というわけで、今、マグマ大使のDVDを観てます。同じ昔の特撮でも、ウルトラマンや仮面ライダーなどはどこのレンタルでもDVDを置いていますし、関連本等も腐るほど出ているので、ほぼ全話ストーリーを把握しているのですが、このマグマ大使については、まともに見返すのは実に40数年ぶり。懐かしさを通り越して逆に新鮮です。

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驚いたのは、結構正確にストーリーや怪獣の名前を覚えているんですね。子どもの記憶力というのはすごいものだと、我ながら感心します。今なんか、昨日読んだ小説の主人公の名前さえなかなか出てこないというのに・・・。 

で、中身はと言いますと、今更ながら非常に素晴らしい出来映え。 特撮に関しては、同じ時期に始まったウルトラマンに見劣る、というより「金がかかってないなあ」というのが正直な感想ですが、ことストーリーについては私的に断然マグマ大使の方が面白いです。

ウルトラマンが基本一話完結なのに対し、マグマ大使の方は放送4回分で一話の構成なので、話を深く煮詰められることもありますが、それだけでなく全体から漂う薄気味悪さは、「宇宙猿人ゴリ」などに代表されるピープロ作品独特のものです。 例えて言うなら、ウルトラマンが「陽」ならマグマ大使は「陰」。子どもの頃、めちゃくちゃ怖がりながら観ていたのを覚えていますが、それもそのはず、今観ても十分に怖いです。

特にマモル(江木俊夫)のお母さんが人間モドキにされてしまった時は、「うちの母ちゃんも人間モドキなのでは?」と母のことを疑ってしまい、怖くて夜も眠れませんでした。それにしても、「人間モドキ」って、すごいネーミングですねえ。ちなみに「人間モドキは宇宙植物から作られている」という設定は今回見直して初めて知りました。

あと、岡田眞澄がとにかくカッコイイです。私より少し下の世代になると「ファンファン大佐」のイメージしか無いようですが、そのような方にはぜひマグマ大使を観てほしいと思います。 

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