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本当にあった怖い名無し2011/11/11() 18:14:02.51 ID:uga3Y1aq0

叔母に聞いた話。
 

叔母が仲間と険しい山を登っていると、

いつの間にかルートを間違えて迷ってしまったらしい。

皆で元のルートを探しているうちに

一人が足を滑らせて転倒し、

不自然に転がっていって視界から消えた。

なんと崖へ落ちたそうだ。

(崖は突然現れたように見えたらしい)

 

ところが仲間は運よく5~6m下の大きな岩の上に乗っており、

大怪我はしたようだが命に別条はなく、うずくまりながらも

「大丈夫だー」と手を振る余裕を見せたそうだ。

しかし、崖をのぞきこんでいた叔母も

急にバランスを崩して滑落。

先に落ちた仲間の側に落ちてしまった。

 

頭を強く打ち、朦朧としていると

遠くから声が聞こえてきたという。

「うまそうじゃ、うまそうじゃ」嬉しそうな子供の声。

しかし、その声は叔母に近づくと絞りだすような苦々しい声で

「なんとまずそうな……」と言ったらしい。

 

結局、先に落ちた仲間は

足の骨折だけだったのに何故か亡くなり、

叔母は顔と腕と肋骨の骨折で助かった。

 

叔母は「まずそう」と言われたのが

今でも許せないと怒っていた。

それで助かったんだから喜べばいいのに…。 おわり。



∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part57∧∧

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