家は昔質屋だった
前回
【夕暮れの壷】
654 :525:2006/01/14(土) 12:17:06
ID:FXPiSy2o0
家は昔質屋だった、と言ってもじいちゃんが
17歳の頃までだから私は話でしか知らないの
だけど結構面白い話を聞けた。
「赤子火鉢」
喜一じいちゃんが学校から帰ると店にうす汚い火鉢が置いてあった
(客が売りに置いて行ったのかな?)
マジマジ見ていると
「そいつは価値のある物なんださわんじゃねーぞ」
おやじが奥から出て来た、「えっ!?コレがぁ?」と眉を潜めるとおやじは
「イワク付きなんだよ」と得意げに言うと喜一は慌てて火鉢から離れた。
イワク付きの物はウチは確かに多いが、いったい誰がそんな物を買うのかと聞くと
「世の中変わった物を欲しがる悪趣味金持ちがいっぺぇいるんだよ、
そう言った顧客は大事にしねぇとな…」と笑っていた。
前回
【竹で作られた笛】
571 :525:2006/01/11(水) 08:41:47
ID:AqisYW3Y0
家は昔質屋だった、と言ってもじいちゃんが
17歳の頃までだから私は話でしか知らない
のだけど結構面白い話を聞けた。
「夕暮れの壷」
おやじは鑑定士の仕事もしていて
依頼の品が大きな物の場合は
お客の家まで出かけるため、
喜一じいちゃんはその間店番をさせられた。
店番と言っても目利きが出来るわけでは無いので
売りに来たお客は明日にしてもらい、買いに来た客の相手だけ
しかし田舎の質屋に客なんてほとんど来ない…
ところが珍しく客が大きな荷物でやって来た、
(まいったこりゃ売りか、鑑定の客だ)と思い帰ってもらおうとすると、
ふろしきをドンっと置き出て来たのはりっぱな朱い壷だった
ボコボコしていて荒々しく、模様かと思えば
木々の絵が黒い上薬で描かれていた。
525 :本当にあった怖い名無し:2006/01/10(火) 00:55:55 ID:RUvjkLBT0
じいちゃんの昔話をします。
家は昔質屋だった、と言ってもじいちゃんが
17歳の頃までだから私は話でしか
知らないのだけど結構面白い話を聞けた。
田舎なのもあるけどじいちゃんが
小学生の頃は幽霊は勿論、神様とか妖怪やら
祟りなど非科学的な物が当たり前に信じられていた時代で
そう言った物を質屋に持ち込む人は少なくは無かったそうだ。
どういった基準で値段をつけていたのかは分らないが、
じいちゃん曰く
「おやじには霊感があったからそう言う
神がかった物は見分ける事ができたんだ」
と言っていた。
- 13の秘密
- うめき声
- おっさん
- かごめかごめ
- かなりやばい集落見つけました。
- くねくね
- どの話が聞きたい?
- よく会う霊にウザイからキレタ
- タヌキ囃
- ニャンコ唸る
- ヘビ
- ベランダに居る
- 一週間供養
- 丑の刻参り
- 古本
- 呼び出し音
- 増える髪の毛
- 変な手紙が届く様になったんだけど…
- 外が無い
- 家は昔質屋だった
- 幽霊を触ろうとしました!!!
- 廃病院のとある部屋
- 後ろ髪
- 心霊廃墟探索生中継!
- 日本人形のような少女
- 段ボール
- 泉の広場の赤服女
- 泣き女
- 狂ってる
- 目
- 着信履歴
- 確かに見た。
- 祭囃子が聞こえる
- 笑い女
- 笑う看護婦
- 老猟師から聞いた話
- 観葉植物から変な音がする
- 誰かいるかもしれない
- 誰から電話?
- 赤ん坊の泣き声
- 走る兄ちゃん
- 違和感を感じるホテル
- 隣の部屋から話し声が…
- 雨の音
- 霊がドアからのぞいてる
- 霊嬢コミュニケーション
- 頭突き女
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