2006年01月23日

ツンドラ会のおもひで

神奈川に珍しく雪が降った先週の土曜日
ひっきりなしに降り続ける雪のかけらを眺めながら、大学生の頃を
ぼんやりと思い出していた。

もう20年近く前になってしまうんだよなぁ・・・。


・・・あの頃、おいらはツンドラ会という会を組織していた。

ツンドラ地方とは地下に一年中溶けることのない永久凍土が広がる
降水量の少ない地域のことで、シベリア辺りの風景を思い浮かべて
もらえば分かりやすいだろう。
当時は今みたいに地球温暖化なんて言葉は一般的でなく、永久凍土
イメージは本当に固く冷たく、凍り付いたまま永遠に溶け出すことの無い
悲しみの大地だった。

春が来ないその荒涼としたイメージをもとに結成された、寂しい人たちが
お互いの心の傷を舐めあうための秘密組織、それがツンドラ会だ。


素敵な彼氏、彼女がほしい〜!

そんなばら色の大学生活を夢見て入学してきた学生達に、現実の風は
凍てつくように冷たく厳しかった。
一握りの幸運な人だけがラブラブな学生生活を楽しむことができたが、
大多数の学生達は寂しい学生生活を送るしかなかった。
そんな恋に破れた戦士達を暖かく迎え入れてあげられる、暖炉の炎が絶えない
癒しの部屋をつくってあげたい・・・。
そんな崇高な(←自分で言うかっ!!)目的で組織されたツンドラ会
またたく間に会員を集め、その勢力は一大ムーブメントとして
一世を風靡していったのだ。

会員になる条件は、恋に破れたり、疲れてしまった寂しい男女であること。
ポイントは過去に一度は彼氏、彼女がいて、今はいないという点だ。
(一度も異性と付き合ったことが無いと言う人は会員の対象ではなかった・・・。)

この条件を満たせば誰でも入会できた。
ただし、ツンドラ会は恋人を探すための組織ではなく、あくまで心の傷を
癒すための組織だったので、会内恋愛は絶対禁止という鉄の掟が存在した。
会内で恋愛が成就した時点で強制退会になるのだ。

そうは言っても一度退会したからといって、再入会できないというわけでもない。
恋に破れて戻ってくる元会員には
「おかえり・・・」
とにっこり微笑んで迎えてあげる・・・。
そんな懐の広さも持ち合わせていたのだ。(自画自賛:笑)


全ての寂しい人たちに暖かな手を差し伸べるツンドラ会では、1人でも
多くの人たちの心を癒したいという一心で、そのリクルート活動は熾烈だった。
(本当か?中には自分と同じ悲しみに引きずり込みたいと思う暗い情念からの
行動からではなかったのか?( ̄。 ̄ )ボソ...)


学食の席に座るとき、通常のサークルならテーブルに向かい合わせに固まって
座るのが普通だろうが、ツンドラ会はテーブルずらっと横一列に座り、
やむを得ず前に座った人たちに
「君も僕達と同じ目をしている!ツンドラ会に入らないか?」

積極的に熱いアプローチをしたものだから、校内では随分と恐れられたものだ。

ちなみに最大規模の時には300人あまりのメンバー数を誇っていた
ツンドラ会のメンバーの男女比は不思議な事に、ほぼ5:5だった。

今でも忘れられない思い出がある。
20名くらいの会員同士で出かけた12月のある寒い夕方のことだ。
おいらたちは静かな住宅街をゆっくりと歩いていた。
斜めの日差しにアスファルトの上に長い影が伸びていたのを覚えている。
なんとなく会話が途絶え、しばらくの間黙々と歩いた。
ふいに誰かが

大瀧詠一
「さらばシベリア鉄道」
口ずさみ始めた・・・。


か〜なし〜みぃの裏側にな〜にがあ〜るのぉ〜♪
な〜みださえも凍りつく し〜ろい氷原〜♪


すると他のメンバーがそれを引き継いで歌い出した。


誰でも心に冬を〜かくしてると言うけどぉ〜♪


歌の輪は波紋のように広がっていく。
他のメンバーも声を合わせ始める。


あ〜なた以上 冷ややかな〜人は〜いない〜♪


最後には居合わせた会員メンバー全員が合唱していた。


伝え〜て おくぅれぇ〜え 十二月ぅ〜のぉ〜旅人よ〜♪
い〜つ い〜つ い〜つぅま〜でも〜♪
待〜って〜いるぅ〜とぉ〜♪


会員の気持ちが一つになった瞬間だった・・・。
気付くと、みんなの頬に熱い涙が流れていた。


(さらばシベリア鉄道はここで聴けます。)


しかし・・・今思うとかなりやばい性格の組織だったなぁ〜。(汗)
メンバーの中にはその後モデルや芸能人になった女の子や男の子もいたけど、
みんなどうしてるんだろう?
ツンドラ会って胸を張って言えないだろうなぁ・・・(苦笑)

でも・・・ ツンドラ会のことは忘れない。
おいらにとっては、まばゆいばかりにきらめく青春の1ページだから・・・。
雪に迷うトナカイのような悲しい瞳を持つ仲間たちのことは忘れない!


