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本当にあった怖い名無し2011/09/13() 09:22:27.64 ID:Lsf4osZDP

ガキの頃の話をひとつ
 

うちの田舎は茨城の山の中で代々農家をしている

小学生の頃、夏休みになるといつも泊まりに行っていた。

 

大学生の従兄弟たちが山の中腹にツリーハウスを作っていて

中は虫もあまり入ってこなくて木陰で涼しく

昼間は良くそこで昼寝などをしていた。

 

ある日いつものようにハウスで遊んでいて、

ハウスの屋根に登りたくなり

壁に足をかけて登っていたんだけど、足を滑らせて転落。

 

高さは3m弱だったと思うんだが落ち葉などで

クッションになって大事には至らなかった。

ただ落ちた時の衝撃で気が遠くなり意識を失って居た。

 

気が付いた時には意識が朦朧としていたが、

何故か山道を家に向かって下っている。

鼻につく獣臭と真っ白な毛が目に入る。

何かに運ばれてるんだなと思ったが怖さはなく

何故か安心できてまた気を失ってしまった。

 

次に気がつくと田舎の家で布団に寝かされていた

家族みんなで俺の顔を枕元でじっと見つめてて、

気がつくと良かったねと。

何でも田舎の納屋で頭から血を流して倒れていたそうだ。

 

運ばれていた事を話すとじいちゃんが

「それは山神様だ」と涙ぐんで話してくれた。

その後じいちゃんと親父が酒と収穫した野菜などを持って

山の祠に供えてきたらしい。

俺は頭部裂傷と手足打撲で済んだが動けず、

完治してから祠にお礼に行ったよ。

 

おしまい。



∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part56∧∧

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