き、

ようやく川に辿り着いた時にはもう暗くなっていて、

ちょっと広くなっている河原に

テントを張り眠ってしまいました。

疲れていたのでそのまま朝までぐっすりと眠り、

朝四時を過ぎて少し明るくなった所で起き出し、

薄暗いうちから釣りを始めました。

 

噂通りの尺越え大物が連発し、

三人とも夢中で釣り上がっているうちに

みんなバラバラになってしまったけど

テントに集まればいいかと

気にもせずに釣っている時の事でした。

 

岩かげのポイントに上手く糸を入れ、

すぐにガツンと大物の手応え。

右に左に走る魚とファイトしているときに誰かが肩を叩きます。

しかしこっちはそれどころじゃなく、

仲間が来たのだろうと重い

「ちょっと待ってろ」

と振り返りもせずに返してファイトに集中。

 

しかし、あまりにもしつこく肩を叩いてくるので頭にきて

「うるさいよ!今手が離せないのは見て判んだろうが!!」

と振り返りざまに怒鳴りつけたら

そこには熊だか人だか解らないような

毛むくじゃらの妙なモノが立っていました。

しかしそいつは俺の剣幕に驚いたのか、

「ハイすんません!」と叫んで

だっと逃げ出してしまいました。

 

あっけにとられていた俺ははっと我に返り、

足がガクガクと震えて来ましたが

せっかくの大物を逃がしてなるかと

なんとか釣り上げ、結局そのまましばらく釣り続けました。

その後仲間と合流して話したのですが

なにかの見間違いだろうと信じてくれませんでした。

あれからその川には一度も行ってないけれど、

あいつは一体なんだったんだろうか、

と今でも時々想い出します。



∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part34∧∧

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