
-14-
監禁部屋の檻の前、天井から降りた120㎝棍棒のブランコに、目覚めたばかりの香苗は、手首を留められ、頭の上に持ち上げられてしまったのです。黄色い透けたネグリジェを着た香苗。太腿の根元が隠れる丈で、陰毛から臀部が透けて見えます。肩紐があり、乳房も隠されていますが、透けて見えます。
「いいねぇ、香苗、いい身体してるねぇ、美女だ、可愛い」
畳にしたら1.5畳の床、吊られて立った香苗の前の黒テーブル(90㎝×45㎝)には、大人の玩具類が並んでします。香苗は、目をつむらない限り、その道具が見えてしまいます。恥ずかしい、女の香苗は見るだけで、恥ずかしさが込みあがってくる道具類。
「はぁあ、ああっ、わたしを、どうなさるの、あのう、あなたの、お名前は」
胸元があつくなってくる異変に、香苗は変だなと思いながら、目の前に立った奈倉明夫に聞いてしまいます。顔を洗っていない、歯を磨いていない、スッピンの顔だけど、鏡がないから香苗、自分の顔はわかりません。
「おれの名前か、アキオ、奈倉明夫ってゆうんだよ、アキオと呼んでくれ」
ちょっと憂いた表情の優男に見える男は、香苗のまえで明夫と名前を告げます。
「おれが、おまえの世話役だ、下々の世話から、健康管理まで、可愛がってやるよ」
手がだるい、香苗、手首を少し広げて棍棒に留められていて、その棍棒を握っているけど、上げたまま、だるい気がします。そのまま、棍棒が引きあげられれば、香苗は、吊りあげられることになります。
「ああっ、だめ、ああ、ああっ」
棍棒の両端が括られ、三角になって一本にまとまったロープが、滑車に通されていて、明夫が引き下げると、棍棒が上がるのです。香苗のバンザイする身体が、もちあがり、足裏の踵が浮くところまでひきあげられます。爪先立になってしまった香苗です。
「いいか、おまえを、このまま、吊るすこともできる、わかるか」
「ああ、わかります、ああっ、わかります」
「わかったら、おれのすることに、従うんだ、いいな」
香苗、足裏がぺたんと床に着くところまで降ろされます。胸の奥があつくなっていたのがひいて、全身がふわふわする感じになってきています。先に飲まされたコップ二杯のジュースには、高い栄養価と水分、それに女の内側をゆるめ淫乱にさせる薬、それに避妊薬が調合されているのです。
「はぁああ、なんだか、へん、わたし、くらくらしてくる、なんだか、へんです」
二泊三日の拘束される間、香苗は固形の食事を与えてもらえず、女の身体の内側から淫乱になるよう、仕掛けられてしまうのです。二日目の朝、です。














