665
1/22012/02/27() 10:01:31.31 ID:w6XtdXxG0

45歳の頃、家のすぐ近所で知らないおばあさんに

「さゆりちゃん!大きくなったねぇ。」と話しかけられた。

私の名前はさゆりじゃないので、

ちがうよ、といい返しおばあちゃんから離れた。

しかし、中学校に上がるまで、

忘れた頃に知らないおばあちゃんに「さゆりちゃん」と

話しかけられることが続いた。

 

社会人になり、地元(東北の田舎)から離れ、

東京での生活に慣れ始めた頃、

住んでるアパートのそばで、知らないおばあちゃんに

「さゆりちゃん!大きくなったねぇ!」と手を取り握られた。

幼い頃からの記憶が残ってたため、ゾッとして

「すみません、人違いですよ。」と言ったが

「さゆりちゃんでしょう。だってあなた、さゆりちゃんよ?」

と優しい笑顔で言われた。

「人違いです!」と言ってその場を離れた。

優しそうなおばあちゃんだったため、

逃げるように去ったことに罪悪感はあったが、

ひどく嫌な気持ちだった。

 

 

666 2/22012/02/27() 10:06:43.28 ID:w6XtdXxG0

その2年後、東京を離れ地元に戻った。

実家で暮らし、仕事から帰ってきて寛いでいたら、

知らない市外局番の電話番号から、携帯電話に着信があった。

間違い電話だろうと思い、何の気なしに出たら

「さゆりちゃん!おばあちゃんよ~。

今度、遊びにいらっしゃいよ。さゆりちゃんね、

その時、お母さんに~~~うんたらかんたら~~

私は心底ゾッとして、「間違い電話ですよ!!」と言って、

電話を切った。

 

それ以来もうここ数年、

さゆりちゃんと間違われることはないけど、

私は今も誰かのさゆりちゃんなんだろうか。

それとも、話しかけてきたのは、

全部違うおばあちゃんだったので、

みんな亡くなったりしてしまったんだろうか。

 

私の、ほんのり怖くて、心底ゾッとする経験です。



ほんのりと怖い話スレ その82

http://toro.2ch.net/test/read.cgi/occult/1328175788/