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本当にあった怖い名無し2013/04/23() 15:18:44.49 ID:qk1lxMhn0

知り合いから聞いた、もう30年ぐらい前の話。

 

割と出ると噂の山道に、数人でドライブに行ったそうだ。

当時は、カーステなどもまだまだ高く、

MYBESTを吹き込んだテープなる痛いものを

作って、自動車内でラジカセで流していたそうだ。

山道は、離合も出来ないぐらい狭いが、

対向車が来なかった為、気持ちよくドライブ

していたら、後部席に座っていたやつが

いきなり頭を抱えて震えている。

どうしたんだと聞いたら、こんな事を云ったそうだ。

 

「森の中に赤い服が見えた。

こんな時間にと思ってよく見たら、

小学生ぐらいの身長の女性が宙に浮いている。

そして、ぎょろっとした目でこちらを見ている。

一瞬視線が 合って、

それからずっと見られている気がして・・・」

 

「おいおい、お前以外誰も何も感じていないぞ、

見間違いじゃないのか?」

 

「いや、見間違いじゃない。

一緒に何度も出るって場所行ってきたが、

これほど怖かったのは今回が初めて。

ずっとこちらを見ているんだぜ。

体は浮いたまま、視線だけがな。」

 

それじゃ、その辺りに戻ろうという話になった。

後部座席のやつは、反対したが運転者が

その気になったので仕方ない。

ゆっくりと引き返したが、どこにも人間は見えない。

この辺りだという場所を徐行しても、

真っ暗な森が広がっているだけで、何も無い。

「残念、○○(後部座席の人)以外は何も見えなかったな。」

なんて言っていると、

いきなりラジカセから女性の声が聞こえてきたそうだ。

 

「お か え り な さ い」

 

みんな、必死になって逃げかえり、ラジカセを確認したら、

どこにもそんな音は入って無かったそうだ。



∧∧山にまつわる怖い・不思議な話Part68∧∧