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本当にあった怖い名無し@\(^o^)2017/09/07() 16:15:14.23 ID:T2LAIW5J0.net

>>970

ありがとう。スレチだったらごめんね。

 

 

以前友人がこんな話をしてくれた。

友人は幼いころ、毎年夏休みを父方の田舎で過ごした。

滞在中は、おじいさんと散歩に出るのが日課だったそうだ。

 

その日もいつもの散歩道を二人で歩いていたのだが、

ちょうどさしかかったおじいさんの田んぼの中に、

目に留まるものがあった。

7月のおわり頃の一面青々とした水田の中で、

一本だけ黄金色に色づいた稲穂を見つけたのだ。

それは田の中心付近にあり、

他よりも穂先一つ分高くてよく目立ったそうだ。

 

不思議に思ってたずねると、

おじいさんも気付いていた様子で、

「ああ、そうだなあ」と何でもない風に言う。

その返事に拍子抜けしかけているとおじいさんは、

「ちょっとここで待っていろ」といって、

田んぼ脇の物置小屋で長靴に履き替え、

水田に分け入り件の稲穂を摘み取ってくると、

次のように語ったそうだ。

 

通常稲の実る時期よりも早く、

一本だけ色づいた稲穂が出ることがある。

それは必ず田の中心付近に、

他を見下ろすように生えるのだという。

その穂先には確かに実が詰まっているのだが、

その稲を放置しておくと、

どういうわけか周りも同じように早々に色づき、

しかしそちらには全く実がならないのだそうだ。

 

話を聞いた友人がおじいさんに、

「その稲は悪いヤツなの?」とたずねるとおじいさん曰く、

「どちらかというと、周りの方が

身の丈に合わないことをしてしまうんだよ」

といって笑っていたそうだ。

 

ちなみに、食べると長生きできるらしい。

確かに友人のおじいさんはかなりの健康ご長寿さんだ。



不可解な体験、謎な話~enigma Part103