ツンドラ会よFOREVER!!





そうそう!最後に良く使ってたキメの一言も書いておこう。

「ウワァ〜ハッハッァ〜!!!おまえもツンドラにしてやろうか!!」

(↑デーモン小暮の蝋人形の館風に。これが一番ひかれたんだよねぇ〜。)


注:この記事の内容には一部誇大な表現が含まれます。  

Posted by oceanslowwalker1 at 12:28Comments(10)TrackBack(0)

2006年01月21日

念のためにブログをバックアップしときます!

ライブドアブログをはじめたのが2004年の8月の事だから、
既に1年と6ヶ月くらいお世話になっていることになる。
とりたてて不満も無く便利に使ってきたのだが、ここに来て例の事件だ。
証券取引法違反だとか粉飾決算だとか世間は大騒ぎだ。
普段あまり株取引に興味がない事もあって、この事件を軽く見ていたのだが、
上場廃止の話が出てくるにつれ次第に不安になってきた。

”このライブドアブログって継続できるんだろうか?”


このまま有罪が確定して上場廃止なんかになれば事業の継続が困難に
なるだろうことは予想できる。
となればこのライブドアブログも将来どうなっていくのか不安になってくる。

ある日突然、今まで投稿してきた記事が全て消えてしまったりしたら
目も当てられない。


というわけで重い腰を上げて、このブログの全てをバックアップすることにした。
フリーソフトを利用して、テキストファイル、画像、URLのリンク、
トラックバック、コメントなんかを含め、そっくりそのままバックアップして
CD−Rに焼いておいた。
(データーサイズは約9メガになってしまった。)

ブログの構造自体を全てコピーできたので、ネット環境が無いPCでも
ネット上で見るのと変わらず使用できるのが嬉しい。
このデーターがあれば、万が一の場合にも他のブログへのデータ移行が可能だ。
ちなみに使用したのはGETHTMLWというソフトだ。
対応OSにXPが含まれていなかったのだが、問題なく使用できた。

ライブドアブログを利用しているブロガーに限らず、たまにはバックアップって
必要だよね〜!
でもこれから先、ライブドアはどうなるんだろう?
このブログサービスや公衆無線LANサービスには凄く期待しているんで、
無くなって欲しくないなぁ・・・。

  
Posted by oceanslowwalker1 at 00:01Comments(9)TrackBack(1)

2006年01月16日

妄想エクソシスト

エクソシストという映画を見たことがある人は多いと思う。
見ていない人も言葉自体は聞いたことがあるはずだ・・・。
エクソシストとは悪魔祓いの事を指し、キリスト教(カソリック)の神父の中に
これを専門とする人が実際にいるという。

映画の中では、1人のいたいけな少女に悪魔が乗り移り、エクソシスト
必死に彼女の体から悪魔を追い出すという壮絶な戦いのシーンが描かれていた。
悪魔が乗り移られた少女の顔は、醜く変化し、その声も男の野太い声に変わり、
汚い言葉でエクソシストを罵る場面は本当に恐ろしかった・・・。
とにかく人間では有り得ない身体の動き方が不気味で衝撃的だった。

エクソシストの武器は信仰心だ。
聖水十字架祈りの言葉だけで悪魔と戦わなくてはいけない。
エクソシストのセリフ「キリストの御名が汝を滅ぼす!!」がとても
印象に残っている。


・・・・

実はおいらも日夜エクソシストと戦っている。

妄想エクソシスト(妄想払い)たちと・・・。


やつらはおいらが気持ち良く妄想していると必ず現れて、うっとりしている
おいらに突然 聖水ならぬ冷や水を浴びせかけるのだ(怒)


こんな風だ

「・・・省略・・・・で、1人たたずむおいらの前に美しい一人の女性が
突然に声を掛けてくるのさ〜。ひゃぁ!そこから先はどうなるのっ?
出逢っちゃった2人はこれからどうなるの〜?(∇ ̄〃)。o〇○ポワァーン♪」


妄想エクソシスト
「有り得な〜い!今時復活したトレンディドラマでも無いシチュエーションですよ!
向こうから突然声掛けられたら100%美人局か、悪質な詐欺師ですよ。
常識的に考えればすぐわかるじゃないですか〜!
そんなことしてたらすぐにだまされますよっ!!
あなたは本当に悲しい人だなぁ・・・・。」


おいら
・・・・・

キリストの御名が汝を滅ぼす!!
現実の厳しさがおいらを滅ぼす!!(涙)



<別の日>

おいら
「・・・で、雨の中でダンボールに捨てられている子犬を抱き上げて、
”よしよし!おまえも僕と一緒だね。”な〜んて呟いていると、背後に
車が停まる音がして、そんでもってそれがロールスロイスだったりして、
中から清楚な美女が現れて・・・・」


