Windows8が発売となり、メーカー製の新しいPCが続々と発売されました。
で、個人的にWindows8ノートを購入しました。メモリを増設してみたのでちょっと紹介したいと思います。

購入したのはASUSのUltrabook、ZENBOOK UX32VD-R43317です。
メモリは8GB以上ほしいのですが、モバイルできるUltrabookは4GBオンボードというモデルがほとんどで、8GB以上という条件を満たすノートはかなり限られます。

このASUSのUX32VD-R43317ですがカタログスペック的にはメモリは4GBで増設不可となっています。ですが、内部の構成は2GBオンボード+1スロットとなっていて、出荷時はスロットに2GBが搭載されているので4GBのスペックとなっています。

ASUS ZENBOOK UX32VD UX32VD-R43317

今回はこのスロットの2GBメモリを8GBメモリに交換して、合計10GBにしてしまおう!と思い、このノートPCに決めました。すでに前のモデルで交換している先人の方もいらっしゃるのですが、メーカー公式では増設できないことになっているので、もちろんリスクは覚悟の上です。ということで、この記事を読んでメモリ増設をされる方は、あくまでも自己責任でお願いいたします。

メモリスロットへのアクセスですが、背面カバーを外すだけで比較的簡単です。背面カバーを外すには「T-5」のトルクドライバーが必要です。ホームセンターや工具屋さんで数百円で手に入るかと思います。ネジをすべて外したら、一部両面テープが貼られているので、その部分を持ちながらゆっくり外してください。変なところを持つと背面カバーが曲がってしまうかもしれないので要注意です。

back_cover

↑左右のこのあたりを持ってカバーを外すとよいでしょう
open

↑メモリは1スロット。SSDの交換も可能のようです

あとは、付いていたメモリを外して、新しいメモリに替えるだけです。しっかり奥までメモリを挿し込んでから、左右のノッチを留めてください。今回はG.SkillのF3-1600C11S-8GSQに交換してみました。

G.Skill F3-1600C11S-8GSQ

最近ノートPCでもDDR3-1600スペックが採用されてきています。G.SkillのSO−DIMMはDDR3-1600のラインナップも豊富なので、用途にあった増設が可能かと思います。

ノートブックメモリのラインナップ

さて結果ですが、ちゃんと「10GB」認識しました。また「2GBオンボード+8GB」と容量違いのメモリの組み合わせですが、CPU-Zで見ると動作はデュアルチャンネルになっています。Windowsエクスペリエンスのメモリは「5.9」から「7.2」にアップしました。

cpu-z_10gb

win_ex8gb


増設の方法について、質問などはお受けできますが、前述のとおりメーカー公式には「増設不可」となっていますので、必ず動くという保証はできかねます。試される方はご理解の上でお願いいたします。

まだ使い始めですが、このASUSノートなかなか快適です。キーが打ちやすく、剛性もしっかりしています。バッテリーはもう少し持ってほしいなぁとも思いますが、カタログスペックの時間くらいはちゃんと動作します。

当店ではノートメモリに関しては、相性保証を無料で行っております。

ノートPCメモリ相性保証サービス