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おさかなくわえた名無しさん03/12/03 16:20 ID:lnZN48Ge

学生の頃、深夜学校から帰宅する際に

街灯のない住宅街を歩いて帰った。
 

一軒の二階建てアパートの前を通ったとき、

表に面している二階の廊下から誰かこっちを見ていた。

そのアパートの周りを回りこむようにして道があったので、

角をまがったら、今度はアパートの一階の

こっちから死角になる部分に誰か立ってる!

何だか気味悪くて、走ってそこを通り過ぎた。

 

5分くらい走ると見通しのいい、街灯がある大通りに出た。

大通りとはいえ、郊外の大学の周りで夜中なので、

誰~も歩いていない。

振り返ってみたけど誰もついてきていなかったので

安心して走るのをやめた。

なのに、しばらくしていきなり後ろから

「ポン」て肩をたたかれた。

びびって振り返ると、目がいっちゃった感じの

坊主頭の男がジャージ姿で立っている。

 

足がガクガクしたけど、

刺激しないように落ち着いて「何ですか」ときくと、

「さっき僕の事見て逃げたでしょう。・・・

ああいうの困るんだよね。ちょっとウチまで来てくれないかな」

って目を見開いたまま静かに言った。

(後から走って追いかけてきたか、

回り道してついてきたから気づかなかったんだ!)

 

頭にカァ~って血が上って、

殺されるかも・・・って思ったけど、やっとの思いで

「さ、さっき、変な人につけられてコワイ思いをしたので、

なんかビクビクしてて!ごめんなさい。」

って意味不明なことを言ったが、

相手は黙ってこっちを見ている。

 

とにかく手を出されたり

何か言われる前に・・・って思い、何故か、

「だ、だから、そこの学校まで一人で歩くのもなんなんで、

ついてきてください!」

って言って、学校に向かって歩き出したら、

相手も黙ってついてくる。

(なにか話さなきゃ!!!)

「あっ、あの、こんな夜中に

ジャージ着てマラソンか何かですか?」

「・・・」

「あっ!学校、ここです!

送ってくれてありがとうございました!それじゃっ!!!」

涙目で守衛室にダッシュ。

 

肩たたかれて振り返った瞬間の恐怖、今でも忘れられない。

人間頭に血が上ると、

自分が言ってんのかわかんなくなるって知ったよ。



  一人暮らしでした怖い体験 @house  part2

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