妄想エクソシスト
はあっ???(←まじゃコング風に)
雨の日にわざわざ車を停めて?絶対にありえないでしょ!
上流階級のお嬢さんが雨に濡れた得体の知れない男と犬を拾い上げるって?
あ〜はっはっはぁ〜!!どうかしてますよ!
だいたい最近は路上で捨てられている野良犬が、凄く減ったんですよ!
新聞で読みませんでしたか?新聞くらい読みましょうよ〜!
雨と捨て犬とロールスと美女・・・そんなシチュエーションが重なるのなんて
統計的に見ても0.0000000001%程度しか起こりませんよ!
しっかりしてくださいよ!!」


おいら
・・・・

キリストの御名が汝を滅ぼす!!
現実の厳しさがおいらを滅ぼす!!(涙)



妄想エクソシストは1人ではない。
いたるところに存在して、おいらの妄想を打ち砕くのだ。
大抵はおいらよりかなり年下だ。男性よりは女性が少し多いような気がする。
おいらの身体に宿った妄想を嗅ぎつけるや否や、彼らは現実と言う十字架
突きつけ、冷や水と言う聖水をたっぷりと浴びせかける。
常識と確率という祈りの言葉で、完膚なきまでにおいらを叩き潰そうとするのだ。
もがき苦しむおいらの姿を見ても、眉一つ動かさない神の子ならぬ冷酷な
リアリストたち。
反キリストならぬ反現実のおいらへの絶え間ない攻撃の手を緩めることは無い。

恐るべし妄想エクソシスト!



今日もまたおいらと妄想エクソシストとの壮絶な戦いが始まる。


  
Posted by oceanslowwalker1 at 13:52Comments(13)TrackBack(0)

2006年01月14日

ナルニア国物語が映画化されるなんて!!

もう今からワクワクしている。
小学生の頃に愛読していた「ナルニア国物語」がついに映画化されるからだ。

思えば最近CG技術の驚異的な向上によって、映像化不可能と言われていた
ファンタジーの傑作が次々に映画化されている。
本当に良い時代になったもんだ。

指輪物語」と「ナルニア国物語」は原作の世界観を映画にするなんて絶対に
無理だと思っていたのが「ROAD OF THE RING」で良い方に裏切られ、
「じゃあナルニア国物語はどうなんだろう?」って思い続けてきたのだ。

凄く楽しみだぁ〜(* ̄。 ̄*)


もう一度原作を読んでみたいのだが、残念ながら既に手元には無い。
最後に読んだのは25年以上も前になるので、内容についても曖昧な記憶しかない。
だから、もし内容が間違っていたらごめんなさい!!

確か内容はこんな感じだった。

始まりは第二次世界大戦中のイギリス。
空襲から逃れて田舎に疎開していた子供達は、住み込んだ広大な屋敷の中で
探検ごっこをはじめる。
末っ子の女の子が、今では使われていない部屋の中に置かれていた、
大きくて重厚感の漂う衣装ダンスの中に隠れようとして、その奥が別の世界
ナルニア国につながっていることを発見する。
ナルニア国は魔女の呪いによって、春の訪れない真っ白な冬の世界に
変えられてしまっていた。
その呪いを解いて、元通りの光溢れるナルニア国を取り戻すために
子供達が冒険を繰り広げるファンタジーっていうのが内容だったように思う。


第一話のタイトルが「ライオンと魔女」なのだが、正直内容は覚えていない。

記憶の中では、白い雪原をライオンがこちらに向かって歩いてくる場面が
あって、ライオンが歩みを進めるたびに、周囲の白い雪が溶け、春が戻り
草花が競うように咲き始め、蝶さえも羽ばたき始めるのだが・・・、
果たして原作の中に、本当にこんな場面があったのかどうか疑問だ。

そして、これもまた不思議な事なのだが、このライオンが歩いてくる場面の
BGMには、ドヴォルザーク新世界がかかっていたような気がするのだ・・・。

原作が手元にないので分からないのだが、原作にこの曲についての注釈でも
あったのだろうか?
この場面と新世界とが結びついている理由がわからない。
これもまた幼き頃の妄想なのだろうか?
小学生だったおいらが、勝手に当時聞いていた曲をイメージに結び付けていた
可能性は否定できない。

魔術師のおい』『ライオンと魔女』『馬と少年』『カスピアン王子のつのぶえ
朝びらき丸東の海へ』『銀のいす』『さいごの戦い
全7冊からなる「ナルニア国物語」のどこかに、おいらのイメージした場面が
書かれているのだろうか?
(何かとっても気になり始めた・・・原作買いなおそうかなぁ〜。)

とりあえず映画が封切られたら、このシーンの有無を確かめたいと思っている。

ナルニア国物語第一章ライオンと魔女の公式HPはこちら
  
Posted by oceanslowwalker1 at 00:24Comments(4)TrackBack(0)

2006年01月01日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

Newyear2006






































このイラストはいつも遊びに伺っているヒロさんのブログ
「湘南ちゃぶ台ライフ日記」の写真の構図を参考にしてイラストを
作成したものです。
ヒロさんのブログはとても素晴らしい写真が満載ですよ!!

  
Posted by oceanslowwalker1 at 08:49Comments(21)TrackBack(0)