2006年10月26日

誤解だから・・・

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哀愁の似合う大人の男を気取るには、行きつけの喫茶店の一つや二つは必要だろう。

つ〜わけで、ここしばらく渋めの喫茶店を1人で探すようになっていた。

 

お店はモダンでシャープな内装であったり、明るい光が隅々まで行き渡っているような

ナチュラルかつクリーンすぎる環境であってはいけない。

哀愁の男を演じる舞台としては不釣合いなのだ・・・。

そうなると必然的に店の外観もガラス張りのやつではまずいなぁ。

 

例えばこんなお店が理想だ・・・。

少し古臭いような、分厚い木製のドアに格子状のガラスがはまっていて、

扉を開け閉めするたびにカウベルがカランと音を立てるようなのが最高だろう。

昼でもやや薄暗いくらいの店内には、昔ながらの少し大きめの革張りのイスがあって、

座ってみると体がずぶりと沈み込んでしまうくらいに、年季が入ったクッションの中で

くたびれたスプリングがギイギイと鳴るのだ。

店の歩んできた歴史を感じさせるような、黒光りするカウンターの向こうには、

無口だけど人の心の痛みを分かってくれるような初老のマスターが、熱心に

コーヒーカップを磨いている。

豆に拘った自慢のコーヒーが、その芳醇な香りで、静かに流れる午後の一時を

華麗に演出してくれるだろう。

BGMには静か目のJAZZやクラシックがセレクトされ、サイフォンの

コポコポという音と合わさって、ささくれ立った孤独な男のハートを

慰めてくれるに決まっている。

 

・・・・・・

 

やがてカウベルがチリンと可憐な音を立てた。

振り向くと、やってきたのは大学の授業を終えたばかりの

アルバイトの美香(仮名)ちゃん(←掘北真希似の19歳)だ。

「マスターこんにちはぁ〜!!」

くすぶっていた店内の雰囲気が、彼女の輝くような笑顔のお蔭で、

一気に華やかなものに一変する。(喫茶店のエンジェルがやってきましたよ〜♪)

常連客のおいらにちょっと目を向けて、軽く会釈をしながらカウンターの中に入り、

白いエプロンをつけて石鹸で手を洗えば、店の看板ウェイトレスの誕生だ。

 

「美香ちゃん 今日もかわいいねぇ〜!」

おいらと同じく常連の河合(仮名)さんが声を掛ける。

 

不動産会社の営業だと称する彼は、ほとんどの時間をこの店で過ごしているのだから、

営業成績はたぶん・・・(苦笑)

 

まったくいい年をして・・・

(↑人のことは言えない)

 

「ありがと」

 

にこっと笑って大人の男のたわごとを、軽く聞き流す美香ちゃんが素敵だ(笑)

 

ただでさえ流行の喫茶店のイメージとは大きくかけ離れているこのお店は、

女性客の占める割合が極端に少ないのに、この看板ウェイトレスの美香ちゃん目当てに

野郎達が沢山集まるものだから、ますます女性の入りにくいお店になってしまった。

 

 

常連の野郎共は少しでも美香ちゃんに良く思われたいと、涙ぐましい努力を続けている。

(まあ、恥ずかしながらおいらもそのうちの一人だったりするのだが・・・。)

 

この男同士の熾烈なライバル間競争から、おいらはこの後悲惨な状況に追い込まれるのだが、この時点ではまだ知るべくもない(涙)

話を続けよう。

 

美香ちゃんが入店した頃合を見計らって、常連客の金子(仮名)さんと長井(仮名)さんがやってきた。

これで店にいる常連客は4名。

不思議な事に皆ほぼ同年代で、同じ時代を過ごしてきたからか話題が合う。

 

その日の共通の話題は懐かしの"おニャン子クラブ"

隅のテーブル席に4人で集まって、ボソボソと顔を近づけながら"おニャン子クラブ"

まつわる思い出話に花が咲いた。

 

「やっぱりなんと言ってもセーラー服を脱がさないでが最高だよね〜!!」

今思えば、気分が盛り上がっていたせいか少し声が大きかったのかもしれない。

夢中で話はじめたおいらは、他の男たちの顔つきが急に神妙になったことに

気付いていなかった・・・。

「いやよ!だめよ〜こ〜ん〜なぁ〜と〜ころ〜じゃぁ〜〜〜♪」

よせばいいのにフリまで入れてノリノリで口ずさんでしまった。

(↑誰かこいつを止めてくれっ!!!)

その時だ。突然後ろから大きな声でたしなめられた。

 

「やだぁ〜!!おいらさんっ!!

最低!!真昼間からいやらしいビデオの話なんかしてっ!!」

びっくりして首を後ろに向けると、両手を腰にあて、口をへの字にした美香ちゃんが、

おいらのことを睨みつけている。

ひそめた眉の下の怒りをたたえた黒く大きい瞳が、美香ちゃんの透明感のある

美しさを一層際立たせている。

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Posted by oceanslowwalker1 at 19:57Comments(19)TrackBack(0)

2006年10月18日

江ノ島浪漫 2006夏(←今はもう冬だよ)

あ〜本当に久々の更新になってしまった・・・。

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何故だかこのところブログを書く気分になれなくて、
気が付けば1ヶ月以上経ってしまっていた。
書きたいネタは結構あって、何度か書きかけたのだが、
書いているうちに長くなって途中で挫折してばかり。

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もうとっくに夏は終わってしまっているのに、
まだ夏に1人で取り残されているような、そんな気分が抜けない・・・。

何故だろう?
今年の夏はほとんど海に行けなかったからなのだろうか。
いつもよりもセンチメンタルジャーニー気分だ(←どんな気分だ?)

一度だけ江ノ島に出かけて撮った写真が、全てセピア色なのも気にかかる。
(↑え〜〜〜っ!!自分で気にかけてるの?自分で言うか普通・・・。)
過ぎてしまった夏をセピア色の風景で後から振り返ろうなんて、
な〜んてロンリーハートの持ち主なんだ!おいらってば。

という訳でセピア色の江ノ島の写真をUPしているので、興味がある方は
見てみてくださいね!!

フォトアルバムはこちらから

  
Posted by oceanslowwalker1 at 15:24Comments(19)TrackBack(0)